ゼロの使い魔 16 ド・オルニエールの安穏

ゼロの使い魔〈16〉ド・オルニエールの安穏(ティータイム) (MF文庫J)ゼロの使い魔〈16〉ド・オルニエールの安穏(ティータイム) (MF文庫J)
(2009/02)
ヤマグチ ノボル

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様々な思いと策謀が絡んだガリア王ジョゼフとの戦いが終わって、才人たちは学園へと戻ってきた。全生徒の前で表彰され、アンリエッタからの褒美をさずかった水精霊騎士隊の面々は、それぞれ人気を取り戻して、幸せな時を過ごしていた。才人とルイズも、ふたりだけの世界に浸り……たかったのだが、シエスタがくっついて離れない。約束したお屋敷探しにも口を出されて、ルイズはご立腹。「メイドは雇わずって言ったでしょーっっ!」一方その頃、ガリアの女王となったタバサは、慣れない生活を送りながら、ロマリアの陰謀に立ち向かう決意を固めていた。冒険ファンタジー16弾!


狂王を倒した後の小休止状態だけに、次の展開が見えてこず、間延びした感じも否めない。ルイズはすっかりデレデレなレモンちゃん状態。しかし、専属メイドのシエスタも頑張るから三角関係っぽく。平民上がりで領地まで与えられてしまう才人だが、貴族の中にはそれを良く思わない輩もいる訳で。

貴族なんて、ご先祖様が上手く立ち回っただけに過ぎず、ちっとも偉くなんか無いのだが、この世界では魔法が使えるという特典があるだけ、完璧にご先祖様の成果でしかない地球の貴族よりはマシと言えるか。才人も、どうせバレないんだから、「大日本帝国」という遠い国の貴族なんです、とか適当に嘘吐いておけば良いと思うのだが(笑)。

与えられた領地だが、行ってみれば寂れて老人しか残っておらず、幽霊屋敷は荒れ放題。何とか改修して住めるようにしたものの、ルイズとシエスタのバトルが激化。さらには、女王様まで……。アンリエッタ女王様の色香(201ページのイラスト)がやばい(笑)。それにしても、先の戦役でフィアンセが死んだというのに、もう別の男に魅せられるとは、これだから女というやつは……。駄目だ才人! やはりここは、あえて王族でエルフで胸もあるティファニア攻略で

女王様との密会シーンを目撃してしまったレモンちゃんは、身を引こうと出て行ってしまう。慌てて追いかける才人だが、途中で出会ったのは自分目当ての暗殺者だったりしたから、大変な事に。


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ゼロの使い魔 15 忘却の夢迷宮

ゼロの使い魔〈15〉忘却の夢迷宮(ラビリンス) (MF文庫J)ゼロの使い魔〈15〉忘却の夢迷宮(ラビリンス) (MF文庫J)
(2008/09)
ヤマグチ ノボル

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ハルケギニアに残ることを選択したサイトは、タイガー戦車を駆りシェフィールドが率いるヨルムンガントの“軍団”の撃退に成功する。ルイズの危機を救い、再び絆を取り戻したルイズとサイト。「でもでも、そんな妄想ゆるさないんだからね!」傍から見たらただのいちゃいちゃな喧嘩を繰り広げつつ、つかの間の安寧を楽しむ二人だったが、ロマリア教皇ヴィットーリオ、そしてガリア王ジョゼフの「虚無の担い手」の策謀は、再びルイズたちを騒乱へと導くことになる―。ハルケギニアとサイトたちの未来はどうなる!?冒険ラブコメファンタジー第15巻。


聖戦発動でガリアへ侵攻するロマリア。反旗を翻した南部諸侯や艦隊も加わり、ガリア軍と川を挟んで対峙、そのまま膠着状態に。狂った王は大量破壊兵器を準備し、全てを消し去ろうとする。一方、教皇はタバサを正統な王位継承者として擁立しようと画策する。この戦いを防ごうと帰国した女王アンリエッタであるが、狂ったガリア王に外交交渉は通用せず。

もう少し引っ張るかと思ったら、あっけなく決着がついてしまった。このまま聖戦継続でエルフと戦うのか、それとも教皇の陰謀を阻止するためにロマリアを敵に回すのか?

ルイズと才人はもうバカップル状態に近くなって、ツンデレのデレ要素ばかりになって来た。レモンちゃんは恥ずかしい。


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ゼロの使い魔 14 水都市の聖女

ゼロの使い魔14 水都市(アクイレイア)の聖女 (MF文庫J)ゼロの使い魔14 水都市(アクイレイア)の聖女 (MF文庫J)
(2008/05/21)
ヤマグチ ノボル

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ガリア王ジョゼフの野望を砕くため、ロマリアへと協力を決めたルイズ。しかし、最も危険な役割を担う才人を案じたルイズは、ロマリア教皇の持つ「虚無」の力を借り、才人を元の世界へと戻そうと決意する。その頃、ガリアでは騎士人形「ヨルムンガント」の”軍団”がロマリアを目指して出立する――。アニメ第3シリーズも決定した大人気冒険ラブコメファンタジー、待望の最新巻!


