泣いた赤おに

4751528114泣いた赤おに
浜田 広介 つちだ のぶこ
あすなろ書房 2016-07-28

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教科書にも載っているあの不朽の名作が、新しい絵本に! みんなとなかよくなりたくて、おいしいお茶とお菓子を用意して待っていた赤鬼。だけど、やってきた村人は、赤鬼の姿を見ただけで逃げ出してしまいます。落ちこむ赤鬼に、友だち思いの青鬼が力をかしてくれたので、赤鬼には、人間の友だちがたくさんできました。ところが青鬼は、あの日わかれてから一度もたずねてこなくなりました。心配した赤鬼は、青鬼の家を訪ねることにしました。青鬼の家はしまっていたのですが、ふと、気がつくと……。


超有名な話であるが、すっかり記憶の彼方に消えてしまったので、図書館で借りて来た。「抜いた赤おに」などとネタで使用される程度の記憶だったが、そういばこんな話だったと、読み進めるうちに思い出した。

人間と仲良くした赤鬼がいたが、鬼だから怖がられて交流が出来ない。悩んでいると、仲の良い青鬼がやってきて、力を貸してくれるという。

青鬼が人間の村で暴れ、それを赤鬼がやっつけたら人間と仲良くなれるというが、それってマッチポンプ野郎ではないのか?(汗) 予定通り、人間の村までやってきた青鬼が暴れ始め、追いかけて来た赤鬼が追い払う事で、赤鬼は人間の味方だと認識される。

赤鬼の家には人間が遊びに来るようなるのだが、それ以来、青鬼は姿を見せなくなった。気になった赤鬼が、青鬼の家を訪ねてみると、そこには置手紙が……。

赤鬼の為に汚れ役を買って出て、しかも長い長い旅に出てしまった青鬼のために赤鬼は泣いた! 全米が泣いた! ……すまない、フォースの暗黒面に落ちた私は泣くことが出来なかったよ\(^o^)/
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シンデレラ

430968002Xシンデレラ (せかいめいさくアニメえほん)
梯 有子 上北 ふたご
河出書房新社 2013-05-25

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プリキュア絵本もこれでコンプリートなはず。本当はプリキュアではなくて、プリキュアを描いている上北ふたごが絵を担当しているだけだが。

この「せかいめいさくアニメえほん」はたくさん出ているけど、上北ふたごが描いているプリキュア風の絵本は、大きなお友達も買うから、きっと他の話よりも売れている事だろう。

この物語を知らない人を探すのが困難なほどの超有名作品なので、内容については特に触れなくても大丈夫だと思う。カボチャの馬車のデザインは、白と金の組み合わせになっているのだが、エルミタージュ美術館の内装みたいなデザインでGJである。

何でガラスの靴をシンデレラ以外は履く事が出来なかったのか問題については、映画『シンデレラ』でも書いたけど、本人認証付きの魔法が付与されていたのだと思う。つまり、魔法の力により、所有者以外は履くことが出来ないようになっている。

王子が村娘と結婚出来た理由については、御伽話だからとしか言いようがないが。地球の歴史では中世から近代あたりで平民と結婚した王族って聞いた事が無いのだが、現代だと存在する事例なので、不可能でもないのだろう。

シンデレラに関しては、魔法が存在する時点で異世界だと思われるので、アラサー女子が異世界に迷い込んでイケメン王子にチヤホヤされる系のやり方と同じで、まずは公爵家などの養女となってから結婚したものと思われる。



これでコンプリートしたと思ったのに、かぐやひめがいた\(^o^)/
お客様~、お客様の中で、かぐやひめな方はいらっしゃいませんか?
なかなか売ってないっす(´・ω・`)

かえるのおうじ

4309680208かえるのおうじ (せかいめいさくアニメえほん)
「グリム童話」より 室井 ふみえ
河出書房新社 2014-09-24

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おひめさまは、泉へ落としたまりを拾ってもらうために、泉のかえると友だちになることを約束します。翌日、お城までやってきたかえるは、いやがるおひめさまに、さまざまな要求をしますが…。


これも胡散臭い話である。美しい王女がお気に入りの鞠を泉に落してしまうのだが、泉に住んでいた大きなカエルが拾ってきてくれる。その代償は、友達になる事だった。

まず、美しい王女という設定なのに、ソバカスが気になり過ぎて、あまり美しく見えない。そして、カエルは友達になりたいというのに、同じベッドで寝たいと要求するのも気持ち悪い。友達は、同じベッドで寝たりはしないんやで。女子高生同士なら、お泊り会で同じベッドに寝るという可能性はあるけど、男女で寝たらいかんだろう!

嫁になれという要求ならともかく、友達になりたいと言っていたのに、ベッドで寝ようとするのはやりすぎだと思う。もしかして、セフレになりたいという事だったのか?

さすがに、この要求には我慢できなかった王女であるが、カエルを壁に投げつけたところ、イケメン王子様になってしまう。急展開しすぎで、ついて行けない。

どうやら、イケメン王子は悪い魔女に魔法をかけられてカエルになってしまったらしいのだが、美女と野獣みたいに真実の愛で元に戻るのではなくて、壁に投げつけられたら元の姿に戻るというのが胡散臭い。そして、カエルだから嫌がっていたのに、イケメン王子なら構わないという王女も打算的すぎて醜い。

この後、イケメン王子の国に連れて行かれるところで終わるのだが、実はカエルに騙されているだけというB級ホラー的BAD ENDになるほうが、上手く纏るような気がするのだが。

うたのすきなかえるくん

4569686710うたのすきなかえるくん (とっておきのどうわ)
かこ さとし
PHP研究所 2007-01-25

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かえるくんは、びょうきのかえるちゃんにおはなをかってあげたいのに、おかねがありません…。かえるくん、どうするのかな?「だるまちゃん」シリーズ、『からすのパンやさん』の作者、かこさとし先生のかわいくてゆかいなお話。


