犬神

犬神 1 (1)犬神 1 (1)
(1997/01)
外薗 昌也

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犬神 2 (2)犬神 2 (2)
(1997/06)
外薗 昌也

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犬神 3 (3)犬神 3 (3)
(1997/11)
外薗 昌也

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犬神 4 (4)犬神 4 (4)
(1998/04)
外薗 昌也

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犬神 5 (5)犬神 5 (5)
(1998/09)
外薗 昌也

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犬神 6 (6)犬神 6 (6)
(1999/02)
外薗 昌也

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犬神 7 (7)犬神 7 (7)
(1999/07)
外薗 昌也

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犬神 8 (8)犬神 8 (8)
(1999/12)
外薗 昌也

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犬神 9 (9)犬神 9 (9)
(2000/04)
外薗 昌也

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犬神 10 (10)犬神 10 (10)
(2000/09)
外薗 昌也

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犬神 11 (11)犬神 11 (11)
(2001/02)
外薗 昌也

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犬神12
犬神 13 (13) (アフタヌーンKC)犬神 13 (13) (アフタヌーンKC)
(2002/05/23)
外薗 昌也

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犬神 14 (14) (アフタヌーンKC)犬神 14 (14) (アフタヌーンKC)
(2002/11/22)
外薗 昌也

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全14巻完結。

「鳥居」を超えて向こう側の世界から来たモノ。人語を解する大きな犬と出会った少年は、この世ならざる異世界から来たモノとの戦いに巻き込まれて行く。

20世紀最大の魔術師、アレイスター・クロウリーなども背景設定として登場し、不気味な物語に引き込まれる。だが、異世界から来たこの世のモノでない生き物達の謎も、向こう側の世界も謎も、明かされないままで結末を迎えてしまう。

人間よりも「もっと大きなもの」も正体不明なままだし、すごくモヤモヤとした気分のまま物語から投げ出されてしまった。とは言え、これはこの作品が中途半端な仕上がりになっているのではなく、あえて謎を明かさないままで完成させているのだから仕方がないだろう。それにしても、向こう側の世界がどうなっているのか、とても気になる。


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悪魔事典

悪魔事典1

悪魔事典2

悪魔事典3

悪魔事典 4 (4) (ガンガンコミックス)悪魔事典 4 (4) (ガンガンコミックス)
(2004/02/21)
巣山 真也

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悪魔事典 5 (5) (ガンガンコミックス)悪魔事典 5 (5) (ガンガンコミックス)
(2004/08/21)
巣山 真也

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悪魔事典 6 (6) (ガンガンコミックス)悪魔事典 6 (6) (ガンガンコミックス)
(2005/02/22)
巣山 真也

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全6巻完結。

少年がボロい部屋を借りて一人暮らしを始めたら、そこには美少女悪魔が住み着いていたという、ありがちラブコメ。ヒロイン悪魔が使い魔(女)を召喚したり、ライバル悪魔(女)が出てきたり、エクソシスト(女)が邪魔したり、クラスメイト(女)が出てきたり、妹(女)が押しかけたりと、これでもかというほど異性が出てきて何故か主人公がモテるというモテ期人生まっしぐらな内容。

使い古されてはいるけれども、王道パターンを踏襲している。内容的には凡庸。過去の短編のほうが評価が高いようで、悪魔事典は貶されている。

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コス☆パレ

コス☆パレコス☆パレ
(2005/05/12)
黒河 澪

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黒川澪がキミたちにおくる、サプライト・LOVEストーリー!ココロもカラダも感度良好!空に星があるように、愛がふってくる!


コスに釣られてしまったけど、普通の話が多かった。絵は可愛いけど、出てくる女が軽すぎる。一応は短編だけど、登場人物が同じで連作っぽく繋がっている話もある。内容が薄すぎるけど、メイドも出てくるからいいか(笑)。


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アキハバラへようこそ!