泣く泣く、才人を異世界へ戻そうとするルイズ。かくして才人は気がつけば、日本に……。戻ってねーじゃん!! 一度戻しておいて、新しい使い魔と契約しようとしたらまた戻されるのかと思ったら……。結局、使い魔&ご主人様という立場上、片方が死ななければ契約解除は不可能な訳ですな。

無能王の姦計により、危機に晒されるロマリアであったが、さすが教皇は奇麗事好きなアンリエッタ女王様とは違い、ぬかりは無かった。ガリアから離脱した反乱軍がロマリアを急襲するというシナリオは、アッサリと見抜かれた上、ある意味最強の「虎」により決戦兵器である装甲ゴーレムも撃退されてしまう。

まさに地球ナメんな。ファンタジーである。

異世界の「零」に続いて「虎」が活躍したのも良かったが、巨乳エルフ、ティファニアの緊縛シーン(イラストまでついてるのは読者サービスか!?)も素晴らしい(*´Д`)(*´Д`)(*´Д`)


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ゼロの使い魔 13 聖国の世界扉

ゼロの使い魔13 聖国の世界扉(ワールド・ドア) (MF文庫J)ゼロの使い魔13 聖国の世界扉(ワールド・ドア) (MF文庫J)
(2007/12/20)
ヤマグチ ノボル

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才人が元の世界へと帰るための方法を探してあげたい。でも、才人に帰ってほしくない。そんな気持ちで揺れるルイズ。一方、里心がついた才人だったが、ハルケギニアで仲良くなった人たちを見て、心が揺らぎ始める。「こっちの世界にいてもいいんじゃないか」と思い始める才人。そんな折、ロマリアからジュリオがやってくる。ジュリオは、”虚無の担い手”であるルイズとティファニアにロマリアで説明したいことがあると告げる。それは、”虚無”に関する重要な秘密だというが――。ジュリオの、ロマリアの意図は何か、そしてガリアの思惑は……。大好評の使い魔ファンタジー、13巻!


一行は女王の命令でロマリアへ向かう。そこで待っていたのは、若き教皇ヴィットーリオ。実は、彼もゼロの使い手なのであった。そして、使い魔は今までに出てきたあの人。敵となるであろうガリア王を除く三人の使い手が揃い、ある計画を打ち明けられるのだが……。

ヴィットーリオに鍵となる指輪が戻された時点で発動する事になった虚無の魔法は、異世界へのゲートを開くものであった。そして、そこに映し出されたのは、彼らの世界では造る事が出来ない超高層タワーが林立する場所だった。

急にサイトに優しくなるルイズ。何を言ってもしても怒らなくなる彼女に戸惑いながらもロマリアの都を一緒に歩くサイトだったが、最後に魔法で眠らされてしまう。このまま地球に戻されるのか!? 戻されても、また召喚されそうな気がするけど。

異世界の西側で活躍したアレまで出てくるのがGJである。


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ゼロの使い魔 12 妖精達の休日

ゼロの使い魔 12 妖精達の休日 (MF文庫J)ゼロの使い魔 12 妖精達の休日 (MF文庫J)
(2007/08/24)
ヤマグチ ノボル

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トリステインの女王アンリエッタの頼みで、ティファニアを迎えにいった才人たち一行は、妨害にあいながらも、どうにか学院に戻ってきた。ティファニアはアンリエッタの計らいで、ルイズたちと同じように学院に通うことになり、その可愛らしい容姿と「革命」な胸のため、あっという間にクラスの人気者になる。しかし、ハーフエルフであることを秘密にしておきたいティファニアは、いつも帽子をかぶっておどおどしていた。突然現れたうえに人気をさらったティファニアが面白くない女生徒たちは、帽子をとってやろうとたくらんで……(第1話)。あの人気キャラも活躍!? 大人気異世界ファンタジーは、ちょっと一息の短編集!


エルフとメイドなんて、今回の表紙は最強です(*´Д`) 身分を隠したまま、魔法学院へ中途編入する事になったハーフエルフのティファニア。この世界においては、エルフは恐怖の対象となっているため、肌が弱いのを保護するという名目で、とんがった耳を常に帽子で隠した状態。

一見、森に住んでいたただのエルフだけど、よく考えたらアルビオン王家の血統を受け継ぐ唯一の生き残りだから、王族で、さらにはアルビオン王位継承資格者なんだよな。その美貌に魅せられ、取り巻きを奪われた大公の娘が難癖付けてくるが、本来は格違いですからね。

今回も、物語は停滞してしまい、ツンデレばかり。しかも、お互いに相手を読み切れず、ツンツンばかりになってしまう。なんでサイトはこのヒロインが好きなのか不思議であるが、ハーレム展開に目移りする他作品の主人公達と比べたら、全く本命がブレないのは漢である。


ティファニア 王族で巨乳でエルフ
アンリエッタ 王族で巨乳
シエスタ   平民で巨乳でメイド
ルイズ    貴族でツルペタ
キュルケ   貴族で巨乳
タバサ    王族でツルペタ

個人的には、身分も胸も揃っていてエルフという付加価値があるティファニアがジャスティス! それにしても、この六択問題、半分は王族じゃないか(汗)。
 
後半のルイズ&シエスタ百合モードもエロくて堪らん(*´Д`)


