猫のあしあと

猫のあしあと猫のあしあと
(2007/10)
町田 康

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「猫にかまけて」の続き。いなくなった猫もいるが、ヘッケの兄弟がいたら保護したいとボランティア団体に申し出たところ、関係無い猫が次々と持ち込まれ、どんどん増えていく。これ、町田康なら飼ってくれるだろうという打算で、わざと連れて来ているんだと思うよ。探している猫じゃないから要らないとは言えず、引き受ける事になる町田康。お釈迦様の様に偉い人だ。もはや人類にしておくのは惜しい! 猫の治療費とか、かなり出費があって大変だろう。

反対に、もう飽きたとか、もう楽しんだからと理由をつけて動物を捨てに来る腐れ外道もいる。こういう奴は人類にしておきたくない。寝ている間に死神に寝首を掻かれ黄泉平坂を転げ落ち、奈落の底まで堕ちて逝って欲しいところである。


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猫にかまけて

猫にかまけて猫にかまけて
(2004/11/16)
町田 康

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どうでもいいようなことで悲しんだり怒ったりしているとき、彼女らはいつも洗練されたやりかたで、人生にはもっと重要なことがあることを教えてくれた。写真と文章で綴る、猫たちとの暮らし。


「猫のあしあと」というのがあったので借りてきたら、「猫にかまけて」の続きである事が判ったので、慌てて追加で借りてきた。小説じゃなくエッセイだから、別に順番じゃなくても良さそうに思えるが、結構繋がっているので、やはり「猫にかまけて」→「猫のあしあと」の順で読むべき。

エッセイなのに文体が硬質で、昨今の芥川賞より余程出来が良い。まだ町田康の受賞作は読んでないけれども、これなら期待出来そうだ。飼い猫のココアとゲンゾーに加えて、ヘッケと奈奈が登場するのだが、悲しい結末も待ち構えている。それにしても、猫に注ぐ愛情は凄すぎる。人類全員が町田康になれば、猫も天国だろうに。


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