アキハバラへようこそ! (プラザCOMIX)アキハバラへようこそ! (プラザCOMIX)
(2004/08/12)
みずき ひとし

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注)現物は無印です。

秋葉原を舞台にした、ややヲタネタとエロネタ入ったラブコメといった感じ。アキハバラネタなので、当然メイドもあり。18禁マークついていないのに密林でアダルト判定されてしまったのは、やはり最終話が原因か!? ヒロインが犯罪被害者になってしまうのは可哀想。最後が痛すぎる。


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オムライス

オムライス 1 (1) (ビッグコミックス)オムライス 1 (1) (ビッグコミックス)
(1998/05)
星里 もちる

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オムライス 2 (2) (ビッグコミックス)オムライス 2 (2) (ビッグコミックス)
(1998/11)
星里 もちる

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オムライス 3 (3) (ビッグコミックス)オムライス 3 (3) (ビッグコミックス)
(1999/05)
星里 もちる

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   オムライス4
オムライス 5 (5) (ビッグコミックス)オムライス 5 (5) (ビッグコミックス)
(1999/12)
星里 もちる

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全5巻完結。

血の繋がらない者が同居するという、星里もちる得意のホームコメディ。泣きっ面に蜂状態で、何もかもが踏んだり蹴ったりな落ち目の主人公。そして、その主人公に恨みを持っているらしい謎のストーカー男。ただの嫌な奴なのかと思いきや、こいつが結構人間臭くて憎めない。

住む所も無くなって、転がり込んだのは四姉妹がいる歯科医院。院長と四姉妹、転がり込んだ今井。血が繋がらなくても苗字が全員「今井」なのは偶然か運命か!? 何で題名がオムライスなのかと思ったら、四姉妹の名前に連動していて、長女珠子→卵、次女羽子→鶏肉、三女葉子→野菜、四女みどり→グリーンピースとなっていた。

今井青年の元妻や、それを守る謎の男まで押しかけてきたりして、結構ハチャメチャ。

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タユタマ -Kiss on my Deity-

タユタマ -Kiss on my Deity- (角川コミックス・エース 163-5)タユタマ -Kiss on my Deity- (角川コミックス・エース 163-5)
(2009/06/26)
ユキヲ

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太転依(たゆたい)と呼ばれる人外の存在と人間との共生を実現させたキュートな神様・ましろと神社のひとり息子・泉戸裕理。でも現実は甘くなかった。突然女性の身体になった彼は、元の姿を取り戻せるのか!?


人外を娶る少年。相手は太転依と呼ばれる存在なのだが、太転依に関する説明がナッシング。これは厳しい。原作を知っている人じゃないと、何が何だかさっぱり分らない。一冊に無理やりな感じで詰め込んでいるので、登場人物の関係もよく分らない。絵は上手いし可愛いけど、原作を知らないと意味不明な部分が多すぎる。

太転依少女の身体が安定せず、幼女化してしまい、それを治そうとしたら今度は主人公の少年が女体化してしまうという、TS絡み。元の姿に戻るためには、太転依を殺さないといけないと言われてしまうのだが……。

選択肢
 1.自分が男の時は太転依が幼女。
→2.太転依がボンッ、ギュッ、ボンな時は自分が女体化。
 3.太転依を殺して男に戻る。

あまり究極の選択じゃないよなぁ。とりあえず、三番目だけは有り得ない。二番目で百合プレイというのが良さげ……(をい!)。

「モノ」を売るな!「体験」を売れ

2時間でわかる!「モノ」を売るな!「体験」を売れ!―エクスペリエンス・マーケティングがあなたの会社を救う! (2時間でわかる!)2時間でわかる!「モノ」を売るな!「体験」を売れ!―エクスペリエンス・マーケティングがあなたの会社を救う! (2時間でわかる!)
(2001/08)
藤村 正宏

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従来のマーケティングはもう効果がなくなってきている。「モノ」を提供しているのではなく「体験」という視点に立って考えてみると、いろいろなことがわかってくる。体験を売り、圧倒的な売上げを上げるノウハウを伝授する。


見た目、すごく安っぽいハウツー本のように見えるし、パラパラとページをめくっても、いかにも軽薄そうなイメージ。だが読んでみれば、目から鱗状態に! 商売人は必読だが、関係無い人も頭が柔らかくなる。実はこのベタな表紙も計算されているのでは? と深読みしてしまう。

★大きいものよりミニチュア。
★未来より過去をコンセプトに。
★「夜景無料!」の一言だけで、年間売上が1億2000万円UP!