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ゼロの使い魔 11 追憶の二重奏

ゼロの使い魔〈11〉追憶の二重奏 (MF文庫J)ゼロの使い魔〈11〉追憶の二重奏 (MF文庫J)
(2007/05)
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使い魔として異世界ハルケギニアに『召喚』されてしまった高校生・才人は、ご主人さまのルイズとともに、ガリアに囚われていたタバサを無事に救出。隣国ゲルマニアでつかの間の休息をとっていた。ルイズは「才人に好かれている」という自信をつけ、二人はちょっといい雰囲気なような、でも素直にはなれない状況が続いていた。そんな中、ルイズはアンリエッタへ向けてお詫びの手紙を出し、やがてその返信が届く。ルイズの故郷ラ・ヴァリエールに来るようにと指示され、なぜかルイズは激しく怯えはじめる。理由のわからない才人は楽観視していたが、待ち受けていたのは…!?大好評の異世界使い魔ファンタジー、新展開を迎える11巻。


隣国ガリアへ無断潜入し、学友タバサの奪還に成功した一行は、とりあえずキュルケの実家があるゲルマニアへ。しかし、女王の呼び出しがかかり、ルイズの実家に向かう事に。

何故か、家に戻るのを異様に脅えるルイズ。そこに待っていたのは、最強の母親! 恐ろしい秘密兵器だ。こんなのがいたら、戦争に従軍しなかったからと、容易く公爵家を改易する事など不可能だろう。

母の折檻でボロボロになるルイズと使い魔であったが、国の許しは出て、懲罰はされない事に。代わりに、アルビオンにいたゼロの使い手を保護するため出かける事に。躍動するようなシーンが減って、ちょっとダレ気味。ツンデレはデレデレが多くなって来た。


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ゼロの使い魔 10 イーヴァルディの勇者

ゼロの使い魔〈10〉イーヴァルディの勇者 (MF文庫J)ゼロの使い魔〈10〉イーヴァルディの勇者 (MF文庫J)
(2006/12)
ヤマグチ ノボル

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才人は使い魔として異世界ハルケギニアに『召喚』されてしまった高校生。トリステインとアルビオンの戦いの後、ご主人さまであるルイズとともに学院に戻った彼は、女王アンリエッタから騎士に任命される。誰かに必要とされることで、才人は次第に「こっちの世界でみんなの力になりたい」という思いを強くしていく。ルイズは、態度こそ今までどおりに邪険にしながらも、「サイトが一番幸せになる方法」を考え始めるが、敬愛するアンリエッタまでが才人を英雄視していることで、自分が才人に好かれているという自信が持てないでいた。一方、タバサは母を救い出そうと、単身母国ガリアへと向かい―。大人気の異世界使い魔ファンタジー、第10弾。


一人で敵に立ち向かうタバサ。だが、敵側に控えていたのは強力なエルフ。スクエアクラス魔法すら通用せず、先住魔法の前に敗れ去る。

魔法学校にいるサイト達の所へ、囚われたタバサの助けを求め、空から落ちてくる謎の裸娘。話し方が変なので、その正体は一瞬で判りますが。女王の許しを得られなかった一行は、強行突破して隣国へ潜入、今までで最強の敵と対峙するのであった。

だんだん、ギャグ部分が少なくなってきた。ここから先は、エルフも絡んできそうだけど、この物語では、エルフが砂漠に住んでいるので、違和感がある。諸国とエルフの敵対構図が、地球におけるイスラム帝国とキリスト教圏のせめぎあいを、エルフに置き換えただけなのも、似合わなくて妙な感じだ。


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ゼロの使い魔 9 双月の舞踏会

ゼロの使い魔〈9〉双月の舞踏会 (MF文庫J)ゼロの使い魔〈9〉双月の舞踏会 (MF文庫J)
(2006/09)
ヤマグチ ノボル

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才人は使い魔として異世界に『召還』されてしまった高校生。トリステインとアルビオンの戦いで、可愛い魔法使いのご主人様・ルイズと離ればなれになってしまったが、ようやく再開を果たした。前よりもお互いの距離が近くなったように感じ、ルイズは自分の気持ちに素直になりたいと思う。だが、才人を助けてくれた少女ティファニアやシエスタの存在が気になってぎくしゃくしてしまい、うまくいかない。そんなこんなで表面上は変化のない関係を保ちつつ、才人たちがトリステインに戻ると、今度は女王アンリエッタまでが才人を特別扱い!?大混戦の恋模様の一方、見えざる敵はじわじわと動き始め…。異世界使い魔ファンタジー、第9弾。


戦争を始めた神聖皇帝は滅びたが、より大きな陰謀を企てる者の手駒にすぎず、実は雑魚であった。ゼロの使い手は全部で四人いて、その使い魔も四人存在するらしい。そして、その敵はタバサとも因縁深かった。暗愚の振りをしてはいるが、実は強敵なのかもしれない。

その筋からの命令により、サイトと戦わなくてはならなくなるタバサ。ゼロの使い手として連れ去られかけるルイズ。政治経済面はいい加減な部分が多いけど、ストーリーは結構考えて組み立てているみたいである。

それにしても、ルイズとメイドだけでなく、女王まで絡んできて……。そんなモテモテなら、もう地球には戻らなくても良いのでは? 最後の方、あの人が出てくるね。生きてて良かった!


