魔法少女ならぬ魔法中年が世界の平和を守る事になったようです

魔法少女ならぬ魔法中年が世界の平和を守る事になったようです (あとみっく文庫 36)魔法少女ならぬ魔法中年が世界の平和を守る事になったようです (あとみっく文庫 36)
(2011/09/20)
酒井仁

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異次元から現れる恐ろしい魔獣をキュートにやっつける、巷で話題の魔法少女ミラクルシュガー。しかしその正体は、なんとさえない中年サラリーマンだった!?魔法を使った副作用で性欲が暴走したり、女のコの身体が持つ未知の感覚にハマっちゃったり、カオスな展開が目白押しの暴走エロコメディ。


異世界から流れ込んでくる邪悪な魔獣と、人知れず戦う魔法少女。だが、邪悪な力が年々強化され、従来の魔力を持つ少女では太刀打ち出来なくなって来た。異世界ベル・セレティアからやって来たアンジェリカは、今まで一緒に戦ってくれた魔法少女と別れ、より強力な魔力を持つ少女を探そうとするのだが……。

魔力の高い少女を探すものの、なかなか見つからない。条件を緩め、年齢層を極限まで上げてサーチするが、それでも見つからない。そうこうするうち、超強力な魔獣が侵入して来る。異世界から侵入してきたのは、魔獣というレベルではなく、王魔獣レベルの強敵だった。

焦ったアンジェリカは、年齢どころか性別までサーチ条件から外すが、見つかったのは、佐藤鯔太郎という名のスダレ禿中年オヤジだった!

このままでは世界が破壊されてしまうので、止むを得ず佐藤さん(45歳男性)と契約して魔法少女になってもらう事になった(汗)。45歳のおっさん魔法少女なんて、今までに見た事も聞いた事も無い(笑)。

冴えないスダレ禿のおっさん佐藤だが、魔法少女ミラクルシュガーに変身すると、桃色髪ツインテールで超可愛い容姿に変わる。絵師も“にの子”が担当しているので、設定や文章だけではなくて、本当に見た目が可愛い。イラストが少なめだったのは、残念である。

圧倒的な魔力を持つミラクルシュガーは、王魔獣クラスでも瞬殺してしまい、向かうところ敵無しである。だが、中の人がおっさんなので、格下クラスの魔獣相手に、わざとやられて、えっちな事をされちゃう変態プレイにいそしみ始める。

本当は強いのに、わざと負けて触手に捕まったり、獣人みたいな奴に前後から攻められたりしてやりたい放題。いや、やられたい放題か!?

魔法を私的利用して好き放題やっていたところ、異世界ベル・セレティアから来たマジョラムと契約した、魔法少女マジカルパティがライバルとなって現れるのだが、この人もまた……。

いかん、あまりにも内容がカオスすぎて、魔法少女になりたくなってきた。
ちょっとキュゥべえと契約して来る。


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描きかけのラブレター

描きかけのラブレター

絵を描く以外これといって取り柄のない高校生の僕・遠藤ユキオにとって、神木円という女の子は異分子そのものだった。憎らしいほど美少女だった彼女の存在は、平凡だった僕の生活をムチャクチャにかき乱した。けして甘い思い出ではない。仲は良くなかった、むしろ悪かった方だ。つまらない誤解が原因で、僕は円から数々の意地悪をされ続けていたのだから。卒業式も近くなったある日、僕は親友の巧から円のことが好きだと告白された。巧に請われるまま、彼が円にプレゼントするための〈円の絵〉を描くことになった僕。放課後、ひとり美術室に残りカンバスに筆を走らせていた僕は、やがてただひとつの事実に気がつく。―僕は、円が好きだった。白いカンバスにひとつひとつ絵の具がのっていくように、ゆっくりとユキオと円の物語が始まる。不器用な少年と少女が描き出す、ピュアで優しく、そして少しだけせつない青春ストーリー。


富士見ミステリー文庫から出ているけど、全然ミステリーじゃないどころか、あんまりラノベっぽくもない。萌えやご都合主義も排除して、淡々と語られる青春小説なので、YAのレーベルのほうが似合いそう。

絵を描くのが好きな地味系男子高校生、遠藤ユキオが主人公で、性格が無茶苦茶すぎる美少女の神木円にひたすら翻弄されちゃう恋愛青春物だった。読んでいても腹立つくらい、相手が嫌がらせばかりしてくるのだが、実はツンデレか(笑)。

自分は美大に合格するものの、美少女のほうが落ちて浪人しちゃうとか、なんだか妙にリアルだな。相手の家のゴタゴタにも関わる事になってしまうのだが、相手にかき回されつつも、志望大学には合格するし、フラグまで立っちゃうし、くっそくっそ! リア充爆発しろ。

憎らしいほど美少女という設定なのに、絵が微妙で美少女に見えなかったのだけが残念。『ゼロの使い魔』みたいな萌え絵だったら、もっとテンション上がったのに。


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ザ・ロック

ザ・ロック 特別版 [DVD]ザ・ロック 特別版 [DVD]
(2006/01/25)
ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ 他

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脱獄不可能の刑務所があったアルカトラズ島に、神経性毒ガスを奪ったテロリスト軍団が観光客を人質にしてたてこもった。タイム・リミットは40時間。FBIは化学兵器のスペシャリスト(ニコラス・ケイジ)と、33年前アルカトラズ島を脱獄したという男(ショーン・コネリー)を「ザ・ロック」と呼ばれる鉄壁の要塞へと送り込む。


観た事あるけど、TVで放送されたのでまた観てしまった。叩かれまくりんぐなマイケル・ベイ監督だけど、これだけは評価良いんだね。

部下が非合法の軍事作戦で使い捨てにされ、まともな補償すらして貰えない事に憤った海兵隊のハメル准将が、反乱を起こしてテロリストに! 毒ガス兵器を奪い、観光客を人質にしてアルカトラズ島に立て篭もる。

政府は、脱獄不可能とされたアルカトラズから唯一脱走したと言われる男を使って、特殊部隊を潜入させる。脱獄した男は、元イギリス情報局秘密情報部部員らしい。一緒に潜入したNavy SEALs部隊がアッという間に全滅したのに、元海兵隊のテロ集団を次々と倒して行く。ショーン・コネリーが格好良すぎる。

