読書電撃戦

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Riesling

Author:Riesling
あまり、電撃戦的な速度で攻略出来てないような気が……。図書館に無いから、電撃文庫は少なめです。

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■■■闘いの挽歌

闘いの挽歌

核戦争が終局を迎えた世紀末、剣王が率いる悪の軍団によって支配され続けている世界があった。この世界の人々は悪の軍団の横暴なやり方に怯えながらの生活をすごしていた。すべての武術を習得している君は、剣王の力に怯えている人たちの依頼を受け、この世界に再び平和を呼び戻すべく悪の軍団に立ち向かう。


世紀末の殺伐とした世界で、何故か剣と盾を手にして戦っているのだが、少しでもミスすると容赦なく体力ゲージが削られて行くのが辛い。主人公の名前はリュウだけど、スト2と同じ人かどうかは知らない。

よくある感じの横スクロール型アクションゲームなのだが、久しぶりにやってみたら、無茶苦茶難易度が高くてビックリした。え? こんなに難しいゲームだったっけ?

もしかしたら、アーケード版をプレイして、マネーパワーで何とかしていただけなのかもしれないけど、すっかりヘタレゲーマーと化した今では、もう1面クリアすら無理w



評価:★★★☆
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■■■それいけ!アンパンマン みんなでハイキングゲーム!

それいけ!アンパンマン みんなでハイキングゲーム!

アンパンマン、しょくぱんまん、カレーパンマンからキャラを選んで、ハイキングに行くゲーム。ドキンちゃんでプレイしようと思ったのに、ドキンちゃんは選べなかった。バイキンマンはCOM専用キャラとして参加してくるので、バイキンマンも選ぶことが出来ない。

ルーレットを回して出た目だけ進むスゴロク形式になっているのだが、小さなお友達がターゲットなので、バイキンマンが意地悪な事をしない。桃太郎電鉄みたいに他のプレイヤーを邪魔したり出来ないので、殺伐とした展開にはならない。

バイキンマンはドキンちゃんに助けてもらってズルをしたりするが、イベントマスに止まっても何もしないので、プレイヤーが圧倒的に有利である。友情破壊ゲームとして有名なドカポンと比べたら天国すぎる。単調な展開なので、大人には向かない。



評価:★★★

■■■転生吸血鬼さんはお昼寝がしたい~Please take care of me.~

4803011265転生吸血鬼さんはお昼寝がしたい~Please take care of me.~(1) (アース・スターコミックス)
咲良 ちょきんぎょ。 47AgDragon
泰文堂 2017-11-15

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異世界で伝説の吸血鬼に転生! 無気力すぎる少年が異世界で転生したのは、吸血鬼の美少女だった!? 剣も魔法もある異世界に、チート能力盛りだくさんで転生した彼女が求めるもの、それは……! 「三食昼寝おやつ付きで養ってくれる生活ですかね」彼女の理想のベットはどこ?


なろう系異世界転生物のコミカライズ。

主人公はやる気のない若者で、家に閉じ込められたまま寝て過ごした挙句、睡眠時無呼吸症候群で死ぬという不遇の人生を歩むが、転生ルームで目覚め、別の世界に飛ばされてしまう。

どういう風に転生するのかについても、やる気が無いので適当に決めた結果、日光の下でも活動出来る強力な吸血鬼になった。何故か性別が変えられているのは、女神らしき相手をロリジジイ扱いしたからなのか? 生まれ変わっても全くやる気が無いので、廃墟となっている城でダラダラと寝て過ごす。

やがて、お腹が空いたので仕方なく活動し始めるのだが、何も所有していない状態なので、裸族スタートである。いい匂いがした方向に向かうと、流血した商人と盗賊がいた。ご飯をくれたら助けてあげると商人に取引を持ち掛け、服と食べ物をゲットした。これで痴女扱いされずに済むようになった。

転生してからの名前は無いので、適当に考えてアルジェント・ヴァンピールと名乗る事にした。商人の馬車に乗り、アルレシャという港町にやってくるが、吸血鬼なのに血を補給していないので倒れてしまう。