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ゼロの使い魔 8 望郷の小夜曲(セレナーデ)

ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ) (MF文庫J)ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ) (MF文庫J)
(2006/06)
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才人はある日突然使い魔として異世界に『召喚』されてしまった高校生。魔法使いの可愛いご主人様・ルイズが従軍したアルビオンとの戦いで、ルイズを逃がすために戦った才人は、大怪我をして意識を失ってしまう。倒れていたところを金髪の美しい少女に助けられ、なんとか一命をとりとめた。少女の名はティファニア。森の中で隠れるように暮らしている彼女は、特殊な生い立ち故に臆病で恥ずかしがり屋だが、献身的に才人の世話をしてくれる。一方、学院に戻ったルイズとシエスタたちは、才人が死んでしまったのではないかという不安と哀しみにとらわれていた―。二人の運命はいかに!?大人気の異世界使い魔ファンタジー、第8弾。


七万の敵を相手に特攻したサイト。周囲は彼の死を疑わず、ルイズは自室に閉じこもったまま。新たな使い魔が召喚出来なければ、まだサイトがどこかで生きている証拠になるので、契約の魔法を発動するのだが、使い魔を通すための扉が開いてしまい、泣き崩れるルイズ。

一方、実は死んでいなかったサイトは、一度死にかけた影響で、契約の刻印が消滅してしまい、ただの人間に戻ってしまっていた。もはや力が使えないので、自分が死んだ事にしようとするサイトだったが……。

それにしても、夢見部分で20ページ以上とか、ちょっとやりすぎなのでは? 何だかページ稼ぎしているように思えて仕方がない。コメディ部分も減ってきて、戦争とか政争とか陰謀が多くなったな。サイトの命を救ったのは、美少女エルフ。しかも、或る意味において最強デス……。


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ゼロの使い魔 7 銀の降臨祭

ゼロの使い魔(7) (MF文庫J)ゼロの使い魔(7) (MF文庫J)
(2006/02/24)
ヤマグチ ノボル

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才人がある日突然『召還』されてしまった異世界ハルケギニア。使い魔として、ご主人様のルイズとともに参戦したアルビオンとの戦いは、ひとまず連合軍―ルイズたちが勝利を収める。すっかり戦勝ムードでアルビオンとの決戦に備える連合軍だが、才人は先日の戦闘のことを引きずって元気がない。ルイズは才人を励まそうと、ちょっぴり大胆な振る舞いもしてみるが、才人は上の空。ルイズは拗ねてしまい、そんな彼女に才人は「俺ふられた!」と思いこみ、またも関係はこじれてしまう。そこへ、超美少年のロマリアの神官が現れる。ルイズは才人への反発から神官に思わせぶりな態度をとりはじめ…。異世界使い魔ファンタジー、波乱の第7弾。


虚無の魔法による陽動作戦で、浮遊するアルビオンに橋頭堡を築いた連合軍。制空権を失った敵軍は、またしても薄汚い作戦を展開する。とことん悪役に徹してくれる。

新たな美形キャラ登場で、二人の間も溝が深まり、お互い腹を立てたままケンカモードに。ルイズにはロマリアの美形神官、サイトには店ごとやって来たシエスタが絡んで来る。ギャルゲーみたいに同格じゃなくて、御主人様と使い魔状態だから、シエスタは当て馬だというのがすでに確定しているのだろうけど、個人的にはシエスタのほうがお勧め物件だろう。料理洗濯掃除が出来て胸も大きい。ルイズの特典は身分が高いだけだからな。身分狙いなら、むしろアンリエッタ女王の方が胸も……、おっと誰か来たようだ。

それにしても、敵ボスが実は……だったり、意外なところで第三勢力が介入したり、突然の反乱で侵攻作戦失敗、ルイズが死にも等しい殿(しんがり)を命じられたり、それを助けるために使い魔がバンザイアタックと、何かと起伏が多い転換点となっている。


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ゼロの使い魔 6 贖罪の炎赤石(ルビー)

ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー) (MF文庫J)ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー) (MF文庫J)
(2005/11)
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才人はある日突然異世界ハルケギニアに『召還』されてしまった高校生。元の世界に戻る方法を探しつつ、美少女魔法使い・ルイズのもとで使い魔として暮らしている。ルイズの通うトリステイン魔法学院は夏休みが終わり、下町でアルバイトしていた才人たちも学校に戻った。だが、アルビオンとの戦いが本格化するのにそなえて、生徒たちは多くが従軍することになり、ルイズは従軍の許可を得るために才人をつれて帰郷する。だが、許しがもらえないどころか、ルイズが身分違いの者に恋していると知った実家は大騒ぎに…。ルイズと才人は、そしてトリステインの明日はどうなる!?大人気の異世界ドラマティックラブコメ、いよいよ新展開。


冒頭からいきなり、学園のメイドと馬車の中でラブラブモード。御主人様はどこに行ったのかと思いきや、その後ろを走る貴族用の馬車から、二人の様子に激怒して魔法攻撃っ!ルイズの実家へ行く用事が出来、二人も一緒に連れて来られたのである。

敵を倒すためのアルビオン侵攻作戦に対し、反対を表明する公爵。娘の出陣にも首を縦に振らず、軟禁の上、どこかの貴族と結婚させようと考えるので、堪らず逃亡する事になるルイズ。自領から軍も出さないし、女王の勅令に反対するのは……。まるで中世ヨーロッパレベルだな。王権が弱すぎ。