もう一人生き残ったFBIのスタンリーは、テロ対策官として振舞うよう言われていたが、本当は化学兵器に詳しいから無理やり連れてこられただけの素人である。敵が元海兵隊で、一緒にいる男も元特殊部隊。自分だけが戦闘力の無い素人というギャップが堪らんな。毒ガス兵器を前に、ちゃんと活躍するので、ただのヘタレでは終わらない。


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いしいしんじ

 攻略対象書籍は以下。

『アムステルダムの犬』
『なきむしヒロコちゃんはかもしれない病かもしれない』
『とーきょーいしいあるき』
シーラカンス』★★★
『ぶらんこ乗り』
『トリツカレ男』
『麦ふみクーツェ』
『プラネタリウムのふたご』
『絵描きの植田さん』
『ポーの話』
『白の鳥と黒の鳥』
雪屋のロッスさん』★★★
『みずうみ』
『四とそれ以上の国』

エッセイ
『うなぎのダンス』
『グレートピープル。ストレンジ。』
いしいしんじのキューバ日記』★
『いしいしんじのごはん日記』
『三崎日和-いしいしんじのごはん日記2』
『熊にみえて熊じゃない』
『アルプスと猫 いしいしんじのごはん日記 3』
『遠い足の話』

共著
『その辺の問題』
『人生を救え!』
『人生を歩け!』

いしいしんじのキューバ日記

いしいしんじのキューバ日記いしいしんじのキューバ日記
(2006/12/21)
いしいしんじ

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寒い場所から暖かい場所へ。音楽にゆさぶられ、ラムや葉巻の香りを吸いこむうちにキューバと「からだ」のリズムが合いはじめる。ノートには文章があらわれ、一日分の記述もふだんの日記の何倍にもふくれあがる。スケッチと写真もたっぷり、異色のキューバ紀行。


キューバを紹介する紀行文みたいになっているのかと思ったら、ただのチラシの裏だった(汗)。南国の暖かい空気を感じる事は出来るけど、これは本当に日記でしか無いよね。ラル大尉のAAで「チラシの裏にでも書いてろ」と言われそうな内容でガッカリした。

せっかくキューバに行っているのに、園子さんの話だらけ。園子さん出すぎだろう。これでは「いしいしんじのキューバで園子さん日記」ではないか。『ひかりのまち』の主人公ネリムが書いた日記よりも酷い(笑)。面白くないオヤジギャグが多すぎるのも笑えない。


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米村圭伍

攻略対象書籍は以下。

風流冷飯伝』★★★
退屈姫君伝』★★★☆
『面影小町伝』
真田手毬唄』★★★
『紀文大尽舞』
おんみつ蜜姫』★★★☆
退屈姫君 海を渡る』★★★☆
退屈姫君 恋に燃える』★★★☆
エレキ源内殺しからくり』★★★☆
かるわざ小蝶 紅無威おとめ組』★★★☆
おたから蜜姫』★★★☆
山彦ハヤテ』★★★☆
南総里見白珠伝 紅無威おとめ組』★★★
退屈姫君 これでおしまい』★★★☆
『桜小町―ひやめし冬馬四季綴』
『ひやめし冬馬 四季綴 ふくら雀』
『ひやめし冬馬 四季綴 孔雀茶屋』




『面影小町伝』=「錦絵双花伝」改題 『真田手毬唄』=「影法師夢幻」改題


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風流冷飯伝


風流冷飯伝 (新潮文庫)風流冷飯伝 (新潮文庫)
(2002/03)
米村 圭伍

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四国は讃岐の吹けば飛ぶよな小藩が、この法螺噺の舞台です。ご案内役は、お江戸で鳴らした幇間。相方を務めますは、お武家の次男、俗に申します冷飯ぐい。でも、この男、暇のつぶし方が、なんだか飄々としております。藩のしきたりも、すこぶる妙です。そんな冷飯ぐいどもが、何の因果か、藩の命運を背負うことになったから、さあ大変―。繰り出すあの手この手に思わず唸る大江戸笑劇の快作。


四国にある風見藩が城の向きを変えようと画策し、将軍様との賭け将棋で勝負する事に。風見藩を探るために幕府は密偵を送り込んでくるのだが、この男がお調子者で、あんまり活躍しないな(笑)。冷飯食い達と騒動を巻き起こすのだが、退屈姫や蜜姫と比べる、やはり萌えが足りないな(をいっ!)。

先に退屈姫君のほうを読んでしまったのだが、この作家も世界共有系で微妙に話が繋がっている場合が多いので、執筆順に攻略したほうが良いかもしれない。



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舟を編む

舟を編む舟を編む
(2011/09/17)
三浦 しをん

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玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか―。


第9回本屋大賞。

やべぇ、また三浦しをんがレベル上げて来た(笑)。地味な題名がついているけど、辞書を作る男達の物語だった。辞書編集部が『大渡海』という辞書を企画し、長年の歳月をかけて言葉の海に乗り出す船を編む。実話ならプロジェクトXに採用されそうな内容である。

言葉の魔力に取り付かれた荒木は猛然と勉強し、大学に入る。研究者になれるほどの器でないと気づいた彼は、大手総合出版社に入り、辞書作り一筋で37年……。え!? 冒頭に出てくる人は主人公じゃないのか(汗)。ベテランとなった荒木にも定年が近づき、後継者を探す必要に迫られて見出した相手は、営業部の変人、まじめ君だった。

最初はふざけているのかと思った“まじめ”君だが、実は馬締光也という名前であった。ベテラン編集、日本語研究の老学者、まじめ君、何事もそつなくこなすチャラ男、優秀な契約社員の佐々木。後半からは時代がさらに未来へと飛んで、女性雑誌から回されてきた新人女性も加わり、長い時間をかけて『大渡海』の出版に近づいていく。

お仕事小説としても面白いし、有川浩ほどベタ甘じゃないけどスイーツ成分混じっていて楽しい。見た目はパッとしない馬締が、タケおばあさん(下宿先の大家)の孫娘を射止められるのか!? 一見、優秀っぽいチャラ男も悩みを抱えていて、ただのチャラチャラした人で終わらないのが人間臭くて良い。

