「別れ」の深層心理(講談社現代新書1143)

「別れ」の深層心理

会ウガ別レノ始メ……といい、サヨナラダケガ人生……という。生きていくうえで避けることのできない別れは、望んだものであれ強いられたものであれ、心を大きく揺り動かす。その悲しくも豊かさに満ちたドラマの内面を探る。


タイトルだけ見ると恋愛絡みの内容に思えるが、実際はもっと幅広い「別れ」を含むものとなっている。誕生による母体からの別れ、母離れ子離れ、進学や就職等に伴う別れ、そして死別まで。


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適応の条件 (講談社現代新書 300)

適応の条件―日本的連続の思考 (講談社現代新書 300)適応の条件―日本的連続の思考 (講談社現代新書 300)
(1972/11)
中根 千枝

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異なる文化に接した場合の〈カルチュア・ショック〉は、日本人において特に大きい。そこには、日本社会の〈タテ〉の原理による人間関係と、ウチからソトへの〈連続〉の思考が作用している。本書は、欧米・インド・東南アジアなど、ソトの場での日本人の適応と、そこに投影された〈ウチ〉意識の構造を分析し、〈強制〉と〈逃避〉という2つの顕著な傾きを指摘する。著者のゆたかなフィールド・ワークをもとに、国際化時代の日本人の適応条件を考察する本書は、ベストセラー『タテ社会の人間関係』につづく必読の好著である。


投売りコーナーで漁った中に混じっていた一冊。講談社現代新書の300番で判ると思うが、かなり古い。定価230円と書いてあって驚くが、古いのに絶版じゃなくて、未だに現役書籍として売られているので、もっと驚く。(230円は当時の価格なので、今から密林とかで買うと、税込み735円します。)

35年以上経過して、当時とは世界を取り巻く環境がガラリと変わったにも関わらず、日本人の閉鎖性と身内と看做したものにだけ優しいという排他的な言動はあまり変わってないね……。諸外国の人々が、自分が与えた恩はまた別の誰かに返せば良いよと考えているのに対して、日本人は恩を与えたら俺に返せ! という考え方で、とてもセコくて恩着せがましい。

身内の利益は身内だけで享受するのが当然と考えており、外の人間と看做した相手に対しては徹底して冷淡。今問題になっている派遣切捨てや、数日間だけ雇用保険から外す事で派遣会社の保険受給資格者から意図的に除外しようという悪辣な外の人間叩きも、まさにこの構図。

日本人って、何て金玉の小せぇ野郎なんだ!!

ペイフォワードな考え方は、日本人には無理ですな(苦笑)。


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ダレンシャン 外伝

ダレンシャン 外伝ダレンシャン 外伝
(2004/02/20)
ダレン・シャン

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アニー・シャンの日記とダレンの謎の行動…、スティーブは学校の作文に何を書いていたか…、ミスター・タイニーが墓地でしたこと…、レフティの心の中は…;ガブナー・パールの黄色いトランクスの秘密…、クリスマス・イブの日のサム・グレスト家には…などなど、おもしろい秘密がいっぱい!『ダレン・シャン』ホームページ『SHANVILLE』の短編7話収録。


続けて外伝も読んでみた。が、従来の意味での外伝を期待すると大きくハズすだろう。ダレンを吸血鬼に変えたクレスプリーの外伝でも語られるのかと思ったら、中身はファンブック&ショートストーリーといった感じで、ちょっと腰砕け……。ダレン・シャン本人がバンパイアのコスプレとかしているし、しかもオタクっぽいですよ。どんな人が書いているのか気になる人は読んでみても良いかもしれない。

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ダレン・シャン 12 運命の息子

ダレン・シャン 12巻 運命の息子ダレン・シャン 12巻 運命の息子
(2004/03/31)
ダレン・シャン

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3年半に渡る全12巻シリーズは、この12巻もって幕を閉じる。累計400万部を突破した大人気のファンタジー児童文学は、誰もが予想もできぬ結末を読者に投げかけて、筆がおかれてしまうのだ。主人公のダレンと、元は大親友だったスティーブとの最後の戦い、すなわちバンパイアが勝つか、バンパニーズが勝つかは、この最終巻にゆだねられることとなった。どちらが勝っても、おぞましい世界になってしまうという運命のいたずらに対して、主人公はどの道を選択したのだろうか。まさに著者ダレン氏のすばらしさが、いかんなく発揮されたストーリーとなった。シリーズ第1巻の前書きにあるこの小説の謎が、みごとに解明されていくのです。


いよいよラスト。衝撃の事実が明らかとなる。終わり方も、ちょっと洒落ている。それにしても、そういう結末を迎えるとは思わなかった。これで最後と冒頭がきれいに繋がる。バッドエンドではなかったけど、ある意味その存在が消えてしまうのだから、物悲しい結末だな。しかし、現実世界にリンクさせてしまうとは、ダレン・シャン(作家)め、やりおるな(笑)。