幸い、目が見えない美女に助けられていたので、暫くの間、フェルノート・ライリアの家でお世話になる事にした。フェルノートは、数年前に魔物と戦って視力を失ったらしい。誰にも治せなかったのに、アルジェは一瞬でフェルノートの目を治療してしまう。

その後は格安で町の人々を治療していたところ、聖女扱いされ、その噂が領主の耳にも入ってしまう。幸い、悪逆非道な領主ではなかったのだが、女好きで髪形がキノコ頭なのは残念すぎる。36人も妻がいるのに、アルジェに求婚してくるとは、さすがエロキノコである。

領主邸で口説かれつつお茶を飲んでいると、海にアビスコールが出現したとの知らせが入ってくる。アビスコールは超巨大烏賊だった。言葉は通じたものの、町への侵攻を止めることは拒否されてしまったので、アルジェはアビスコールを殲滅する。

この国の王に知られると面倒な事になるので、アルジェは町を去り、飛んで行ってしまう。

■■■必勝ダンジョン運営方法

4575410276必勝ダンジョン運営方法(1) (モンスターコミックス)
山猫 スズメ 雪だるま
双葉社 2018-05-30

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ある日、女神ルナに異世界でのダンジョン運営をお願いされた鳥野和也。ダンジョンマスターとしてモンスターを召還し、運営に励んでいると剣士や魔術師のパーティーが元王女を奴隷として連れて現れたが、何やらわけありで――! ?


なろう系小説のコミカライズ。

鳥野和也は日本に住むごく普通のサラリーマンだったが、女神ルナから異世界のダンジョン運営を任されてしまう。その世界は魔力が循環する事で環境を整えているのだが、魔力バランスが偏り、環境が悪化しているらしい。

ダンジョン運営を任せるのは良いのだが、何かを作るためにはダンジョンポイントが必要だなんて、思いっきりゲーム設定ではないか。地球の神が地球環境が汚染されているから何とかしてと異世界人に頼んだとして、なにかを作るにはドルが必要ですなんて言われたらぶち切れると思うぞ。

ポイントはダンジョン外の生物がダンジョン内で死ぬか、一定時間留まる事で増えるらしいが、いきなり人間に住んでもらったりするのは無理なので、和也は召喚したモンスターを鍛える事にした。

ある日、三人の男と、囚われた王女、そのメイドが入ってくるので、男を攻撃する事にした。日本から来たと思われるのに、平和ボケしていなくて良かった。まあ、王女のいた国側もクズ王国だったので、お互い様なのだが。

主人公も、ただのハーレム脳だから女のほうを助けたのではなくて、男よりも上流階級だった王女達のほうが利用価値が高いと計算している腹黒さが良い。

捕らえた男のほうにも事情を聞くと、ロシュール王国に攻撃されて住んでいた場所が壊滅したらしい。聖女(王女)を送り込んできてからの不意打ちなので、男達はロシュール王国を深く恨んでいるのだが、黒幕は王国の重臣だった。

頭の固い王国の馬鹿どもがダンジョンまで乗り込んでくるが、軍略も知らぬ単細胞だから、異世界知識を持つ腹黒いダンジョンマスターの敵ではなかった。やがて、一連の事件はリテア聖国の陰謀だと判明する。自国以外に聖女が出現する事は都合が悪かったのだ。こういう宗教色の強い国はロクな場所がない。

ロシュール側は国王まで暗殺されかけたので、ユキ(ダンジョンマスターの偽名)と手を結び、リテア聖国と対峙するのだった。

そのまま戦争に突入するのかと思ったら、聖女化した王女の死を偽装してリテア側を欺き、全ては魔王が仕組んだ事にしてしまう。自分は裏で奴隷を買い集めてダンジョンポイントを稼ぐという、腹黒いマスターだった。

最初に捕らえた男を使って奴隷を集めるのだが、何故か可愛い女の子ばかり買ってきた件。幼女まで混じっていたので、おっさんはロリコン扱いされてしまう。人間だけでなく、エルフ、ドワーフ、サキュバスと色々混じっていて、自分が買ってきたわけでもないのに、ハーレムみたいになっている。