熟読しないどころか、下手したらオブジェで終わる辞書に対して親近感が沸いてくる良書。言葉の奥深さが垣間見える一冊だった。



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無限軌道

無限軌道

果てしない宇宙空間を、15隻の宇宙船は突進していた。地球政府の圧制から逃れて、はるかな星――エリダヌス座e星系の第二惑星ラスタム――に自由の天地を求めようとする、三千人の殖民船団だった。


これもAmazonで見当たらない古い本なので苦労した。地球は人口増加や資源の枯渇など、様々な問題を抱えており、抑圧的な体制下にある。人々は新天地を求めて、居住可能な他の恒星系へと旅立ち始めた。

本書は、3000人を乗せてエリダヌス座e星系の第二惑星ラスタムへと向かう、15隻の殖民船団の話なのだが、目的地へ向かう途中で、地球を支配していた旧政権が打倒されたというメッセージを受け取ってしまう。

核燃料の問題から、ある地点を越えてしまうと地球には戻れなくなるので、このまま進むのか、地球に戻るのか、決断を迫られることになる。帰還派と移民派で対立するようになるのかと思ったのだが、アッサリと新世界の話に移行してしまった。

人口が増えすぎて資源が不足する地球、旅を続ける宇宙船内部、ラスタムに辿り着いた人々、ラスタムに定住し始めた時代と、四部構成で移り変わって行く。物語の舞台が切り替わりすぎで、各章がアッサリ風味すぎるのが残念だった。



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敵の星

敵の星

人々はその手宙船をサザン・クロス号と名づけ十字座の三重星アルファ・クルシスに向かって打ち上げた。数ヵ月後、重力波伝送装置を備えつけたこの革命的な星間宇宙船は半光速に達し、やがて長い静寂とともに四世紀半にわたる自由落下飛行に移った。乗組員は伝送装置によって、一定期間ごとに交替で瞬時に地球からサザン・クロス号へ送りこまれるシステムになっていた。


図書館にもAmazonにも無い古い本なので苦労した。題名がこんなのだから、異星人と戦う話だと思っていたのに、黒色矮星の磁場に捕らえられて、宇宙船が故障するだけの話だった。重力波伝送装置が壊れて必要物資や食料は来ないし、自分達も戻れなくなるが、乗組員同士で喧嘩しすぎである。

事故等で乗組員の数も減少し、ほとんどの人にBAD ENDフラグが立ってしまう。自分が行きたくて志願したのならともかく、嫌がっているのに、無理やり親に乗せられて死亡するなんて酷いよね。黒い太陽に残された惑星に辿り着き、修理に必要なゲルマニウムを確保しようとするのだが、重力波伝送装置を使えるようにして飛んだ先は想定外の場所だった。

ちなみに、黒色矮星というのは、白色矮星が冷えて電磁波による観測が不可能となった天体のことである。宇宙の初期にできた白色矮星でも、冷え切って黒色矮星となるには充分な時間が経過していないと考えられているため、現段階では仮説上の天体である。未来の宇宙にしか存在しないはずのものがあったら、知的生命体は興味を示す訳で……。

心の中で考えている台詞が漢字とカタカナで書かれているので、大日本帝国の公文書みたいになっていて、物凄く読み難かった。( )で囲むとかで良かったんじゃないの?


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ふむふむ おしえて、お仕事!


ふむふむ―おしえて、お仕事!ふむふむ―おしえて、お仕事!
(2011/06)
三浦 しをん

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「職人さんや芸人さん、特殊技能を活かして働いている女性のお話をうかがおう」と始まった突撃実録の連載企画。小説と随筆、妄想の名手が驚きと感動とともに「ふむふむ」と相槌を打った四年にわたるインタビュー集。


小説の新作が出たのかと思ったら、様々な特殊技能と活かして働いている女性を取材した本だった。女性ばかり取材しているのは、作者本人と同性の方々がどういう仕事をしているのか気になっただけであって、別にウーマン・リブ的な意図は無い。

靴職人、ビール職人、染織家、活版技師、女流義太夫三味線、漫画アシスタント、フラワーデザイナー、コーディネーター、動物園飼育係、大学研究員、フィギュア企画開発、現場監督、ウエイトリフティング選手、お土産屋、編集者と、一般職ではない人々へのインタヴューが続く。

大企業という組織に属している人もいるけれども、独力で人生を切り開いている人も多い。人生いろいろであるが、みんな上手い具合に未来を切り開いていて良いなぁ。相手の良さを上手く引き出している三浦しをんも素晴らしい。




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ロバート・チャールズ・ウィルスン

攻略対象書籍は以下。

『世界の秘密の扉』
時に架ける橋』★★★☆
『クロノリス』
『時間封鎖』
『無限記憶』




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時に架ける橋

時に架ける橋

一度は捨てた故郷の町に戻ってきた青年は、人里離れた一軒家で一人暮しを始めた。それは実に不思議な家だった。長年放置されていたのに内装はぴかぴかで、夜間に洗い物が片づいている。夢の中には奇妙な虫たちが現れ……この“幽霊屋敷”の謎を解こうとするうち、彼は地下に隠された秘密のトンネルを発見する。心に染み入る時間旅行SF。


妻と破局を迎え、仕事も失ってグダグダな男が故郷の町に戻って来る。人里離れた一軒家を購入して暮らし始めるのだが、奇妙な現象が起こり始める。目に見えない何かが勝手に室内を片付けてしまう幽霊屋敷の謎を解こうとするうち、地下に謎のトンネルが存在する事に気づく。トンネルの先は、過去のニューヨークに繋がっていた!

