生命の星の条件を探る

4163903224生命の星の条件を探る
阿部 豊
文藝春秋 2015-08-26

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東大の地球惑星科学の最先端の研究を初めて一般向けに書き下ろす!


生命が発生するのは、どういう条件が必要なのかという事を考えて行く。現在、生命が宿る星で人類が知っているのは地球だけなので、憶測に過ぎない部分もあるのだが、宇宙を構成する元素はどの星系であれほぼ同じ(初期恒星だと足りない場合もある)なので、太陽系を基準にして考えても問題無いものも結構ある。

まず、水は必要だろうと考える。もしかしたらSFに出て来るような火の玉生命体とか上位次元生命体みたいに、水を必要としない全く別の進化による未知の生命体が存在する可能性もあるが、そこまで行くと人類の守備範囲外なので、ここでは地球基準で考える。宇宙で生き延びられる生命体も存在するが、繁殖はしなかったらしいので、仲間を増やすためには水が必要であると仮定している。

プレート移動により惑星表面が動く事や陸地が重要な理由も説明する。たんに海が存在するだけでは、いろいろと不具合が生じるのか。高等生命体に進化するためには、酸素も重要となる。

生命が存在出来る期間で考えると海惑星よりも陸惑星のほうが有利で、海惑星である地球はあと10億年で住めなくなるらしい。他の惑星の配置も重要であり、外側で成長した巨大ガス惑星が恒星の近くに移動して来ると、地球のような惑星は飛ばされて星系の外に飛ばされてしまったり、恒星に落下して消滅したりするらしい。太陽系でも木星が接近してきた時期があったのだが、土星もあったからお互いに干渉して、あの位置まで戻ったんだよね。そうやって木星が暴れた時に、土星と天王星の間にあった星が太陽系の外に飛ばされたという話をBBCか何かでやっていたけど。

恒星の質量も問題になり、寿命が短い太陽の元では、例え生命が発生しても、進化するための十分な時間が用意されずにゲームオーバーとなってしまう。近所の巨大恒星が超新星爆発を起こしても終了するし、こういうのも運だよなぁ。


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理不尽な進化 遺伝子と運のあいだ

4255008035理不尽な進化: 遺伝子と運のあいだ
吉川 浩満
朝日出版社 2014-10-25

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99.9%の生物種が消える?「絶滅」から生命の歴史を眺める!この世は公平な場所ではない?進化論が私たちに呼び覚ます「魅惑と混乱」の源泉を、科学と人文知の接点で掘り当てる、進化思想の冒険的考古学!


第一章は進化に関わる運について語られているのだが、後半はダーウィンの名を都合良く利用した非ダーウィニズムの欺瞞や、グールドとドーキンスの論争について語られているので、運絡みの進化論の話だと思って手に取るとガッカリするかもしれない。

今までに登場した生物のうち、99.9%は絶滅している。本書を読めば、生き残るのは強い者でもなく、優れた者でもなく、よく言われているような変化に適応出来る者でもなく、運が良かった者である事が良く分かる。

進化論を都合良く解釈して無理やり社会学に当てはめ、ダーウィンの名を語る輩は、実は社会ラマルキズム主義者であり、スペンサー主義者である。

第1章では絶滅シナリオが1.弾幕の戦場 2.公正なゲーム 3.理不尽な絶滅 の3つに分類されている。弾幕の戦場は人口密集地に対する無差別爆撃をイメージすると分かりやすい。この場合、爆弾に当たって死ぬ者は無作為に抽出される。生き残るのは優れた者ではなくて運が良かった者だ。努力厨なら頑張って爆弾を避けれる努力をするから生き残るかもしれないけどね(笑)。

公正なゲームは、公正なルールの元で競争が行われ、優れた者が生き残るシナリオなので、企業間競争に例えると分かりやすい。そして、最も納得出来る結果が得られるシナリオであると、個人的には思う。

理不尽な絶滅というシナリオが一番分かり難いのだが、これは弾幕の戦場と公正なゲームの複合型である。これは恐竜が例として挙げられているが、巨大隕石衝突という不運な出来事によって、一瞬にして公正なルールが変更されてしまうという二重の不運によって悲劇が起こっている。環境に適応したから繁栄していたはずの恐竜が、一瞬にしてルールが変更されたために負け組になってしまったのだ。短期間にルールが変更されたのでは、環境に適応する暇などあるはずがない。

仮に、現代にアルマゲドン級の巨大隕石が落下してきた場合、人類が滅びるのは急激に変わる環境に適応出来なかったからなのか、運が悪かったのか。どちらが正解なのか、すぐ分かるだろう。努力厨の皆さんは世界が地殻津波と灼熱地獄に襲われても、一瞬で環境に適応する努力を怠らないから生き残るのかもしれないけど(笑)。

続いては、ダーウィンの名を騙りつつ、都合良く人間社会に当てはめて利用する偽ダーウィン主義者に関して。よくビジネス界で優れた者、適応した者、変化出来た者が生き残るから頑張れと洗脳されるが、あいつらがいかに胡散臭いかよく分かる。

会社でも経営者や上司が変わった途端、ルールが変更されて理不尽な目に遭う事はよくあるのに、運良くリアル人生ゲームがイージーモードだった奴や、容易く洗脳される社畜にはそれが見えないんですかね?

