歌え! 多摩川高校合唱部

歌え!  多摩川高校合唱部歌え! 多摩川高校合唱部
(2012/06/20)
本田 有明

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混声合唱なのに男子が4人しか残らなかった合唱部。“元気だけが取り柄”の新入部員が押し寄せて―。「自分たちの先輩が作詞した課題曲を思い切り歌いたい」Nコン第70回大会に向けて奮闘した高校合唱部の感動物語。


視点変更が多くて落ち着かないし、物語に引き込むだけの文章力も無い。淡々と状況が説明されているだけで場面転換も多く、登場人物の描き方も不足しているので読んでいて退屈する。

実話を元にしているらしいが、これならドキュメンタリー風に書いてくれたほうがまだ良かった。素材は良さそうなのに、上手く料理されてないから残念な味になってしまった感じ。これでは感動が伝わって来ない。


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ぼくコスプレなんか興味ありませんからっ!!

ぼくコスプレなんか興味ありませんからっ!!(1) (アクションコミックス)ぼくコスプレなんか興味ありませんからっ!!(1) (アクションコミックス)
(2011/03/12)
しぐま 太朗

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ぼくコスプレなんか興味ありませんからっ!!(2) (アクションコミックス(コミックハイ!))ぼくコスプレなんか興味ありませんからっ!!(2) (アクションコミックス(コミックハイ!))
(2011/09/12)
しぐま 太朗

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オトコの娘×着衣エロ!? 「機動戦士ガンダムOO-蒼い記憶-」の作画家が描く究極のコスプレ漫画!! カメラ好きの古屋千尋君は、転校した高校に写真部がなく落胆していた…。しかし、彼は美少女・波多野翔子さんの強引な勧めでコスプレ部に入部させられ、挙句の果てに女子トイレで女装までさせられてしまった!? 波多野部長秘密を握られ逆らえない千尋君は、ついにコスプレイベントに参加することに!?


全2巻完結。

転校した学校には写真部が無く落胆する少年が強引にコスプレ部に入部させられてしまう。写真撮影担当のはずが、いろいろと……。全く属性の無い一般人が強制的に女装コスプレさせられて、最初から最後まで嫌がりまくりなのが萎える。これでは、なんだか軽く虐められてるみたいじゃないか。

ちょっと倒錯的な部長の誘いも全力で拒否して逃亡。別の女子に走るのがさらに萎える。まだ1巻はマシだったのだが、後半戦の2巻は、この題材で続ける意味すら持たない内容になっていて酷かった。


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マリオブラザーズ

マリオブラザーズマリオブラザーズ
()
FAMILY COMPUTER

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1983年9月9日発売。『ドンキーコング』などで活躍したマリオとその弟のルイージが下水道から流出したカメ、カニ、ハエなどを駆除していく固定画面アクションゲーム。 マリオシリーズで初めてマリオの名がタイトルに冠され、『ドンキーコング』で大工と設定されていたマリオの職業が配管工に変更された(公式としては未だ大工の模様)。ルイージが初登場するが、本作ではまだマリオとの違いは服装の色のみである。


え!? マリオって最初は配管工じゃなくて大工だったのか。知らない人はほとんどいないであろう、ゲーム史に残るレトロ・ゲーム。マリオとルイージが下水道から出てきたカメやカニなどを退治していくゲーム。


評価:★★★☆


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いっき

いっきいっき
()
不明

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百姓一揆をテーマにした伝説のクソゲー。武将や忍者ではなく、あえて農民を主人公にしたのが斬新だった。この農民、ただの人ではない。ホーミング鎌で戦うので、並の忍者より凄腕なんじゃないのか(汗)!? 何故か幽霊もその辺に沸いていて、何がなんだかよく分からないゲームだった。

これ変なゲームだけど面白いからクソゲーじゃないような……。ジャンル分けは何になるんだろう? 農民を自機に例えるとシューティング?


評価:★★★☆


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プロテニスワールドコート

プロテニスワールドコート

普通のテニス・ゲームなのだが、何故かRPG風のクエスト・モードが入っている。テニスで戦うRPGといった感じなのだが、普通にテニスをやっているよりも、このクエスト・モードのほうがハマる(笑)。クエスト・モードだけでも価値があるソフトだった。


評価:★★★☆


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新桃太郎伝説

新桃太郎伝説新桃太郎伝説
(1993/12/24)
SUPER FAMICOM

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PCEの『桃太郎伝説2』をSF向けに大幅リメイクしたもの。かなり改良されているので、すでに『桃太郎伝説2』をプレイした人でも改めて『新桃太郎伝説』をプレイするだけの価値がある作品だった。

タクティカル・ウェザー・バトル・システムが存在し、戦闘毎に天候が決められる。天候によって術の効き目が変わってきたりする。

本作では定番のお供や鬼族だけでなく、はらだし、でか太郎(ジャイアント馬場)、福の神(さくまあきら)、貧乏神(榎本一夫)、ユキだるま(斎藤由貴)といった変わったやつらも仲間になる。とりあえず、夜叉姫かわいいよ夜叉姫!