だんだん物語もキナ臭くなって来て、二人も遠征艦隊に加わる事に。一方、相手方もそれを阻止しようと、学園を狙い、貴族の子息女を人質にしようと画策する。

それにしても、敵方が共和国で親玉が神聖皇帝というのは変じゃないのか? 王と皇帝の違いを混同していたり、共和制と君主制がごっちゃになっていたり、ワザとやってるの? 政治経済面において、設定があまりにも適当すぎる件。

共和制(きょうわせい、英:republic)は、国家に君主を置かない政体のことで、君主制に対置される概念である。共和政とも言う。共和制を取る国家のことを共和国という。また、共和制を国家のあるべき姿だとする思想のことを共和主義という。日本において共和主義は天皇制廃止論とほぼ同義。一般に共和制では、国家の元首は君主ではなく、国民により選出される。(wikiより抜粋)




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ゼロの使い魔 5 トリスタニアの休日

ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日 (MF文庫J)ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日 (MF文庫J)
(2005/07/22)
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才人はある日突然異世界ハルケギニアに『召還』されてしまった高校生。元の世界に戻る方法を探しつつ、美少女魔法使い・ルイズのもとで使い魔として暮らしている。顔は可愛くても高飛車で意地っ張りなルイズとは、いつからかお互いを意識するようになったものの、すれ違ってばかり。そんな状態で迎えた夏休み、アンリエッタ女王に町の偵察を頼まれた才人とルイズは、下町の酒場で住み込みのアルバイトをはじめる。ルイズはプライドの高さから客を怒らせてばかりだが、店では客からもらうチップを競う「チップレース」が行われることに…(第一話)。今回は夏休みを舞台にした短編集。大人気のキュルケ&タバサの出会い編も収録。


女王の命により、間諜活動をする事になったルイズだが、支給された金じゃ馬が買えない、良い所に泊まれないと文句垂れた挙句、ギャンブルで全額失ってしまう。しかも、サイトの持ち金まで「使い魔のお金は御主人様のお金」というジャイアニズムで奪い取り、全額がギャンブルで……。軍資金ゼロの使い魔という洒落か!?

途方に暮れたところを、怪しげな人物に拾われて、お店で働く事に。二人を拾ったのは、オカマ言葉の変なオッサンだが、「魅惑の妖精亭」という店のマスターなのであった。
かくして、ルイズはウェイトレス、サイトは皿洗いとして働くのだが、お客と喧嘩するし、皿は割れるしで、ちっとも儲からない哀れな二人。こんなでは、間諜どころではありませぬ。学友にまでバレて、タダ飯たかられる始末。

そんなところに、女王が逃げ出してやって来る。実は、裏切り者をあぶり出すために、自分自身で行方不明状態を演出しているのであった。今回も、最後だけがバトルか。


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ゼロの使い魔 4 誓約の水精霊

ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊 (MF文庫J)ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊 (MF文庫J)
(2005/03)
ヤマグチ ノボル

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異世界ハルケギニアに使い魔として「召喚」された才人は、相変わらずご主人様であるルイズに犬扱いされていた。ある日、ルイズは敵軍を撃退した件で、王女アンリエッタに呼び出される。ルイズが伝説の『虚無』の使い手として知れ渡り、敵に狙われることがないよう、心を砕いてくれる王女。そんな彼女に改めて忠誠を誓うルイズと、ルイズを助けることを約束させられる才人。だが、全てがうまく収まったように見える裏で、アンリエッタは好きだった亡きウェールズ王子を想って沈んでいた。そんな彼女の心につけいるように、敵軍レコン・キスタの策略が動きはじめ…異世界を舞台にしたラブ&ドラマティックストーリー、第4弾。


序盤はツンデレなラブコメで、最後だけがシリアス路線でバトルという展開は健在。というか、いつもこのパターンで行くつもりですかね? 個人的には、全部ラブコメで行くか、全部シリアス路線のハードファンタジーに統一されている方が好みなのだが、そこは読者対象が中高生なので仕方がないだろう。

ツンデレ時には犬扱いの情けない主人公。学院のメイドに買って来た水兵服を着せて萌えている事が御主人様ルイズにバレてしまい、大変な事に。身の危険を感じて逃げ出したサイトを追いかけたルイズだが、モンモランシーが作った媚薬を飲んでしまい、デレデレ全開にっ!

それにしても、異世界が舞台なのに、判りやすくするためか、やたら地球と同じ衣類が出てくる。しかし、コルセットやドロワーズがあるのに、アレが存在しないという謎。

後半は、死者を操る魔法で復活した隣国の王子が、女王に即位したアンリエッタを狙い、一行と戦いになるのだが……。メインキャラでありながら、無口なために存在感が薄い感じのタバサだが、この巻でその本名と正体が明らかとなる。