などなど。
なかなか興味深い内容。



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ドラッカーさんが教えてくれた 経営のウソとホント

ドラッカーさんが教えてくれた 経営のウソとホントドラッカーさんが教えてくれた 経営のウソとホント
(2004/09/18)
酒井 綱一郎

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『日経ビジネス』の記者として数回に渡りドラッカーにインタビューをした著者が、彼との対話から得た知恵を借りてまとめた日本企業の参考になる経営のヒント。間違いだらけの経営常識をズバリただす目からウロコの痛快経営書。


読みやすいけれども、初心者向け仕様っぽくて、物足りない感じを拭えない。ドラッカーの本が難しすぎて読めない方や、まだ読んだ事が無い方にはおすすめかもしれない。入門書といった感じだろうか。


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銀座木村屋あんパン物語(平凡社新書099)

銀座木村屋あんパン物語 (平凡社新書)銀座木村屋あんパン物語 (平凡社新書)
(2001/07)
大山 真人

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明治二年、元下級武士の親子が挑んだパンづくりは、維新とともに幕を明けた。山岡鉄舟、明治天皇、将軍慶喜、清水次郎長など多くの男たちに愛され、激動の日本を生き抜いたあんパン。その全国制覇までの軌跡をたどる。職人魂、家族愛、義侠心。あんパンメンたちの熱きドラマ。


よく聞く名前ではあるけれども、近所では売っていない木村屋のあんパン。銀座木村屋というくらいだから、銀座に行けば買えるのだろうけど、そこまで頑張る気にはなれない。恐らく日本一有名なあんパンを作っているであろう木村屋の歴史がよくわかる。清水の次郎長まで木村屋に関係があったりして、その意外な事実に驚く!


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ホワイトハウスの記憶速読術 (ふたばらいふ新書036)

ホワイトハウスの記憶速読術 (ふたばらいふ新書)ホワイトハウスの記憶速読術 (ふたばらいふ新書)
(2001/06)
斉藤 英治

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世界一多忙なアメリカ合衆国大統領とそのスタッフたちが活用する速読術、ギネスブックでナンバー・ワンに認定された速読術など、IT革命、高度情報化時代を生きのびるビジネスエリート必須の速読・速解のノウハウを満載。


あれ!? 読んでいないのに内容知っている! オカルト現象が起こったのかと思いきや、「最強の速読術」と同じ著者じゃん(笑)。ホワイトハウスに絡んだ点以外は、かなり内容が重複しているので、両方読む必要は無いと思う。どちらか一冊、お好きな方をチョイスする方向で。

「最強の速読術」と中身ほぼ同じなのに密林評価が低いのは、ちっともホワイトハウスじゃないのに、題名で釣られてしまった人が憤っているから(笑)。


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最強の速読術(KAWADE夢新書181)

最強の速読術

仕事に必要な本や資料、試験用のテキストを、たったの数分で読み終え、確実に頭に入れることができたら…。この願いを実現するのが速読術である。ギネスブックで世界最速と認定されたH・S・ベルグ氏のノウハウを日本語向きに修正し、斉藤式速読術と融合して紹介。これで月50冊の読破も可能になる。


巷に妙な本が溢れすぎているため、速読術=オカルト的なイメージがついてしまったのだが、本書は地に足着いた内容。その分、当たり前の事しか書いておらず、王道は無い。何事も地道な努力なくしてはマスターする事など出来ないという事ですな。


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おくりびと

おくりびと [DVD]おくりびと [DVD]
(2009/03/18)
本木雅弘広末涼子

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邦画はあまり興味が無いのだけど、他の人に釣られてそのまま観てしまった。チェロ奏者だった男が、オーケストラ解散で職を失い、故郷へ戻る。「旅のお手伝い」という求人広告を見て行った先は、旅行関係ではなかった。

訳も分らないまま雇われてしまい、納棺師になってしまうのだが、死体を扱うので差別が酷い。同級生や妻にまで差別され、汚い物でも見るかのような扱いをされてしまうのだが、差別する方がはるかに汚らしいと思う。死体を触るよりも、献金された万札を触る、国を守る政治力な某巨大政党議員達の手のほうが汚れているぞ!