敵も中ボスキャラがたくさん増えて楽しい。ダイダ王子、アジャセ王子、酒呑童子、羅生門、三千世界、右魂鬼、左魂鬼などなど、たくさん出てくる。それにしても、まさか地獄王様までが……。


評価:★★★★

桃太郎伝説2

桃太郎伝説2 【PCエンジン】桃太郎伝説2 【PCエンジン】
(1992/03/06)


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前作のラスボスがいきなり雑魚や微妙キャラに転落しちゃうという展開はよくあるけど、桃太郎伝説でも閻魔大王様が……。閻魔大王より上に地獄王がいるという設定が微妙だったけど、ゲームとしては面白い。

本作ではどんどん仲間が増えるのだが、自分の後ろについて来るので人数が増えると長蛇の列が! 犬、猿、雉だけではなく、雷神、風神、あしゅらも仲間に加わる。さらに……、まさか前作のボスまで仲間になるとは(笑)。


評価:★★★★


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桃太郎伝説ターボ

桃太郎伝説ターボ 【PCエンジン】桃太郎伝説ターボ 【PCエンジン】
(1992/10/01)
Windows

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桃太郎伝説と基本的に同じだが、多少改良されているのでFC版よりもプレイ環境は向上している。桃太郎が主人公となって鬼退治に行くというベタな昔話の内容だが、和風ドラクエといった感じに仕上がっている良作だった。鬼族を率いるラスボスが閻魔大王なのはちょっと違う気もするが、いろんな鬼が登場して面白い。

このゲームには年齢が存在し、6歳から鬼退治に出かける。2時間経過すると1歳ずつ歳をとっていくのだが、まったりプレイしていると希望の都にたどり着いた時、大人と看做される年齢になっており、女湯に入れなくて涙目になる(笑)。普通にやっていたらゲーム内の大人年齢になるまでに都入りは無理ゲーだけど。確か、12歳になるまでに都に行けば、子供扱いされて女湯に入れたと思う。


評価:★★★★


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斬 陽炎の時代

斬 陽炎の時代 【PCエンジン】斬 陽炎の時代 【PCエンジン】
(1993/10/02)
タイトー

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戦国大名となったプレイヤーは全国統一を目指す。5人までの同時プレイが可能。なかには架空のシナリオも入っているが、シナリオは全部で7本用意された。


戦国大名となって天下統一。こういうのはどうしても「信長の野望」と比較してしまう。画面だけは綺麗なのだが、ゲームとしては微妙だった。弱小どころでやると時代に翻弄されるままで何も出来ず、ストレスが溜まる。


評価:★★★


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XZR 破戒の偶像

XZR

横スクロールアクションRPGゲームで、主人公サドラーを操作して数々の敵を倒し経験値を得てサドラーをレベルアップさせ、各ストーリーのイベントをクリアする、もしくはボスキャラを倒すことでゲームが進行する。


これも大昔にやったので、中身はほとんど覚えていないのだが、いろいろと危ないネタ満載のゲームだった気がする。中東のアサシンを扱ったゲームなのだが、何故かファンタジー系の魔物も出るし、モンゴル帝国軍と戦ったりもするし、歴史とファンタジー混ざりすぎのRPGだった。

このゲームには麻薬システムという危ない要素があるのだが、麻薬を使って主人公の能力を向上させたりするのである。副作用もあるので使いすぎに注意! というか、麻薬なんか使っちゃらめー! 平成の世だったら、いろんなところから叩かれまくられそうな内容である。

もはやラスボスが何だったのかすら覚えていないのだが、グーグル先生に聞いたところ、どうやらセルジューク朝のカリフらしい。そして、ラスボスを倒した後、神の奇跡で未来世界に飛び、二人のサタンを倒すようである。やったはずなのに何も覚えてない件(笑)。これがまた、非常に危険なネタで、家庭用ゲーム機では黒歴史化して葬り去られているようだ。

未来世界で待つ二人のサタンが、何処かの超大国の書記長と大統領にしか見えない(笑)。



評価:★★★☆


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バスティール

バスティール 【PCエンジン】バスティール 【PCエンジン】
(1994/04/15)
ココナッツジャパン エンターテイメント

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大昔やったのだが、どうしても名前が思い出せなかったゲーム。レトロゲームを扱ったページを見ていて発見! 権力者の息子がとてつもなく大きな兄弟喧嘩を始めてしまう、庶民には迷惑極まりないゲーム。確か、星間帝国の王子か何かの後継者争いだったような気がする(うろ覚え)。