少し気になる部分。設定に関しては先帝が先王に変わっているが、背景世界の作り込みが適当なのが残念。戦争に関する記述も、結構ウソ臭い部分が多い。


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ゼロの使い魔 3 始祖の祈祷書

ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書 (MF文庫J)ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書 (MF文庫J)
(2004/12)
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異世界・ハルケギニアに使い魔として「召喚」されてしまった才人。可愛いけれど魔法の才能はゼロのご主人様・ルイズとともに、アンリエッタ王女から頼まれた任務を無事果たした。ルイズは自分を守るために戦ってくれた才人を意識しはじめ、着替えや洗濯を自分でやったりして、ちょっぴり優しく接するようになる。だが、才人は急に変わったルイズの態度に「嫌われて警戒されてる…」と勘違いして卑屈になってしまい、全然かみ合わない毎日が続いていた。そんな折、ルイズはアンリエッタの結婚式の巫女役を仰せつかる。巫女は『始祖の祈祷書』を持って詔をとなえるのが役目で、ルイズは学院長から『始祖の祈祷書』を預かるが…。


またしても、基本はツンデレ。でも犬扱いから昇格した。某人物が本命から圏外へと脱落していったから。使い魔君に命を助けられたルイズは、もはや骨抜きモードか!? 学園に勤めるメイドと才人(使い魔)の関係を疑ったルイズは激怒して部屋から追い出してしまい、泣きが入る。一方、追い出された才人はやさぐれて酒を飲み、学園敷地内の隅でテント暮らしの酔っ払い。そんな才人の所にルイズのライバル、キュルケがやってきて、宝探しに行く事に。

宝探しは本筋からの脱線に思えたのだが、メイド娘シエスタの村にあるという宝が……。某帝国が使っていたアレじゃないですか! うーん、そう来たか。どんなお宝なのかは、題名から推測してみて下さい。

そんな訳で、某帝国のお宝が出たからには戦争だろう。不可侵条約をアッサリと破った騙し討ちにより、トリステインは艦隊全滅。国家存亡の危機に陥る。それにしても、両軍共に有り得ない程兵力が少ない。尾張統一前の信長にも劣るような兵力しか準備出来ないなんて、トリステイン王国って尾張国よりも弱小なのだろうかという疑問が湧く。

それにしても、こちらでは遺物のアレが超新兵器……。某帝国のお宝は竜より強いぞ! そして、このシーンで御主人様もご都合主義的な事が起こり、華麗なる成長を遂げる。こういう展開は、やはり王道だなぁ。


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ゼロの使い魔 2 風のアルビオン

ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン (MF文庫J)ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン (MF文庫J)
(2004/09/25)
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パーティでルイズと近づけた気がした才人だが、ルイズは相変わらず才人を下僕扱い。納得いかない才人は、ルイズとケンカばかりしていた。そんなある日、トリステインの王女アンリエッタが、フーケを捕らえたルイズたちの力を見込んで頼みごとを持ちかけてきた。隣国アルビオンの皇太子から、手紙を返してもらってほしいという。その手紙は決して他人に見られてはならないものらしい。引き受けた才人たちは、護衛のワルド子爵とともに出かけることに。このワルド、なんとルイズの婚約者で、ルイズの満更でもない様子が才人は気に食わない。ワルドに惚れたキュルケやタバサも加わって、旅が始まるが―!?大人気の使い魔コメディ第2弾。


基本的に御主人様と使い魔のツンデレラブコメみたいな感じなのだが、世界がキナ臭くなって、陰謀や戦乱に巻き込まれたりもしてしまう。ただの使い魔では終わらない。基本的には犬扱いなのであるが、伝説の使い魔ガンダールヴの能力を手に入れてしまうというご都合主義設定により、滅法強くなるのだ。

隣国アルビオンの戦乱が、トリステインにも影響を及ぼし始めるのだが、なんだか胡散臭い人物が出てきたと思ったら、見事に敵になってしまったりと、予想出来てしまうあたりが、やはり王道ラノベ。確かに捻りは無い。

それにしても、背景世界の設定は地球世界からの名前をそのまま取っていて、どこかの国を連想してしまう。敵ボスの名前なんて、そのままじゃないか! トリステインは王国なのに、前の支配者の事を先帝と言っていたり、現在の国王がいない状態だったり、どうやら一人娘っぽい王女が隣国との同盟のために婚姻する計画があったりと、政治や体制面での設定は、結構適当だな。

普通、先帝なら王国じゃないでしょ? 王がいないのに姫が女王昇格しないのは何故? 一人娘なら、同君連合という例外はあるにせよ、基本的には他所に嫁がないのでは? 


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ゼロの使い魔

ゼロの使い魔 (MF文庫J)ゼロの使い魔 (MF文庫J)
(2004/06)
ヤマグチ ノボル

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「あんた誰?」―才人が目を覚ますと、可愛い女の子が才人を覗きこんでいた。見回すとあたりは見知らぬ場所で、魔法使いみたいな格好をしたやつらが、才人と女の子を取り囲んでいた。その女の子・ルイズが才人を使い魔として別の世界へ「召喚」したらしい。訳がわからず面くらう才人に、ルイズは契約だと言って、いきなりキスしてきた。俺のファーストキス!と怒る間もなく、手の甲にヘンな文字が浮かび、才人は使い魔にされてしまう。仕方なく、ルイズとともに暮らしながら、元の世界に戻る方法を探すことにした才人だが…。才人の使い魔生活コメディ。