周囲の人間が、主人公に都合良く動きすぎるが、平和ボケ主人公や単細胞主人公ではないのは良い感じである。

■■■キノコの歴史

4562049774キノコの歴史 (「食」の図書館)
シンシア・D・バーテルセン 関根 光宏
原書房 2014-01-20

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「神の食べもの」と呼ばれる一方「悪魔の食べもの」とも言われてきたキノコ。本書は、キノコ自体の平易な解説は勿論、採集・食べ方・保存、毒殺と中毒、宗教と幻覚、現代のキノコ産業についてまで述べた、キノコと人間の文化の歴史。


神聖ローマ皇帝カール6世が没すると、皇帝位やオーストリア大公国の継承問題を巡って、欧州の大勢力同士が戦う戦争となってしまうのだが、まさかカール6世がキノコを食べて死んだなんて!

オーストリアの弱体化を狙うフランスが攻撃を仕掛け、フランスと対立するイギリスやネーデルラントが参戦。フランス側にはプロイセン、バイエルン、ザクセンなどが参戦し、酷い事になるのだが、まさか毒キノコのせいだったなんて! どうやら、何かある度にキノコのせいにされてきたようなので、冤罪の可能性があるけど。

フランス側にはプロイセン、バイエルン、ザクセン、スペイン、両シチリア、ジェノヴァ、スウェーデン。オーストリア側にはグレートブリテン、ハノーファー、ネーデルラント、ザクセン、サルデーニャ、ロシアが参戦している。この戦争は植民地にも飛び火し、北米やインドでも局地戦となった。

キノコとは、菌類のうちで比較的大型の子実体を形成したものの事であるが、これは植物ではない。食用になるものもあれば、毒性を持つものもある。明るい色のキノコには毒があり、くすんだ色のキノコには毒が無いと信じられている地域もあるが、誤った考えである。

キノコを食べるためには、キノコ採集に行かなければならなかった。キノコは貧しい者の食べ物と考えられている地域もあり、インドでは上位カーストのバラモンがキノコ採集を行う事が出来ない。

昔の人々は、科学的な調査に頼る事が出来なかったので、実際に食べてみという恐ろしい方法で、食用キノコと毒性キノコを見分けていた。現代でも、キノコを食べる事が、命懸けになる事がある。『ホース・ウィスパラー』の著者である、エヴァンス夫妻は、食べたキノコがジンガサドクフウセンタケだったため、腎臓移植の順番を待つ事になったらしい。日本にも生えているようだが、派手な色じゃないから、猛毒キノコっぽくは見えない。

世界にはキノコ好き文化圏と、キノコ嫌い文化圏があるようだが、どうもイギリスやアメリカはキノコ嫌いの地域らしく、近年まで、キノコはあまり注目されて来なかった。アメリカ料理やイギリス料理でキノコに光が当たり始めたのは、1980年代から1990年代にかけてである。2000年代以降は、アメリカ中のスーパーマーケットで様々な種類のキノコが販売されるようになった。

キノコは冬を乗り切るための貴重な食糧でもあった。キノコは水分を多く含んでおり、そのままではすぐに傷んでしまうので、保存するための方法が考えられてきた。乾燥させるだけでなく、燻製、塩漬け、酢漬け、ケチャップにする方法まである。

キノコは食材としてだけでなく、媚薬や強壮剤としても用いられてきた。増血剤や幻覚剤として使われる事もある。現代人だけでなく、大昔から、人々はマジックマッシュルームなどでトリップしてきたのか。

キノコの栽培が最初に行われたのはアジアだと思われる。中国の文献には、紀元600年頃にキノコ栽培の記録が登場する。ルネサンス期になると、欧州の家庭でも栽培が行われるようになり、フランスは大規模栽培に取り組んだ。現代では、キノコは100以上の国々で栽培されており、生産量は毎年7%の割合で増加している。