ただの殴り合いじゃなくて、正規軍と革命軍に分かれて戦うのだから、鼻血が出る程度じゃ済まない。シミュレーションにアクションを加えたような感じなのだが、シミュレーション部分はショボくて、アクション部分は操作性が悪くて当たり判定が大きいというクソゲー要素満載の代物だった。

最も残念なのがBGM! 何を勘違いしたのか、プロのミュージシャンに頼んだようで、流れるのがジャズである。宇宙を舞台にして戦争しているのにジャズでは違和感ありまくり。プレイしている途中で眠くなるという罠も(笑)。

もう少しセンスのある人が作れば良ゲームになれそうだったのに、クソゲー化してしまった可哀想な作品。個人的にはそこそこ楽しめたけどね。


評価:★★☆


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壱里島奇譚

壱里島奇譚壱里島奇譚
(2010/08/31)
梶尾 真治

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現代の科学では解明できない謎の商品“おもしろたわし”を調査してほしい―。商社マン・宮口翔一は常務からの特命を受けて、生産地の天草諸島の壱里島へ飛んだ。しかし、その小さな島は強力なパワースポットと化し、奇妙な現象が次々と起こっていた。翔一は知り合ったオカルトライター・機敷埜風天とともに“問題の地”信柄浦岳を目指すが…。西の涯ての伝説の地で何が起こったのか?感動と驚愕の癒し&奇跡系ファンタジー。


退職勧告を受けて崖っぷちな商社マンが、謎の商品“おもしろたわし”を調査するよう常務に命じられ、過疎の島へ。正体不明の美女が「覗かないで下さい」と、鶴の恩返しのように、隠れて製造する“おもしろたわし”はどんな汚れも落としてしまい、たわしも汚れないという、地球人の科学力で作られたとは思えない超ハイテク仕様!? 絶対に宇宙人ネタと思っていたのだが……。

パワースポットを求めてやってきた胡散臭いオカルトライターとも出会うのだが、こいつの名前は機敷埜風! こんなところにも機敷埜風が出てくるとは(笑)。別の作品にもリンクしているのが楽しい。

“おもしろたわし”の製造過程は見せてもらえたものの、魔法としか思えないような作り方で、謎美女の正体が、ますます地球外知性体に思えてくる。現状を報告すると、自分が知らない間に商社を退職した事になっていた! これは酷すぎる。

そのまま流れに身を任せるまま、核燃料処理施設誘致で島を二分する対立に巻き込まれて行く。カジシンだから最後はハリウッド的なハッピーエンドに落ち着くけど、謎美女の能力がチートすぎる(笑)。


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鳥人大戦争

鳥人大戦争

地球から百光年離れた惑星ディオメデスに、巡航飛行艇が謀られた事故のため不時着してしまった。全銀河規模に交易を広げる地球商社ソラー・スパイス&リカーズ・カンパニーの社員フェイスや美女タマリンら三人は、海上で鳥人たちに救けられた。


古すぎるから何処にも無くて苦労した。表紙が古い時代のスペースオペラみたいで、ベタすぎる(笑)。宇宙船が未開惑星に不時着する話なのかと思ったが、すでに人類が惑星上に橋頭堡を築いているのか。

何者かに謀られて、飛行艇が不時着してしまうのだが、地球商社ソラー・スパイス&リカーズ・カンパニー内部の陰謀を描いたミステリーではなく、鳥型宇宙人と一緒に戦争してるだけというのがマニアックである。

飛行艇が海に沈む直前、鳥型宇宙人に助けられるのだが、二つの勢力の戦いに巻き込まれてしまう。自分達の力では遠く離れた基地まで帰還出来ないが、鳥型宇宙人も戦争中なので連れて行く余力がない。

惑星ディオメデスは別の進化を遂げた世界なので、この地の生物を人類が食べると毒になる。つまり、所持している食料が尽きたら飢え死にするしかない訳で、この設定が、後でいろいろと効いてくる。ちなみに、人類の食べ物もディオメデスの鳥型宇宙人にとっては毒となるのだが……。

基地に生還するため、鳥型宇宙人に入れ知恵し、姦計を張り巡らす腹黒さに笑った。美女タマリンがちっとも活躍しなかったのだけが残念である。


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ジェイムズ・H・シュミッツ

攻略対象書籍は以下。

『悪鬼の種族』
ライオンルース』★★★☆
惑星カレスの魔女』★★★☆
テルジーの冒険』★★★☆


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テルジーの冒険

テルジーの冒険

15歳の少女テルジーは、天才レベルの知能を持つ、褐色に日焼けした活発な少女。ペットの猫型異星生物チクタクを連れて惑星ジョンタロウを訪れたテルジーは、ひょんなことから惑星規模のトラブルに巻きこまれるハメに。それがきっかけとなって眠っていた超能力を目覚めさせたテルジーを、今度は連邦心理学局が狙いはじめる―「惑星カレスの魔女」につづく、さわやか冒険SF長編。