かえるくんが病気のかえるちゃんのために頑張る話なのだが、前半は空回りしすぎ、後半はご都合主義すぎる。Amazonでは高評価だけど、個人的には微妙だった。

まず、かえるちゃんは病気で寝ているのだが、薬も買えなくてかえるくんに頼っている。カエルだから人権も無いのか? どうやら、カエルは病気になっても政府に助けてもらえないようである。まぁ、カエル人間が住んでいない何処かの島国でも似たようなものだから、仕方がないか。

かえるくんは貧乏なので、食費と薬代を稼ぐために路上ライブを行うが、誰も聞いてくれない。皿洗いのバイトをすれば、どんくさくて割ってしまい、クビになる。ギターを売って薬代にするが、かえるちゃんに歌を聞きたいと言われ、なんとかしなければならなくなる。

次の日、かえるくんは路上で靴の修理を始めるが、上手く行かずに怒られ、弁償させられる。えっ!? 靴の修理を舐めてるのか? 皿も洗えないような奴が、いきなり靴の修理をしようとしても上手く行くはずがないではないか。修行もせずに習得出来るのなら、誰も苦労はしないだろう。異世界物によくあるスキル強奪系のスキルで、靴の修理Lv10を獲得してきたほうが、まだ説得力がある。

お金も尽きたが、どこにも雇ってもらえずに困っていると、胡散臭いうしがえるに声をかけられる。夜中の仕事を頼まれるが、相手はギャングだった! 穴を掘って銀行の金を盗み出そうとしていたのだが、見張り番にされたかえるくんが裏切ったため、ギャング団は逮捕される。

電話が無かったので、通報するかわりに大声で歌を歌って知らせたところ、じろべえぬまオペラの指揮者からスカウトされる。お金持ちになったかえるくんは、薬とご馳走と花束とギターと自動車を買って、かえるちゃんのところに向かうのだが、向うから葬式の列が!?

使い捨て役とはいえ、何の面識もなかったかえるくんを見張り番にするなんて、ギャング団の計画が杜撰すぎる。ラストはハッピーエンドだったけど、ご都合主義的な展開など人生で一度も無かった我が身としては、胡散臭さしか感じる事しか出来ない。

カルタゴ戦争

カルタゴ戦争―265BC‐146BCポエニ戦争の軍隊 (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)カルタゴ戦争―265BC‐146BCポエニ戦争の軍隊 (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)
(2000/10)
テレンス ワイズ、リチャード フック 他

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フェニキア人によってチュニジアに築かれた都市カルタゴは、地中海の覇権をめぐり協和国ローマと激突する。265BCに勃発したカルタゴ戦争(ポエニ戦争)はカルタゴが滅亡する146BCまで3回にわたって行われた。本書は、当時のカルタゴおよび敵対するローマの軍事行動を中心に解説。両軍の部隊編成から装備、戦法にいたるまで、その効果とともに詳細に語られている。


世界史の授業ではローマの敵として軽く触れられる程度で、あまり詳しくは教えられないカルタゴ側視点も多いのが興味深い。当時の地図を見ると、地中海の島々はカルタゴが押さえており、東方でギリシアの拡大を阻止するだけなくイベリア半島まで版図に組み込んでいる。カルタゴは地中海世界をローマ帝国と二分する大勢力であり、支配権を巡って激突するのは必然だったのかもしれない。

最終的にカルタゴが滅ぼされるまで、3度も戦争が起こっているが、終始ローマが優勢だった訳ではなく、ローマ帝国が敗北している戦闘もある。ローマ側に運命の天秤が傾かなければ、全く違った歴史が展開されていた可能性もあるわけで、カルタゴ戦争は歴史の重要な転換点になっていると思う。

カルタゴは紀元前814年頃、パレスチナから渡ってきた人々によって、チュニジアに築かれた。テュロスが紀元前6世紀の前半にバビロニア王ネブカドネザルによって破壊されると、カルタゴが“地中海の女王”の座を得る。テュロスとシドンが建設した植民地がギリシアの脅威にさらされると、カルタゴがギリシアを抑え、シリチアや近隣の島々を植民地化した。

カルタゴはバレアレス諸島、スペイン、サルジニア、リビア、アルジェリアと植民地を拡大し、ジブラルタル海峡を越えてモロッコ、マウレタニア、セネガル、ギニア、マディラ諸島、カナリア諸島まで支配地域が広がった。

政治の実権は貴族が握っていたが、貴族の資格は血筋ではなく富にとって決められた。最高政務官(王)は毎年選挙によって選ばれた。一見すると先進的だが、実際は同じような人ばかり選ばれ、人民議会と元老院が対立した事が、カルタゴ没落の原因のひとつとなった。

シチリア島の支配権をめぐってローマとの戦争が始まるが、優勢だったカルタゴが油断して海軍を縮小したため、再建されたローマ艦隊に敗れる事となり、第一次ポエニ戦争は終結する。

ハンニバルがイベリア半島を制圧し、ローマの同盟都市サグントゥムを陥落させた事で、第二次ポエニ戦争が始まる。ハンニバルは5万の兵と37頭の戦象を連れてアルプスを越え、イタリアに進軍。紀元前216年のカンネーの戦いでローマ軍を完敗させるが、日和見の立場を取った愚かな本国のせいで、連携も取れずに膠着状態が続く。

ローマがハンニバルとの決戦を避け、カルタゴ本国に侵攻するという作戦を取ったため、ハンニバルは本国に召還されてしまう。結果、第二次ポエニ戦争もカルタゴの敗北で終わる。国の上層部が馬鹿だと、勝てる戦争も負けてしまうという良い例である。

カルタゴには賠償金が課せられたが、貿易によって経済的繁栄を取り返してくると、ローマ至上主義者のマルクス・カトーなど、主戦派の力が増し、完全に滅ぼされる事となる。ローマ軍によって完全に破壊されたため、現存するカルタゴ遺跡はカエサルが再建させた植民地時代以降のものである。

三びきのやぎのがらがらどん

三びきのやぎのがらがらどん―ノルウェーの昔話 (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)三びきのやぎのがらがらどん―ノルウェーの昔話 (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
(1965/07)
不明

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橋の向こう側の山で、たくさん草を食べようと考えた3匹のヤギ。小さなヤギ、中ぐらいのヤギ、大きなヤギ、みんな名前は「がらがらどん」。橋をわたっている途中に谷に住むトロル(おに)にでくわしてしまいます。小さなヤギの機転によって、小さなヤギと中くらいのヤギはトロルから逃げて橋をわたることができました。とうとう、一番大きくて強いヤギがトロルに勝負を挑みます。3匹のヤギは無事に橋をわたることができるのでしょうか?