■■■「食」の図書館シリーズ

原書房から出版されている「食」の図書館シリーズのリストです。


カレーの歴史
パンの歴史
キノコの歴史
『お茶の歴史』
『スパイスの歴史』
ミルクの歴史
ジャガイモの歴史
スープの歴史
『ビールの歴史』
『タマゴの歴史』
『鮭の歴史』
レモンの歴史
『牛肉の歴史』
『ハーブの歴史』
『コメの歴史』
『ウイスキーの歴史』
『豚肉の歴史』
『サンドイッチの歴史』
『ピザの歴史』
『パイナップルの歴史』
リンゴの歴史
『ワインの歴史』
『モツの歴史』
砂糖の歴史
オリーブの歴史
『ソースの歴史』
『水の歴史』
オレンジの歴史
『ナッツの歴史』
『ソーセージの歴史』
『脂肪の歴史』
『バナナの歴史』
『サラダの歴史』
『パスタと麵の歴史』
『タマネギとニンニクの歴史』
『カクテルの歴史』
『メロンとスイカの歴史』
ホットドッグの歴史
トウガラシの歴史
トリュフの歴史
『ブランデーの歴史』
『ハチミツの歴史』
海藻の歴史
『ニシンの歴史』

■■■パンの歴史

4562049375パンの歴史 (「食」の図書館)
ウィリアム ルーベル 堤 理華
原書房 2013-08-26

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ふんわり/ずっしり。丸い/四角い/平たい。変幻自在のパンの中には、よりよい食と暮らしを追い求めてきた人類の歴史がつまっている。多くのカラー図版とともに読み解く人とパンの6千年の物語。


パンは古代メソポタミア文明が栄えた頃から存在したので、誰が最初に焼いたのかは不明である。その頃は難脱穀性のヒトツブ小麦から作られていた。石臼を使えば誰でも粉を挽けるが、白い粉にはならなかった。

産業化以前の世界では、白い小麦粉は常に贅沢品だった。安くて白い小麦粉が出回るのは、産業革命で穀物の収穫量が大幅に増え、スチール製の穀物粉砕機が登場してからである。現在の製粉方法なら穀粒の全体量から25%を取り除けば白い小麦粉になるが、産業化以前なら50%以上ふるい分けなければ、白くはならなかっただろう。生産性が低い時代に、穀物を無駄にしていては、すぐに人々が飢えてしまう。

パンを膨らませる方法は、大きく分けると次の三種類である。薄い生地の中にまんべんなく水蒸気をいきわたらせる、乳酸菌で生地を自然発酵させる、酵母を加えて発酵させる。意外にも、醸造とパン作りが結びついていて、たいていは共同作業で行われて来た。いつの時代からか、サッカロマイセス・セレヴィシエがビールの酵母役として使われるようになった。そして、ビール製造で廃棄物となる澱をもらう事が、パン種酵母の入手経路となった。

古代のパンについては、よく分からない事が多い。エジプトで墓に備えられていたパンは幾何学的な形状をしており、彩色がされている。もみ殻や砂まで混入しているパンが、当時の人々が口にしていたものかどうかは不明である。

古代ローマに関しては、ベスビオ火山の噴火によってポンペイが埋まるという悲劇のために、当時のパン屋や壁画が素晴らしい状態で保存される事になった。ポンペイのパンは現在のパンと似ている。支配層が口にしたのは小麦であり、白パンだけでなく、オリーブ、イチジク、ベーコンの細片で風味づけしたものもあった。

白いパンは貧しい物の夢であり、豊かになってくると、人々は必ず褐色のパンから白いパンへと、食卓に上るパンの色を変えて来た。これは現代でも同様であり、旧共産圏においても、経済力の向上と共にライ麦パンの消費量が減っている。

今でこそ、先進国では貧困層ですら買えるパンであるが、かつては富裕層の食べ物であった。イギリスでは1600年代まで馬用のパン(ホースブレッド)が販売されていた。長距離を走ったり、重労働をこなす時の栄養源として馬に食べさせたようだが、貧困層はこのパンを食べていたようだ。

富裕層が飼う競走馬のほうが、庶民よりも上質のパンを食べている社会というのは酷いよね。現代でも、大金持ちのわんこなんかは、国産牛肉を食わせてもらっていたりするのかもしれないが。長い間、白いパンが人々の夢であったが、最近では庶民化しすぎたのか、逆に雪のように白いパンから遠ざかる事で、差別化を図るようになった。これなんかも、貧乏人は麦を食えと言われていた時代から、貧乏人は米を食えと言われる時代に移行して、金持ちが高級スーパーで粟や稗を買ってみたりするような感じか。