なかなか借りられないから読み進められなかったけど、ようやく読了。最後に、1巻を読みかえしたくなるような仕掛けあり。


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ダレン・シャン 11 闇の帝王

ダレン・シャン 11 (小学館ファンタジー文庫)ダレン・シャン 11 (小学館ファンタジー文庫)
(2007/06/29)
ダレン・シャン

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バンパイヤ一族が勝つか、対抗するバンパニーズ一族が勝つか。いよいよクライマックス!運命の対決だ。そしてダレンの旧友までが恐ろしい運命に巻き込まれる。ダレンはわが身が引き裂かれるような分かれ道に立つ! 著者ダレン・シャン氏が「終わりのない物語はない。『ダレン・シャン』シリーズは、12巻をもって幕を閉じる」と、この11巻巻末の一文に書いた。この巻と、あともう一冊で、長いシリーズは終わりをとげる。まさにクライマックスを迎えたストーリーになっている。バンパニーズ大王と、主人公ダレンたちの追討隊は、遭遇する機会が4回ある―と予言されていた。その4回目がこの11巻にあるのだ。そして予想もできぬ意外な展開が、またもやダレンを待ち受けていたのだ。


いよいよクライマックスへ向けてのラストスパート段階。ダレンは生まれ故郷へと舞い戻る。だがそこには、敵対するバンパニーズ軍団が待ち構えていて……。前巻でダレンと別れ、バンパイア側につく人間の軍隊をつくるべく、バンパイア・マウンテンを目指した二人とも再会を果たし、物語は終末へと導かれて行く。

この巻で、またしても重要人物が……。敵が勝利しても、自分が勝利しても、闇の帝王が現われて世界を滅ぼすという予言の前に、ダレンはどう動くのか!? 次回で、いよいよ最終巻。


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ダレン・シャン 10 精霊の湖

ダレン・シャン 10 (10) (小学館ファンタジー文庫)ダレン・シャン 10 (10) (小学館ファンタジー文庫)
(2007/06)
Darren Shan

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かつての親友であり、今は敵対する半バンパニーズのスティーブとの闘いで、主人公ダレンは、師のクレプスリーを亡くしてしまいます。父のように慕っていた師だけに、ダレンの苦しみは重いものがありました。前巻で大きなクライマックスを迎え、この巻から新しい展開が始まります。さらにストーリーは盛り上がり、ダレンの心境は涙なくして読めません。そして親友ハーキャットの正体がわかります。精霊の湖に眠るハーキャットの正体は意外にも! ますますおもしろくなっていく英国生まれのファンタジーミステリーです。


バンパニーズ軍団との戦いはひとまず置いて、新展開に。謎の男ミスター・タイニー(悪魔みたいな不思議なやつ。恐らく人間ではない)が死体から造り出して奉仕させているリトル・ピープルという不気味な存在。通常は意思も持たず、言葉も話さないのだが、ハーキャットというリトル・ピープルだけは自ら意思を持ち、ダレンと共に戦ってきた。

今回は、ハーキャットが生前何者であったのかを探るために、ミスター・タイニーに別世界? まで飛ばされてしまう。シリーズ通してダーク・ファンタジーっぽかったけど、今回だけは趣が違う。異世界(本当は異世界じゃないけど)だし、竜も出てくるし、普通のファンタジーっぽい。


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ダレン・シャン9 夜明けの覇者

ダレン・シャン 9 (9) (小学館ファンタジー文庫)ダレン・シャン 9 (9) (小学館ファンタジー文庫)
(2007/04)
Darren Shan

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ついにバンパニーズ大王と、その追討隊である主人公ダレンらとの決戦のときが来ました。地下水路の奥深くしつらえられた舞台で、命をかけた戦いは予想もできぬ展開になっていきます。シリーズ前半の頂点を迎えます。バンパニーズ大王を、バンパイアの追討隊が倒さなければ、バンパイア一族は滅び、闇の世界を支配するのはバンパニーズとなる――。ミスター・タイニーの予言のもと、主人公ダレンたちはバンパニーズ大王を追う旅に出た。そして、師であるクレプスリーの故郷の街で、かつての親友スティーブが仕掛けた巧妙なワナにはまります。バンパニーズが作った地下水路の舞台で、手に汗をにぎる戦いがくりひろげられます。待ちうけるものは、誰もが予想もできぬ、恐ろしい結末だったのです。


やられたよ! そう来たか……。当初、予想していたようには話が進まなかったのだが、ここに来て、やはり敵大将はアノ人物だったという展開に。戦争が始まった時に、そう来るのではないかと予想していたのだが、前巻までの流れではそれが否定されており……。読者の予想を上手い具合にズラしておくなんて、ダレン・シャンに負けてしまいました。この巻で、とっても重要な人物も……。ネタバレするから書けないけど、衝撃の展開が待っていた。


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ダレン・シャン 8―真夜中の同志

ダレン・シャン 8 (8)ダレン・シャン 8 (8)
(2007/03)
Darren Shan

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十二か月の間に3回、バンパニーズ大王とめぐりあうチャンスがあり、そのどこかで大王をたおせれば、バンパイア一族が傷ある者の戦に勝つ、というミスター・タイニーの不吉な予言で旅に出たダレン、クレプスリー、バンチャ元帥の3人。残るチャンスはあと2回、運命の力に身をまかせて心の声が命じる場所へとおもむいたダレンを待っていたのは、連続殺人事件と、なつかしい人たちとの再会、そして残酷な運命だった。


再びクレスプリー(ダレンをこの世界へ引き入れたバンパイア)の故郷へ向かう一行。ここでは人間が血を抜き取られて殺されるという猟奇殺人事件が多発していた。もちろん、犯人は人間ではなく敵対するバンパニーズ。かつてのガールフレンドと再会するダレン。さらに、1巻でバンパイアになろうとしていた旧友もバンパイア・ハンターとして登場。他にも昔出てきた人物が再登場する。十分盛り上がったところで、またしても罠が!! うーん、そう来るか……。