猫型異星生物を連れた少女という設定がGJである。本作もハブ連邦を舞台にしている。惑星ジョンタロウを訪れたテルジーがある能力に目覚め、政府機関とのトラブルに巻き込まれて行く。いつも一緒にいるチクタクが絶滅危惧種クレスト・キャットの幼生体だと発覚して取り上げられそうになったり、結構、大変な目に遭ってしまう。

テルジー・アンバーダン・シリーズの最初の作品なのだが、日本ではこれしか出ていないのが残念。もうジェイムズ・H・シュミッツ作品が翻訳される事は無いだろうから、続きは英語で読むしか(汗)。


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ライオンルース

ライオンルース

宇宙空間に浮かぶ巨大なスターホテルを舞台に、謎の異星生物をめぐって起こる宇宙海賊と一匹狼の息づまる闘いを軽快に描く表題作「ライオンルース」。惑星ナンデイ=クラインを突然襲った生態系の大変動と伝説の海底鬼の謎にいどむ若き女性科学者ナイルの活躍を描く「トラブル タイド」など、銀河系の中心部にあり、さまざまな異星生物が生息する<ハブ連邦>を舞台に、「テルジーの冒険」のバックボーンをなす<ハブ連邦シリーズ>の傑作短編集!


これ古すぎるからか、Amazonで検索しても出てこないじゃないか。日本ではあまり出版されていないので、いまいち知名度が低いジェイムズ・H・シュミッツの、ハブ連邦を舞台にした短編集。

どの話にも危険な異星生物が登場するのが特徴となっている。表題作「ライオンルース」には、壁抜けして来るクアールみたいな危険生物が登場する。宇宙空間に浮かぶ巨大なスターホテル内で宇宙海賊が悪事を働いているのだが、そこに一匹狼が介入し、さらには放たれた異星生物も襲ってくる。

「時の嵐」は、客として宇宙船に乗せたモールボウという男が危険な存在で、モールボウのペットとして飼われていたジャナンドラという凶悪な異星生物が襲ってくる。人類に見えるモールボウも、おそらく別の時間から来た別の存在で、ペットと思っていたジャナンドラの正体は……。

「ポークチョップ・ツリー」は短すぎてすぐ終わってしまうけど、同じような生態系になっている3つの森林惑星が人類にとって危険な存在だったという話。

「トラブル・タイド」は、惑星ナンデイ=クラインで生態系の激変を調査していた女性科学者が悪事に巻き込まれ、自らも生態系激変の原因となっているものに変化させられてしまう話。伝説の海底鬼の正体も明らかとなるが、海底鬼プレイはちょっと嫌だなぁ(笑)。


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ターミネーター4

ターミネーター4 コレクターズ・エディション [DVD]ターミネーター4 コレクターズ・エディション [DVD]
(2009/11/20)
クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン 他

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抵抗軍の指導者ジョン・コナーは、一人の少年を探していた。将来、過去に送り込まれてジョンの父親になるという重大な宿命を背負う少年、カイル・リースだ。カイルは、偶然出会った謎の男マーカス・ライトと行動をともにしていたが、〈スカイネット〉に襲われ拉致されてしまう。一方、抵抗軍に助けられたマーカスは、自分の正体を知り激しい衝撃をうける。彼の体は、脳と心臓以外すべて機械だったのだ。果たして、マーカスは敵か味方か──!? それは記憶を失くした彼自身にも分からない。しかし、自分を殺しに来たと疑うジョンに、マーカスは〈スカイネット〉への侵入の手引きをする。そこで二人が遭遇するターミネーター誕生の秘密とは? ジョンはカイルを救出することができるのか? 遂に、人間と機械の最後の戦いが始まる──!!


『バイオハザード4』みたいに、予想の遥か斜め下方向に残念だったらどうしようかと思ったが、普通に観られるクオリティに仕上がっていて良かった。

核戦争後の荒廃した世界に放り込まれ、自分が何者なのかもよく分かっていない元死刑囚のマーカスが主人公となる。知らない間に改造されていたなんて、かってに改造もビックリな展開だな(笑)。機械になっちゃってるから、スカイネットの兵器だと疑われて解体されそうになるのだが……。

スカイネットに囚われてしまったカイル・リースを救うため、敵施設に潜入してジョン・コナーを手引きするマーカス。だがそこには新型のT800が! 予告編に出てきたシュワちゃんそっくりのやつが気になっていたのだが、CGで見所もほとんど無かったのが残念。