仕事をしてもしなくても社長が二万円ずつくれているので、金銭面では美味しそうだけど、実際はこんなに貰えないと思う。とりあえず、黒企業よりは高待遇だろうけど。

ヒューマニズム溢れる力作だけど、テーマの違いにより原作者がクレジットを拒否したらしい。死というものの静謐を描き出した素晴らしい内容なのだろうけど、個人的には神も仏も信じないので、さほど感動出来なかった。

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決断プロフェッショナル―失敗しないための思考と技術(光文社新書022)

決断プロフェッショナル―失敗しないための思考と技術 (光文社新書)決断プロフェッショナル―失敗しないための思考と技術 (光文社新書)
(2002/01)
今村 栄三郎

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組織の長たる者なら、自らの意思決定に関して少なからぬ自信と自負を抱いているだろう。しかし、その方法は自己流に陥っていないか。「何に基づいて、どのように決断したか」と問われ、明確に答えることができるか。本書は日米でマネジメント研究を行ってきた著者が、意思決定の仕組みとチェックポイントを簡潔に整理したもの。まずは「決断を誰のために行っているか」と読者に問う。多くの経営管理者が対象を全く考慮していないという調査結果を示し、ひらめきや感情的衝動、直感的・刹那的に突き動かされた決断が予想以上に多いと指摘する。


決断に至るためには、まず的確な情報収集と、その情報を判断する能力が求められる訳だ。時に、決断の過ちによって世界が終わってしまう事だってあるのだ。

とは言え、その情報を収集するのが至難の業なのである。適切な決断を下すための情報が圧倒的に不足しているために、誤った結果に至ってしまう。あの時、ああしていれば、しなければ……。自らの愚かさ故では無く、情報の欠如により誤った選択をしてしまった事が結構ある。

表には出ない情報を収集するには、一体、何をしたら良いのだろうか?


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夜明けの音が聞こえる

夜明けの音が聞こえる夜明けの音が聞こえる
(2001/12)
大泉 芽衣子

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自ら声を封じこめているうち、本当に声がでなくなった「僕」。治療者の勧めでホテルで働き始めるが、周囲に溶け込めず、ふとした誤解から従業員達を敵に回し、そして執拗ないじめを受け…。第25回すばる文学賞受賞作。


第25回すばる文学賞受賞作。

声を出さないという縛りを自分に課すうち、本当に声を失ってしまった高校生。東大へ何人も合格するようなエリートクラスから、一転して障害者扱いに。自分の愚かな行為が招いた結果だけに、ちっとも可哀想な気はしない。それどころか、声が出ないという状況自体が嘘で塗り固められただけで、自らに制約を課した呪いにすぎないとしか思えない。こんなので病人扱いされては、本当に声を失った人々に対して失礼である。

何をしても声は戻らず、施設から海辺にあるホテルのアルバイトへ出される。訓練、或いはリハビリと称したら聞こえは良いかもしれないが、結局のところ、資本主義の汚らしい暗黒面に他ならないんじゃないのか?

アルバイト先では、声が出せぬままに誤解され、不良系のアルバイトから虐待されてしまう。こういう糞みたいな奴らを雇っている企業は、必ず糞な黒企業だという法則があるし、きっとロクでもないホテルなのだろう。

ホテルを辞めた少年は、新聞配達員になるのだが、ある日、狂気が高まって、不良達に報復すべく戻って行く。

これで復讐劇が完遂されれば少しはスッキリするのだが、最後の最後まで煮え切らない主人公に、ただ苛立たされるだけの物語だった。下手ではないけど、楽しい気分には程遠い。現実世界がこんなにも糞なのに、物語の中でまで糞なフィクションを読まされてもなぁ……。声が出ないという設定だから、地の文ばかりで読み難いし。


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はじまらないティータイム

はじまらないティータイムはじまらないティータイム
(2008/01/05)
原田 ひ香

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甥っ子の博昭が「できちゃった不倫婚」! ミツエは元妻・佐智子を心配して訪ねるが、離婚のショックで彼女が「奇妙な行動」をとっていることを知る。博昭の新妻はミツエの娘に近づき、事態は複雑に……。


第31回すばる文学賞受賞作。

甥っ子博昭は、騒動の中心人物なのに出てこない。周囲にいる四人の女が複雑に絡み合うのだが、全員が気色悪い。まず、博昭を策略で嵌め、不倫から正妻の座を射止める女が最凶に気持ち悪い。少し電波が入っているし、こういうのと結婚すると、確実に運勢が下がると思う。姦計を持って挑み、努力の結果だと言い張る自分だけいつも良い子理論の馬鹿女だけに、辟易して来る。

自らに落ち度が無いのに、離婚する羽目に陥ってしまった前妻も、その後の行動が不可解で電波女。一体、その異常行動は何なのか。前妻が可哀想すぎるから結婚式には出たくないと突っぱねるおばさんも、やたら他人に関わろうとしてウザったい。そして、そのお節介おばさんの娘すら、まともに思えて、ある瞬間、いきなり壊れる! 