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ダレン・シャン 7―黄昏のハンター

ダレン・シャン 7 (7) (小学館ファンタジー文庫)ダレン・シャン 7 (7) (小学館ファンタジー文庫)
(2007/02)
Darren Shan

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バンパイアマウンテンでの活躍で、元師に昇格した主人公のダレン少年。今度は、バンパニーズ大王を探す旅に出ます。新キャラクターが登場し、予想もできぬストーリー展開に、読者はますます魅了されます。英国アイルランド生まれのファンタジー翻訳児童文学です。読者をハラハラドキドキさせる予想もできないストーリー展開が売りもので、闇の世界の生きものバンパイアを描いているにもかかわらず、暗いイメージが湧いてきません。ドラマティックな広がりを見せる世界の中に、人間の真実を見る作家の目があるからです。家族愛、友情、勇気や冒険心の大切さが裏打ちされています。それが家族そろって読んでいるなどという、幅広い年令の読者層を生んでいます。7巻から9巻までが一続きになっていて、バンパイア元帥になった主人公ダレンが、宿敵のバンパニーズ大王を追う物語になっています。


バンパニーズ大王を倒す旅が始まる。ハンターとして向かう事を許されたのは3名(+1名?)のみ。指名された3名以外のバンパイアがそこへ加わる事は許されないのだ。バンパイアはその戦いを助けてはいけないけど、バンパイアではない存在ならば同行が許されるのでもう1名、正体不明のハーキャットがついていくのだが。外界で戦い続けている元帥や魔女が新たに登場し、盛り上がる。


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ダレン・シャン6 バンパイアの運命

ダレン・シャン〈6〉バンパイアの運命 (小学館ファンタジー文庫)ダレン・シャン〈6〉バンパイアの運命 (小学館ファンタジー文庫)
(2006/11)
ダレン シャン田口 智子

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半バンパイアの主人公・ダレン少年は、仲間の危機を救うため、逃げ出したバンパイアマウンテンに戻り、奇抜な作戦でバンパニーズと戦います。予想もつかぬストーリー展開で、不思議な世界にひきこみます。英国アイルランド生まれのファンタジー翻訳児童文学です。友だちを救うため半バンパイアになった主人公ダレン少年が、父親のようなバンパイアのクレプスリーと旅を続けます。奇怪な世界を舞台にした読み物ですが、底に流れるテーマは友情であり、愛であり、勇気や冒険心です。単なるおもしろさだけでは終わらぬ深いテーマ性が内包されて、少年少女から大人、老人まで幅広いファンをつかんでいます。元は仲間であったバンパイアとバンパニーズの戦いも、まるで現在の人間社会のいがみあいのようであり、卓抜したおもしろさの中にも、人間の深いテーマが折りこまれています。予想もつかぬハラハラドキドキのストーリーは、読者の心をはなしません。


バンパイアの試練に失敗し、死刑宣告を受けたダレンは手引きされてバンパイア・マウンテン深部の洞窟から逃亡を試みるが、逃走経路に敵対するバンパニーズが集結しているのを発見してしまう。しかも、バンパニーズを呼び寄せたのは、ダレンを逃がそうと手引きしているカーダだったなんて!! ダレンは自ら地下水路へと飛び込み流されて行った。と、ここまでが前回のお話。

今回は、運良く地下水路から地上へと吐き出されたダレンが岸辺へたどり着き、狼の群れに混じりながら体力を回復する所から始まる。敵の攻撃が始まる前にこの恐るべき陰謀を明らかにしなくてはならないと、なんとかバンパイア・マウンテンへ戻ろうと試みるダレン。間一髪でカーダの計画を阻止し、バンパニーズ軍団との戦いに勝利するバンパイア達。そして、死刑宣告を受けていたダレンは、掟を変える事無く「死刑宣告」から逃れる為の裏技として、なんと●●に叙任されてしまう!!(ネタバレするから●●にしておきます。)


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ダレン・シャン5 バンパイアの試練

ダレン・シャン〈5〉バンパイアの試練 (小学館ファンタジー文庫)ダレン・シャン〈5〉バンパイアの試練 (小学館ファンタジー文庫)
(2006/11)
ダレン シャン田口 智子

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バンパイアの仲間として認められるため、ダレン少年に課せられた5つの試練!知力、体力、気力をつくして、極限の状況から脱出しなければいけない。少しでもまちがうと、確実に死ぬ。果たしてダレンは切り抜けられるのか……!! 半バンパイアの主人公ダレン少年は、仲間から承認を受けるため、厳しい試練を受け始めます。ところが予想もしない事態が待ちうけていたのです。ますます読者を熱狂させる、ミステリーファンタジーの世界が広がります。


バンパイアとして認められる為に5つの試練に挑戦する事になるダレン。通常は訓練と経験を積んだベテランのバンパイアが認められる為に受ける試練なのだ。しかも、挑戦を決めた時点では知らされなかったが、この試練を途中で辞退する事は出来ず、もし失敗した場合は死刑になってしまうのだ!