偶々、立ち位置が良かっただけなのに奢り高ぶる偽ダーウィニストのようなリア充は、今後の人生で理不尽な目に遭って爆発すれば良いと思う。グールドとドーキンスの論争に関しては有名だし、あまり食指が動かなかった。世界の理不尽さに特化して書いてくれていたら神書物だったのに。


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図解 猛毒動物マニュアル

4810373258図解 猛毒動物マニュアル―サソリ、毒グモからフグ、コブラまで
同文書院 1996-05

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猛毒を持った動物は意外にも私たちの周囲に数多く存在する。サソリ、毒グモ、ハチ、フグ、コブラなどそれらがどんな所にひそみ、どんな毒を持ち、どう対処すれば良いのか等を解説。


誰でも知っている毒蛇などから、意外な動物まで、様々な生き物を紹介した一冊。

コブラやハブみたいな危険生物はメジャーすぎて誰でも知っているだろうが、ヤドクガエルが予想した以上に怖い。1gの毒で10万人も殺せるだと!? 毒蛇なら噛まれないと死なないが、フィロバステスヤドクガエルは触っただけで死ぬとか、カエルのほうが危ないじゃないか(汗)。

大抵の猛毒生物は身を守るためや、消化を助けるために毒を持っているのだが、カモノハシはライバルの雄を殺すために毒攻撃を喰らわすとか恐ろしすぎる。

モグラにも毒があって、ミミズに毒攻撃を仕掛けているとかビックリである。幸い、人間には効かないらしいが。


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にゃんだふるニャンモナイト

にゃんだふるニャンモナイト

2月22日の猫の日にちなんで募集した“ニャンモナイト”182匹の写真を1冊にまとめたもの。ニャンモナイトとはアンモナイトの化石のように体を丸めて暖をとる猫のこと、表紙はグランプリの「にぼしくん」が飾っている。


ネットで見かけて気になったのでAmazonで探したのだが、見つからないと思ったら、無料配信されている電子書籍だったのか!

182匹のニャンモナイトが掲載された写真集。ニャンモナイト化していないのも混ざっているが。無料で合法ダウンロード出来るし、面倒ならクリックするとブラウザ上でも読める。


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感染地図

4309252184感染地図―歴史を変えた未知の病原体
スティーヴン・ジョンソン 矢野 真千子
河出書房新社 2007-12-11

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150年前のロンドンを見えない敵が襲った!大疫病禍の感染源究明に挑む「壮大な実験」と「壮絶な闘い」はやがて独創的な「地図」に結実していく。恐怖や惨劇のなかで進むスリルあふれる探偵劇から、公衆衛生の概念の転換点と、現代都市が抱える共通の問題を多面的に検証する話題作。


エボラ出血熱みたいな最近知られた病原体に関する世界地図なのかと思ったら、150年前にロンドンを襲ったコレラの話なのか。極めて狭い範囲でしか活動していなかったコレラ菌が、都市化によって爆発的に感染していくのが恐ろしい。今ではこの感染症が水中で増殖したコレラ菌によるものと知られているが、当時は全く分かっておらず、悪い空気のせいにしているのが愚かである。

ジョン・スノーが感染被害のあった市街地を詳細に調査し、ある特定の井戸から災厄がもたらされているのを突き止めているのに、当局は瘴気説を信じてほとんど相手にしない。どこの国でもお役所仕事ときたらもう……。大英帝国ですら公務員は愚かなのだから、何処かの島国なんて……おっと誰か来たようだ。

飲み水とうんこ水が地下で混ざっているという状況が恐ろしすぎる。溜まったうんこを井戸の側で撒き散らすとか、地下室がうんこ倉庫になっているとか、アパートの上層階に住んでいる人が窓からうんこを捨てるとか、現代の先進国では考えられないような酷さである。

150年前のコレラ禍だけでなく、近年の都市化に関する展望も含まれているのが興味深かった。都市部になるほど最新の医療設備が整っているという理由で寿命が増えたり、田舎と比べて大都市のエネルギー消費効率が桁違いだったり、都市化されたほうがいろいろと都合が良い。当然、都市化はマイナスの方向にも効率が良くなるので、細菌感染症は爆発的に広がる可能性があるし、テロ攻撃も一度で大量殺戮が可能となる。


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脳はこんなに悩ましい

脳はこんなに悩ましい脳はこんなに悩ましい
(2012/12)
池谷 裕二、中村 うさぎ 他

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「先生! セックスのとき脳は何を感じているのですか?」――。「コロッと脳に騙される身体」「なぜ人は平気で嘘をつくのか」「幸福を脳はどう感じているのか」など、心と身体をめぐる疑問はすべて脳に通じる――。かくも不思議で悩ましい脳の世界について、作家が研究者を徹底尋問。「赤ワイン好きの女性は性欲が強い」「脳とうつ病の関係」など、よそじゃ絶対聞けない超アダルトな脳科学!