ビール酵母もワイン酵母もパン作りに応用出来る。現在のパン酵母がビール酵母から分離され始めたのは、酵母の工場生産が開始された19世紀後半からである。上流階級は酵母の使用されたパンを好んだが、酵母が体に悪いと主張する者もいた。

現在では有機栽培の小麦に拘ったり、どの発酵方式を選ぶかは、ファッションに過ぎない。パン作りは文化的側面に翻弄され、その価値の判断は、時代や場所、社会階級によって決まる。そのパンが良いか悪いかは、個人的な見解でしかない。

新植民地主義国アメリカが発酵パンを世界中に広めたが、万国共通の方法で作られていても、文化の境界を越えると変化する。フランス人は自国のパンが最高だと考えているので、他国から輸入する事はほとんどない。ドイツは、欧州で唯一、貧乏人のパンの伝統が受け継がれているので、黒いパンも並んでいる。当然、改良はされているので、味まで貧乏人のパンだったりはしないが。

■■■ゴルビーのパイプライン大作戦

B000068HRQゴルビーのパイプライン大作戦
徳間書店 1991-04-12

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『ゴルビーのパイプライン大作戦』は、1991年4月12日に徳間書店より発売された、任天堂ファミリーコンピュータ対応コンピュータゲーム。(wikiより)


水道管ゲームを落ち物パズルにしたものになっている。普通の水道管ゲームは面白いのに、落ち物パズルにしただけで、こんなに面白くないゲームが出来上がるなんて、信じられない。

落ちてきた水道管は、隙間があると分離してさらに落下してしまうし、真っすぐな水道管は滅多に登場せず、やたら曲がりくねったものばかり落ちて来るので、なかなか水道管が繋がらず、ブロックを消す爽快感も得られない。

だいたい、ゴルビーで釣っているけど、ほぼゴルバチョフ大統領は関係ないじゃないか。これ、本人から許可されているのだろうか。それとも、これはゴルバチョフではなくて、ゴルビーというよく似た別人物です、というグレーゾーンの設定なのだろうか。



評価:★★

■■■リトルマーメイド

リトルマーメイド

魔法で人間の姿になっていたアリエルだが、魔法使いアースラが海の支配に乗り出したことを知り自分の魔法を解いて人魚に戻り、アースラの城に乗り込んでいった。アースラを倒した後、父親トリトン王の魔法でアリエルは再び人間に戻してもらい、再びエリックの元に帰って行くのだった。


もっとディズニー方向のおとぎ話の世界が再現されるのかと思っていたのだが、人魚姫でまさかのシューティングだと!? 人魚姫が泡を出して魚と戦うのだが、初期状態では射程距離も短いし、泡の威力も弱すぎる。

せっかくパワーアップしても、やられちゃうと元に戻されるというのが辛すぎる。シューティングゲーマーなら、弱くなっても大したことはないのだろうが、こんなマニアックなものをプレイしなくても、もっと漢らしいシューティングが山ほどあるからね。

小さなお友達が遊ぶには、弱い状態に戻るのは厳しいのではないだろうか。当然、小さなお友達と同じくらいの反応力しかない、ヘタレゲーマーな私も\(^o^)/

アクションシューティングにしては、かなり難易度が低いほうだと言われているが、魚と戦うという地味仕様が微妙で楽しめなかった。ファミコン時代のゲームにしては、綺麗な画面で頑張っていると思う。



評価:★★☆

■■■宇宙のつくりかた

4621300504宇宙のつくり方
Ben Gilliland 真貝 寿明
丸善出版 2016-12-09

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いまから138億年前、時間も空間も存在しなかったどこかで、宇宙のすべてのエネルギーを含んだものが突如として解放され、「宇宙」が誕生した。超高温で煮えたぎるスープのような状態だった宇宙は、膨張し冷却されると、さまざまな粒子をつくり出した。