なんとか3つの試練は潜り抜けたものの、4つ目の試練に失敗し、死刑を宣告されてしまうダレン!! 敵対するバンパニーズもバンパイア・マウンテン内部へと侵入して来て……。またしても続きが気になる終わり方だ。


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ダレン・シャン4 バンパイア・マウンテン

ダレン・シャン〈4〉バンパイア・マウンテン (小学館ファンタジー文庫)ダレン・シャン〈4〉バンパイア・マウンテン (小学館ファンタジー文庫)
(2006/11)
ダレン シャン田口 智子

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8年前まで、どこにでもいる少年だった。半分バンパイアにされたダレンは、バンパイアが集まる山に向かって旅立つ。そこにはどんなヤツらが待っているのか?そして彼を襲う試練とは?読み出したら止まらない、ファンタジーミステリー。半バンパイアとして生きている主人公のダレン少年が、仲間から承認を受けるために、バンパイア総会に出向きます。その道のりは、主人公にとって過酷な試練でした。読者をはらはらどきどきさせるストーリーが待ちます。


前作から6年の歳月が経過する。サーカスで仲良くなった蛇少年は蛇青年になっているが、ダレンは半分バンパイアなので成長が遅く、まだお子様のまま。バンパイア・マウンテンと呼ばれる秘密の場所で開かれるバンパイア総会に参加すべく、師であるクリスプリー(ダレンを半バンパイアにしたバンパイア)とともに旅立つ事になる。

困難な旅の末にたどり着いたバンパイア・マウンテンでバンパイア元帥に謁見するダレンとクリスプリー。そこでダレンは試練を受けることになるのだが……。むぅ、盛り上がったところで終わっている。続きが気になる。バンパイアに敵対する者の影も見え、今後に続く伏線を匂わせる。


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ダレン・シャン3 バンパイア・クリスマス

ダレン・シャン 3 (小学館ファンタジー文庫)ダレン・シャン 3 (小学館ファンタジー文庫)
(2006/07/15)
ダレン・シャン

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友情のために半バンパイアとなった主人公のダレン少年が、またもや奇怪な事件に遭遇します。スリルあり、サスペンスあり、そして淡い恋が生まれる波瀾万丈のストーリーに、読者の熱い支持が集まってきた児童文学です。


今回は、大昔に二派に分かれたバンパイアの片方、バンパニーズという敵が登場する。ダレンの淡い恋物語のような要素も含まれており、前ニ作と比べたら多少あかるい内容になっている。最初のはバンパイアにされて家族と永遠に決別する話だし、2巻は仲良くなった友達が殺されちゃう話だからね。今回は、ガールフレンドが殺されるんじゃないかとヒヤヒヤした。


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ダレン・シャン2 若きバンパイア

ダレン・シャン 2 (小学館ファンタジー文庫)ダレン・シャン 2 (小学館ファンタジー文庫)
(2006/07/15)
ダレン・シャン

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友人の命を救うためバンパイアのクレスプリーとの取引で自分がバンパイアになってしまったダレン少年。半分人間、半分バンパイアとして生きていくために家族と友人を失い寂しい毎日を送っていた。ある日クレスプリーの提案で「シルク・ド・フリーク」のメンバーになり友達も出来て、ようやく笑顔がとりもどせるようになったが…。ファンタジーミステリー待望の第2弾。


二冊目は、さらにダークな展開となる。なんだか血みどろの描写にも疲れ気味。血って苦手なんだよね……。それにしても、本当に従来のファンタジーらしからぬ作品である。


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ダレン・シャン 奇怪なサーカス

ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)
(2006/07/15)
ダレン・シャン

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主人公ダレン・シャン少年は、偶然に奇怪なサーカスのチケットを手に入れた。そのサーカスを見にいった夜から、彼は数奇な運命を背負ってしまう。親友の命を救うために、ダレンが正体不明のバンパイアと取り引きしたこととは…。


別世界の話ではないし、最初はあんまりファンタジーっぽくない。友達とフリーク・ショーを観に行く事で、恐ろしい事件に巻き込まれてしまう。そして、衝撃の結末が待っていた! 今までに、ファンタジー物でこんなダークな主人公はいなかっただろう。まさか、●●●●●になってしまうなんて!!続きが非常に気になる。それにしても、『ダレン・シャン』の作者名がダレン・シャンというのは、驚きだ。なかなか凝っているな。


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エピデミック

エピデミックエピデミック
(2007/12)
川端 裕人

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東京近郊、農業と漁業の町、崎浜。二月に花の咲きほこる常春の集落で、重症化するインフルエンザ患者が続出?現場に入った国立集団感染予防管理センター実地疫学隊隊員・島袋ケイトは、ただならぬ気配を感じていた。果たしてこれはインフルエンザなのか?ケイトは、総合病院の高柳医師、保健所所員の小堺らと、症例の多発地区に向かう。重症患者が爆発的に増え、死者が出はじめても、特定されない感染源。恐怖に陥った人々は、住民を感染地区に閉じこめ、封鎖をはじめた。ケイトは娘を母に預け、人類未到の災厄を封じこめるため、集団感染のただ中に飛びこんだ―。


首都圏の外れで発生した謎の疫病。たまたま現場に居合わせた国立集団感染予防管理センター実地疫学隊隊員、島袋ケイトが未確認病原体の封じ込めに挑む。最初は鳥インフルエンザかと思ったが、それだとあまりにも生々しくなるからか、原因は少し変えてある。

