五十嵐貴久

攻略対象書籍は以下。

交渉人シリーズ
『交渉人』
『交渉人 遠野麻衣子・最後の事件』
『交渉人・籠城』


『リカ』
『安政五年の大脱走』
『1985年の奇跡』
『Fake』
『TVJ』
『2005年のロケットボーイズ』
パパとムスメの7日間』★★★★
『シャーロック・ホームズと賢者の石』
『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』
『相棒』
『For You』
『年下の男の子』
『誘拐』
『土井徹先生の診療事件簿』
パパママムスメの10日間』★★★☆
『ダッシュ!』
『リミット』
『YOU!』
『誰でもよかった』
『ウエディング・ベル』
『サウンド・オブ・サイレンス』
『ぼくたちのアリウープ』


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パパママムスメの10日間

パパママムスメの10日間 (幻冬舎文庫)パパママムスメの10日間 (幻冬舎文庫)
(2012/10/10)
五十嵐 貴久

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列車事故でパパと小梅の心が入れ替わった「事件」から二年。無事女子大生になった小梅の入学式で雷に打たれ、今度は、パパがママに、ママが小梅に、小梅がパパに!!パパは主婦業に四苦八苦、ママは女子大生生活にときめき、小梅はパパの会社のピンチに立ち向かう。入れ替わったからこそ気づく、それぞれの家族への思い。大共感の長篇小説。


「パパとムスメの7日間」の続編なのだが、今度はママまで加わって中身が入れ替わるので、さらにややこしくなってしまう。前回はパパ→ムスメ、ムスメ→パパだったのだが、今回はパパ→ママ、ママ→ムスメ、ムスメ→パパとなる。ムスメは前回と変わらず。パパは今回も女と中身入れ替わり状態であるが、女子高生と中年女性ではやはり、萌え指数激減(笑)。

ムスメは大学へ入学、ファーストフードのバイトもあるのに、中身はママだから悪戦苦闘。パパの中の人はムスメなのだが、会社では干された状態なので女子高生や女子大生でも務まるという……。大手化粧品メーカーという設定なのだが、なんて適当な会社なんだ。

腹黒い取締役がクセ者。ママは中身がパパなのだが、なんか今回は一番楽してるよなぁ……。別に、専業主婦が楽だと言っている訳ではなく(まあ、黒企業戦士と比べたら天国みたいに楽なんだけど)、主婦がやるべき掃除洗濯すらパパはまともに出来ないので、結果として楽になっているという情けない状況に。立ち位置激変のため、各自が悪戦苦闘するのが面白い。

ところで、会社のゴタゴタは、一件落着になるのだろうか? 腹黒い役員の利益至上主義的な野望は砕かれたが、このままだと絶対にパパは仕返しされて大変な事になると思う。企業社会で対立してしまったからには、相手を辞任に追い込むまで徹底してやらないと、逆に自分が潰されてしまうと思うのだが。


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パパとムスメの7日間

パパとムスメの7日間パパとムスメの7日間
(2006/10)
五十嵐 貴久

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いまどきの高校生・小梅と、冴えないサラリーマンのパパ。ある日突然、二人の人格が入れ替わってしまったら? 「いつまで、こんなことが続くのだろう。(中略)あたしたちは二人揃って鏡に向かってお祈りした。明日の朝、目が覚めたら、お互いが元に戻っていますように」。ドキドキの青春あり、ハラハラの会社員人生あり。ハートウォーミングな家族愛を描いた笑いと涙のノンストップ・エンターテインメント長編!


典型的な入れ替わり物。パパがムスメに、ムスメがパパに……。口も聞かない程に親子関係が悪化してしまった家族。娘は今時の女子高生。父親は流されやすくて弱気な中堅サラリーマン。そんな二人が、電車事故がきっかけで、中身が入れ替わってしまうのだ。

病院で意識が戻れば、パパなのに見た目は女子高生に。娘は中年のオヤジに。これは傍から見れば面白いが、当事者には悲劇だろう。特に、16歳にして会社勤めのオッサンになるのは悲惨だ。逆はまだ許されそうな気がする。

アイディアとしては使い古されていて、目新しさは無いけれども、こういうの大好きです。読んでいて、変身願望を充足してくれるからだろうか。まぁ、女性(特に若い人)が読んでも、中年オヤジになりたいなんて願望は皆無だろうから、楽しくないかもしれないが。

娘の代わりに先輩とデートする事になったパパ。無論、外見は女子高生です。娘が男女交際するのは反対なので、嫌われるために策を巡らすも、全てが逆効果に。会社が気になりつつも、デートや試験に翻弄される、哀れな中年男性。くどいようですが、外見は女子高生です。

パパの代わりに大手化粧品会社の御前会議に出る事になった娘。無論、外見は中年男性です。女子高生をターゲットにした新商品なのに、大人の都合で上司の顔色ばかり伺い、消費者無視な状況にキレて暴走! 予定調和で消滅するハズだったプロジェクトが思いもよらぬ方向へ。

これ、通常の読者層以外も買っているだろ? コレを買った人はアレも買っていますとかいう紹介で、萌えラノベが出てくるし。結構面白かった。題名で入れ替わり期間がバレているのは残念。いつ戻れるか分からないドキドキ感と不安感が削がれてしまったのが悔やまれる。


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