題名がDIYな感じであるが、本書を読んでも宇宙を創る事は出来ないし、新米神様のための教科書でもない。それどころか、どうやって宇宙が創られたのかについては書かれていない。まだ人類は知らないからである。

本書は、ビッグバン直後から始まる宇宙の歴史や、あれこれを見ていく。図鑑のようになって、図やイラストをたくさん用いて説明してくれるので分かりやすい。

物理学は宇宙誕生に関して多くの事を教えてくれるが、プランク期として知られる初期には物理法則が破綻してしまうので、何が起こったのか分からない。始まりの前には、空間どころか時間すら無かった。

始まりの瞬間、宇宙は極度に高密度で高温だった。すべての物質は形を成す事が出来ず、電磁気力、強い核力、弱い核力、重力は統一されてひとつになっていた。

直後、宇宙は急激に膨張し始めるが、物質が存在出来るようになると、物質と反物質が衝突してエネルギーに変換される。もしもお互いの分量が全く同じなら、宇宙はここで試合終了だった。

クォークは誕生直後の0.00001秒間だけ自由に動く事が出来たが、温度が下がるとお互いを捕獲して結合し、自由に動けなくなった。クォークは強い核力によって3個セットで結合し、最初の陽子と中性子が生まれる。

温度が10億度まで下がると、陽子と中性子が核融合して結合し、水素、重水素、ヘリウムの原子核がが出来る。20分で宇宙が冷えて、核融合が終わる。この後は、最初の星が誕生するまで核融合が起こらない。対消滅で発生した光はプラズマに閉じ込められる。

宇宙が十分に冷えると、プラスに帯電した原子核がマイナスに帯電した電子を捕らえられるようになり、中性の原子が生まれる。よくやく光が真っすぐ進めるようになり、宇宙が透明になる。この時点で水素が75%、ヘリウムが25%となっている。まだお宝になる金や銀やプラチナは無い。

宇宙のつくりかたに関しては、分かったような、分からないままのような……。とりあえず、神の如き高性能種族じゃないと、レシピや説明書があっても無理だが、もしかして宇宙の外側にいるロリ可愛い子が「きゅっとしてドカーン」な感じで創ったんですかね?

紀元前5世紀の古代ギリシャで、哲学者デモクリトスは、物質にはこれ以上分割出来ない粒子で構成されていると考え、これにアトモスという名を与えた。それから2000年もの間、原子の事など人類は忘れていたが、アイルランドの化学者ロバート・ホイルが気体は原子から出来ていると示し、フランスの化学者アントワーヌ・ラボアジエが化学元素のリストをまとめると注目させるようになる。

やがて、原子も分割出来る事が分かってくる。最小単位だと思った原子は最小ではなかったのだ。原子は原子核と電子で出来ている。原子核をつくっているのは陽子と中性子である。陽子と中性子は、クォークという素粒子からつくられている。

陽子は2個のアップクォークと1個のダウンクォークでつくられるが、くっつけるためにグルーオンというものも必要である。中性子は2個のダウンクォークと1個のアップクォークでつくられるが、同じくくっつけるためのグルーオンが必要である。ああ、もう訳が分からないよ。

宇宙にある全ての物質はアップクォークとダウンクォークの組み合わせで出来ており、アップ、ダウン、チャーム、ストレンジ、トップ、ボトムと6種類のフレーバーが存在する。

レプトンは電子などで、クォークからは出来ていない。電子、電子ニュートリノ、ミュー粒子、ミューニュートリノ、タウ粒子、タウニュートリノが存在する。

力の媒介粒子はボソンと呼ばれていて、強い核力を伝達しクォーク同士を繋ぎとめるのがグルーオン。電磁気力を伝え電荷を持つ全ての粒子に作用するのが光子。弱い核力を伝達し放射性崩壊を引き起こすのがWボソンとZボソン。クォークやレプトンに質量を与えるのがヒッグス・ボソン。他に、未発見であるが重力を伝える重力子(グラビトン)が存在するはずだと考えられている。

これだけでは終わらない。反クォーク、反レプトン、反ボソンなどの反物質が存在する。本書では扱わなかったが、これらの物質すら最小単位ではないかもしれない。全ては超ひもの振動かもしれないのだ。そして、超ひもすら何かもっと小さなものが発生させている可能性があるらしい。