評価は高い本書だが、主人公の青年が現実逃避しすぎだし、兄のコネで得た仕事も適当にやりすぎるし、過去世界へ逃げるし、敵と対峙してもあんまり活躍しないし、なんだか萎える。過去世界で知り合った女性との恋愛フラグも、ハリウッドみたいなご都合主義ハッピーエンドに終わってくれない。

襲い掛かって来る敵もまた、絶望的な状況から逃げ出して来た存在だし、登場するタイムトラベラーも何者かによって使役される存在で、読んでいて無力感に苛まれる。どういう存在が時間を管理しているのか謎のままだし、タイムトンネルに出てくるゴーストに至っては人類の進化発展形態なのか、上位次元の生物なのかすら不明のまま。

登場人物が状況に流されまくりで爽快感が得られないのだが、時間を題材にした小説としては面白かった。いい歳して自分探しの旅に出る主人公にはガッカリしたけど(笑)。




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るなてぃっくシスターズ


るなてぃっくシスターズ―愛しのお兄さま (二次元ドリーム文庫)るなてぃっくシスターズ―愛しのお兄さま (二次元ドリーム文庫)
(2005/04)
筑摩 十幸、NOBU 他

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遺跡の呪いで非力な美少年と化してしまった剣士ヒイロ。彼は呪いの解除にかこつけて、魔法使いの妹、ヨーコとユリに身体を弄ばれることに…。憧れの兄が悶える媚態に、彼女たちの背徳遊戯はますますヒートアップ。


二人の妹と一緒にトレジャーハンターをしていた剣士ヒイロが遺跡で呪いをかけられ、小さい男の子になってしまう。兄が自分達より小さくなってしまったので、ヨーコとユリが好き放題し始める。後半で、呪いをかけた黒幕も登場してエラい事に。いや、エロい事に(笑)。



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SFはこれを読め!(ちくまプリマー新書081)


SFはこれを読め! (ちくまプリマー新書)SFはこれを読め! (ちくまプリマー新書)
(2008/04)
谷岡 一郎

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SFは、科学を通じた現代社会への賛歌である。テーマ別のオススメ本を通じて、社会とは何か、生命とは何か、人はどう生きるべきかなどについて考えてみよう。


今から読み始める人がSF入門書として使える良書。教授と二人の学生によるやり取りで話が進む。SFに関する雑談をしながら、テーマ毎にお勧め作品を挙げていく。異文化コンタクト、ロボット、タイム・トラベルなど、テーマに沿った作品を面白く解説しているのが良い。学生二人のやり取りも面白いし。

なるべく入手出来そうなものを選んではいるが、市場に出回る弾数が少ないので、品切れ絶版に関してはどうしようもないだろう。ネタバレに関しては極力控えているものの、皆無という訳ではないので、ネタバレ嫌いな人は注意が必要。

SFを読んで討論する授業とか面白そうでいいな。本書に出てくるひろ子さんと辰郎くんは本書のために作られたキャラクターなのかと思ったけど、来日したテッド・チャンと会話している写真があるということは、実在の人物なのか……。



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.hack//Liminality

.hack//Liminality

ゲーム内の出来事と連動して、現実世界にも影響が出てくる。ゲームと現実の境界性(Limitaly)が少しずつ薄くなっていく。その中で日本のCC社(CyberConnect/サイバーコネクト)の"The World"の日本語版ディレクター・徳岡純一郎が、女子高生3人と黒のビト(佐藤一郎)と一緒にゲーム内の謎を現実の世界から解く。


ゲーム同梱特典アニメなので、攻略難易度は高め。他作品がゲーム内部での出来事を描いていたのに対して、この作品は現実世界側の視点である。

CC社が運営する大規模MMOが原因と思われる事故に疑問を持った日本語版ディレクターの徳岡純一郎が、女子高生と共に謎を解こうとする。何でJKが三人もいるのかと思ったら、ゲームのvol.1~vol.3それぞれに登場する人物なのか。

CC社絡みの事故だが、ゲームに接続したプレイヤーが意識不明になるだけじゃなくて、横浜まで大規模停電で災害が発生して、結構、大事になっているな。高層ビルの上層階に閉じ込められたユキちんなんて、エレベーター・シャフトから脱出しているけど、失敗したら死ぬじゃないか。

ネットスラムの女王ヘルバの腹心を名乗る黒のビトと現実世界で会い、情報を得る徳岡。相手の名刺には佐藤一郎と書いてあるが、おそらく偽名であり、正体は不明。彼の助けを借りて、千葉県浦安にあるCC社のサーバー管理施設に潜入。データにアクセスする際、コーヒーをお願いしてしまうが、これは痛恨のミスだな。飲み物くらい我慢しろよ。


無人のはずの建物内で自販機が使用されたというデータが警備員に伝わり、逃げる羽目に。黒のビトが囮になっている間に逃げるが、JK3人は、なんとか逃げ切れて良かったが、おっさんは捕まってフルボッコに。痛い目に遭いまくりの徳岡純一郎だったが、なんとか必要なデータの確保に成功するのだった。



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Aチャンネル+smile


Aチャンネル+smile【完全生産限定版】 [DVD]Aチャンネル+smile【完全生産限定版】 [DVD]
(2012/03/21)
福原香織、悠木碧 他

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黒田bbの4コマ漫画をアニメ化した学園コメディのOVA。大好きな先輩・るんとの高校生活を夢見て、見事同じ高校へ入学を果たしたトオル。しかし、高校で彼女を待っていたのは、るんとの甘い日々ではなく…。第1話と第2話を収録。


熱血教師がはりきりすぎて授業中に指を怪我する。怪我しても無理やり元気にふるまおうとして痛い事になっているな。トオルは提出物を先生に出そうとしたら、代わりに飼い猫が入っていて家まで戻る事に。

山盛りパンケーキを4人で食べに行くと、トオルのクラスメイト、ミポリンがバイトをしていた。ユタカを警戒するトオルだったが、さすがに一緒のところでバイトはしていないようである。るんが保護者っぽく挨拶するのが嫌で、横から高速でオーダー入れるトオルだったが、聞いていないように見えて、完璧にオーダー覚えているミポリンのスキルが高すぎる。

2話目では、風邪を引いたユー子の部屋に、妹初登場。部屋が無茶苦茶広いな。ナギ→家でかい、るん→家かなりでかい、トオル→高級マンション、ユー子→部屋がでかい。これで全員金持ち確定か。風邪で休んだユー子のお見舞いに行く事になるが、授業受けずに走り出そうとする、るんの天然はいつものクオリティだな。

続いては初詣。今回、るんの天然パワー炸裂しまくりだな。手を振るのに夢中で、電車から降りるの忘れたり、カウントダウン中に甘酒見つけて走って行ったり、知らない人に挨拶してたり、間違えてサイフを賽銭箱に入れたり。



