皆川博子

攻略対象書籍は以下。

この人も著書多いなぁ……。

『海と十字架』
『トマト・ゲーム』
『ライダーは闇に消えた』
『水底の祭り』
『夏至祭の果て』
『祝婚歌』
『薔薇の血を流して』
『光の廃墟』
『花の旅夜の旅』(「奪われた死の物語」文庫、原題で扶桑社文庫)
『冬の雅歌』
『彼方の微笑』
『虹の悲劇』
『炎のように鳥のように』
『霧の悲劇』
『巫女の棲む家』
『知床岬殺人事件 流氷ロケ殺人行』
『相馬野馬追い殺人事件』
『壁 旅芝居殺人事件』
『愛と髑髏と』
『光源氏殺人事件』
『忠臣蔵殺人事件』
『恋紅』
『世阿弥殺人事件』
『妖かし蔵殺人事件』
『会津恋い鷹』
『殺意の軽井沢・冬』
『花闇』
『変相能楽集』
『北の椿は死を歌う』(「闇椿」文庫)
『聖女の島』
『二人阿国』
『みだら英泉』
『顔師・連太郎と五つの謎』
『秘め絵灯篭』
『薔薇忌』
『散りしきる花 恋紅第二部』
『朱鱗の家 絵双紙妖綺譚』
『乱世玉響 ― 蓮如と女たち』
『たまご猫』
『幻夏祭』
『鶴屋南北冥府巡』
『化蝶記』
『妖桜記』
『骨笛』
『滝夜叉』
『妖笛』
『うろこの家』
『悦楽園』
『あの紫は ― わらべ唄幻想』
『巫子 自選少女ホラー集』
『写楽』
『みだれ絵双紙金瓶梅』
『戦国幻野 ― 新・今川記』
『雪女郎』
『花櫓』
『笑い姫』
『妖恋 男と女の不可思議な七章』
『死の泉』
『ゆめこ縮緬』
『朱紋様』
『結ぶ』
『鳥少年』
『ジャムの真昼』
『摂 ― 美術、舞台そして明日』
『溶ける薔薇』
『皆川博子作品精華 〈ミステリ-編〉 迷宮』
『皆川博子作品精華 〈幻想小説編〉 幻妖』
『皆川博子作品精華 〈時代小説編〉 伝奇』
『冬の旅人』
『総統の子ら』
『猫舌男爵』
『薔薇密室』
『蝶』
『絵小説』
『伯林蝋人形館』
『聖餐城』
倒立する塔の殺人』★★★★


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倒立する塔の殺人

倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)
(2007/11)
皆川 博子

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戦時中のミッションスクール。図書館の本の中にまぎれて、ひっそり置かれた美しいノート。蔓薔薇模様の囲みの中には、タイトルだけが記されている。『倒立する塔の殺人』。少女たちの間では、小説の回し書きが流行していた。ノートに出会った者は続きを書き継ぐ。手から手へと、物語はめぐり、想いもめぐる。やがてひとりの少女の不思議な死をきっかけに、物語は驚くべき結末を迎える…。物語が物語を生み、秘められた思惑が絡み合う。万華鏡のように美しい幻想的な物語。


表紙に釣られて皆川博子初体験。もっと若いかと思ったら、かなり年配の作家だった。しかし文章は婆臭くない。ちょっと程度の高い児童文学のレーベルから出ているけど、作中に使われている古典文学や絵画から考えて、かなり程度の高いお子様じゃないとついて行けないんじゃないかと心配になってしまう。ミステリーYAに入ってはいても、これは明らかに大人味だろう。

戦時中が舞台で、女学生によって連作形式で綴られる作中小説が始まるのだが、主人公が順番に読んでくれないので、なかなか判りにくい。作品に出てくる人物が、さらに作中小説の中にも少し設定を変えただけで出てくるから、どこからどこまでが作中小説なのか混乱もして来る。

これ、二度読みすれば結構見えてくる部分があるのだろうなぁ。返却しないと駄目なので、一度しか読めなかったけど……。

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