シュワちゃん抜きでよく頑張ったと思うのだが、興行的にはアウトなのか。バイク型のターミネーターとか、ザンスカール帝国の兵器ってぽくて良かったんだけどな(をいっ!)。


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宮田珠己

攻略対象書籍は以下。

旅の理不尽 アジア悶絶篇』★★★★
東南アジア四次元日記』★★★★
ウはウミウシのウ シュノーケル偏愛旅行記』★★★★
わたしの旅に何をする。』★★★★
ジェットコースターにもほどがある』★★★★☆
52%調子のいい旅』★★★★
晴れた日は巨大仏を見に』★★★★☆
ふしぎ盆栽ホンノンボ』★★★★
ポチ迷路』★★★★
なみのひとなみのいとなみ』★★★☆
スットコランド日記』★★★
スットコランド日記 深煎り』★★★
『四次元温泉日記』
『日本全国津々うりゃうりゃ』
『はるか南の海のかなたに愉快な本の大陸がある』

共著
『勝手に関西世界遺産』
『だいたい四国八十八ヶ所』


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ポチ迷路

ポチ迷路ポチ迷路
(2007/06)
宮田 珠己

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バスに乗って山を越え、船に乗って海を越え…悩めるポチのひとり旅。“読んで”ほろり、“やって”楽しい、迷路でたどる物語。ポチと歩けば右脳も左脳もフル回転。


どんな内容なのかと思いきや、迷路絵本かっ!! 難解な迷路になった絵本なので、いつものふざけたエッセイを期待すると、中身が違いすぎてビックリするだろう。

迷路好きな子供は多いけど、大人になってもこういう迷路を作るなんて、ちょっと凄すぎる。普通の大人は「え? 迷路!? いいよ迷路なんて、やるの面倒くさいし」みたいな感じになるに違いない。

ちゃんとストーリーもあって、ポチが旅に出て、迷路がどんどん複雑になって来る。というか、最初のページから、かなり難易度が高い。迷路大好き人間じゃないと、こういう迷路は書けない。小学生用の雑誌に出てくる迷路とは桁違いである。

とはいっても、やはり所詮は迷路。「え? 迷路!? いいよ迷路なんて、やるの面倒くさいし」と思ってしまいような、子供の心を忘れてしまった大人には不向きな一冊。


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スットコランド日記 深煎り

スットコランド日記 深煎りスットコランド日記 深煎り
(2010/08/05)
宮田 珠己

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どこから読んでもおかしな日常。宮田珠己のエンターテインメント日記。


スコットランドじゃなくてスットコランド日記の続編。というか、2009年編? やはり日記でしかなく、初期の頃のはっちゃけ具合が足りない。もっと非日常的な暴走モードに突入して欲しい。

スットコランドのマンション住まいから、近場の一戸建て持ち家へ。最近は家賃よりもローンの支払いのほうが負担少なかったりする訳の分からない時代なので、買えるならば持ち家のほうが楽かもしれない。

四国八十八箇所巡りをしている最中なので、四国ネタ多め。これは『だいたい四国八十八ヶ所』という本になっているので、そのうち読みたい。ところで、『ときどき意味もなくずんずん歩く』がひたすら増刷されてるのだけど(笑)。増刷ネタというか報告が多すぎ。本当は儲かってるんじゃないの?

青色申告の話では、本人ではないが友人がコンサートやCD、子供服まで経費で落しているという部分があって、税の不公平にリア充爆発させたくなってくる。こういう脱税が許されているから金が足りなくなるんだろう。消費税増税とか言う前に、ちゃんと取るべき相手から取りやがれです! 日本語を話す阿呆な豚泥鰌めっ!



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スットコランド日記

スットコランド日記スットコランド日記
(2009/08/04)
宮田 珠己

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マンションの窓から見える景色(ほんの隙間)が「スコットランド」そっくりという理由から、その場所を「スットコランド」と名付け、毎日原稿を書かずに外出ばかりしている様を、爆笑の脱力文体で綴ります。椎名誠も「こんなにおもしろくてうなづいてずでんどうとひっくりかえり日記ははじめてだぁ!」と抱腹絶賛!


はて? 読んだのに、読書記録のメモが無いとというのは如何に!? データが何処かへ行ったので詳細を書けなくなってしまったのだが、初期の頃のぶっ飛んだ感じのエッセイではなくて、無難に纏まりすぎているのが残念。

スコットランド日記なのに全然スコットランドに行かないじゃないかと思ったが、よく見たらスコットランド日記じゃなくてスットコランド日記だった(汗)。普通のレベルの人が書いたら、このレベルでも楽しめるのだろうけど、宮田珠己だけに、今度はどんな変なエッセイを書くのだろうと、過度な期待をしてしまう。手堅く纏まっているのは、いつものように不思議盆栽とかジェットコースターとか巨大仏とか、妙な題材で書かずに、日常を扱っているからかもしれない。

とりあえず、密林の説明にあるような「抱腹絶賛」とまでは行かなかった。次回は、もっと変なネタでお願いしますっ!