なんというか、全員がどこか壊れた感じになり、一同勢ぞろいしてしまった場面で、唐突に物語が途切れる。え!? なんでこんな中途半端なところで終わるの? 純文学系統って、ちゃんと起承転結になってない小説の断片が多いな。これ、起承転で終わってるし。起承転欠か? 結末が欠落してるし(苦笑)。


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少女@ロボット

少女@ロボット少女@ロボット
(2006/02/23)
宮崎 誉子

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「マリちゃん、働く女に必要なのは何かしら」「……愛です」「ううん、根性の悪さよ」驚愕の文体で働く若者のリアルな汗と涙を描く注目作家の最新作! 若者&女の子の強烈にリアルな汗と涙を驚愕のPOP文体で描く衝撃短篇集。


なんだか勢いだけで書かれたような文章だな。会話だらけで地の文が少ないし、知能指数と偏差値がいかにも低そうな登場人物が壊れた日本語を使いまくりなのである。ページの下半分が空白だらけなのも非常に気になる。とりあえず、勢いで読ませるだけの力量はあるのだけど、個人的にはちょっとなぁ。


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ていうか経済ってムズカシイじゃないですか

ていうか経済ってムズカシイじゃないですかていうか経済ってムズカシイじゃないですか
(2001/10)
中尊寺 ゆつこ

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今やビジネスマンに限らず、主婦やOLにとっても「経済」は最も気になるテーマの1つだ。ただ経済書はとかく難解で近寄り難い。かつて「オヤジギャル」という流行語を生み出した漫画家である筆者は、独自の感性で最新の経済用語を読み解き、経済を身近な問題として捉えようと試みている。


今や「ちょっと落ち目だけどそのうちまた日は昇るさ」という状況ではなく、完璧に転落国家スパイラルで再起不能に近くなってしまった日本であるが、駄目になってしまった男とは違って、これに出てくる女性達のしたたかさは健在のように思える。

日本経済新聞に連載されたビジネスマンガの蘭子課長が登場するので、なにかと島耕作と比較されるが、組織に翻弄される島よりも、蘭子のほうがしたたかで上手である。組織に縛られない潔さが心地良い。


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半径500mの日常

半径500mの日常 (文春文庫)半径500mの日常 (文春文庫)
(1993/10)
群 ようこ

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いい年をして親のスネをかじる自称「自立した女」、買物カゴをのぞいて夕飯のメニューを当ててしまうオバサン、経済記事を読みつつも人差し指はH記事のページに挾む品のいい紳士…。あなたの隣にもよく似た人がいるのでは?何気ない日常生活に溢れ返る変な人、面白い出来事を群ようこ流に解剖した、溜飲の下がるエッセイ59篇。


エッセイといえば、書いてる本人だけが楽しんでいるクソ面白くもない日常ものか、面白いけど、それ本当?作ってるんじゃないの?という非日常パターンが多いのだが、さすが群ようこ!!エッセイの中身は題名通りの「日常」を扱いながら面白い。

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ホンの本音

ホンの本音

食品成分表、ぴあマップ文庫、看護日記、うれしい編みもの、そして古典、名作、新作について興味つきない読後話から、本のふるさとである活版印刷の現場ウォッチングまで―。感動も思い出も情報も、すべて「本」との出会いから始まる群さんの、シンプルでユニークな活字生活が浮かび上がる、心愉しいエッセイ集。


本に関するエッセイで、古典からぴあマップ、食品成分表みたいなものまで、幅広く扱っている。普通に自分で選んでいたら絶対に読まないような本が結構載っていて面白い。群ようこのエッセイを読んでいると、取り上げている本もだんだん読みたくなって来る。

