![]() | それいぬ―正しい乙女になるために (文春文庫PLUS) (2001/03) 嶽本 野ばら 商品詳細を見る |
“乙女の聖書”として語り継がれた伝説のエッセイが遂に文庫化。乙女はみんな根性ワル、お食事より悪口が好き、ゴージャスで貴族で孤独であれ、真のロリータとは?リボン・フリルのブラウス・Vivianne Westwood…野ばらのエレメントがちりばめられた乙女論は、ロマンチックでお上品でクラシカルで意地悪!正しい乙女になるための必修科目。
うーむ……。何と言うか、乙女の教祖様みたいになっている時点でキモイ。自画像からして嶽本野ばらって、かなりナル入ってるよね。いや、厳密に言うと嶽本野ばらがキモイのではなくて、乙女という部分がキモイのだ。なんといっても、巷にコギャル、マゴギャル、オヤジギャル、ヤマンバ、お水系、秋葉系、電波系といった魑魅魍魎は多々生息しているけれども、乙女なんてどこにも見当たらないから奇異に感じて仕方が無いのだ。乙女って、まだ日本に生息しているのか? それって大和撫子と同じくらいの絶滅危惧種ではないのか!? 少なくとも、私はまだ出逢った事がありませぬ。
内容は、乙女に向けたエッセイなんだけど、それにしては内容が「乙女」と看做されている人々の水準を凌駕しているのではないかと心配になる。知識が不足していると嶽本野ばらの語りについていけないような気がするぞ。少なくとも、頭の中にお花畑が咲いていて、見た目ロリータ・ファッションが似合いそうな婦女子(腐女子?)が読むような文章には思えない。もしかして、嶽本野ばらを信奉する乙女は偏差値が高いのだろうか……。



