それでも数学を捨てられますか?

それでも数学を捨てられますか?―数学は真実を見抜く力を養う最強ツールそれでも数学を捨てられますか?―数学は真実を見抜く力を養う最強ツール
(2009/04)
鍵本 聡

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大ベストセラー、ドラゴン桜公式副読本「16歳の教科書」(講談社)の数学の先生が、高校生から進路に迷う社会人に送る「数学的思考で人生の目的が見つかる本」。数学を勉強することは、試験でいい点を取ることばかりが目的ではない!帰納法、演繹法、あれやこれや。数学的思考を徹底すると、人生がシンプルになり、心の中の自分のやりたいことが見えてくる。数学的思考で整理整頓。自分の欲求が手に取るように分かります。


数学を捨てると人生において損をするのだから、好きにはならなくても使えるようになったほうが良いよと、ピーマンに例えて説いているのだけど、正論で来られても嫌いなものはどうしようもないよなぁ(汗)。

ピーマンが嫌いでも食べ方が分からない奴はいないだろうが(料理出来ないなら生で齧れば良い)、数学が嫌いな人はやり方すら分からないんだよ。ピーマンならともかく、どう料理して良いのか見当もつかない異界の物体があったとしたら、好き嫌い以前の問題で、途方に暮れる事だろう。

京都大学に入ってしまうような優秀な人には、出来ない人の気持ちは分からないのだと思う。数学の重要性を熱く語るライブ感はともかく、もっと具体的な数学対策を書いて欲しかった。数学嫌いな凡人が読んでも、プラセボ効果で無駄にやる気が出た挙句、三日坊主病を発動して試合終了となる可能性大である。

「数学なんか出来なくても生きていける」とか言うのは、ただの負け惜しみであって、なんとか死なない程度に生き延びる事が出来たとしても、国公立大学や理系学部を諦めないといけないし、五教科型入試である高校受験において上位高に進学出来ない。芸人やらスポーツ選手や漫画家などで一芸突破が可能な程度の能力を有すならともかく、凡人にとってはただ数学が出来ないだけで人生半分以上\(^0^)/なんだよ(涙)。


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数学嫌いな人のための数学 数学原論

数学嫌いな人のための数学―数学原論数学嫌いな人のための数学―数学原論
(2001/10)
小室 直樹

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本書は、日本人が苦手とする論理と数学について、学問が確立した歴史的背景や意義を交えながら論じた知的読み物である。アリストテレスの形式論理学やガウスの大定理、背理法、帰納法、必要十分条件、対偶、ケインズの一般理論についての知識を得られるが、その過程で数式はほとんど出てこない。最初の数十ページを読んだだけなら、歴史の本と間違ってしまうほどだ。


数式がほとんど出てこないので、数学嫌いを拗らせすぎて数学アレルギーになってしまった人でもついていける。歴史や宗教、経済の話から入っていって、そこに絡む形で数学が出てくるので分かりやすい。数学というよりは、数学を用いた論理学の本になっているような気もするが。


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数学力は国語力

数学力は国語力 (集英社文庫)数学力は国語力 (集英社文庫)
(2012/09/20)
齋藤 孝

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論理力に悩むすべての人へ。小学校、中学、高校で何年間も学んできたはずなのに、算数・数学に苦手意識を持つ人は多い。しかし、誰もが知っている算数・数学のかんたんな知識を掘り起こすだけで、論理力は鍛えられる!ベン図や食塩水問題など、数学的発想を活用すれば、話し方・考え方をスッキリ組み立てられて、日常生活にも役立つ。さぁ、“数学力”を使って論理トレーニングを始めましょう。


題名で騙されたけど、数学が苦手な人が何とか克服しようと思って手にとっても全く役に立たない。数学で味付けされた、ただのエッセイであって、数学力を国語力で論理的に説明するような内容の本ではなかった。


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