かなり有名な作品なので、読んだ事のある人は多いだろう。私も小さい頃に読んだだけだったのだが、トロルがバラバラになるシーンが強烈すぎて、河出書房新社の奇想コレクションで出ているアヴラム・デイヴィッドスンの『どんがらがん』を「がらがらどん」と空目しそうになるくらい、記憶の底にこびりついていた。

当時は橋の下に住んでいるトロルが何なのかサッパリ分からず、親に聞いてもやはり分からず、正体不明の巨大な化け物でしかなかった。元々は妖精らしいのだが、『指輪物語』やテーブルトークRPGの影響なのか、だんだん頭の悪い狂暴な巨人になってしまい、今ではコンピューターRPGに出て来る、物理攻撃力が強くてデカい奴というイメージが強くなってしまった。ドラクエしかしない人だと、緑色でタラコ唇のモンスターというイメージが追加されるかもしれない。

神話や伝承で、もともとそういう存在だったのか、後で勝手に誰かが加えたのか分からないけど、日光に弱かったり、再生能力が高かったり、火に弱かったりする設定が多い。

がらがらどんは、小さい山羊と、普通の山羊と、大きな山羊である。草を食べるため、橋を渡ろうとするのだが、橋の下にはトロルが住んでいて、がらがらどんを食べようとする。小さい山羊を食べようとしたら、二番目のがらがらどんが来るから食べないでくれと言う。

もっと大きいのが来るならと、食べずに済ませるトロルが理解出来ない。小さいほうが美味しいだろう? 若しくは、両方食べたら良いのではないか? もう少し太らせて、成長してから食べてやろうという描写でもあれば納得出来るのだが、何で通してしまうのか謎である。二番目のがらがらどんが来た時も、後で大きいのが来ると言われて、同じように食べずに通してしまう。

最後に現れたがらがらどんは大きくて強かった。トロルはがらがらどんを食べるどころか、目玉を串刺しにされ、肉も骨も木っ端みじんにされて谷に落されてしまう。一体、どんな攻撃をすれば、ここまでバラバラになるのか謎過ぎる。私が知る限り、こんな事になるのは南斗水鳥拳か泰山天狼拳で攻撃された時くらいである。少なくとも北斗神拳では、このような綺麗な肉塊にはならない。

『ダンジョンズ&ドラゴンズ』をプレイしたり、『指輪物語』を観た事のある人なら、トロルがどれだけ強いか知っているだろう。絶対に、山羊なんかが勝てる相手ではない。がらがらどんは、山羊の姿をしてはいるが、中身は違う何かだと思う。もしかして、千匹の仔を孕みし森の黒山羊が産み落とした黒き仔山羊じゃないのか?


子供の頃は、トロルはがらがらどんを食べようとする悪い奴だから、倒されても仕方がないと思っていたが、改めて読むと、脅迫しているだけで、実際に食べた訳ではない。そして、大きながらがらどんの先制攻撃で殺されているのである。これは日本だったら過剰防衛どころか殺人である。

住む家が無くて橋の下に住んでいる人が、橋の上を通る上級国民の子を脅したら、逆に殺されてしまったという場面を想像すると、トロルが可哀想すぎて涙が止まらない。全米が泣いた!

ももたろう

4309680038ももたろう (せかいめいさくアニメえほん)
池田 哲也 菅野 翔平
河出書房新社 2013-05-25

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豚の話なんかよりも遥かに胡散臭いのが、こいつである。桃から生まれた男子が成長して、鬼を殲滅して金銀財宝を強奪する話であるにも関わらず、めでたしめでたしとなる、某島国の人間なら誰でも知っているであろう昔話である。

鬼が一体、何をしたのか。鬼退治に出かける前に、鬼の悪逆非道ぶりを書いておく必要があると思う。鬼は何もしていないにも関わらず、ただ鬼であるという理由だけで、殺されて資産を奪われても構わない存在なのである。

これは差別ではないか。鬼の部分をインディアン、インディオ、ユダヤ人、黒人、有色人種などに置き換えると、世界の歴史の暗黒面がよく見えて来るではないか。

そう思って読み始めたところ、最初のほうに鬼の悪逆非道ぶりが描かれていた\(^o^)/ どうやら、最近の桃太郎では、鬼は退治されるだけの大義名分を敵に与えてしまっているらしい。昔の桃太郎では、この部分は無かったよね?

鬼が退治されるだけの悪者になっているのはともかく、自分達で生産した品ではなく、近隣の村から強奪したものならば、本来の持ち主に返すのが筋ではなかろうか。何で桃太郎が自分の物にしているのか謎である。これでは悪者から強奪する別の悪者にしか思えないのだが。

あと、きびだんごだけで部下を酷使するのもどうかと思う。思いっきりブラックな職場ではないか!

急募
鬼を退治するだけの簡単なお仕事
アットホームな職場です
美味しいきびだんごが支給されます
(時間外労働あり、残業手当なし、労災保険無し、給料はきびだんごで支給されます)


おい! 犬と猿と雉は思いっきりブラック社長に騙されているぞ!