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ふしぎ盆栽ホンノンボ

ふしぎ盆栽ホンノンボ (講談社文庫)ふしぎ盆栽ホンノンボ (講談社文庫)
(2011/02/15)
宮田 珠己

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「本体が岩(石)であること。ミニチュアがのっていること。水を張った鉢の中にあること」がホンノンボの特徴である。ベトナムの国民的文化といわれる、不思議な盆栽「ホンノンボ」とその謎を探る。


題名が変である。ホンノンボって何? と思う人が大半ではなかろうか。これはベトナムの盆栽なのだが、日本の盆栽とは違って岩のほうが主役なのである。水を張った鉢の中に岩(石)を置き、底から吸い上げられる水分で植物を育てるという盆栽なのである。

岩のほうが主役なだけでも変な感じなのだが、そこにミニチュアを置いて独特の世界観を作り出すので、ますます変に見える。岩の途中で老人が囲碁で遊んでいたり、西遊記の一行が旅をしていたりするのだ。

旅先で、このホンノンボを目にした宮田氏が、気になった挙句、あちこちに出かけて出来上がったのが、本書である。いつもの様な弾け具合は控えめだけど、ホンノンボについて書かれている本なんてほとんど無いだろうから、ある意味、貴重な一冊かもしれない。カラー部分には、買い漁ったミニチュアもたくさん載っていて面白い。

それにしてもこの人、巨大仏を見に行きまくったり、ジェットコースターに乗りまくったり、シュノーケルしまくったり、ホンノンボを見まくったりと、いつも変な事ばかりしているなぁ。人生満喫していて、楽しそうだ。



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世界が水を奪い合う日・日本が水を奪われる日

世界が水を奪い合う日・日本が水を奪われる日世界が水を奪い合う日・日本が水を奪われる日
(2009/06/30)
橋本 淳司

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現在、世界各地で水不足が発生し、その一方、右肩上がりに水需要が増えているため、少ない水をめぐり、川の上流に位置する国と下流に位置する国とで奪い合いが起きている。このような問題について、島国である日本は一見無縁のようであるが、そう考えてはいけない。最近では、慢性的に水不足問題を抱える大国・中国を中心とした外国企業に、日本の水源地が買収されるという噂が絶えない事態となってきた。日本国内もすでに「水戦争」の戦場だと言っていい。そこで、本書では、水問題を専門とする気鋭のジャーナリストが、世界の水争奪戦を俯瞰するとともに、水ビジネスの動向なども交えながら、今後、日本がとるべき対策を説き明かす。資源・環境問題を考えるに欠かせない一冊である。


水資源が豊富な島国に住んでいると、水の希少性と重要性をなかなか理解し難いのだが、世界から見れば、これほど大量の水を垂れ流し状態で消費する日本人のほうが、むしろ特殊で異常な事がわかる。

温暖化や環境汚染によって水資源が不足し、争奪戦が激化する中、外国資本による水支配も着々と進んでいる。本書を読むまで、世界の水の過半がフランス人に握られているとは知らなかった。

地球は水惑星であるが、その大半は海水であり、人類が実際に活用出来るのは僅かである。永久凍土は消失しつつあるし、乾燥化で農業が出来なくなっている。水資源の不足は、そのまま食料不足に繋がる。

このまま温暖化が加速すれば、北米が砂漠化し、環礁国やデルタ地帯が水没する。アマゾンは森林火災で焼失し、南米も砂漠化する。森林火災で放出された二酸化炭素がさらに温暖化を進め、極地の氷を消滅させる。北極圏の急激な温度上昇でシベリアの永久凍土が溶解、メタンを二酸化炭素を放出する。南極から溶け出した水で海面が上昇し、バングラデシュ、ナイル川デルタ地帯、上海も水没。海洋の温暖化によりメタン・ハイドレードが溶け出してさらに温暖化が加速。砂漠が北極圏まで到達する。

まさに、人類滅亡のシナリオである。どうにかしなければ未来は無いが、一国で解決出来る問題ではない。未来よりも現在の快楽を追及する資本主義経済では、いくら節約を唱えたところで自壊するまで止まらないだろう。

