仁木英之

攻略対象書籍は以下。


僕僕先生シリーズ
僕僕先生』★★★★☆
薄妃の恋』★★★★
胡蝶の失くし物』★★★★
『さびしい女神』
『先生の隠しごと』
『鋼の魂』
『童子の輪舞曲』
『仙丹の契り』
『零』
『恋せよ魂魄』
『童子の輪舞曲』

千里伝
『千里伝』
『時輪の轍』
『武神の賽』
『乾坤の児』

五代史シリーズ
『朱温』
『李嗣源』
『耶律徳光と述律』 
『耶律徳光と述律』

くるすの残光
『くるすの残光』
『くるすの残光 月の聖槍』
『くるすの残光 いえす再臨』
『くるすの残光 天の庭』

黄泉坂シリーズ
黄泉坂案内人』★★★☆
『黄泉坂の娘たち』

大坂将星伝
『大坂将星伝 上』
『大坂将星伝 中』
『大坂将星伝 下』

『飯綱颪』
『夕陽の梨』
『高原王記』
『海遊記 義浄西征伝』
『魔神航路』
『我ニ救国ノ策アリ 佐久間象山向天記』
『撲撲少年』
『まほろばの王たち』
『水平線のぼくら 天使のジャンパー』
『つちくれさん』
『我ニ救国ノ策アリ』
『ちょうかい 未犯調査室』


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黄泉坂案内人

黄泉坂案内人黄泉坂案内人
(2011/07/01)
仁木 英之

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タクシードライバーの磐田速人は、ある日「入日村」という村に迷い込む。そこは、河童や天狗などの妖たちが闊歩する不思議な村だった。村で出会った少女・彩葉は、ここは現世とあの世との狭間に漂っている場所だという。また、黄泉の国へと続く坂を上り切れずに、さまよう魂が増えているというのだ。現世に戻れなくなった速人は、彩葉と共に魂の「未練」を解く仕事を始める羽目に…。


磐田速人は、会社を潰して社長からタクシードライバーに転落人生。さらには妻が娘を連れて逃げてしまうという泣きっ面に蜂状態。楽な時だけ男の人生に便乗し、苦しくなると逃げ出すような女は糞だな。まあ、大抵の女はうんこですが。

悲劇はそれだけで終わらない。妙な通りに迷い込んで、戻れば何故か一日行方不明だった事になっており、叱責されて謹慎処分。さらに追い討ちをかけるかのように、正体不明の何かに捕らえられ、気付けば生と死の狭間にある村へ。

妙な村に連れて来られた翌日、ナトリに名前を取られてしまい、名無しになってしまう。なんか、湯婆に名前取られちゃった女の子を思い出した(笑)。名前を取られて人々から忘れられてしまった磐田速人は、取られた名前の代わりにハヤさんと呼ばれる事に。

この世とあの世の間には黄泉坂という坂があるのだが、現世に未練を残した魂は登りきる事が出来ず、マヨイダマと呼ばれる化け物になってしまう。ハヤは村の少女、彩葉と共に、未練を残した魂があの世に行くための手伝いをする事になる。

最初から怒涛のような不幸連続コンボなのに、めげずに前向きな主人公が偉い。自分だったら他人が成仏する手助けなんて絶対に拒否する。幼い娘を残して死んだ母、戦争で死に損なった老人、小さな工場を経営していた男、様々な人々の未練を断ち切り、手助けするのだが、やがて自分の娘まで、名前を取られた状態で現れる。

散々な目に遭った挙句、バッドエンド気味なラストが残念すぎる。


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胡蝶の失くし物―僕僕先生

胡蝶の失くし物―僕僕先生胡蝶の失くし物―僕僕先生
(2009/03/19)
仁木 英之

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美少女仙人vs.最凶の刺客!?気ままな旅を続ける僕僕先生と王弁くんを、大唐帝国の闇で蠢く暗殺者集団「胡蝶」が追う―。必殺の吹き矢を操る劉欣が登場。笑いあり、サスペンスあり、涙ありの第3弾。


僕僕先生の第三弾。胡蝶と呼ばれる暗殺者集団から刺客が送り込まれ、命を狙われる僕僕だが、格が違いすぎるからか、危機感皆無。命を狙う劉欣の言動は、全てお見通しな様で……。

一行は南の方へ旅を続ける。皮だけ人間? な薄妃の恋の行方も絡めつつ、短編の連なりに見えて、実はひとつの大きな流れの中にいるような感じである。何故、僕僕先生が狙われるのか、背景が見えてこないまま終わってしまう。このまま第四弾に続くようである。

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薄妃の恋―僕僕先生

薄妃の恋―僕僕先生薄妃の恋―僕僕先生
(2008/09)
仁木 英之

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さあ、ボクについてくることだ。この世界、二人で旅するには十分広い――。大人気作『僕僕先生』から二年、あの超キュートな美少女仙人が帰ってきた! 彼女と再び旅に出た気弱な弟子の王弁は、小生意気だけど憎めない先生の心がわかるようで、わからないようで……。唐代の中国を舞台に、世界のホロ苦さと愛しさを奇想豊かに描くロードノベル。愉快な妖怪の仲間も増え、さらに好調なシリーズ第二弾!!


前作から5年後。元ニート青年のところに戻ってきた美少女仙人が、彼を連れて旅に出る。短編六編という事になっているけれども、そのまま繋がっているので長編だと思う。

今回も人外の妙なモノがたくさん出てくる。住居に変化するテント代わりの狸? とか、皮や髪が女体化した妖怪変化みたいなのから、山にすむ酒乱の女神までいろいろ。題名になっている薄妃は皮しかないので、中に死体を入れて人間化していた美女の人外。恋に堕ちた相手の男性が自分のせいで死にそうになったので、中身無しで僕僕仙人についていく事に。旅は終わらないので、まだまだ続きそう。

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僕僕先生

僕僕先生僕僕先生
(2006/11/21)
仁木 英之

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時は唐代。若き王弁は父の財産に寄りかかり、学ばず、働かず、娶らず、ひたすら安逸を貪っていた。そんなある日、父の命で黄土山へと出かけた王弁は、そこでひとりの美少女と出会う。自らを僕僕と名乗るその少女、なんと何千何万年も生き続ける仙人で…不老不死にも飽きた辛辣な美少女仙人と、まだ生きる意味を知らない弱気な道楽青年が、五色の雲と駿馬を走らせ天地陰陽を大冒険。第18回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。


僕僕先生って、題名で損している。なんとなく、堅苦しい純文学系統のイメージがする。内容は、純文学とは全然違う。むしろ、萌えキャラ小説。最近、日本ファンタジーノベル大賞を読み進めてはいるけど、内容を聞かされなかったら後回しにしたかもしれない。

僕僕先生という名前では、男のイメージしか浮かんで来ないけれども、実際は女の子。

唐の時代、親の財産で遊び暮らすロクデナシと化した駄目人間がいた! ある日、このニート青年が、父からお使いを頼まれる、というか命令される。最近、地元の黄土山に住み始めた仙人に、貢物を持って行けと命じられるのだ。

行きたくないけど、すねかじりなニートであるから、仕方が無いので出かける事に。山中にある庵に辿り着くと、現われたのはいかにも仙人といった感じの老人ではなくて、自分よりも幼そうに見える女の子。いつの間にか弟子にされてしまったニート青年王弁は、美少女仙人僕僕と旅に出る事になってしまう。

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