犬:「きびだんご美味い」
猿:「きびだんご美味い」
雉:「きびだんご美味い」
桃:(きびだんご食って24時間死ぬまで戦え!)

三びきの子ぶた

4309680011三びきの子ぶた (せかいめいさくアニメえほん)
梯 有子 中嶋 敦子
河出書房新社 2013-05-25

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豚の三兄弟が自立して、それぞれが家を建てるが、狼に食われそうになるという、誰でも知っている話である。穢れなき幼少期には特に思う所もなかったこの童話であるが、負け組となった今では、狼が可哀想すぎて全米全私が泣いた。

そもそも、狼だって何かを食べないと生きて行けないのだから、豚を狙っても仕方がないではないか。豚を育てて大量虐殺して、肉片をスーパーに並べている人類のほうが、狼よりも邪悪な存在なのに、豚のほうを応援するなんて偽善者すぎるではないか。

狼の不遇な部分は置いておくとして、鼻息で家を破壊するのも、訳が分からない。台風レベルの鼻息を出す、化け物狼だったのか? 某アネハ物件でさえ、鼻息では倒壊しないぞ。

あと、豚三兄弟が可愛い系オークにしか見えない件。こいつらは本当に豚なのか? ファンタジー系作品に登場する豚獣人か、可愛い系オークではないのか? 『月が導く異世界道中』に出て来るハイランド・オークの豚姫様も、こんな系統の顔だったぞ。

わるわるイッサイ

4577044099わるわるイッサイ
佐々木 マキ
フレーベル館 2016-08-17

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わるいさいが、みんなにめいわくをかけながら、どどーっとはしっていく。おんなのこはもうゆるさない!とさいにわなをしかけるが…!?4才ごろから。


わるわる1歳なのかと思ったら、イッサイというのはサイの名前だった。1の形に指を立てているペコちゃんっぽい女の子ではなく、後ろで走っている狂暴そうなサイが主人公だった。

イッサイというサイは、本当に悪い奴で、ピクニックを楽しんでいたうさぎとこぶたからお弁当を強奪して食い、昼寝をしていたワニを踏みにじり、木に突撃して上にいた猿を地面に落す。

そのまま暴走し続け、きのこちゃんの大切な花壇を踏み荒らし、きのこちゃんの家に激突する。きのこちゃんの家の壁は破壊され、穴が開いてしまった。ちなみに、きのこちゃんというのは生えているキノコではなくて、表紙に描かれている女の子である。

イッサイが岩を破壊していたので、きのこちゃんは偽物の岩を海辺の崖付近に用意して罠に嵌めようとする。挑発されたイッサイは、偽物の岩に突進して崖から海に転落するのかと思いきや……。

そのまま空を飛んで何処かに行ってしまった。悪いイッサイがいなくなったので、きのこちゃん達は平和に暮らせるようになった。しかし、イッサイは別のところで悪い事をしているに違いないという、なんとも言えないオチが待っていた。

よく見たら、最後のページにイッサイが見えているので、そんなに遠くには行っていないみたいだし。

3びきのくま

48340000603びきのくま (世界傑作絵本シリーズ)
トルストイ バスネツォフ
福音館書店 1962-05-01

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森で迷子になった女の子は、小さな家を見つけます。食堂には大きなお椀、中くらいのお椀、小さなお椀に入ったスープが。女の子は小さなお椀のスープをすっかり飲んでしまいます。隣の寝室には大きなベッド、中くらいのベッド、小さなベッドが。女の子は小さなベッドで眠ってしまいます。そこへ、散歩に出かけていた3匹のくまが帰ってきます。この家は大きなお父さんぐま、中くらいのお母さんぐま、小さな子どものくまの家だったのです。


いたずらハーブ えほんのなかにおっこちる』という作品で、主人公の少年が絵本世界で出会ったきんいろまきげちゃんの元ネタはこれか!

森の中で迷子になった少女が、誰もいない家を見つけて勝手に入り込む。中には食事が用意されていたのだが、大きい入れ物、中くらいの入れ物、小さい入れ物に入っている。大きいのから順番にスープを飲むのだが、小さい入れ物は少ないので全部飲んでしまった。

椅子も大、中、小となっているのだが、順番に座って、小さい椅子を壊してしまう。さらに、ベッドも大、中、小となっているのだが、順番に寝転がり、小さなベッドで寝てしまう。

これって思いっきり不法侵入ではないか! 森の中で迷ったとはいえ、完全に主人公の少女が悪役である。不法侵入、窃盗、器物損壊と、国によっては殺されても文句が言えないレベルである。何処かの悪人天国な島国なら、ちょっと怒られただけで済みそうな気もするが。

食事が用意されていた事で分かる通り、この家は空き家ではなく、誰かが住んでいた。家主はミハイル・イワノビッチという熊で、嫁はナスターシャ・ペトローブナという雌熊、そして子熊はミシュートカである。

散歩から戻って来た熊の家族は、誰かが勝手に食事を食べたのに気づき、勝手に椅子が使われたのに気づき、椅子が壊されているのに気づき、ベッドがぐちゃぐちゃになっているのに気づく。そして犯人は、小さなベッドで寝ていた!

