阿部和重

攻略対象書籍は以下。

アメリカの夜』★★
ABC戦争』★★
『インディヴィジュアル・プロジェクション』
『公爵婦人邸の午後のパーティ』
『無情の世界』
『ニッポニアニッポン』
『シンセミア』
グランド・フィナーレ』★★★☆
『プラスティック・ソウル』
『ミステリアス・セッティング』
『アブストラクトなゆーわく』
『阿部和重対談集』
『映画覚書vol.1』

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グランド・フィナーレ

グランド・フィナーレ (講談社文庫)グランド・フィナーレ (講談社文庫)
(2007/07/14)
阿部 和重

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終わり、それとも始まり……神町を巡る物語。「グランドフィナーレ」という名の終わりの始まり。毎日出版文化賞、伊藤整賞W受賞作「シンセミア」に続く、二人の少女と一人の男を巡る新たなる神町の物語。第132回芥川賞受賞作。


第132回芥川賞受賞作。

自分の愛娘の裸体を隠し撮りしていたのを妻にバレてしまい、離婚に至り何もかも失ってしまったロリコン男の物語。ありがちでつまらない題材だった。特にヒネリも無いし、ストーリー的にはどうって事無いが、文章は上手い。

読み応えのある文章なのでラストまで引っ張って行かれが、中途半端な状態で物語が終わってしまうので、読んでいて不完全燃焼。どうも、純文学系は身体に合わないらしい。


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ABC戦争

ABC戦争ABC戦争
(1995/08)
阿部 和重

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若手注目作家が放つ、待望の第2弾刊行! 高校生が通学に使う列車の車両を巡る、他校どうしのテリトリー争い。この抗争の顛末をアルファベット記号を手掛りに軽妙な筆致で巧みに語る大型新人の第2弾刊行。


どんな戦争が始まるのかと思いきや、単なる不良同士の諍いじゃないか。しかも、僻地での地域間対立みたいな感じの、狭くて小さな物語。非常に読み難いし、盛り上がらないし、何より肝心の戦争自体が発生する前に夏休みに突入してしまう。これが現在進行形で語られるのではなくて、すでに過去の話となっており、転校してその場に当事者として存在しなかった主人公が、巻き込まれた男から事情を伺うという構成になっているので、さらに読み難い。

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アメリカの夜

アメリカの夜 (講談社文庫)アメリカの夜 (講談社文庫)
(2001/01)
阿部 和重

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映画学校を卒業し、アルバイト生活を続ける中山唯生。芸術を志す多くの若者と同じく、彼も自分がより「特別な存在」でありたいと願っていた。そのために唯生はひたすら体を鍛え、思索にふける。閉塞感を強めるこの社会の中で本当に目指すべき存在とは何か?新時代の文学を切り拓く群像新人文学賞受賞作。


第111回芥川賞候補作。
第37回群像新人文学賞受賞。

引用が多すぎて会話も無く淡々と続くから面白くない。これは実験作なんだろうね。とりあえず、120ページを超えたあたりから、少しだけ面白くなった。ちなみに、全部で166ページですから、後半まで延々とつまらない訳ですが。やはり、芥川賞系統は読者不在で書き手側のオナニーっぽいものが多くて、個人的にどうも受け付けない。

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