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Aチャンネル 6

Aチャンネル 6 【通常版】 [DVD]Aチャンネル 6 【通常版】 [DVD]
(2011/10/26)
悠木碧、福原香織 他

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個性豊かな4人の少女の物語を描いた、黒田bbの4コマ漫画をアニメ化!大好きな先輩・るんとの高校生活を夢見て、同じ学校に入学したトオル。しかし高校で彼女を待っていたのは、るんとの甘い(?!)日々ではなかった!ナイスバディだけど気弱なユーコとツッコミ能力抜群のクールなナギを加えた個性派4人組が織り成す学園コメディ!第11話と第12話を収録。


学校説明会に来ている中学生達を見て、受験した頃を思い出するんちゃん。偏差値相応の二高を受けようとするが、トオルがるんの受ける高校を受けると言い出したので、親がトオルのレベルに合わせて上位の学校に行かせようとする。塾は嫌がるので、神戸牛で釣って、さらには家庭教師をつけるのだが……。をいっ! 先生がトオルじゃないか。下級生なのに先生とか、トオルのレベル高すぎるだろう。

進級が迫り、後1年しかみんなと一緒にいられない事を思い、落ち込むトオル。一人だけ学年が違うのは寂しいよなぁ。


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Aチャンネル 5

Aチャンネル 5 【通常版】 [DVD]Aチャンネル 5 【通常版】 [DVD]
(2011/09/21)
福原 香織、悠木 碧 他

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黒田bbの4コマ漫画をTVアニメ化した学園コメディ第5巻。10月の終わり、ハロウィーンが近付いたある日。以前から興味があったというるんの提案により、皆でハロウィーンパーティーを開催することになり…。第9話と第10話を収録。通常版。


季節の移り変わりが早いな。秋になり、ハロウィーンが近づいてくる。ある朝ナギが登校すると、自分の席に不気味なぬいぐるみが(笑)。誰かの嫌がらせかと思いきや、実はるんが作ったのだったが、正体不明生物すぎる(笑)。続いてトオルとやっている交換絵日記にも正体不明生物の絵が!

ハロウィーンパーティの日。遅れて行くナギとトオルは駅前で待ち合わせ、商店街を抜ける。途中で商店街の人からお菓子貰いまくり。まだ時間があるからと寄った本屋で、ユー子にそっくりな表紙のエロマンガを発見し、買って行く。料理組のるんとユー子はホットケーキを作ろうとするが、失敗しすぎ。


冬になった。トオルに招かれて、みんなで自宅を訪問する事に。なんか、高そうなマンションに住んでいるのだが、みんな金持ちだな。意外にも部屋が汚部屋になっていたのだが、散らかしたのは拾ってきた子猫だった。るんが勝手に炭酸なんて名前をつけてしまうのけど(笑)。

冬が深まり、天気予報で雪になると知らされたるんは、何故かシロップを用意。降ったらかけて食うつもりか? 大陸から飛んで来た汚染物質が付着して、食べるな危険! 状態だと思うが。むしろ、防寒体勢完璧な重装備で登校してきたナギのほうが正解のような気がする。

午後になり、ついに雪が降り始める。人型つけたり、かまくら作ったり、雪合戦したりするが、寒さに強いはずの三人が風邪をひき、かまくらに閉じこもっていたナギだけ大丈夫だとは……。


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Aチャンネル 4

Aチャンネル 4 【通常版】 [DVD]Aチャンネル 4 【通常版】 [DVD]
(2011/08/24)
悠木碧、福原香織 他

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個性豊かな4人の少女の物語を描いた、黒田bbの4コマ漫画をアニメ化!大好きな先輩・るんとの高校生活を夢見て、同じ学校に入学したトオル。しかし高校で彼女を待っていたのは、るんとの甘い(?!)日々ではなかった!ナイスバディだけど気弱なユーコとツッコミ能力抜群のクールなナギを加えた個性派4人組が織り成す学園コメディ!第7話と第8話を収録。


カラオケに行く四人組。トオルが困った顔しているので音痴なのかと思いきや、なんだ全員上手いじゃないか。盛り上がっているところ、隣に保健の先生が一人カラオケに来たから退散する事に。

続いては夏祭り。るんの浴衣いっぱいありすぎ。やはりお金持ちのお嬢様か。お面とかりんご飴とか綿菓子とか型抜きとか花火とか線香花火とか……。


夏休みが終わり、新学期となる。相変わらずモテ期のるんを守り、男子を追い払うトオル。自分の教室ではユタカにくっ付かれて暑苦しい事に。後半では、些細な事で喧嘩したるんとトオルに、周囲のほうが慌てるが、ジュースと食べ物で仲直りか(笑)。


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Aチャンネル 3

Aチャンネル 3 【通常版】 [DVD]Aチャンネル 3 【通常版】 [DVD]
(2011/07/27)
悠木碧、福原香織 他

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黒田bbの4コマ漫画をTVアニメ化した学園コメディ第3巻。るんは「みんなで海に行こう!」と提案するが、トオルとナギからの反応はイマイチ。ある日、ナギは気になるデザインの水着を発見し…。第5話「海 An ocean far away」と第6話を収録。


夏になり、るんが海へ行こうと言い出すが、体型コンプのトオルは行きたがらない。水着を買ってあげて着せてみるが、一番小さいやつでもずり落ちる件。授業用のスク水は小学生の時から使っているとか、なんかちょっと可哀想になってきた。トオルとナギは海拒否組だったが、水着を買ってしまったり貰ったりして、結局行く事に。


るんの家がすげー大きいのだけど、お金持ちのお嬢様なのか!? 夏休み中の登校日に、ユー子が進路指導用のアンケート用紙を忘れてしまい、夜の学校へ。わざわざみんなで取りに行っているけど、こんなの公的な書類とかじゃないのだから、ナギに借りてコンビニでコピーすればいいんじゃないのか? 夜の学校を探検しつつ、肝心のアンケート用紙を忘れるとか、おバカすぎる。