筆者は、今の豊かで便利な暮らしに疑問を投げかけるが、では資本主義経済に変わるシステムが存在するのか? 節約と倹約を訴えたところで、消費がなければ資本主義という巨大な歯車は回らないのだから。政治家や高級官僚や経団連幹部を見れば分かるように、今の日本は自分さえ良ければ他者なんてどうなろうと関係ないとばかりに、悪行の限りを尽くすような国だからなぁ。世界中から水や食料を集めてきて捨てるような国民には、そのうち食料危機で輸入するモノが無くなって、飢えるというペナルティが課せられると思うけど。



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バイオハザードIV アフターライフ

バイオハザードIV アフターライフ [DVD]バイオハザードIV アフターライフ [DVD]
(2011/04/22)
ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター 他

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ミラ・ジョヴォヴィッチ主演によるアクションホラーシリーズ第4弾。東京からT-ウイルスが増殖し世界規模でアンデッドが徘徊する中、生存者を安全地帯「アルカディア号」に導くためにアリスが立ち上がる。


中島美嘉が感染者第一号となる渋谷交差点のシーンを見て、今度は東京が舞台になるのかと思っていたのだが、なんじゃこれ冒頭だけで東京終わってるやん!! すぐに物語の舞台は北米へ戻ってしまう。

なんかゾンビが全体的にパワーアップし過ぎて、動きが速いし頭部の一部がパカッとクリオネみたいに開くからグロいし、とても残念な物体Xを観ている気分。速いゾンビって萎えるよね。

人類どころか地球終了フラグ目前で、政府すら機能していないのに、何でアンブレラ社だけ統制取れてるの? 世界が終わりそうなのにこいつら何やりたいの? 馬鹿なの? と、突っ込みどころ満載である。アリスの乗った飛行機も長距離飛びすぎるが、どうやって燃料補給を!?

生存者を救助して回っていたアルカディア号すら敵の実験施設だし、人類存亡の危機に何やってるんだか。それにしても、こいつらの武器弾薬燃料食料は、一体どこから来るのだろう。ウェスカーはチート性能すぎてなかなか死んでくれないし、ラストの続編に続きます感ときたらもう……。



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戌井昭人

攻略対象書籍は以下。

まずいスープ』★★★☆
ただいま おかえりなさい』★★☆
『八百八百日記』
ぴんぞろ』★★★
『俳優・亀岡拓次』
『松竹梅』


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ぴんぞろ

ぴんぞろぴんぞろ
(2011/08/17)
戌井 昭人

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浅草・酉の市でイカサマ賭博に巻き込まれた、脚本家の「おれ」。まるでサイコロの目に導かれるように、流れ流され辿り着いた先は、地方のさびれた温泉街。「おれ」はなぜか、そこのひなびたヌード劇場で前説をする羽目になってしまう―。三味線弾きのルリ婆さんと、その孫のリッちゃん、現実感のないまま三人での奇妙な共同生活が続いてゆくが…。パフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」で活躍中の新鋭が描く、平成“チンチロリン”放浪記。第145回芥川賞候補作。


第145回芥川賞候補作。

イカサマ賭博のために5年間もサイコロを振る練習をした馬鹿な知り合いに誘われ、半ば無理やりな感じで賭博場に連れて行かれた主人公。しかし小心者の知り合いはイカサマがすぐにバレてしまい、ショックで心臓が止まってしまう。

死体となった知り合いを担がされ、おっさんに事後処理して貰うが、暫く身を隠す事となった主人公が向かわされた先は鄙びたヌード劇場。訳がわからないまま芸人と間違えられ、仕事を手伝わされるのだが、仕切っていた婆さんが事故に遭う。

残された孫のリッちゃんを誘って東京へ連れて来るところで物語が終わる。芥川賞候補作によくある、賞狙いのあざとさは感じないので好感が持てたが、流されるまま受身の人生を送る駄目っぽい主人公には共感出来なかった。


「ぐらぐら一二」のほうは、仕事先で指を飛ばした男の脱力系な物語。指が無くなったのに淡々とし過ぎているし、自分の指を海に投げ捨てて終わってしまうのが微妙すぎる。


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殺人鬼 逆襲篇

殺人鬼  ‐‐逆襲篇 (角川文庫)殺人鬼 ‐‐逆襲篇 (角川文庫)
(2012/02/25)
綾辻 行人

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伝説の『殺人鬼』、ふたたび。双葉山の惨劇から三年、最初にそれと遭遇したのは休暇中の一家。正義も勇気も家族愛も、ただ血の海に消えゆくのみ。そしてそれは山を降り、麓の街に侵攻するのだ。病院を、平和な家庭を、凄惨な地獄風景に変えていく。殺す、殺す、殺す…ひたすら殺戮を欲する怪物に独り立ち向かうのは、不思議な“能力”を持った少年・真実哉。絶望的な闘いの果てに待ち受ける、驚愕と戦慄の結末とは!?―。