密林の内容紹介文だけ見るとエロネタ満載に思えるが、エロ・トリビアはそんなに多くなかった気がする。対談形式で脳に関する興味深い話が続くのだが、池谷裕二はともかく、中村うさぎが意外に博学で驚いた。

99ドルで遺伝子検査を受けられる海外サービスでは、先祖のルーツや特定の病気になりやすい傾向など、かなり細かい部分まで分かるのか。ネズミを使った実験では浮気遺伝子とか見つかっているのだが、じゃあ否定されている殺人遺伝子も本当なんじゃないの!? それどころか、幸運遺伝子とか不運遺伝子もあるんじゃないのか!?

どんな遺伝子を持って生まれて来るかなんて運なんだし、その後、どう転ぶのかも運次第だし、努力が大切なんて戯言だよねーOrz 努力厨が遺伝子的に呪われますように。


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生命の逆襲

生命の逆襲生命の逆襲
(2013/04/19)
福岡伸一

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生命の世界は、知れば知るほど美と驚きと逆説に満ちている。蝶の羽根の模様の規則性に魅入られた昆虫少年の記憶から、分子生物学の最先端まで……。平易で深い語りに導かれた読者を待ち受けるのは、予想もしない結論と心地よい読後感。『遺伝子はダメなあなたを愛してる』に続く、AERA好評連載コラム「ドリトル先生の憂鬱」の書籍化第二弾。


AERAに連載されたコラム「ドリトル先生の憂鬱」の書籍化第二弾。『遺伝子はダメなあなたを愛してる』の続編にあたるのだが、小説じゃないので、読む順番は気にしなくても良い。


第一弾と比べると、フェルメールの話や、ベネチアの水問題や、人口現象問題なんかも入っていて、生物オンリーで攻めていないのがちょっと残念。題名は攻撃的だが、中身は生物の逆襲的な話は無いよね!? 表紙は、ハナカマキリの絵らしい。

コンニャクを食べても太らない理由は、栄養が無いからではなくて、含まれているグルコマンナンを利用するための消化酵素を持たないため、人類には利用出来ないからなのか。

アダムはイブから作られたという意見には賛成。本来、生物は雌だけで生きていける筈である。何で雄なんて余計なモノを作り出してしまったのか。別に単細胞生物みたいに分裂するだけじゃなくても、雌同士で遺伝子をやり取りして増えれば良いじゃないか。

イブを変形させて劣化イブとしてのアダムを作った結果、雄のほうが弱い生物だし、すぐ死ぬし、寿命も短いし、それなのに「男の子なんだから我慢しなさい!」だとか、雌のほうが遥かに強いのに「女の子は弱いから守ってあげなさい」とかいわれちゃうし。プリクラは禁止だし、レディースデーで差別されるし、女性専用車両に乗ろうものなら勘違いしたフェミBBAに追い出されそうになる。ここまで迫害するならもう雄なんて要らんやろ? あっ! ATMとして必要でしたか。


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遺伝子はダメなあなたを愛してる

遺伝子はダメなあなたを愛してる (朝日文庫)遺伝子はダメなあなたを愛してる (朝日文庫)
(2014/08/07)
福岡伸一

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モノを捨てるのが苦手です。「片づけられない女」はダメですか?最も役に立つ生物を挙げるとしたら何ですか?明かりをLEDにしました。寂しく感じるのは気のせいでしょうか。ゴキブリは絶滅しないほうがよくないですか?身近な疑問や人生の悩みに生物学者が答える。ほんとうは自由でやさしい生命のおはなし。


AERAのコラム「ドリトル先生の憂鬱」が書籍化されたものらしい。ちょっとおバカな質問、脱力系な質問、本人にとっては切実な質問などに、著者がユーモアを交えて回答する。質問者の悩みは解決しないかもしれないが、生物学絡みの答えが、なかなか面白い。

最近の健康ブームでコラーゲンがもてはやされているが、コラーゲンを食べてもそのまま体内で使われてお肌がツルツルになったりはしないそうだ。自分の体内で生成したコラーゲンしか使えないのであれば、プラセボ効果程度しか望めないだろうな。コラーゲンを食べたらお肌ツルツルというのは、髪の毛を食べたら髪の毛フサフサと同じくらいの話になるらしい。

自然界は人が思っている以上に自由で、遺伝子の陰謀に支配されていたりはしないようである。ストレス大国日本も、もっと自由であれば良いのだが。


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へんな古代生物

へんな古代生物へんな古代生物
(2012/08/25)
北園大園

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地球の歴史を紐解けば、出るわ出るわの珍妙動物群。 古生代の奇天烈動物から、名だたる恐竜たち、近代の絶滅動物、さらには生きた化石まで、全64種を爆笑解説とリアルなイラストで大公開!