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かつら・スカーフ・半ズボン

かつら・スカーフ・半ズボン (ちくま文庫)かつら・スカーフ・半ズボン (ちくま文庫)
(1998/12)
群 ようこ

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小学生の時から憧れているかつら、「特別な時のため」にとっておいた下着、幅広の足にも似合う靴、スカートよりパンツ―。嫌いなものは嫌い、無理せず自分らしくありたい。衝動買いもタマにはね。ファッション&生活雑貨のエッセイ集。


手元に無いので読了チェックのみ。
ファッションや生活雑貨に関する、身近なエッセイ。


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街角小走り日記

街角小走り日記

特別な事件より、普通の毎日。奇人変人より、あなたの隣人。そんな『日常』にこそ、面白い出来事は潜んでいる。昼下がりのレストランの店内に響きわたるおばさんコーラスの傍若無人の歌声。最先端のイメージで売るカード会社の本質。スーパーのお弁当における芸術的な職人芸。楚々とした美人のおぞましい奇癖…。思わず納得、痛快無比の辛口エッセイしめて100編。


悪くは無いのだけど、ひとつひとつの話が短すぎて、群ようこのエッセイの中ではイマイチかもしれない。見開き2ページでひとつの話が終わるし。雑誌か何かで掲載された時の文字数制限なのかもしれないが、これでは話にヒネリが加えられない。だが、それぞれの話には思わず同意してしまう部分が多々あり。

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ワールド・トレード・センター

ワールド・トレード・センター スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]ワールド・トレード・センター スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
(2008/07/25)
ニコラス・ケイジマイケル・ペーニャ

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2001年の9.11同時多発テロで標的となった、NYの世界貿易センタービル。本作は、崩壊したビルに生き埋めになった2名の警官の奇跡的な生還を、実話に基づいて描いた感動作だ。港湾警察のジョンとウィルは、飛行機が激突した貿易センタービルに急行。ビルの1階に入ったところで、ガレキの下敷きになってしまう。無念の死を迎える同僚や、心配で取り乱す家族など、いくつものドラマが進行するなか、ジョンとウィルは励まし合って助けを待つ。


9.11当日なので放映されたのだが、これって実際に被害者となった人の話なのか。開始直後に特攻してくるので、やたら展開が早いと思ったら、30分程度でニコラス・ケイジが崩落に巻き込まれてしまい、後は瓦礫に埋もれているだけ。全く活躍出来ないまま、ひたすら苦しんでいるので、映画というよりも、実際に埋もれて奇跡的に救出された人をモデルにしたノンフィクションといった感じである。

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亜細亜ふむふむ紀行

亜細亜ふむふむ紀行

アジアより欧米が好きだった著者が、ふとしたきっかけで訪れたアジアの街。香港ではブランド物を買い漁り、マカオではギャンブルに夢中に。ソウルでは同行者の失敗を笑い、激辛料理に舌鼓を打ち、韓国刺繍の美しさに驚嘆する。そして大阪ではラブあり、サスペンスあり、バイオレンスありの旅に人生を深く考えさせられた。ご近所感覚で歩いたアジアを綴ったお気楽旅行記。


アジア成分濃厚な紀行文。エッセイも紀行文も小説も、一定水準以上の面白さ。それなりに人生を謳歌されているようで、ギザウラヤマシス! な限りであります。

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びんぼう草

びんぼう草

こんな生活、もう嫌だ。私、やめます。めでたく退職、地獄の満員電車にオサラバしたものの、あまりの赤貧状態に音を上げ、再就職する羽目に。ところが…。会社勤めに悩む全ての人々に贈る「満員電車に乗る日」。親戚から結婚しろとうるさく迫られるフリーライターがめざす意外な人生を描く「シジミの寝床」など、フツーの人々を力強く応援する、一読爆笑、元気百倍の小説集。


確か読んだ筈なのだが、もう手元に残っていないので確認できず。密林説明文だと、現状が嫌になって退職したものの、お金が無くて再就職というおバカな悲劇の話が載っているっぽい。

基本的に、黒企業以外は辞めたらいかんよね! 少し嫌な程度で辞めてしまったら、もっと酷いところしか再就職先が無いというのがお約束だし。黒企業に関しては、辞めないと人生そのものを辞めさせられて、黄泉へ旅立つ事になりかねないので、仕方が無いと思うけど(苦笑)。