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Aチャンネル 2

Aチャンネル 2 【通常版】 [DVD]Aチャンネル 2 【通常版】 [DVD]
(2011/06/22)
福原 香織、悠木 碧 他

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黒田bbの4コマ漫画をTVアニメ化した学園コメディ第2巻。るん、トオル、ユー子、ナギの女子高生4人の日常を描く。先輩・るんとの高校生活を夢見るトオルは、見事同じ学校への入学を果たすが…。第3話と第4話を収録。


るんはパンツはいてるか確認され、今日は大丈夫と答えるが、トオルと間違えて付近にいた小学生の手を取り登校しようとする。全然、大丈夫じゃない。

トオルは怪しげな同級生ユタカに好かれてしまい、しつこく付きまとわれる。逃げて2年の教室へ行くも、体育の授業なので誰もいなかった。こんな時代に、まだブルマ使ってんのか。なんて素晴らしい高校なんだ(笑)。

何かあるごとに、年上三人組に抱きつき攻撃するトオル。女子のほうが、同性同士の触れ合いが多いよな。男が男に抱きついたら完璧にホモ扱いされるのに(笑)。


4話はプール開き前の掃除。今時、ブルマとかGJな高校だと思ったら、上だけ体操服で下は水着なのか(笑)。体重が気になるナギは密かにダイエットを始めるが、すぐトオルに見破られてしまう。トオルって夏場でもカーディガンなのか。暑そうだな。

結局、アイスの誘惑に勝てず、ナギのダイエットは有耶無耶に。翌日、トオルが「太りたい」と攻撃的な発言を。オーバーニーソはいてるのに足が細すぎてルーズソックス化しているのが笑える。


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Aチャンネル 1

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(2011/05/25)
福原 香織、悠木 碧 他

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大好きな先輩・るんとの高校生活を夢見て、見事同じ高校へ入学を果たしたトオル。しかし高校で彼女を待っていたのは、るんとの甘い(?!)日々ではなかった! ナイスバディだけど気弱な美少女・ユー子と、ツッコミ能力抜群のクールなメガネっ娘・ナギを加えた、個性派4人組が織り成す、きらめくハイスクール・ライフが、いま始まる!


女子高生4人のゆるい日常を描いた作品。るん、ユー子、ナギの2年生に加えて、一人だけ入学したての下級生トオルが混じっているのだが、なんか長門有希をちびっこくしたような感じで可愛い(笑)。

トオルはるんの幼馴染で独占欲が強い。合格の報告に行ったところ、百合な感じの衝撃的シーンを目撃してしまい、ユー子を攻撃するのであった。

天然女子高生るんが、寝ぼけて靴下を片方履き忘れて登校。さらには、パンツまで……。「パンツはいてません(・∀・)キリッ」 その後は寝不足のために廊下で倒れ、放課後は雨女なのでびしょ濡れに。

家が近いナギの家に避難する事に。ポロリは無いけどJKの入浴シーンがあるから、頭おかしい奴らが政権牛耳ったら焚書坑儒の憂き目に遭うな。それにしても、素顔のナギがギザカワユス。眼鏡っ子状態よりいいじゃないか。ダベりながら服を乾かし、傘を借りて帰るものの、スタートに戻るオチが……。



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ナースウィッチ小麦ちゃん マジカルて Z おぺ2


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(2005/09/22)
桃井はるこ、上田祐司 他

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「The Soultaker」の人気キャラクター“小麦ちゃん”こと“中原小麦”をフィーチャーした魔法少女アニメ。


本当の最終回なので、マジカルメイドの体力もあと1回分。人間界が不況で元気が無いため、ワクチン界の税収も減って、予算不足により小麦ちゃんが変身出来るのもあと1回。その1回でマッドアングラーを退治出来なければ、99歳のシワシワお婆ちゃんになってしまうとマヤに脅される。

ネットウイルスで世界中に増殖し、最強となった敵は、目線入っているけどケロヨン、サトちゃん、ペコちゃんなどを巨大化させて襲ってくる。相変わらずギリギリまで攻めるな。

空から大量に降ってきた色付きウイルスの下敷きとなるが、うえのほうから崩れ始めて、4つ揃うごとに連鎖が! えい! ファイヤー! アイスストーム! ダイアキュート! ブレインダムド! じゅげむ! ばよえ~ん! と消滅してしまう(笑)。呪文そのまま使って大丈夫なのか?

ウイルスのパワーを集結させる塔で力を削ごうとするマジカルメイドだったが、ヲタク達の煩悩パワーも流れ込んで力を注ぐ。全快した小麦が相手を倒そうとするが、待ったをかけたマヤ様がマジカルメイドに……。これはまた良い百合プレイ(・∀・) 百合萌えの力でハッピーエンドとは(汗)。



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ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて Z おぺ 1


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(2004/09/10)
桃井はるこ、上田祐司 他

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「The Soultaker」の人気キャラクター“小麦ちゃん”こと“中原小麦”をフィーチャーした魔法少女アニメ。


生放送中なのに邪魔をしてメグと喧嘩になり、メグのおっぱいポロリな放送事故までやらかしてしまう小麦。後で社長にみっちり怒られるのだが、相変わらずダメアイドルだな。

大阪のロケで他の事務所の人達と合流。明日香ちゃんはツインテールで可愛い。マジカルメイドになる人も可愛い。主人公はわりとどうでもいい(笑)。

調子が悪く、ネガティブになっている明日香ちゃんをウイルスで汚染するマジカルメイド様。さらに、大阪の人々を食い倒れ人形はじめ、様々なキャラに変えてしまう。食いだおれとかカーネル・サンダース人形とか出てくるけど大丈夫なのか? カーネル・サンダース人形なんて道頓堀に沈められてるし(笑)。相変わらずギリギリまで攻めるな。

食いだおれ人形が巨大化して口からビーム放っとる。これ、さすがに許可取ってるんだよね? マジカルメイドが「次回からは『メイドウィッチこよりちゃんマジカルとZZ』」とか言っているけど、むしろそっちのほうが観たい件。

敵が強くなって苦戦する小麦だったが、まさかグ●コの看板まで使うとは(汗)。グリ●は大嫌いだから、食いだおれ人形とマジカルメイド頑張れでございます……。くっそくっそ! グ●コの看板なんかに負けるとは! やはり、企業規模の差ですかこれは!? 