これは熊じゃなくても怒るレベル。見つかった少女は、慌てて窓から逃げ出すのだが、熊が追いつけない速度で逃げるとは、只者ではない。

ねないこはわたし

4163904840ねないこはわたし
せな けいこ
文藝春秋 2016-07-13

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1969年に刊行されてから、いまだにあらゆる幼児に読み聞かせられる永遠の名作絵本『ねないこだれだ』。誰もが見覚えのある独特の貼り絵、そして夜更かししていた子どもが「おばけ」になって連れていかれてしまうという衝撃的なラストで、発行部数は200万部以上です。実はこの絵本はせなけいこさんのデビューシリーズ4冊のうちの1冊でした。当時37歳、2児の母だった遅咲きのデビュー作が、決定的な代表作となり、せなさんはその後も「おばけ」の絵本を描き続けることになります。


貼り絵で描かれた名作絵本『ねないこだれだ』で有名な、せなけいこのエッセイ。『ねないこだれだ』に出て来るおばけは、神デザインだと思う。

夜更かしをする子がお化けに連れて行かれたり、泣き止まない子が魚になったり、怒ってばかりいる猫が飛んで行ったりするので、教育臭のする本だと捉えている人が一定数いるけど、本書を読めば、意外にも著者はそのような事を意図していないというのが分かる。

せなけいこの作風は、普通の絵本と違って、ペンではなく紙で描くというのが面白い。紙を切ったり千切ったりしながら絵にして行く。『ねないこだれだ』のおばけに連れて行かれる女の子のパジャマが、封筒の裏側で出来ているなんて、知らなかった。

捨てられないから何でも取っておくというのは、戦前世代だからだろうか。大事な本は3冊無いと落ち着かないというが、普通の本読みが3冊も揃えたら、お金があったとしてもスペースが足りなくなる気がする。

ねないこだれだ

4834002187ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)
せな けいこ
福音館書店 1969-11-20

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夜の9時です。「とけいがなりますボンボンボン」こんな時間におきているのはだれだ?ふくろう、くろねこ、どろぼう……。いえいえ、夜中はおばけの時間。あれ?まだ寝ていない子がいますよ。おばけになってとんでいけ! おばけがなかなか寝ない子をおばけの世界に連れていってしまいます。シンプルなはり絵と独特のストーリーで、子どもたちをひきつけてやまない赤ちゃん絵本です。


いやだいやだの絵本シリーズ4作目。

表紙が気になりすぎて図書館から借りて来たのだが、これは小さなお友達だった頃に読んだ事があるやつではないか! 内容は忘れてしまっていたけど。

時計が鳴って、夜の9時になった事を知らせる。こんな時間に起きているのは誰だ? ふくろう、みみずく、くろねこ、どらねこ、いたずらねずみ、どろぼう……。色々な動物が起きているが、夜はおばけの時間である。

夜中に遊んでいる女の子がおばけに見つかってしまう。「夜中に遊ぶ子はお化けにおなり」と言われ、おばけに連れて行かれてしまう。

おばけの せかいへ とんでいけ
おばけに なって とんでいけ

という最後の部分が秀逸である。

寝ない子が連れて行かれてしまうので、教育絵本みたいに思われているけど、どうやらそのような意図は無いようである。

だいたい、おばけに連れて行かれるから子供が怖がるとは限らない。この本を読んだ子供は2種類に分けられる。おばけが怖いから早く寝ようと思う良い子と、おばけの世界に飛んでいきたいから寝ない子である。残念ながら、私も寝ない子のほうだった。親と一緒に、夜の9時から始まる映画を観ていたので、そんな早い時間に寝るわけがない。

最近では中高生だけでなく、おっさんやアラフォー女子あたりまで異世界物が流行っているが、これも異世界に行く系統になっているよね。おばけの世界へ行った後の出来事は語られないけど。

これを読んでお化けに連れて行かれるのが怖いと思うお子様は、リア充子供だと思う。現状に満足していない子は、おばけの世界のほうがまだワンチャンスあるのではないかと期待してしまうではないか。


おばけの せかいに きたいしても いいじゃない まけぐみだもの

いやだいやだ

4834002160いやだいやだ (いやだいやだの絵本)
せな けいこ
福音館書店 1969-11-10

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ルルちゃんはなんにでもすぐに「いやだいやだ」といいます。あんまり「いやだいやだ」と言っていたら……。お母さんも「いやだ」といって抱っこしてくれなくなりました。おやつもお日さまも、保育園にはいていく靴も、大事なくまのぬいぐるみも、みんなが「いやだ」といいだします。みんなに「いやだ」といわれて、ルルちゃんは泣きべそをかいてしまいます。いやいや期の子どもといっしょに読みたいユーモラスな絵本です。


いやだいやだの絵本シリーズ3作目。

イヤイヤ期に入った女の子の話になっている。ルルちゃんは何でもすぐに嫌だ嫌だと言う。ルルちゃんが嫌だ嫌だばかり言うので、母親も嫌だ嫌だと言い出して抱っこを拒否、美味しいおやつも食べられる事が嫌だ嫌だと拒否し始める。

太陽もイヤイヤ期で雲に隠れて雨を降らす。保育園に履いて行く靴も、大事なクマちゃんも嫌だ嫌だと言い出す。みんなが嫌だ嫌だと言い出したら世界も回らなくなるから我慢を覚えなければいけないのだろうけど、自分の嫌だ嫌だを我慢せずに押し付けるような奴がそのまま大人になると、徹底して自分の事しか考えないキチガイメンヘラと化すのだろう。

小さな子はイヤイヤ期だから仕方がないが、魔の2歳児とか書かれているものもあって恐ろしい。負け組の私には子育てなんて無縁の世界だから、イヤイヤ期なんて関係無いけど。子育てどころか、自分自身にすらイヤイヤ期が無かったような気がする。

もじゃもじゃ

4834002195もじゃもじゃ (いやだいやだの絵本)
せな けいこ
福音館書店 1969-11-10

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いやだいやだの絵本シリーズ2作目。

庭の木、飼い犬のコロ、解けた毛糸などなど、いろんなモジャモジャが登場する。しかし、一番凄いのが、表紙になっているルルちゃんの頭部である。

庭の木は植木屋さんが剪定し、犬のコロも毛を切られる。解けた毛糸は巻かれる。そして、雄ライオンみたいになっていたルルちゃんも散髪される。最後は、「かがみに うつった きれいなこ だあれ?」となって終わる。

うーむ、ぼさぼさ頭の時は雄ライオンだが、散髪した後も綺麗な子というよりは、ワカメちゃんにしか見えないのだが(汗)。このルルちゃんというのは、作者の娘がモデルらしいが、こうやって絵本として残されるというのは大変だなぁ。

もじゃもじゃでも、ハゲと比べたら1万と2000倍はマシである。個人差はあるとはいえ、圧倒的に男のほうがハゲる運命にあるというのは差別ではないのか? この世界を創った神とかいう邪悪な何かは、ハゲのおっさんが大好きな女神だという可能性が微粒子レベルで云々……。

にんじん

4834002179にんじん (いやだいやだの絵本)
せな けいこ
福音館書店 1969-11-10

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「にんじんの好きな子だあれ」うまもきりんも、さるもかばもみんなおいしそうに食べます。では一番すきなのだれ?