えっと……、途中までは読んでいたのだが、並べ替えが面倒なのでちゃんと完結してから書こうと思ったら、作者がハルケギニアに旅立たれたので(涙)。


題名と表紙からして、魔法使い系統だとは思ったが、主人公が使い魔だとは思いもしなかった。平凡な高校生だったはずの少年が、気づいてみれば異世界へ呼び出され、人間であるにも関わらず規則により使い魔とされてしまう。御主人様は貴族の娘ルイズで、失敗だらけでまともに魔法が使えないからゼロ呼ばわりされている。その失敗の一例として、普通の使い魔を呼び出すつもりが、何故か異世界の高校生を呼び出してしまった訳であるが。

使い古された設定、捻りが無い、ツンデレヒロイン、しかも御主人様の絵はハーマイオニーのパクリじゃないか! とまで言われてしまっているが、無難な王道作品に仕上がっているよ。難解な設定の物を読みたければ、ラノベではなくSFでも読めば良いと思う。

下手に難解な設定弄繰り回した挙句、捻るどころか足首捻ってそのまま転がっていくラノベが多すぎるので、型に嵌っていても良いと思う。これは、計算されて意図的にしているのであるから。作者の目論見は見事に成功しているね。かなり儲かったと思う。ラノベ入門書という意見には賛成したい。


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ヤマグチノボル

攻略対象書籍は以下。

4/11
ゼロの使い魔は攻略途中だったのだが、訃報が入ってきて堪らんな。もうレモンちゃんに会えないと思うと悲しい。全ハルケギニアが泣いた。


ゼロの使い魔シリーズ
『ゼロの使い魔 1』
『ゼロの使い魔 2』
『ゼロの使い魔 3』
『ゼロの使い魔 4』
『ゼロの使い魔 5』
『ゼロの使い魔 6』
『ゼロの使い魔 7』
『ゼロの使い魔 8』
『ゼロの使い魔 9』
『ゼロの使い魔 10』
『ゼロの使い魔 11』
『ゼロの使い魔 12』
『ゼロの使い魔 13』
『ゼロの使い魔 14』
『ゼロの使い魔 15』
『ゼロの使い魔 16』
『ゼロの使い魔 17』
『ゼロの使い魔 18』
『ゼロの使い魔 19』
『ゼロの使い魔 20』
『ゼロの使い魔外伝 タバサの冒険 1』
『ゼロの使い魔外伝 タバサの冒険 2』
『ゼロの使い魔外伝 タバサの冒険 3』
『烈風の騎士姫 1』
『烈風の騎士姫 2』

『つっぱれ有栖川』
描きかけのラブレター』★★★
サンタ・クラリス・クライシス』★★★
遠く6マイルの彼女』★★★
『魔法薬売りのマレア』
『シスタースプリング いつかの妹』

ノベライズ
カナリア この想いを歌に乗せて』★★★☆
『グリーングリーン 鐘ノ音ファンタスティック』
『グリーングリーン 鐘ノ音スタンド・バイ・ミー』
『ストライクウィッチーズ スオムスいらん子中隊がんばる』
『ストライクウィッチーズ 弐の巻 スオムスいらん子中隊恋する』
『ストライクウィッチーズ 参の巻 スオムスいらん子中隊はじける』

山口昇一名義
『にぶんのいち』
いもうとレッスン』★★★
『兄よりすぐれた妹などこの世に存在してはいけない』


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カナリア この想いを歌に乗せて

カナリア

「稲妻のように煌めくきっかけさえあれば、僕の日常もかわるかも…」なんてことを考えつつも、無気力な日々を過ごしていた16歳の初夏。でもその稲妻がホントに僕をおそった。十年ぶりに出会った従姉は大人で、甘い香りがして、そしてギターが上手くて。だから僕は彼女の気を引くために必死でギターを練習したんだ。でもそんな僕を一途に見つめてくれる女の子も現れて…。ボクたちの揺れるこころを切なく描いたピュアハートストーリー。夏の太陽と合宿、そして学園祭。バンドのなかで繰り広げられるさまざまな恋のカタチ。


親の仕事の都合で転校が多い少年が、東京から四国の地方都市へ。従姉に憧れつつも、いつの間にか同級生美少女とフラグ成立しちゃう、リア充爆発しろストーリー。

王道路線なギャルゲー仕様であるが、明るく切なくハッピーエンドで安定しているのがよろしい。従姉と同級生の間で微妙に三角関係っぽいけれども、年上お姉さんのほうとはフラグ立ちそうもないから、爽やかな感じだし(ゲームのほうは知らんけど)。

本書では攻略対象ではないが、妹の小生意気な感じが堪らない。
妹かわいいよ妹(*´Д`)
(((( ;゚Д゚)))えっ!? ゲームだと妹も攻略出来るの!?


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遠く6マイルの彼女

遠く6マイルの彼女 (富士見ミステリー文庫)遠く6マイルの彼女 (富士見ミステリー文庫)
(2006/02/10)
ヤマグチ ノボル

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愛する人のために、全力で走る??! 高三の研は6年前、バイク事故で亡くなった優秀な兄・究への劣等感を未だに抱いていた。ある日、高校に兄の元カノ・京子が赴任してくる。恋心を抱く研だったが、京子もまた研に究の姿を重ねていた。恋の行方は??