疫病発生と、その後の対応についてリアルに描かれている。しかし、あまりにも優等生的であるが故に、読み物としては少々物足りない面もある。こういう病原体物では、馬鹿な役人の怠慢や自己中心的な医者の暴走により、事態が深刻なまでに悪化して行くのがセオリーだが、この作品には話を盛り上げる悪役キャラが存在しないのである。どことなく、ドキュメンタリー小説のような感じで、淡々と事態が進んで行く。

たまたま発生場所にエリート主人公がいたり、さほど致命的なポカミスもなく政府が動いているのは、ちょっと都合が良すぎる気がする。今の政府の対応を見ていたら、ここまで綺麗に物事が動くとは思えない。

東京都内まで謎の致死性病原体が蔓延したら面白かったのにな(笑)。いや、ブラック・ジョークじゃなくて、鳥インフルエンザの時はきっとそうなりますから! 欧州だとプレ・パンデミック・ワクチンを人数分用意した国もあるというのに、日本はコストがかかるので医療従事者、警察、消防、自衛隊、政治家あたりにしか供給されません。

この国は、一人当たり原価ベース1,200円のコストをケチって見殺しにしようとしていますからね。プレ・パンデミック・ワクチンに効力があるのか不明だが、1,200円で助かるかもしれないのに、自分の分だけ確保して人数分用意しないのは酷いと思う。(スイス、英国では全員に接種予定、日本はライフラインを守る人と政治家だけに接種で貧乏人は死ね! という設定)

一説では、国内だけでも600万人死ぬと言われており、その中の1人は自分かもしれない。まあ、ワクチンが無くて死んでも、ちゃんと用意しないような奴らを選んだ国民の責任ですが。無論、私は投票してないので責任は取らない!(これを書いた時点での与党は自民党である。念のため。)

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少女は踊る暗い腹の中踊る

少女は踊る暗い腹の中踊る (講談社ノベルス)少女は踊る暗い腹の中踊る (講談社ノベルス)
(2006/06/07)
岡崎 隼人

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連続乳児誘拐事件に震撼する岡山市内で、コインランドリー管理の仕事をしながら、無為な日々を消化する北原結平・19歳。自らが犯した過去の“罪”に囚われ続け、後悔に塗れていた。だが、深夜のコンビニで出会ったセーラー服の少女・蒼以によって、孤独な日常が一変する。正体不明のシリアルキラー“ウサガワ”の出現。過去の出来事のフラッシュバック。暴走する感情。溢れ出す抑圧。一連の事件の奥に潜む更なる闇。結平も蒼以もあなたも、もう後戻りはできない!!第34回メフィスト賞受賞!子供たちのダークサイドを抉る青春ノワールの進化型デビュー。


正直、題名からして微妙におかしい日本語だし、あまり期待していなかった。どこかで話題になって、たまたま図書館に並んでいたからついでに借りてみただけなのである。

しかし!
見事に踊らされましたよ、作者に……。

彼女からのプレゼント――
それは両足のちぎれた赤ん坊……。


などというキャッチが示すように、かなり凄惨なので、耐性の無い人は止めといたほうがいいかもしれない。人がバンバン死ぬし、かなり猟奇的だし、精神崩壊少女以外にも三人のキチガイ(猟奇殺人犯)が出てくるしで、グロだらけで血ぃドバドバなんだけど、さして胃の中に不快感を覚えず、一気に読み終える事が出来た。きっと、被害者が脇役で感情移入する以前に死体と化してしまうからだろう。エグい事には変わり無いんだけど。

メフィスト賞関連はゲテモノっぽいイメージが先行して、どうも食指が動かなかったのだが、ちょっと興味が沸いてきた。

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平面いぬ。

平面いぬ。 (集英社文庫)平面いぬ。 (集英社文庫)
(2003/06)
乙一

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「わたしは腕に犬を飼っている―」ちょっとした気まぐれから、謎の中国人彫師に彫ってもらった犬の刺青。「ポッキー」と名づけたその刺青がある日突然、動き出し…。肌に棲む犬と少女の不思議な共同生活を描く表題作ほか、その目を見た者を、石に変えてしまうという魔物の伝承を巡る怪異譚「石ノ目」など、天才・乙一のファンタジー・ホラー四編を収録する傑作短編集。


短編4編で、全て「せつない」系。

「石ノ目」は山奥深くに住む妖怪の呪いで石にされる話。なんだかギリシヤ神話のメデューサみたいな話だけど、ラスト部分でせつない系に。

「はじめ」は、悪戯を押し付ける為の方便として創造された、存在しないはずの悪戯娘はじめが現実として生きているかのように絡んでくる物語で、終盤やはり、せつない系に。

「BLUE」は、芸術家によって生み出された動くぬいぐるみを巡る、ちょっと童話っぽい物語。王女、王子、騎士、白馬と造られて、最後に余り物で作られたみすぼらしいBLUE、5体の人形が織り成す、ちょっと可哀想な物語。

