オニロック

オニロックオニロック
(2009/02/14)
中村航

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鬼ヶ島からやってきた大木隼人くんは思いました――僕にはまだ、何が格好いいのか、わかりません。何が優しくて、何が恋しくて、何が強いのか、 自分がトーキョーで何をしたいのか、それも全然わかりません。だけど僕はわかりたい。わかるには、今までと同じじゃだめなんです。キュートでハートウォーミングでジンとくるイラスト・ストーリー☆


これ、鬼のようにロックにのめり込んでいく話かと思ったら、主人公が鬼なのか(笑)。鬼が東京に出てきて暮らし始め、学校へ行ったりピザーラでバイトしたり、音楽活動を始める話。をいっ! ピザーラって……。著者近影みたいな部分で、作者、中村航と絵師、宮尾和孝がピザーラコスプレしてるし、これはタイアップなのか!?

鬼だから、いろいろと差別されるのだけど、そういうテーマ性を入れようとしている訳じゃないよね!? 文章だけだと道徳や人間性といった問題が絡む、重苦しいものになりそうなところ、絵本だから人間の暗黒面で嫌な気分になったりはしない。

最初は帽子を被り、角を隠していた鬼だが、最後は鬼である事を恥じず、オニロックで不条理な世界に堂々と立ち向かうのがGJ! イラストも可愛くて良い。ただ、おっさん二人によるピザーラコスプレは……。綿矢りさなら萌えたかもしれないのに(笑)。


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