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トロンプルイユの星


トロンプルイユの星トロンプルイユの星
(2011/02/25)
米田 夕歌里

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第34回すばる文学賞受賞、鮮烈なデビュー作! ある日突然、私のそばから人や物が次々に消え始め、それらは最初から「無かった」ことになっていく。当たり前の日常が孕む不確かさと、今ここにある世界のきらめきを色鮮やかに描きだす。


第34回すばる文学賞受賞作。

トロンプルイユって何かと思ったら騙し絵か。小さなイベント会社で働く女性の日常を描いただけの、つまらない純文学的作品かと思っていたら、途中から非日常的な現象に巻き込まれて行く。

物や人が消失したり、立ち位置が変わったりする現象に襲われ始めるのだが、先輩の久坂さん以外は誰も気づかないので、主人公は可哀想な人になってしまう。明らかに異常事態が起こっているのだが、自分以外は現象と同化しているので、一人だけ訳のわからない事で騒いでいる、おかしな人みたいな扱いをされてしまうのである。

久坂さんは昔からその現象に巻き込まれていて、自分と関わってしまったから主人公も巻き込まれたのだと言うのだが……。次第に消失や置き換えが酷くなり、仕事内容が改変されるし、今までいたバイトは別の人間に変わっているし、ついには勤めていた会社すら消滅して、別の会社に勤めている事にされてしまう。

改変されると、記憶すら書き換えられてしまうので、もはや人智を超えた何かの悪意としか思えない。結局、何が起こったのか明かされないまま、改変が済んだ場所でハッピーエンド的に終わってしまう。書き換えられた事で自分でも分からなくなっていたのだが、久坂さんの大切な相手というのはきっと……。



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TO THE CASTLE DISCO UNDERGROUND

TO THE CASTLE DISCO UNDERGROUNDTO THE CASTLE DISCO UNDERGROUND
(2004/04)
桑島 由一

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踊れお姫様!なんか、スゴイ勢いで!というわけでファンタジー小説なのになぜか巨大ディスコ出現!!ドラゴン少女によるダンスレッスン、執筆のDJセバスチャン、素敵な勇者さまには二人のメイドがウッフンアッハン。「こりゃもー、ますますわけがわかりませんな」な感じの冒険物語の登場であります。みなさまの温かい視線だけが頼りなの。ほんとに。合言葉は、ドゥー・ザ・ハッスル。


トゥー・ザ・キャッスルの続編。まさか続編があるとは(笑)。イラスト担当は前作と同じなのに、何故か竜少女ゴルゴが可愛くなっている件。目が潤んでいたりして、美少女って感じなのだけど、よく見たらわがまま王女マユリに暴行されて目に涙を浮かべているだけか(笑)。

ちなみに、執事セバスチャンは前作よりもキモくなった。キャラ設定だけでなく、イラストまでキモさパワーアップ。そして、我らが王女様マユリ殿下は、前作よりも臭くなった!?

■問題■
目の前にいる美しい王女から、零れた牛乳を拭いて一週間位熟成させた雑巾のような臭いがした場合、貴方は我慢出来ますか?

おバカな問題は置いておいて。旅先で一行が出会ったのは、ロリ幼女に率いられた集団。そして、美女メイドを二人も従えたイケメン勇者様。しかし、このイケメン勇者様には秘密があった。ちなみに、美女メイドにも秘密があるのだが、最後まで読んでも正体は謎のまま。見ると気絶しちゃうクオリティらしい。

今回も、おバカなギャグだらけで、一行がほとんど活躍しない件。セバスチャンに至っては、変態エロオヤジ以外の何者でもないという情けなさ。ひとつ気になるのが、前作で死んだとされるのはゴルゴの妹だったのだが、姉になっている件。妹な姉が生きているかもしれないというフラグが立ちつつも、きっと続編は出ないから謎のままで終わるんだろうな。


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TO THE CASTLE

TO THE CASTLE―トゥー・ザ・キャッスル (集英社スーパーダッシュ文庫)TO THE CASTLE―トゥー・ザ・キャッスル (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2003/10)
桑島 由一

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みなさーん、聞いてくださーい!お城がドラゴンに襲撃されてしまいました。しかもお姫様のマユリは牢獄に監禁され、執事のセバスチャンは役に立たず。謎の盗賊少年やら美少女ドラゴンやらブルマやらスクール水着やら、こりゃ本当にファンタジー好きな人が見たら怒ります的な展開に!わはは。なにはともあれお城を目指せ(帰宅)!ドゥーザハッスルで、トゥーザキャッスル。


基本的に、あまりにも馬鹿っぽい文体のラノベは好きじゃないんだが、何故かこれは許容範囲。というかツボに嵌る。

数多くのラノベが単に発展途上読者(これは直球攻撃じゃ不味いからオブラートした表現ねっ!)に迎合したにすぎないか、或いは書き手が拙いがために馬鹿っぽくマンガっぽくなってしまっているのに対し、どうもこの作品に関しては完全に計算されているような気がする。文章は馬鹿っぽいけど、この作者は上手い!

ドラゴンに襲撃され、拉致監禁状態のマユリ姫が、城へ戻る(帰宅する)という、ちょっと捻り入りつつも、ありがちな展開なのだが、これでもかという程にパターンを踏襲し尽すのは逆に見事と言うべきか。

姫はわがまま、執事はもちろんセバスチャンだし、何故か姫に良く似た容姿のドラゴン少女はゴルゴと名づけられて摩訶不思議マーティのメンバーに半ば無理やり加わる羽目に。何でドラゴン少女がマユリ姫に似ているかは、後半明らかになる訳ですが。果たして姫一行は、ドラゴンの巣から、無事に城へと生還(帰宅)出来るか!?


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日本を変えた10大ゲーム機(ソフトバンク新書087)

日本を変えた10大ゲーム機 (ソフトバンク新書 87)日本を変えた10大ゲーム機 (ソフトバンク新書 87)
(2008/09/17)
多根 清史

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ゲーム機を通して見えてくる現代史!? ファミコン、ゲームボーイ、PS、XBOX、ニンテンドーDS、Wiiなどなど……。ゲーム業界のみならず、技術やビジネス、さらには文化に大きな影響を及ぼした日本のゲーム機が勢ぞろい。これらゲーム機を知ることで、「ゲーム立国・日本」のすべてがわかる!