「平面いぬ。」は、タトゥーとして入れた青い犬によって女子高生一人だけが呪われた運命から逃れるのだが、病気で家族三人を一気に失う、ちょっとやるせない物語。


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暗黒童話

暗黒童話 (集英社文庫)暗黒童話 (集英社文庫)
(2004/05/20)
乙一

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突然の事故で記憶と左眼を失ってしまった女子高生の「私」。臓器移植手術で死者の眼球の提供を受けたのだが、やがてその左眼は様々な映像を脳裏に再生し始める。それは、眼が見てきた風景の「記憶」だった…。私は、その眼球の記憶に導かれて、提供者が生前に住んでいた町をめざして旅に出る。悪夢のような事件が待ちかまえていることも知らずに…。乙一の長編ホラー小説がついに文庫化。


ある特殊な能力を持つ猟奇殺人犯と、記憶を失った少女の物語。とりあえず、なんだかグロいですよ。少女は事故で目を失い記憶もなくなるのだけど、移植された目が映し出す提供者の記憶に惹かれて……。


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ようちゃんの夜

ようちゃんの夜 (MF文庫ダ・ヴィンチ)ようちゃんの夜 (MF文庫ダ・ヴィンチ)
(2008/06/21)
前川 梓

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ようちゃんは少し変わっている。一人でじいっと何かを見つめているときもあるし、「空の向こうから誰かが見てる」と突然言い出したりもする。亜紗子は、そんなようちゃんがうらやましくてたまらない。少女の痛み、憧れ、狂気、そして……。痛いけどやさしい。かわいいけどこわい。10代の少女たちのヒリヒリとした日常を、繊細で詩的な文章で、鮮やかに切り取った青春小説。世代・性別を越え、多くの読者審査員から、支持を集める。第1回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作。


第1回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作。

ヘタウマという言葉があるけど、これはその逆だな。一見すると上手い気がするが、よく読めば雰囲気だけなのでウマヘタである。数少ない登場人物のゆるい描写だけで淡々と進んでいく、物語としては別にどうって事のない内容だった。

この雰囲気にうまくシンクロ出来たら楽しめるのかもしれないけど、これは高校生くらいの年齢で読まないと厳しいだろう。無駄に齢を重ねてしまった身としては無理でした……。

前川梓という、新しい怪物が生まれました。
なんてキャッチついているけど、怪物には程遠かった。いや、スラリンくらいの怪物なのも?


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ツクツク図書館

ツクツク図書館 (ダ・ヴィンチブックス)ツクツク図書館 (ダ・ヴィンチブックス)
(2008/02)
紺野 キリフキ

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疲れたときにちょっと笑いたい、そんなひと時にオススメ。わがままな女や、個性際立つ職員達が癒やしてくれます。図書館大好き!?いう方。こんなへんな場所があったらいいのにと、うらやましくなること請け合いです。図書館も本も好きじゃないよ、という方。本を読んだ事もない、本が好きじゃないと公言する職員たちのいるこの図書館、訪れる人も変態もどきや極悪なおばあさんなど、変な人ばかり。仕掛もたくさんのこの図書館なら好きになるはず。つまらない本しか置いていない、ツクツク図書館。わがまま放題でまったく働かない着膨れた女、彼女に振り回される弱気な館長、つまらない本を運んでくる運び屋、語学屋、超遠視の女、そしてちょっと不思議な猫……。図書館も職員もへんてこぞろいのこの図書館を舞台に描いた、ちょっとシュールで笑えるエンターテインメント小説。


何というか、とにかく評価に困る内容だった。今までに無い感じの書き方で、ヘタウマなのかヘタヘタなのか、よく判らない。とりあえず、上手いとは言い難いのだが、構成はなかなか面白い。しかし、所々で文章にスカスカ感があるのと、完成前のメモ書きみたいな部分が引っかかる。

面白くない本ばかり置いてあるツクツク図書館で働く事になった、やる気の無い着膨れ女が主人公。面白くない本をひたすら読むという仕事なのだが、ちっとも読書する気配が無く、サボりまくる酷い奴である。

他の登場人物も変なのばかりだ。面白く無い本を仕入れてくる運び屋、読めない物が無いらしい語学屋、誰かが読んだ本を戻す戻し屋に至っては幼児である。気の弱い館長が比較的まともか……。

変な図書館で変な人によって繰り広げられる妙な日常。なんか、面白くなりそうなのだが、このままでは村上春樹の「ふしぎな図書館」を超劣化させたように感じて仕方が無い。風変わりな図書館物なら、村上春樹の方が断然良い。

ネット小説クオリティな感じの物語だったが、新しいタイプの小説を書く意気込みだけは買いたい。山崎ナオコーラも、新しい事がやりたいのなら、この位やれば良いのに。


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アサヒビール大逆転の発想

アサヒビール大逆転の発想―真の経営革新とは何かアサヒビール大逆転の発想―真の経営革新とは何か
(1999/06)
飯塚 昭男

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壮絶な企業淘汰の時代に、なぜアサヒだけがシェアを伸ばしているのか。古い常識をすべて破り去り、顧客志向を極限まで徹底し、変化にダイナミックに対応する。自分のオリジナルな土俵を築き上げ、ライバル企業をもそこに引きずり込む卓抜な戦略を、徹底取材をもとに解き明かす。


シェアが一桁まで落ち、瀕死だったアサヒビールがいかにして復活したか。もし舵取りを失敗していたなら、アサヒビールという会社は消えていただろう。企業が存在するためには人、物、金の資源が必要となるが、最も大切なのは人であろう。人を使い捨てにするような暗黒企業は絶対に生き残れない。