「毒のいきもの」と同じ作者だけど、こちらは微妙な感じである。というのも、大昔のマイナー生物がいっぱい出てくるので、あんまり馴染みが無いからである。別に、毒のいきものと比べて手抜き感があるとかではない。

あまりにも、現代と形状や常識が違いすぎて、なんだか地球とは異なる惑星の生物図鑑を読んでいる気分になる。棘棘みたいな部分で歩行するエイリアンみたいなのとか、頭にチン……に似ている鶏冠がついているやつとか、ろくろ首みたいに首が長すぎるやつとか、八本指のやつとか、変なのだらけである。ボンバーマンみたいな顔をした魚には笑った。

現代に生息している生物と似ているやつでも、大きさが違って驚く。2メートルのムカデとか、2.8メートルの海蠍とか嫌過ぎる。ホホジロザメの通常の三倍は大きいメガロドンなんて、もう反則である。クジラを食う程の大きさだったらしいので、きっとザクとシャアザクくらい危険度が違うのであろう。

人間くらいの大きさのペンギンには笑った。今も生き残っていたら、きっと中に人が入ってる着ぐるみっぽいんだろうな。後ろにチャックがついてないか確認してしまいそうだ。


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毒のいきもの

毒のいきもの毒のいきもの
(2010/09/24)
北園 大園

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「咬まれて後悔、刺されりゃ涙、触るとかぶれ、食えば死ぬ」 おなじみのフグやスズメバチから海外の珍獣まで、65種の有毒動植物を一挙大公開!


動物から植物まで、様々な毒生物が登場して興味深いのだが、文章が若干ふざけているので、ますます面白い(笑)。

誰でも知っているようなハブやコブラみたいなメジャーどころから、梅まで……。えっ!? 梅って毒があるのか!? どうやら、青い時点では危険らしい。そして、梅干化しても、種の中は毒が残っている可能性が!? 種の中まで食べるのは止めます。

モウドクフキヤガエルとか、かなりヤバイ。なんといっても毒ではなくて猛毒である。一匹で190人を殺せる毒が含まれているというから、素手で触るだけでも危険。

ヒャンとハイなんて聞いた事すら無いから、何かと思ったら、日本に生息するコブラなのか!? 日本国内にコブラ!? インドとかじゃなくて? こんなマイナーなコブラ、ほとんど知る人はいないんじゃないのか。

それにしても、陸上より海の毒生物が危険な気がする。というのも、陸上の毒々しい奴らは、なんとなく分かるじゃないですか。海にいる魚とか貝とかタコだと、食べ物なのか猛毒生物なのか良く分からない。蛇や蜘蛛や蠍なら近寄らないけど、貝や魚やタコなら知らずに触ってしまう危険もあるし。ハブクラゲとかドクウツボなんて、名前だけですでにヤバイ。

陸上でもキノコ系統は危険である。食用になるキノコとよく似た毒キノコが結構あるので、紛らわしい。食べると下痢や腹痛を起こし、暫くすると治ったように感じるが、それから数日後に胃腸から出血して高確率で死亡する危険なキノコもある。

カモノハシにも毒があるとは驚いた。しかも、外敵ではなく、女の奪い合いで使うとは……。やられたほうが死んでしまう事も多々あるとあっては、カモノハシの雄が可哀想すぎて全米の男が泣いても良いレベル。

雌に食われるとか雌の一部になって飼い殺しとか雌を獲得するために毒殺とか、生物というのは何で雄ばかり過酷な運命を背負わされるのか。もう雌だけで繁殖すればいいじゃないか。これ以上、雄を苛めるなよ。

そういえば、本書にすら載っていない危険な超猛毒生物がいるのだが、それはやはり人類の雌であろう。特に家畜人ヤプー人種である日本の雌が危ない。レディースデーや専用車両等、一方的に特権を享受しておきながら、ちょっと自分達に都合が悪い事があると、自らの既得権益は死守する一方で「男女差別だ!」と毒を撒き散らす、大変危険な生き物である。


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新恐竜

新恐竜新恐竜
(2005/07/29)
ドゥーガル・ディクソン

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6500万年前、恐竜が絶滅しなかったなら…驚異の進化を遂げ、未だ地球上を支配し続ける。『フューチャー・イズ・ワイルド』の著者が贈る進化を遂げた恐竜図鑑。


もしも恐竜が絶滅せず、そのまま進化したらどうなっていたかという、想像とシミュレーションで作られた実在しない生物の図鑑である。恐竜そのままのものから、進化して哺乳類だか鳥類だか分からない形になっているものも多い。変なのばかり出てきて面白い。科学的に何処まで信憑性があるのかは置いておいて、眺めているだけでも楽しい。