殺しても死なないチート性能の殺人鬼が再び。出だしから休暇中の警察官家族を襲ってきて虐殺し始める。その光景を目撃する少年は、他人の見る景色が見えるというチート超能力があるし、姉弟でテレパシー使うし、これはもう普通のホラーとして読んだらなんじゃこりゃ!? という事になってしまう。

化け物のほうは人間の精神に影響を及ぼし、自分の分身みたいな凶悪な殺人鬼に変えてしまうし、ひたすら下品でおぞましい殺戮が繰り返される。有り得ない展開で強引に力押しして、最後は首を飛ばされても死なないなんて、チート性能殺人鬼すぎてもう「はいはいワロスワロス」としか言えない。


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殺人鬼 覚醒篇

殺人鬼  ‐‐覚醒篇 (角川文庫)殺人鬼 ‐‐覚醒篇 (角川文庫)
(2011/08/25)
綾辻 行人

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伝説の傑作『殺人鬼』、降臨!!’90年代のある夏。双葉山に集った“TCメンバーズ”の一行は、突如出現したそれの手によって次々と惨殺されてゆく。血しぶきが夜を濡らし、引き裂かれた肉の華が咲き乱れる…いつ果てるとも知れぬ地獄の饗宴。だが、この恐怖に幻惑されてはいけない。作家の仕掛けた空前絶後の罠が、惨劇の裏側で読者を待ち受けているのだ。―グルーヴ感に満ちた文体で描かれる最恐・最驚のホラー&ミステリ。


十角館がかなり良かったので攻略し始めたのだが、これは……。恐ろしい未解決殺人事件が起こった双葉山に登ったグループが、正体不明の何者かによって虐殺されて行く。登場人物が、ただひたすら無茶苦茶な殺され方をしていくばかりで、相手がジェイソンみたいな無敵チートモードの化け物だから萎える。

知能や頭脳を使って相手を倒していくのではないから、別にチート殺人鬼じゃなくても、ヴァンパイアとかサイボーグとか宇宙人グレイとかエイリアンとか物体Xとかルルイエのなんちゃらでも良いわけだし。

ラストのミスリードも、だから何? と言いたくなるような、どうでも良い展開だったし。なんか文章も厨二病の人が書いてるようなペラペラなラノベみたいだったし。出来の悪いB級ホラー映画を観た後のような残念な気持ちを持て余すばかり……。


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ジョン・クロウリー

攻略対象書籍は以下。

エンジン・サマー』★★★★
『ナイチンゲールは夜に歌う』
『リトル、ビッグ 1』
『リトル、ビッグ 2』


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エンジン・サマー

エンジン・サマー (扶桑社ミステリー)エンジン・サマー (扶桑社ミステリー)
(2008/11)
ジョン クロウリー

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はるかな未来。機械文明は崩壊し、さまざまな遺物のなかで、独自の文化が発達した世界。少年“しゃべる灯心草”は、みずからの旅の顛末を語りはじめる。聖人になろうとさまよった日々、“一日一度”と呼ばれた少女との触れあい、“ドクター・ブーツのリスト”との暮らし、そして巨大な猫との出会い―そこからじょじょに浮かびあがってくる、あざやかな世界。彼の物語は、クリスタルの切子面に記録されていく…いまも比類ない美しさを放つ、ジョン・クロウリーの幻想文学の名作、ついに復刊。


本当は「ペンギン・サマー」というラノベに釣られたのだが、まずはこれを読まないといけないだろうと思って借りてきた。ネットで調べたら、「ペンギン・サマー」→「エンジン・サマー」という流れで読んでいる人が結構いた。

「エンジン・サマー」→「ペンギン・サマー」という流れじゃないと、SF者としてはマズイよねOrz 私も、「ペンギン・サマー」が無かったら、「エンジン・サマー」は読んでいないであろう一人である。

という訳で、頑張って読んでみたものの、文明が崩壊した後の世界が異質すぎて、いまいち物語について行けない。構造も、時系列そのままじゃなくて、過去を回想した形になっているし、内容も難解。人名も独特だし、説明されない部分が結構多くて、未来世界の風習もよく理解出来なかった。

終末観たっぷりの未来世界を舞台に、ヒロインを追いかけて旅立った少年のジュヴナイル・ファンタジーかと思いきや、後半部分で一気にSF風味になる感じ。未来世界の人名が変すぎる。主人公は“しゃべる灯心草”だし、ヒロインは“一日一度”。あまり本筋には絡まないのだが、大きな猫達が気になった。

淡々として暗い物語は、「ゲド戦記」みたいで起伏に欠ける。幻想的ではあるが、未来世界なので魔法と竜が出ない分、「ゲド戦記」より退屈した。じっくり読めば、きっと良書なのだろうけど。とりあえず、図書館で借りて、返却期限を気にしながら読むような本ではないようだ。


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