インベーダーの上陸からファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ、プレステ、プレステ2、XBOX、ニンテンドーDS、Wii、プレステ3と、ゲーム黎明期から今に至る業界事情が書かれている。ゲーム業界の覇権争いに関しては流れがよく分かるのだが、どのように日本を変えたのかについて、語られていないではないか。

「日本を変えた10大ゲーム機」なので、日本を変えていないマイナーなゲーム機については語られていない。ワンダースワンや3DOみたいな完全に負け組な子はともかく、セガは頑張ったと思う。執筆時期が少し古くなっているので、当然だけど最新機種は載っていない。

ファミコン→スーパーファミコンの任天堂一人勝ちの時代と、ソフトメーカーを締め付けて支配しすぎた任天堂の牙城を切り崩したプレステ→プレステ2時代は、流れに乗るべきハードが明確だったし、市場支配が長く続いたので楽だったのだが、最近はあれこれ買わないといけないので辛すぎる。

ハード開発に振り回されるソフトメーカーも厳しいが、乗っかるハードを見誤ると残念な事になってしまうのは消費者も同じである。いくら優れていても、やりたいゲームが出なければただの箱以下だからね。プレステ→プレステ2のような一部の例外を除いて、互換性は無いので、ゲーム毎にハードを乗り換えなければならないのも消費者に優しくない。

勝ち組ハードの支配時期が短くなっているのに、ドラクエみたいに次々と勝ち組ハードを乗り換えるソフトがあると、ゲーマーは大変である。私の場合、ドラクエは金持ちゲームだと思って、ついて行くのは諦めている。ドラクエで遊ぶためだけに、ハードまで買っていられないし。


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凡人として生きるということ(幻冬舎新書090)

凡人として生きるということ (幻冬舎新書)凡人として生きるということ (幻冬舎新書)
(2008/07)
押井 守

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世の中は95%の凡人と5%の支配層で構成されている。が、5%のために世の中はあるわけではない。平凡な人々の日々の営みが社会であり経済なのだ。しかし、その社会には支配層が流す「若さこそ価値がある」「友情は無欲なものだ」といったさまざまな“嘘”が“常識”としてまかり通っている。嘘を見抜けるかどうかで僕たちは自由な凡人にも不自由な凡人にもなる。自由な凡人人生が最も幸福で刺激的だと知る、押井哲学の真髄。


押井守が新書なんて出しているから買おうかと思ったけど、図書館で借りて済ませた。買わなくて良かった。オヤジの薀蓄なだけで、論理的な展開は無い。自分が思っている事をフィーリングで語っているだけ。しかも人生の成功者だからリア充臭が半端ない。

最初のオヤジ論からもう酷い。自分にとって価値を見出せないものを一刀両断で切り捨てる。価値観の多様性を許容していない点において、すでに老害臭がする。歳をとると自分の価値観の範囲内でしか世界を見れなくなってくるからね。服に金をかけるのと、映画に金をかけるのと、どこに違いがあるというのだ? 車が好きなら組み立てるところから始めろというのも極論すぎて横暴である。車でドライブに行くのが好きな人もいるじゃないか。何言ってんの? このオヤジは。じゃあ飛行機が好きな人は飛行機作れってか? 蕎麦食うのが好きな人は蕎麦打ちからやらんといかんの? ニコ厨は動画を見るだけじゃなくて全員が生放送したり踊ってみたり歌ってみたりしなくちゃならんのか? 

『若さに価値などない』と言い切るが、市場が若さに価値を付与している側面はあるにしても、どう考えても価値はあるだろう。若いというだけで可能性が広いのだから。本当に価値が無いのなら、新卒採用にしても資格試験にしても公務員試験にしても、年齢制限を設ける必要など無いじゃないか。若さに価値が無いのならば何歳まで可じゃなくて、何歳以上という条件をつけて然るべきじゃないのか? 若くなくなったらリアル人生ゲームに参加する資格すら失われたり制限されちゃうんだから、価値はあるに決まってるじゃないか。

いい加減を許容し、不完全な民主主義でも良いかのように書いているが、それは自分が弾圧された世代じゃないからだろう? アメリカみたいに能力格差や努力格差ならまだしも、日本は生まれ年格差社会であり、運格差でもあるのだから、全くフェアじゃないんだよ。同じ事をしても結果に格差は生じるだろう。50メートル走をしても、速いやつと遅いやつが出てくる。結果の不平等による格差が生じる事までは否定しない。しかし、ゴール寸前からスタート出来たり、200メートルも後方から走らされたり、そもそもゲームに参加させてもらえないような機会不平等によって生じた格差では、不利な条件突きつけられた人間は許容出来ないじゃないか。団塊からバブルまでの世代はリアル人生ゲームをイージーモードとかノーマルモードでプレイしているから、ウルトラハードモードや鬼畜モードや地獄モードでプレイさせられている氷河期やゆとり世代の苦悩なんて分らないんじゃないのか?

95%の凡人と5%の才能というのも、出典もデータもなくフィーリングで出された数字に過ぎない。ダヴィンチやモーツァルトのような、数百年に一度の偉人を例に出して自分は凡人だと言われても、そもそもそんな天才は5%もいないのだから、数字に全く説得力がありませぬ。映画への情熱を失わなかったから映画監督になっているという部分は否定しないが、それとて情熱を失った押井守に、情熱を失わなかった押井守が勝っただけの事で、他者に勝った訳じゃないよね。芽が出なかった他の人は自分より情熱が無かったとでも思っているのなら驕りすぎだし。

リア充のくせに「友達は要らない」とか、ぼっちの人に失礼だろう。仕事仲間がいれば良いと言うが、万人が好きな仕事を出来る訳じゃないのだから。大半はやらされ仕事を黙々とこなしているんだよ。そういう下の人間がいて、初めて上の人間はやりたい事が可能となるのだから、むしろ虐げられた階層に感謝すべき。

リアル人生イージーモード世代で勝者となったオヤジの戯言しか書かれていない。押井守ファンブックで終わっている。ゆとり脳ならオヤジに洗脳されて心地良くなれるかもしれないが。


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