神話などに出てくる奇想天外生物と違って、科学的な視点が加わっている分、無茶な奴らは登場しないが、その分、こういう未来も有り得たんじゃないかと思えてくる。『フューチャー・イズ・ワイルド』が好きなら、この本も楽しめるだろう。


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アフター・マン

アフターマン 人類滅亡後の地球を支配する動物世界アフターマン 人類滅亡後の地球を支配する動物世界
(2004/07/09)
ドゥーガル・ディクソン

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5000万年後、人類が消えた地球では、どんな動物が生存しているだろうか。進化学と生態学の基本原理を組み合わせて想像する。驚異の進化を遂げ、地球を闊歩する生物たちとは?


時間的な範囲が5000万年後と狭い分、奇想天外度はこちらのほうが低め。発表された順番から考えても「アフター・マン」→「フューチャー・イズ・ワイルド」と読んだほうが良いかも。

ウサギが進化してシカみたいな形で大型化してラバックになっているし、それを襲うのは大型化したプレデター・ラット。鼠も大きくなったらヤバいな。大型化したリス進化型のチリットは毛皮に良さそうだ。白人が絶滅してなければ、アッという間にマフラーにされて絶滅しちゃいそうなクオリティ(笑)。

海では絶滅したクジラの代わりに、ペンギン進化型生物ヴォーテックスが泳いでいる。砂漠にいるデザート・シャークは毛がふさふさしてないから可愛くない。某暗黒神話体系に出てきそうな気持ち悪さ。ラクダの代わりにネズミが大型化してデザート・リーパーになっている。

いろいろ変な生き物が出てくるけど、猿進化型肉食獣が凶悪な顔をしている。虎の胴体に猿の頭をつけた感じのホレーンは妖怪みたいだな。猫進化型生物のストライガーも、見た目が大型の猫なのに、手足が発達して猿みたいに木々の間を移動できるという凶悪さ。

イノシシ進化型生物はゾウみたいな鼻が生えてるし、水陸両棲になった海猿がいるし、大型化して陸を走り回る蝙蝠進化型生物ナイト・ストーカー(表紙になってるやつ)はもう化け物だ。

1億年後、2億年後と比べたら、まだ哺乳類の時代なので、想定外すぎる奴らは少ないけど、それでも変な生き物だらけで面白い。



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フューチャー・イズ・ワイルド

フューチャー・イズ・ワイルドフューチャー・イズ・ワイルド
(2004/01/08)
ドゥーガル・ディクソン、ジョン・アダムス 他

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冴えた着想、しかもめっぽう面白いこの未来の博物誌(アニマル・プラネット・チャンネルの最近の七回シリーズの手引き書でもある)で、地質学者であり古生物学者のディクソンと、自然史テレビスペシャルのプロデューサー、アダムスは、今から2億年後の地球にはどんな生命が生きているのかに思いを馳せる。惑星進化についてコンピュータを使った約110ものイラストを駆使し、著者たちは、地球全体に広がる超大陸(パンゲアIIと呼ばれる)いっぱいに、青い大きな空飛ぶ翼竜や、発光性のサメ、象の体とイカの触腕と「スター・ウォーズ」のジャバ・ザ・ハットの顔を繋ぎ合わせたような森に住む巨大なイカなどを描き出す。こうした生物は、驚くほど微細な点まで描き出されている。


珍しく新品で買った本。もう何度も手に取っているけど、完全図解版を読んだので再読した。

人類が滅びた後に登場する架空の生物達を科学的に想像したもので、変な奴らがたくさん出てきて面白い。どこまで正しいかは、実際に未来へ行って確かめる事が不可能なので、想像力のほうをメインに楽しんだほうが良い。

南方は農地が云々とズレた反論もあるけれど、人類が滅びた後という基本設定を無視しているし、仮にまだ生きてたら気候制御くらい出来るだろう? 別に氷河期の地球に住まなくても、巨大な星間帝国を築き、テラフォーミングで好きな星に住めるだろうし。仮に滅亡しなくても、人類だって進化しているのだから、すでに今の人類はいなくなって、人類進化型生物になっているだろうけど。


まずは500万年後。世界は氷河期に突入している。げっ歯類が大型化したジャグラットが群れを成す。それを襲うスノーストーカーは白熊とサーベルタイガーを足して割った感じの凶暴そうな猛獣。フランス西海岸にはクジラみたいな大きさのペンギン? ガネットホエールがいる。アマゾンはサバンナ化して、巨大な肉食鳥カラキラーが走り回る。地中にはモグラみたいなウズラ進化型鳥類がいるし、空には超大型蝙蝠デスグリーナーが!


