ねじめ正一

攻略対象書籍は以下。
この人も著書多いなぁ……。

高円寺純情商店街』★★★★☆
高円寺純情商店街-本日開店』★★★★
『恋愛さがし』
『恋愛伝説』(「香港ラプソディ」文庫)
『かなしい恋愛』
『そこまでやらなくてもいいのに物語』(「熱血じじいが行く」文庫)
『赤チンの町』
『おしっこと神様』(「鳩を飛ばす日」文庫)
『昼間のパパと夜明けの息子』
『こちら駅前探偵局』
『熊谷突撃商店』
『風の棲む町』(「青春ぐんぐん書店」新潮文庫)
『アーケード殺人事件 こちら駅前探偵局』(「こちら子連れ探偵局」文庫)
『高円寺純情商店街 哀惜篇 』
『熊谷キヨ子最後の旅』
『眼鏡屋直次郎 集英社』
『出もどり家族』
『焼け跡のナポレオン』
『万引き変愛記』(「万引き天女」文庫)
『シーボルトの眼 出島絵師川原慶賀』
『荒地の恋』

エッセイ
『これからのねじめ民芸店ヒント』
『ねじめの歯ぎしり』
『咲いたわ咲いたわ男でござる』
『長嶋茂雄デラックス』
『プロ野球大放言!!』
『どれみても純情』
『ご近所パラダイス』
『輝け!ご近所の星』
『今日もトットと陽はのぼる』
『新ねじめのバカ』
『人呼んで純情正ちゃん』
『ご近所ルネッサンス』
『長嶋茂雄ルネッサンス』
『ご近所エンジェルス』
『それでも男と暮らしたいのか』
『「ことば」を生きる 私の日本語修業』
『純情ねじり鉢巻』
『ねじめの長嶋茂雄日記』
『読むところ敵なし 言葉のボクシング』
『二十三年介護』
『言葉の力を贈りたい』
『天使の相棒 杉浦忠と長嶋茂雄』
『ニッポン商人語録』
『老後は夫婦の壁のぼり』
『落合博満 変人の研究』

児童書
『そうじき』
『そっくりで』
『ひゃくえんだま』
『かあさんになったあーちゃん』
『そーくん』
『しゃくしゃくけむしくん』
『ピーコポンチャン』
『あいうえおにぎり 大きな声で読む詩の絵本』
『ぎゅうぎゅうかぞく』
『がっこうのうた 大きな声で読む詩の絵本』
『そらとぶこくばん』
『まいごのことり』
『さんぽうた』
『わがままいもうと』
『きぜつライオン』
『はなやのおばさん』

詩集
『 脳膜メンマ』
『ねじめ正一詩集』
『いきなり、愛の実況放送』
『ニヒャクロクが上がらない』
『ひとりぼっち爆弾』
『あーちゃん ねじめ正一詩集』


共著
『こいつらが日本語をダメにした』
『長嶋さんへの二〇〇通の手紙』
『長嶋家の謎 茂雄・亜希子夫妻&一茂&三奈』
『昭和少年図鑑』
『とはいえ、熟年離婚に物申す』



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高円寺純情商店街 本日開店

本日開店

穏やかだった高円寺北口「純情商店街」にも変化の波が訪れた。スーパー・マーケットの進出計画が持ち上がったのだ。商店街は浮足立ち、反対運動を始めることを決めた。前後して「江州屋乾物店」では、ばあさんが脳溢血で倒れてしまい、隣の「魚政」は店をたたんで吉祥寺でラーメン屋を始めることになった。少しずつ街は変わり始め、正一少年もまた一人悩みを抱えるのだった。


正一少年が暮らす商店街にも、変革の波が押し寄せてくる。大手スーパーの出店が決まったのだ。商店街の面々は反対運動を展開するも、足並みは揃わず、強制力があるわけでもなく、開店は目前に迫る。その最中、おばあさんに異変が起こる。大きな鼾をかいたまま起きなくなるのだ。そのまま救急車で運ばれるのだが意識は戻らず。

スーパーが開店する前に、江州屋乾物店の隣で商売を続けてきた魚政が撤退を決める。魚屋を辞めて別の場所でラーメン屋を始めるのだ。自分のアイディアを盗まれたと憤る正一の父だが、こういう中途半端な人では新しいことを始めても成功しないだろう。題名にある「本日開店」とはスーパーの事だと思っていたら違った。


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高円寺純情商店街

高円寺純情商店街 (新潮文庫)高円寺純情商店街 (新潮文庫)
(1992/04)
ねじめ 正一

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高円寺駅北口「純情商店街」。魚屋や呉服屋、金物店などが軒を並べる賑やかな通りである。正一少年は商店街の中でも「削りがつをと言えば江州屋」と評判をとる乾物屋の一人息子だった―。感受性豊かな一人の少年の瞳に映った父や母、商店街に暮らす人々のあり様を丹念に描き「かつてあったかもしれない東京」の佇まいを浮かび上がらせたハートウォーミングな物語。直木賞受賞作。


第101回直木賞受賞作。

商店街で乾物屋を営む家に生まれた正一少年を主人公とした、古き良き下町を舞台とした物語。昭和の懐かしい匂いが漂う良作です。短編の集合体ではあるけれども、一貫して正一少年視点で捉えた、商店街の人間模様が描かれる。こういう、のどかな時代が少し羨ましい。人は、効率化と利便性を追及する過程で、何か大事なモノを無くしてしまった。各地にあった商店街は大店舗に駆逐されてしまったから、なおさら郷愁を感じるのだろうか。

引き出物を納入していた結婚式場を競合他社に取られそうになる江州屋乾物店。働いていた身内がだらしない女に篭絡され、猛反対する親父。隣に仮店舗を構えた、羽振りの良い化粧品屋に反発しながらも、上手く言いくるめられて家族全員で物を買ってしまう江州屋の大人たち。最後の、火事が出る話が良かった。消防車が来るまでに、必死で消化しようと頑張る人々。なんで消防車が間に合わなかった事を喜ぶのかと思ったら……。

デビュー小説にして、直木賞受賞作というのがすごいな。
主人公の少年が正一なんだけど、これは自分の話でしょうか?


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