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日常生活

日常生活

カラオケと読書が好きでウィンドー・ショッピングやバーゲンが苦手。突然の税務調査に怒り、図書館の呆れた対応に驚く。冬には風邪をひき、春は花粉症に悩み、夏は別荘で大騒ぎをし、秋には引っ越し。締切り、締切りの合間をぬって友人と会い、編集者と騒ぎ、作家仲間と歌う八面六臂の日常生活。1年366日を凝縮した、100パーセントどこを切っても群ようこな書下ろしエッセイ。


1992年1月1日から12月31日までの群ようこ日記。交流のある作家達も結構はっちゃけている。日常を扱っているので、そんなに突拍子の無い事が起こるわけでもないが、無難に楽しめる。

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モモヨ、まだ九十歳

モモヨ、まだ九十歳 (ちくま文庫)モモヨ、まだ九十歳 (ちくま文庫)
(1995/09)
群 ようこ

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パンダが見たい、東京ドームを見学したい、ディズニーランドで遊びたい…と新幹線でひとり上京してきたモモヨ、九十歳。好奇心旺盛でおシャレな祖母の笑いと涙の物語。「文庫版あとがき」として、92歳、95歳のモモヨの相変らずのユニークぶりを報告。


タイトルを見ると、「もう九十歳」の間違いじゃないのか? と思いたくなるが、中身を読むと、なるほど、これはまだ九十歳で正しいのだと納得する。高齢なのに、異様にバイタリティ溢れるモモヨが逞しすぎる!

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毛糸に恋した

毛糸に恋した
編み物エッセイ。編み物には全く興味が無いので、単に群ようこ攻略の一冊として読み流す……。つもりだったのだが、これは編み物適正皆無な人でも読める。編み物に対する熱き想いがヒシヒシと伝わってくる(笑)。余程、好きなんだろうね。

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無印結婚物語

無印結婚物語

母親と結束が異様に強い夫、老後の面倒をみるからと実家に甘える妻、フリフリの洋服を押しつける勘違いの義母etc。有利なチャンスをつかもうと挑んだお見合い結婚。“愛の力”を信じて決断した恋愛結婚―それぞれの夢と欲をふくらませた結婚生活が、「こんなもんか」と思えるまでの、12のドラマチック・ストーリー。


結婚というモノの幻想を見事に打ち砕く、かもしれない一冊。考えてみれば、結婚はゴールではなく人生の通過点に過ぎず、その後も泥臭い日常が続くものだから、過剰は期待はしないほうがよろしいだろう。シンデレラすら、結婚した後に待っていたのは……。

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無印失恋物語

無印失恋物語

実はマザコンだったり、占いのドツボにはまったり、文句たれに嫌気がさしたり、言われ放題のイイナリ君に反撃されたり、近所のおばさんの噂話に泣かされたり。無難な恋と思っていたのに、破局が突然やってきた。言いつくせない無念さと解放感が新たな恋へとかりたてる。明るいハートブレイク・ストーリー12話。


失恋物だけど、あまりマイナスの波動が伝わってくる湿気の多い内容ではなく、むしろ雨上がりの青空みたいにサッパリしたものもあり。泣かずに読める。

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アメリカ居すわり一人旅

アメリカ居すわり一人旅 (角川文庫)アメリカ居すわり一人旅 (角川文庫)
(1991/01)
群 ようこ

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「アメリカに行けば何かがある」と、夢と貯金のすべてを賭けて一人渡米した群さんの、愉快なアメリカ観察記。旺盛な好奇心と元気さにひきかえ、語学力と忍耐力がほとんどないので、入国審査に始まり、宿泊、食事問題など、次々と日常トラブルが起きてしまう。が、特殊なアルバイトが見つかって、ありがたいお金と友情を手にすることが出来たのであるが…。観光や買い物に走らずに、あるがままの生活をそのままアメリカで過ごしてきた、無印エッセイアメリカ編。


群ようこほど、エッセイと小説の区別がつきにくい作家は他にいないと思う。なんかね、文体もノリも同じなんだよ。「へえっ、この人っていろんな体験してるんだなあ」と感心していたら小説、つまりフィクションだったり。

これはエッセイらしいんだけど、小説に出てくるキャラが遭遇する、日常的でありながらちょっと刺激的? な出来事と同じようなノリなので、これも実際は作った話では……、と疑ってしまいそうになる。アメリカへ行った時の体験談らしい。

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