続いて1億年後。地球は温暖化して、かなりの地域が水没して海になっている。インドに続いてオーストラリアまでユーラシアと衝突しているし、ユーラシアは真ん中が水没して海になっている。ウミウシが巨大化して泳いでいるし、巨大クラゲが浮かんでいる。ベンガルの沼地ではタコが這いずり、体重がゾウの24倍もある巨大亀が歩く。なんだこのブロントサウルスみたいな亀は(笑)。

南極は温暖な場所まで北上して楽園になっているし、ヒマラヤよりも高くなった山脈には四枚羽根の鳥が飛ぶ。哺乳類はほとんど絶滅し、サッカーボールみたいな大きさの蜘蛛に飼われる奴隷になっているのが哀れ過ぎる。


さらに、大量絶滅を経て2億年後。大陸は再び纏り、第二パンゲア大陸を形成している。中央はサハラの倍もある巨大砂漠になっていて、飛び跳ねるカタツムリや、背中に藻を繁殖させる変な虫など、ますますおかしなやつが増えている。

地球海には甲殻類が魚の代わりに泳いでいる。魚は滅びた鳥類の代わりに空を飛んでるし、陸上ではゾウみたいな大きさのイカが歩いている。もう無茶すぎて、想定の範囲外な世界(笑)。


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フューチャー・イズ・ワイルド完全図解

フューチャー・イズ・ワイルド完全図解ーーThe WILD WORLD of the FUTUREフューチャー・イズ・ワイルド完全図解ーーThe WILD WORLD of the FUTURE
(2005/01/29)
クレアー パイ、疋田 努 他

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2億年後の未来生物を生物学、地球物理学など科学的アプローチからリアルに描いたあのベストセラー『フューチャー・イズ・ワイルド』のビジュアル版。各生物の特徴と生態をフルカラーで徹底図解! 地球のプレートテクトニクスから生物の進化、食物連鎖などまで理解できるので、子どもから大人まで、読んでも、眺めるだけでも楽しめる一冊です。


普通の動物図鑑と同じような形式で、生態や能力など詳細に記されているが、出て来るのは科学的な予想に基いて想像された、未来の生物ばかり。500万年後の氷河期、1億年後の温暖化世界、そして大陸が再び纏り第二パンゲアを形成する2億年後。

変な生き物がたくさん出てきて面白い。基本的に、完全図解じゃない普通の『フューチャー・イズ・ワイルド』と内容が被るので、両方は要らないかもしれない。お子様はこっちで、大人は『フューチャー・イズ・ワイルド』のほうかな?


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ミトコンドリアが進化を決めた

ミトコンドリアが進化を決めたミトコンドリアが進化を決めた
(2007/12/22)
ニック・レーン

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生命進化を「操る」したたかなミトコンドリアの論理を手がかりとして、生命の起源から人類の現在までの40億年を語り切ってしまうダイナミックな科学書。われわれヒトを含むすべての真核生物の誕生を可能にしたのは、ミトコンドリアの内部共生という進化史上の特異事象だった。以来、多細胞化や、複雑な形態など生物の際立った特徴が、内部共生体ミトコンドリアとその宿主である細胞の、ほかに類例のない進化戦略の結果として生じてきたといえる。さらに著者は周到な議論によって、生命の起源、性の起源、老化の原因など、進化の主要な問題にミトコンドリアが果たす決定的な役割を明らかにする。


ミトコンドリアが生命の進化にとって、いかに重要な役割を果たしてきたか。原核生物と真核生物の違い、進化の過程、ミトコンドリアの内部共生によって何が起こったのか、考察して行く。

生物というのは、当然のように複雑な進化を遂げるものと思っていたが、細菌類が何十億年も同じような段階に留まっているのを見ると、ミトコンドリアがなければ、原始的な生命体しか存在しない星だったかもしれないのか。細菌類は単純なまま留まっているからね。

多くの生物で性別が2つある事も、ミトコンドリアが絡んでいるらしい。2つというのは、子孫を残す場合には最も不利な数字らしい。性別が無いまま、分裂して増えれば楽だし、3つ以上あれば、他の2性と交配が可能となる。2種類では50%の相手としか子孫を作れないのである。

海生扁形動物プセウドビケロス・ベドフォルディは雌雄同体で、お互いにTNTNを挿入しようとする一方、相手の精子から逃れようとするらしい。襲われたら負けか。嫌な戦いだな(笑)。

これではなかなか大変なので、性別が複数あるほうが都合が良くなるのだが、2つより多いほうが、交配可能範囲が広がるので有利となる。中にはスエヒロタケみたいに性別が2万8000もあるようなのまでいるのに、何故、大抵の場合において生物は男女を選択しているのか。ここにもミトコンドリアが絡んでいるらしい。

女ばかりで生殖すれば楽なのに、何で男なんて余計な存在を作ったのかと思ったら、神じゃなくてミトコンドリアが黒幕だったのか! 男が女性専用車両から排除されたり、レディースデーで迫害されたり、女男差別で散々苦しめられたりするのも、全部ミトコンドリアが悪いのか! 畜生、ミトコンドリア爆発しろ(笑)!