いやだいやだの絵本シリーズの1冊目。人参が嫌いな子のための教育絵本みたいなものかと思っていたが、ウマ、キリン、サル、豚、カバ、ネズミ、ゾウ、ウサギなどが人参を食べるだけの話だった。

人参の嫌いな子が多いのは、野菜特有の生臭さが原因だと思うんだよね。収穫直後で鮮度が衰えていない人参なら大丈夫なはず。

ところで、ウサギ=人参大好き、みたいなイメージがあるけど、人参の嫌いなウサギも多いと知って驚いた。誰の仕業なのか知らないけど、今までウサギのニンジンスキーなイメージ戦略に騙されていた。

好き嫌いをなくす用の本っぽくなっているけど、好き嫌いってなくならないよね。野菜限定なら私もだいたい大丈夫だと思うけど、アマゾンで売ってる巨大な幼虫の串焼きとか、中国の何処かで出て来る猿の脳みそとか、東南アジア方面で出て来るゴキブリの素揚げとか、絶対に無理だと思うし。

そんな、自分にとって無理ゲーな方向の食べ物を出されたら、「いやだいやだ」って言うよ(笑)。

web小説 【短編】異世界で俺TUEEEしようとした俺が地獄に落ちるまでのお話

自称・神様を名乗る幼女・クロの手によって俺は異世界の地に舞い降りた。しかも最強無敵の能力を得て、ハーレムを好きなだけ楽しんで良いというオマケつきである。俺は大喜びでチーレムを堪能しようとする。それが地獄の幕開けとも知らずに……。


小説家になろう
【短編】異世界で俺TUEEEしようとした俺が地獄に落ちるまでのお話
完結


夜中の3時に怪しい美幼女と出会ってしまった主人公が買ってきたアイスをあげたところ「異世界、好きなの」と聞かれる。思わず肯定したところ、異世界に飛ばされてしまう。美幼女のクロちゃんは神様だった!

異世界を満喫しようと思った主人公だったが、最初から最強すぎてバランスが崩壊している。この世界で最強のモンスター、暴虐の黒き帝竜アガーシャをワンパンで倒せるようになっていた。

さらに、ハーレムに関するフラグも、道を聞いただけで「素敵、抱いてっ!」となってしまう。あまりにもイージーモドすぎる異世界だが、そこは元から存在した異世界ではなく、クロちゃんが主人公のために創ったばかりの世界だった。

主人公が死んだり、元の世界に戻ったら異世界は破壊されると知り、戻れなくなってしまうのだが、これは地獄ではないよなぁ。クロちゃんを上手い事誘導すれば、素敵な異世界になるではないか。

web小説 転生者である私に挑んでくる無謀で有望な少女の話

小説家になろう
転生者である私に挑んでくる無謀で有望な少女の話
短編
完結


28歳で病死した主人公が転生し、学業で天才少女に挑まれる。最初は前世知識チートで圧勝するが、高校で追いつかれ、大学で抜かされてしまう。

どれだけ頑張ったところで、努力する凡人は努力する天才に勝てないという見本であるが、最後はフラグも立ててハッピーエンドになるのがよい。

最終的には天才少女に負けてしまうけど、自分も名門中学、名門高校、そして最難関の大学を卒業するのだし、天才を嫁にするのだから、十分に勝ち組だよね。

web小説 死に掛け女のぐーたら疫神生活

怪しいピンクの胞子を吸い込んで死に掛けていた『私』は、目を覚ますと異世界で疫病の女神として祀られていた!? どうやら世界を滅ぼす伝染病の特効薬として召喚されてしまったらしい。そのままごろごろと女神生活を満喫すること半世紀。ぐーたらし過ぎた『私』は存在意義を疑われて、ある辺鄙な村で流行る奇病の解明に借り出されてしまう。しかし、そこで別の事件に巻き込まれて……? 無駄に美形な暴力ドS神官長にシバかれつつ、ニート駄女神が頑張るお話。


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死に掛け女のぐーたら疫神生活
完結


主人公が知り合いから貰ったアマゾン原産の謎の物体を放置していたところ、蛍光ピンクの胞子を撒き散らすようになってしまった。可燃ゴミの日に捨てようとした時に、胞子を吸い込んで倒れてしまう。

気が付くと神殿にいた。どうやら意識が無い間に異世界に召喚され、疫病を治す女神になっていたらしい。当時、異世界は謎の病気が蔓延して滅びそうになっていたらしい。こちらは青い斑点が出て死に至る病だったが、主人公の体内に取り込まれてしまった蛍光ピンクの胞子が特効薬になったらしい。

すでに疫病が猛威をふるった時代から200年以上が経過していた。目覚めた主人公は女神としてニート生活を満喫し、さらに65年が経過する。どうやら、蛍光ピンク胞子の力で、老化しなくなり、水だけ飲んでいれば死にもしないようである。

web小説 くま クマ 熊 ベアー

4391146916くま クマ 熊 ベアー (PASH!ブックス)
くまなの 029
主婦と生活社 2015-05-29

by G-Tools

株で稼ぐユナは学校に行くこともなく、家に引きこもってVRMMOゲームをやる15歳の少女。大型アップデートが行われ、キャンペーンで激レアチートの譲渡不可のクマさん装備一式を当てる。(クマの着ぐるみ、クマさんパペット、クマさんの靴)こんな恥ずかしい格好はゲーム内の装備でも恥ずかしくて着れない。さらにアンケートを答えてゲームを再開すると、手に入れたクマさん装備の格好で知らない森の中。ここはどこ? 神様からメール? 異世界? クマさん装備を付ければチート、脱げば運動不足の少女。クマの着ぐるみを着たユナの気のままの異世界の冒険が始まる。