これも『描きかけのラブレター』と同じく、ラノベのレーベルから出てはいるけど、ラノベというよりジュブナイル、ヤングアダルトといった感じになっている。魔法や非日常の存在も出てこないし、地味なストーリー展開だけど、ゆとり厨二病的ご都合主義が無いので、地に足がついた感じで良い。

兄の彼女だった京子が教師として赴任して来る。年上で、しかも教師と生徒という禁断の関係に、愛の突破口はあるのか(笑)!? ちなみに、兄は主人公が原因で亡くなっている。

兄の死によって荒れた研(主人公)は、遺品となったバイクで暴走する毎日。かなり荒れていたが、なんとか京子を落とそうと、アタックを開始する。年の差だけでなく、相手が教師という部分が壁となり、なかなかフラグが立たないが、恥ずかしくなるくらい果敢にアタックするのが青春してるよね(笑)。友人の妹が、完全に攻略対象外となっているのは憐れである。

事故で死にかけるし、普段の成績が悪かったところへ事故で出席出来なくて留年してしまうなんて……。頑張ったのに留年しちゃうラノベ主人公なんて初めて見た(汗)。留年後は、国立の教育学部に合格してるようなので、ちょっとリア充爆発しろと言いたくなったけど。きっと、こういう奴が「先生も昔は悪だった!」と、武勇伝を語り出したりするんだろうなぁ。


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サンタ・クラリス・クライシス

サンタ・クラリス・クライシス (富士見ファンタジア文庫)サンタ・クラリス・クライシス (富士見ファンタジア文庫)
(2005/12)
ヤマグチ ノボル

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「そ、そ、空飛んでる!」目を開けると、地面がぐんぐん遠ざかっている。浩二は仰天した。浩二を支えているのは、巨大ペンギンが引くソリ。それを引く主は、金髪の超絶美少女だった!クラリスと名乗る彼女は、修行のため日本にやってきた見習中のサンタだという。彼女と偶然出会った幸運な(不運な?)少年・桐生浩二は、晴留矢高校二年生。宿なしのクラリスは、浩二の家に居候することに。「一宿一飯の義理」から、浩二の恋を成就させてくれると言うが―。一度も恋をしたことがないクラリスは、イブまでに「好き」を勉強すると堂々宣言。美少女サンタが聖夜に巻き起こす、ときめき☆ラブ・クライシス。


どうしようもないダメンズ軍団の一人、浩二のもとに降りてきたのは金髪碧眼ツインテールの美少女サンタクロース! サンタクロース見習いのクラリスはフィンランドから修行のため日本まで来たのだが、浩二が片想い中の相手、智子をプレゼントするため奮闘する。見習い中だから赤じゃなくて黒いサンタ服だが、色が違うのも可愛くてよろしい。ソリを引くのがトナカイじゃなくて巨大ペンギンなのは違和感あるが。

日本に来たのがクリスマス直前ではなかったので、浩二の家に居候して、留学生として高校にも通ってしまう。文化祭とかいろいろあってGJである。文化祭と言えば、定番のメイド喫茶! 金髪碧眼ツインテールのメイドさんとか、超鼻血出る(をいっ!)。

最初は智子と浩二をくっつけようとしていたクラリスだが、二人が仲良くなって行くのがだんだん腹立つようになって来て……。どう考えてもちょっと可愛いクラスメイトより、金髪碧眼ツインテール美少女(しかも胸が大きい)のほうが良いと思うのだが。


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描きかけのラブレター

4829162651描きかけのラブレター (富士見ミステリー文庫)
ヤマグチ ノボル 松本 規之
富士見書房 2004-08

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絵を描く以外これといって取り柄のない高校生の僕・遠藤ユキオにとって、神木円という女の子は異分子そのものだった。憎らしいほど美少女だった彼女の存在は、平凡だった僕の生活をムチャクチャにかき乱した。けして甘い思い出ではない。仲は良くなかった、むしろ悪かった方だ。つまらない誤解が原因で、僕は円から数々の意地悪をされ続けていたのだから。卒業式も近くなったある日、僕は親友の巧から円のことが好きだと告白された。巧に請われるまま、彼が円にプレゼントするための〈円の絵〉を描くことになった僕。放課後、ひとり美術室に残りカンバスに筆を走らせていた僕は、やがてただひとつの事実に気がつく。―僕は、円が好きだった。白いカンバスにひとつひとつ絵の具がのっていくように、ゆっくりとユキオと円の物語が始まる。不器用な少年と少女が描き出す、ピュアで優しく、そして少しだけせつない青春ストーリー。


富士見ミステリー文庫から出ているけど、全然ミステリーじゃないどころか、あんまりラノベっぽくもない。萌えやご都合主義も排除して、淡々と語られる青春小説なので、YAのレーベルのほうが似合いそう。

絵を描くのが好きな地味系男子高校生、遠藤ユキオが主人公で、性格が無茶苦茶すぎる美少女の神木円にひたすら翻弄されちゃう恋愛青春物だった。読んでいても腹立つくらい、相手が嫌がらせばかりしてくるのだが、実はツンデレか(笑)。

自分は美大に合格するものの、美少女のほうが落ちて浪人しちゃうとか、なんだか妙にリアルだな。相手の家のゴタゴタにも関わる事になってしまうのだが、相手にかき回されつつも、志望大学には合格するし、フラグまで立っちゃうし、くっそくっそ! リア充爆発しろ。

憎らしいほど美少女という設定なのに、絵が微妙で美少女に見えなかったのだけが残念。『ゼロの使い魔』みたいな萌え絵だったら、もっとテンション上がったのに。


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