老化についてもミトコンドリアが深く関わっているらしい。ミトコンドリアの異常は、深刻なダメージを引き起こす場合が大半だが、稀に有利に動く場合もあって、例えば長寿の人には、コードが一文字だけ書き換わっているらしい。書き換えられている日本人が45%もいるのに、自殺大国だなんて、なんだか物凄く皮肉だよね。


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ハチはなぜ大量死したのか

ハチはなぜ大量死したのかハチはなぜ大量死したのか
(2009/01/27)
ローワン・ジェイコブセン

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2007年春までに北半球から四分の一のハチが消えた。巣箱という巣箱を開けても働きバチはいない。残されたのは女王バチとそして大量のハチミツ。その謎の集団死は、やがて果実の受粉を移動養蜂にたよる農業に大打撃をあたえていく。携帯電話の電磁波?謎のウイルス?農薬?科学者たちの必死の原因追及のはてにみえてきたのは。


2007年までに北半球で1/4のハチが消えた。その数、300億匹! 人類なら5回近く絶滅出来る数である。当初は、ハチを狙うダニによるものかと思われたのだが、死骸すら消えてしまうので、説明がつかない。電磁波、ウイルス、農薬、はては宇宙人説まで飛び出す中、徐々に見えてきたのは世界崩壊への序章!?

農作物を植えると勝手に実がなるようなイメージがあるけど、実際には受粉が必要で、現在では移動養蜂に頼っている大規模農家が多い。しかし、近年のハチ大量死により、その担い手が足りなくなってしまった。今や養蜂業だけでなく、農業も深刻な危機に陥っている。その先に待つものは、収穫量の減少による世界的な食糧危機である。

受粉させる昆虫が消滅してしまったため、人力で作業を行う地域が増えて行く。困難な作業であっても、農作物なら人がハチの変わりに頑張れば、なんとかなるかもしれない。でも、野生の植物は? 受粉を助けるパートナーを喪失した植物は人知れず消えて行き、さらに生態系の破壊が加速するだろう。

本書はハチが陥っている危機的状況だけに終始せず、現代のシステムが崩壊寸前になっている現状を警告している。この邦題では、単なるハチの話だと思われそうだ。原題の「実りなき秋」のほうが良かった。

ハチミツ関連の話では、中国産のものから再生不良性貧血の原因となる危険な物質が検出されたという恐ろしい話が載っている。シロップを混ぜている偽ハチミツも大量に出回っているみたいだし、もう得体の知れない安いハチミツは買えない。



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深海生物ファイル

深海生物ファイル―あなたの知らない暗黒世界の住人たち深海生物ファイル―あなたの知らない暗黒世界の住人たち
(2005/11)
北村 雄一

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他では絶対に見られない貴重な写真、精緻なイラストを計300点以上収録!登場生物総勢約200種!深海ってどんなとこ?海の構造を図解で説明。調査船が捕らえた決定的瞬間やレアな標本写真がたっぷり。生物の不思議な生態をリアルなイラストと文章で解説。深海のことがもっとよく分かるマメ知識が満載。生物名と用語から引くインデックス付。


前半はカラー写真満載で、浅い海で見られるような形のものから、グロデスクなものまでいろいろ。写真の上に説明文が重なっているのは読み難い……。黒く反転してくれたら良かったのに、この点だけがちょっと不満足。

それにしても、凶暴そうな顔をした奴や、気持ち悪い形状の生物が多い。深海という特殊な環境に適応した結果なのだろうけど、某暗黒神話に出てくる生物? に似た感じで、とってもグロテスク。


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シュテュンプケ氏の鼻行類―分析と試論

シュテュンプケ氏の鼻行類―分析と試論 (Documenta Historiae Naturalium)シュテュンプケ氏の鼻行類―分析と試論 (Documenta Historiae Naturalium)
(1996/01)
カール・D.S. ゲーステ

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鼻で歩く哺乳類の実在をめぐる全論争に、決着はつけられた。人知を超えた怪生物を無数に生産した自然に挑戦し、人類がついに出現させた「自然を超える動物」。いま、その真相が暴かれる。


壮大なネタである「鼻行類」に関して分析を行った、専門書みたいなネタ本。ネタをさらに弄るなんて(笑)。この本だけ読む人はいないと思うけど、「鼻行類」の内容をふまえているので、単品で読んでも楽しめませぬ。


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鼻行類―新しく発見された哺乳類の構造と生活

鼻行類―新しく発見された哺乳類の構造と生活 (平凡社ライブラリー)鼻行類―新しく発見された哺乳類の構造と生活 (平凡社ライブラリー)
(1999/05)
ハラルト シュテュンプケ

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1941年、日本軍収容所から脱走した一人の捕虜が漂着したハイアイアイ群島。そこでは鼻で歩く一群の哺乳類=鼻行類が独自の進化を遂げていた―。多くの動物学者に衝撃を与え、世間を騒がせた驚くべき鼻行類の観察記録。