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くま クマ 熊 ベアー


引き篭もってネットゲームをしている15歳の少女が異世界の神によって、強制的に転移させられてしまう。地球では友達もおらず、親もロクデナシ系なので未練はないようだが、クマの着ぐるみアバターという恥ずかしい恰好になっていた。

自分自身ではなく、クマの着ぐるみにチート能力が付与されてしまっているので、安全のために脱ぐことが出来なくなってしまう。クマ装備で暴れまわるうち、クマ着ぐるみの女の子として有名になっていく。

クマの着ぐるみを装備している間はほぼ無敵に近いチートである。引き籠りをしていた頃に株で大儲けしているのだが、異世界のお金に変化した状態で持ち込まれているので、資金面でも苦労しない。

悪党があまり登場しないので、基本的にほのぼの系チート物になっている。王様が異世界の食べ物で餌付けされてしまっているのが面白い。

web小説 銭の力で天下取り

現代日本から逆行転生を果たした、熱田商人、浅田屋二代目大山源吉。彼は商人として、銭の力で天下取りをと画策する。担ぐ神輿は、戦国の覇者、織田信長。そう、戦国の世にあって唯一人、銭の可能性を真実理解できる偉人、信長だ。そんな先見性を有する信長と共に、源吉は天下をその手中に収められるのか? 商人主人公源吉の目を通した、戦国絵巻が幕を開ける。


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銭の力で天下取り


現代人が死んで、戦国時代の尾張に転生してしまった。商人の家に生まれたので、織田信長の近づき、銭の力で天下取りに乗り出す。前世知識で歴史を改変するが、技術チートについては今のところ控えめである。

web小説 社畜ダンジョンマスターが気付いたら史上最悪の魔王と呼ばれてました。。。

現代日本で、どこに出しても恥ずかしくない立派な社畜の渥目雄馬は今日も一人、会社に残り残業していた。そんな時、渥目は自身のデスクの上に謎の契約書を見つける。その変な文面の契約書を見て、同僚の悪戯と思った渥目はサインしてしまう。直後、誰もいない筈のオフィスに謎の男が現れ、契約書の内容に則り、美しい少女を従者に付け、渥目を新たなる職場に送り出した。こうして、渥目はダンジョンマスターとして異世界へ飛ばされてしまった。


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社畜ダンジョンマスターが気付いたら史上最悪の魔王と呼ばれてました。。。


残業中の社畜男が、謎の契約書を見つける。同僚の悪戯だと思って契約書にサインしたところ、異世界に飛ばされてダンジョンマスターになってしまった。

この世界のダンジョンは世界の敵なので、発見されると破壊されてしまう。破壊されるとマスターも死ぬらしいので、全力で防衛しなければいけないのだが、よりによって、初期配置は王都の中だった!

このままではダンジョンが成長するまでに発見されていまうので、地下にあるレストランに偽装して営業を開始するのだった。

web小説 俺の転生×転性ライフ

小野里敦司(おのりあつし)の平凡な高校生活は暴走車に轢かれ突如終わる。しかし、死んだはずの彼は異世界転生×転性をして、女に生まれ変わってしまった! 転生先はその世界の最大国の一つ、アークドゥルフ王国、その地方領主一家という恵まれた環境。また、その世界には前世には無かった魔法や亜人もいた。ニューライフを、領主の孫・フォルゼリーナ・エル・フローズウェイとしてスタートした彼は、この世界でもっと人生を楽しもうと決意するのだった。


小説家になろう
俺の転生×転性ライフ


平凡な男子高校生が暴走車に轢かれて異世界に転生する。性別が変わってしまったけど、領主の孫娘だし、大国で安定しているので戦乱に巻き込まれたりもせず、かなり恵まれた来世になっている。

前世記憶を保持したままなので、赤子の頃から魔力を増強したりして、どんどんチート化して行く。おまけに、凡庸主人公転生ではなく、前世で七之宮流剣術を極めているので、元から有能であwる。

王都になる学校に特待生入学する頃には、魔法も剣術も恐ろしい腕前のチート金髪幼女に成長してしまう。

web小説 無欲の聖女

407418981X無欲の聖女 1 (ヒーロー文庫)
中村 颯希 CUTEG
主婦の友社 2016-07-30

by G-Tools

お金が何より大好きな守銭奴少年・レオは、ひょんなことから、訳ありの美少女・レーナと体が入れ替わってしまう。なんでもレーナは、かつて冤罪で貴族社会を追われた侯爵令嬢の娘で、このままでは貴族の集う学院に召集されてしまうのだが、それが嫌で、魔術を使って逃亡を試みていたらしい。報奨として提示された金貨につられたレオは、レーナの代わりに学院に行くことを決意する。


小説家になろう
無欲の聖女
完結


孤児院で暮らしている守銭奴少年レオが、訳あり美少女レーナの魔法に巻き込まれて中身が入れ替わってしまう。レーナは貴族社会を追われた侯爵令嬢の娘で、庶民として暮らしていたのだが、学院に強制入学する事になっていた。

この国では、能力のある子供は一定年齢になると召喚魔法によって強制的に学院に集められてしまうので、隠れたままで生きる事は出来なかった。

レーナは自分とバッタを入れ替えようとしていたが、レオが入り込んできたため、男女入れ替わりが発生してしまう。レオはレオノーラと名付けられ、侯爵家の孫娘として生きなければならなくなってしまう。

本当は守銭奴なのに、行動する度に周囲の人間が勝手に誤解しまくって、いつの間にか無欲の聖女と呼ばれるようになるのが笑える。

webエッセイ 誰にでも書ける? なろうで成功する異世界転生ものとは

小説家になろう
誰にでも書ける? なろうで成功する異世界転生ものとは
エッセイ


何でなろう系作品の主人公は引き籠りニートや黒企業奴隷の中年男性だらけなのか。なんでヒロインはチョリンなのか。なんで中世ユーロッパ風の異世界だらけなのか。テンプレ化している理由について考察している。

web小説 無課金ユーザーが来た! 悪役令嬢は裸アバターで暴れまくる!!