しかし、人を抱えていても、それを上手く動かす事の出来ない企業は、宝の持ち腐れでしかない。人を動かせるか否かは、企業トップ次第だろう。住友銀行に支配された状態を悪く言う人間もいるが、樋口廣太郎達がいなければ、改革が成功する事は無かっただろう。

同時に読んだ『ビール戦争の舞台裏』という書物は、アサヒを揶揄するばかりの駄作であった。検索にすら出てこないので、書名のみここに書きとめておく。

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オタクの迷い道

オタクの迷い道オタクの迷い道
(1999/03)
岡田 斗司夫

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僕の周りは、濃い人が多すぎる! ガメラで濡れる人妻、東大ミニ四駆改造王から幼稚園児まで、おのれの道をゆく者を讃える名コラム。


周りが濃すぎるとか言っているけど、岡田斗司夫も十分に濃いと思う。著者本人が濃いだけでなく、書いている内容も、少し古臭くなってしまったけど、やはり濃い。内容が多少古くても、香ばしい程のカオスフィールドに引きずり込まれるのは必至。フランス最強オタクのセバスチャンとか、濃すぎる!

これが書かれている時代は、まだ一部のディープでキモ系の人々がヲタだったけど、最近は一般人に見える人々までヲタク病原体が広がって来たから良い時代になったのかもしれない。セーラームーンのコスプレは大人気だが、ほとんどが男(実例として写真つき)とか紹介されているこの時代から比べたら、しょこたんレベルがたくさんいる現代は、踊りに参加せず見ているだけの人間にとっては天国かもしれない。

中身には関係ないけど、表紙がインリン・オブ・ジョイトイなので何となくエロい。


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引き寄せの法則

引き寄せの法則引き寄せの法則
(2007/11/21)
マイケル・J・ロオジエ

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注意と意識とエネルギーを向けるものは、良いことであれ、悪いことであれ、現実のものとなって現れる――。これが、引き寄せの法則。欲しいものを引き寄せ、欲しくないものを遠ざけておくノウハウを明かす、全米ベストセラー『ザ・シークレット』の実践版、ついに刊行!


よくあるスピリチュアル系オカルト本。良い事も悪い事も、強く望めば自分に引き寄せられるという胡散臭い代物。プラセボ効果を期待して使う分には悪くないが、論理面では破綻しまくり。眉唾物である。

強く思えばそれが実現する。実現しないのは本人がそれを信じきれていないから。悪い事を思えば、マイナスな出来事も引き寄せられて実現してしまう。

ならば、強く思えば全員が宝くじに当たるのか? 当たらないのは信じ切れていないからですという詭弁を通しているだけじゃないのか? 事故に遭うのも本人が望んでいるからという事になりかねんが!?

だいたいさ、プラス思考だけで願いが実現するのなら、プラス思考の教祖様みたいな、某良かった探し電波少女が不幸の宝くじに当たったのを何と説明するんだ(笑)?

良かった探しクオリティな胡散臭い説明ではなくて、頭の中にお花畑が無い私でも分かるように説明してみて。なお、信者による理路整然としない狂信的な反論は一切受け付けておりません。


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キミと蒼薔薇寮で

キミと蒼薔薇寮で

表紙を見て、冥途レーダーが反応したのでゲット。
そして、一部分だけだがメイド(・∀・)キター!

憧れの高校に合格したと思いきや、履歴書が寮母の募集に紛れ込んでいたので、実際には補欠不合格のまま、寮母採用合格という……。美形男子専用寮の寮母として働くか、とっとと帰って中学浪人となるか、どっちも選びたくない感じの二者択一問題。

どっちも嫌なら、第三の選択という訳で、何処かで誰かが理事長権限を行使し、寮母兼任女子学生という逆ハーレムモードに突入する。

後半に収録された短編は、変人な生物部長に虫子扱いされ、観察日記までつけられてしまう正統派おさげ。やっぱり正統派おさげは黒髪に限るよな。小汚い偽金髪のコギャルには全く似合わない。

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オトナの証明

オトナの証明 (フラワーコミックス)オトナの証明 (フラワーコミックス)
(2008/05/26)
鷲尾 美枝

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いつも経験豊富に見られるけど、実際は16年間彼氏ナシ&超お子サマな椿(つばき)。早く恋愛経験値を上げて、オトナになりたい!って思ってたある日、数学の椎名(しいな)先生に呼び出されて、補習を受けることに。放課後の教室で先生と二人っきりになった椿は、いつもとは違う先生の表情にドキドキしちゃって…?


いつも通り、絵は安定していて上手いが、内容的にはごく普通。表題作の綺麗系&イケメン教師という組み合わせはありがち。他は、俺様な性格の王子様と地味系女子の組み合わせが多めなのが微妙。俺様な男は全人類半数の敵だ(笑)!


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をとめ、咲かずに散るなかれ。

をとめ、咲かずに散るなかれ 1 (フラワーコミックス)をとめ、咲かずに散るなかれ 1 (フラワーコミックス)
(2005/09/26)
鷲尾 美枝

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をとめ、咲かずに散るなかれ。 2 (フラワーコミックス)をとめ、咲かずに散るなかれ。 2 (フラワーコミックス)
(2006/01/26)
鷲尾 美枝

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恋を知らない18のをとめ実家の旅館を守り立てるため母親から下された指令は「大藤屋旅館」での秘密の婿探し‐‐‐知り初めた恋そして婿探しの行く末やいかに…?