次は星の作り方を見ていく。物質が均等に広がったら粒子の位置は変化しなくなる。幸運なことに、物質の分布は一様ではなかったので、高密度領域は次第に物質が集まるようになり、濃いガス雲が形成された。これらが最初の星々や銀河のゆりかごとなった。

水素原子が合体して水素分子となる。水素は重力の影響を受け、集まりながら中心部へ落ち込んでいく。中心部の温度が2000度に達すると水素分子が分裂し、水素原子に戻る。水素原子は電子を捨て、ガスは高速で運動する陽子と電子のプラズマへと変換する。

重力崩壊のエネルギーを注ぎこまれて中心部は1500万度に達し、陽子は核融合を始めるためのエネルギーを得る。水素原子核同士が近づくと、電磁気の斥力に打ち勝ち、強い核力で融合する。片方の陽子が弱い核力で陽電子と高エネルギーのニュートリノを放出して中性子になり、重水素原子核がつくられる。

出来た重水素に別の陽子が融合して高エネルギーガンマ線を放出する。ヘリウム3原子核がつくられる。2個のヘリウム3原子核が融合し、ヘリウム4が作られる際に、2個の陽子が大量のエネルギーとともに放出される。こうして最初の恒星が輝き始めた。

この後、質量別の恒星の一生が説明される。大きさでその長さや終わった後、何に変化するのかについては、白色矮星や黒色矮星、中性子星、ブラックホールなど様々である。恒星のつくり方以外に、岩石惑星、ガス惑星、氷惑星のつくり方も掲載されている。

最後は、宇宙の終わりについて。膨らんだ風船がやがて萎むように、いつか宇宙の膨張が止まって収縮するという説が存在した。やがて一点に収縮した宇宙は、次のビッグバンを発生させ、永遠に再生を繰り返すというのだが、この実に心地良い考えは、まったく間違っていたという事が、最近になって判明した。

重力が宇宙膨張を弱めて引き戻す事を、ダークエネルギーが邪魔するのである。ダークエネルギーが一定であっても、宇宙は熱死するまで膨張するし、何処から流入してきて増加するのなら、最終的には原子内空間すら広がってしまい、原子レベルで引き裂かれるようなビッグリップにより宇宙は破綻してしまう。

宇宙は死んでしまうのである。夢も希望も無い。何をしようと、この世界にはBAD ENDしか待ってはいなかった。ダークサイドを受け入れて、フォースの暗黒面に落ちそうになるが、まだ救いの手はあった。

かつて地球は唯一の星だと考えられてきたが、そうではなかった。太陽系が唯一の惑星系だと考えられてきたが、そうではなかった。銀河系が唯一の銀河だと考えられてきたが、数えきれないほど存在した。では、この宇宙だけが唯一存在すると信じ続ける理由は? 本当に宇宙はここだけなのか?

という訳で、マルチバース理論が登場する。ブラックホールが元となり、新たなビッグバンを発生させ、ここではない向こう側で新しい宇宙が膨張し始める。若しくは真空だとされている偽の真空から、次々と宇宙の泡が無限に発生しているかもしれない。

世界は多重宇宙パンのスライスで、すぐ隣には別の宇宙が存在するという考えもある。4つの力の中で重力だけが弱すぎるのだが、それは重力だけがこの宇宙の膜を超えて、すべての宇宙パンに自由に伝わる事が出来るからなのかもしれない。

この宇宙はまるで神が創ったかのように、4つの力が非常にバランスよく出来ているが、宇宙がひとつでなく無限に生成されるとするならば、超常的な存在を持ち出さなくても説明がつく。たまたま当たりを引いた宇宙だからこそ、銀河や星が形成されて生物が生まれてきたのだと。惑星宝くじだって、たまたま地球が当たりを引いただけで、他の大半の惑星はハズレだったではないか。

ひょっとしたら、たまたま当たり宇宙だったのではなくて、宇宙の外側にいるフェッセンデンがつくった「ぼくが かんがえた さいきょうの うちゅう」だったりするのかもしれないけど。