「公爵令嬢ブリュンヒルデ・アッヘンバッハ、貴様との……」はいはい、婚約破棄、断罪ね。テンプレ展開おつかれさん。だが悪役令嬢は内心で歓喜に打ち震えていた。なぜなら彼女の中身は元男、日本からの転生者だったのだから。


小説家になろう
無課金ユーザーが来た! 悪役令嬢は裸アバターで暴れまくる!!
完結


4話完結の短編だが、悪役の公爵令嬢ブリュンヒルデの中の人が、前世記憶を持つ元男で、この世界が課金乙女ゲームのようなものであると理解しているので、婚約破棄された直後から暴走し始める。

高貴なる者の務めから解放され、馬鹿王子とも結婚しなくてよくなったたブリュンヒルデが、無課金ユーザーとして、ルールの穴を突きつつ、思うまま動き始める。

ちなみに、上級貴族から見ると下着同然という恰好だから裸扱いされているだけで、裸族ではなかった。ネットゲームとかでよくある、下着っぽい初期装備の状態になっているだけだった。

web小説 鈍色の聖女

小説家になろう
鈍色の聖女
短編
完結


王太子妃となるはずだった公爵令嬢クリスタ・シュタールベルクは、下級貴族の罠に嵌められ、追放される。悪役令嬢ではなく、冤罪で追い出されるという酷い話だが、後に真実が明らかとなる。

国も王子も実家の公爵家も他の貴族も、出て来る奴らがクズばかりで胸糞すぎる。後で、馬鹿王子や公爵家は酷い目に遭うものの、まだ足りない。クソな王国を滅亡まで追いやってくれたら良かったのに。

web小説 転生ドラゴンさんは、今日も異世界を元気に過ごしております

小説家になろう
転生ドラゴンさんは、今日も異世界を元気に過ごしております
短編
完結


本来、死ぬはずではなかった男が、バスの事故で隣に座っていた人の代わりに死んでしまう。転生する際、「死ぬときは寿命いっぱいまで満足に生きて、健全なまま老衰して死にたい」と願ったところ、来世はドラゴンだった。

転生前に願った条件が発動し、少しでも死に繋がるような攻撃は自動的に無効化されるため、竜王扱いされるようになってしまう。

web小説 私はいわゆる悪役らしいが、きちんと罰は受けるので見逃してほしいと思う。

小説家になろう
私はいわゆる悪役らしいが、きちんと罰は受けるので見逃してほしいと思う。
短編
完結


悪役令嬢物かと思ったら、クズ家族に転生してしまった主人公が、ひたすら虐められている弟を生暖かく見守り、破滅の時を待つだけの話だった。

乙女ゲームの内容通りなので、この後に何が起こるのか知っているのだが、積極的に没落を回避したりはしない。やがて、弟の手により一家は破滅してしまうのだが、最後の最後で思いもよらぬフラグが立ってしまった。短編なので、前世知識チートなどは無かった。

web小説 婚約破棄に絶対記憶で立ち向かう

小説家になろう
婚約破棄に絶対記憶で立ち向かう
短編
完結


馬鹿な婚約者の脳みそが色々と足りなくてやらかす系のよくあるやつだが、婚約破棄される伯爵令嬢が絶対記憶能力の持ち主だったので、とんでもない事になってしまうのが面白い。

馬鹿王子が男爵家の娘と結婚するために難癖をつけて陥れようとするが、相手が用意していた証人たちは、瞬く間に偽証罪を問われかねないところまで追いつめられてしまう。

そして、王家が絶対記憶能力を血筋に取り入れるために第二王子を王太子としていた事まで発覚。しかし、当事者の馬鹿王子はそれを知らなかった。恐らくこの後は継承順位の低いただの王子に格下げされてしまうだろう。

web小説 銭(インチキ)の力で、戦国の世を駆け抜ける。

人類が宇宙に進出してから数千年、零細運輸会社足利運輸の社長足利光輝は、元軍人で姉さん女房の今日子と弟の清輝、可愛げのないアンドロイド、キヨマロと共に、購入した宇宙船カナガワのローンを返済すべく奮闘していた。ところが、突然仕事中にカナガワごと異次元宙流に巻き込まれてしまう。飛ばされた先は過去の日本であったが、それは光輝達の知る歴史とは微妙に違っていた。誰よりも自分達が可愛い三人は、歴史が変わってしまう事も恐れずにこの世界で自由に生きていこうと決意するのであった。


小説家になろう
銭(インチキ)の力で、戦国の世を駆け抜ける。
完結


遠い未来の宇宙の何処かで零細運輸会社を経営していた足利光輝は、宇宙船ごと異次元宙流に巻き込まれてしまった。出現先は過去の地球だったが、自分が知っている歴史とは違う平行世界だった。

輸送宇宙船が降りたのは戦国時代の日本だったが、自分が知っている細川幕府は存在せず、同じ苗字の足利幕府が滅びかけていた。尾張に上陸した足利光輝は、弟の清輝、嫁の今日子と共に、戦国乱世で自重せずに生きるのだった。

織田信長に拾われた光輝が、未来技術によるチートでのし上がって行くのが面白い。海外領土まで獲得するので、日本は全く違う歴史を辿る事になる。