鼻行類は、1942年にスウェーデン人のエイナール・ペテルスン=シェムトクヴィストによって発見された。別名ハナアルキともいい、脊椎動物亜門・哺乳綱・鼻行目に属す。南太平洋に存在するハイアイアイ群島に生息していたらしい。残念な事に、1957年に行われた核実験によりハイアイアイ群島は消滅し、同時に鼻行類も絶滅してしまった。

ヤンのいた島』でダンボハナアルキが出てくるから、パラパラ捲るだけでなく、ちゃんと読んでみた。なんという壮大な嘘吐き……。徹底して学術論文みたいな内容で、知らない人が見たら、実在した生物だと騙されそうだ。


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遺伝子の川

遺伝子の川 (サイエンス・マスターズ)遺伝子の川 (サイエンス・マスターズ)
(1995/11)
リチャード・ドーキンス

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自己複製を続けるDNAに導かれ、人類はどこへ向かうのか。ダーウィン主義の真髄にせまる。自己複製を続けるDNAの川。その川の流れを遡ることは生命そのものを理解することである。またこれから、進化はどのような流れを辿るのか。徹底した論理思考で、ドーキンスが突然変異と自然淘汰の真髄を語る。


『遺伝子は自分の子孫を多く残す事のみを考える』
リチャード・ドーキンス
 
ゲーム『パラサイト・イブ』のオープニングにある文章である。ゲーム上の内容も、生物と同化して、細胞の一部となったミトコンドリアが覚醒するというホラーなのだが、すべての人類の体内にあるミトコンドリアは、共通の祖先からもたらされたモノであるらしい。

その人類共通の祖先を、ミトコンドリア・イブというのだが、遥か昔にいた、たった一人の女性から人類が産まれたという事ではないらしい。イブ以外にも、仲間がいたのである。イブ以外のミトコンドリアが現存しない理由は、ミトコンドリアは必ず母親から受け継がれるからである。他のミトコンドリアは、子孫を残す過程で男を産んでしまった。長い年月を重ねる間に、子孫に必ず女性を残してきたものは、ミトコンドリア・イブの家系だけだったのだ。

全人類が同じミトコンドリアを共有しているという事は、ある意味、「人類皆兄弟」というのは正しいとも言える。先祖をたどれば、どこかで共通する人間に行きつくという事だ。さらに、その先祖を生命の始まりまでたどると、途中で生殖に失敗したものが存在しないという事実が浮かび上がる。DNAの旅が途中でたった一度でも挫折していれば、我々はここにいないのである。まさに、天文学的な確率の上に、人類が存在している。


われわれの祖先に幼くして死んだものはまったくいない。彼らはみな成熟し、そのどれもが少なくとも一回は異性の相手を見つけ、交尾に成功したのだ。われわれの祖先は残らず、少なくとも一人の子供を世に送り出す前に、敵やウイルスに倒されたり、断崖で足を踏み外したりすることがなかった。

『遺伝子の川』リチャード・ドーキンス


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またまたへんないきもの

またまたへんないきものまたまたへんないきもの
(2005/12/10)
早川 いくを寺西 晃

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目から血を噴くトカゲ、凍結するカエル、ゾンビ化するカタツムリ…。どっこいオイラは生きている! あの「へんないきもの」が更なる進化を遂げ、お茶の間を急襲する!


またしても、へんないきものが満載だ。鼻くそつきの鼻毛を鼻から突き出しているようにしか見えない魚! とか、敵を威嚇するために目から光線……、じゃなくて血を噴出するトカゲとか。相変わらずグロテスクでホラー映画やクソなSFに出てきそうな妙なやつらがたくさん登場する。よくここまで集めたもんだね。それにしても、神の想像力は人類など足元にも及ばないほどに多様で悪趣味だ。

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へんないきもの

へんないきものへんないきもの
(2004/07)
早川 いくを

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どうしてこんなに変なのか? 世界にうごめく、珍妙で奇怪な生き物たち。そのあまりの珍妙ぶりに思わずほくそ笑む。軽妙な語り口の、おかしな生き物の本。マジメな図鑑とはひと味もふた味も違います。すべてイラスト付き、すべて実在する生物です!!


これは予想を遥かに超えて面白い。自然界って摩訶不思議だ。信じられないような生物が溢れている。見た目的にはクトゥルフ神話に出てきそうなグロテスクなやつが多く掲載されているんだけど。

えっちしたら、おちんちんごと女に食いちぎられてしまうやつとか(でも、また生えてくるらしい)、幼い頃に女に遭遇すると監禁されてしまい、その生涯を女の子宮内部で過ごさなければならないやつとか、いろいろ奇妙なやつらが載っている。それにしても、女というものは人間に限らずどいつもこいつも恐ろしいやつばかりだ。

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