全2巻完結。

大学受験に失敗した伊吹乃亜は、旅館を経営する母に、婿を探して引き抜きて来いと命令(というか無理難題)され、老舗旅館の仲居になる事に。女子高育ちで、おぼこどころか、手も繋いだ事が無さそうな絶滅危惧種なので大変な事に。

しかし、作家という噂の常連客、板前修業中の年下少年、イケメンフロントマンと、フラグ立ちまくりでモテ期に突入。


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あんちょこ! anti-chocolate

あんちょこ!~anti-chocolate (フラワーコミックス)あんちょこ!~anti-chocolate (フラワーコミックス)
(2005/05/26)
鷲尾 美枝

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バレンタインデーに生まれたチョコの嫌いな女のコ・花鏡(かがみ)。そんな花鏡がバレンタインを前に、なんと理想の男のコをゲットしちゃった!? しかも彼・桜庭(さくらば)くんは、女のコ達に超人気の男のコだった!! ところが彼には、ちょっとしたおじゃま虫がついていて…!? ベツコミで大人気・鷲尾美枝のコミックスが早くも第2弾!!


二作目。表紙に惹かれてしまったが、一作目の連作短編と比べると普通すぎる。チョコ大嫌い娘がチョコをプレゼントする表題作。キャラが出来上がっているから、ちょっと頼り無さげな年下の少年に言い寄る事が出来ないクールビューティ。不良っぽい同級生に怪我させてしまったため、飯の世話をする事になる少女。

そして……。
校内で謎の美女に衝撃の告白をされてしまう女子高生。
こんな可愛い子が女の子なはずないじゃない(・∀・)キター!


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彼女がカフェに通う理由

彼女がカフェに通う理由

身長175cm、永世(エーセー)は女にモテモテのウエイター…じゃなくて! ホントは女で名前も永世(ハルヨ)なんですってば!! 友達のススメでイイ男ぞろいのカフェに行ったのがきっかけでそこで働く高野(こうの)に一目ボレした彼女。好きな人と働けるのはうれしいんだけどなんか違う?。イイ男、イイ恋満載のカフェ(ラブ)作品集。


表紙を見る限りでは少し腐女子臭がするのだが、中身はそれ程でもない。あるカフェを舞台に、ウェイターや客視点で物語が進む連作仕様。一話ごとに主役と視点が変わっていくのが、なかなか良い。


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ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹

ヒトクイマジカル<殺戮奇術の匂宮兄妹> (講談社文庫)ヒトクイマジカル<殺戮奇術の匂宮兄妹> (講談社文庫)
(2008/12/12)
西尾 維新

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生命を礼賛する行為には驚くほどに価値がない、生はどこまでも儚(はかな)く朧(おぼろ)で、死はどこまでも切なく幻だ。そしてそれはただそれだけのものでありそれだけのものでしかなく、むしろそこにそれ以上の価値を見出そうとすることこそが冒涜だ。生きること、そして死ぬこと、その両者の意味を誰よりも理解し、そしてその意味に殉ずることに一切の躊躇がない誠実な正直者、つまりこのぼくは、8月、縁故あって奇妙なアルバイトに身を窶(やつ)すことと相成った。それは普通のアルバイトであって、ぼくとしては決して人外魔境に足を踏み入れたつもりはなかったのだけれど、しかしそんなぼくの不注意についてまるで情状酌量してはくれず、運命は残酷に時を刻んでいく。いや、刻まれたのは時などという曖昧模糊、茫洋(ぼうよう)とした概念ではなく、ぼくの肉体そのものだったのかもしれない。あるいは、そう、ぼくの心そのものかーー戯言シリーズ第5弾。


なかなか前に進めないこのシリーズ(笑)。
図書館に置いてないと苦労するなぁ。

今回は、自分で自分を縛っている不思議ちゃんなのかと思いそうになるキャラが登場。濃いのばかり出てくるね。単なる二重人格なのか、一身同体なのか、一身二魂なのかよく分らないやつだけど、こいつがとんでもない事件を起こす。

そして、主人公のいーちゃんは、いつも以上に役に立たない意味がないというダレっぷり。ダラダラと長くてシリーズそのものとしてもダレてきた感じだよなぁ。途中で、大量に死亡フラグが発生。死亡したという事にしておいて、本当は違うんでしょ? と思いつつ読み進めるが……。

をい! いくらなんでもキャラ消費が酷すぎるじゃないか!! これでは犬死に以下。名も無き雑魚キャラ級のエンディングじゃないか。なんか、ここまでアッサリと重要キャラを切り捨てられると萎えるよね。

主人公なんて、本人が言うところの「徒労」に他ならない行動しかしてないし、勝手にウロウロしているだけで全く活躍していないし、独り語りがいちいち長すぎて疲れるし。ラスボス化しそうな謎のキャラも、主人公以上にキチガイ系の独り語りをしてくるし。しかも、いーちゃんに勝るとも劣らない長さ。「あのー、もしかして無駄に文字数稼いでいるんですか?」と質問したくなるような勢いで喋りまくる。

とりあえず、被弾したザクを放出するかの如く、某キャラを捨て駒以下の扱いにしたのは最悪。せめて、見せ場くらいは作ってくれよ……。なにこの「あー、これまだ腐ってないけど食べたくなくなったから捨てちゃえ」みたいな酷い扱いは。


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