星に願いを、月に祈りを

星に願いを、月に祈りを星に願いを、月に祈りを
(2012/03/28)
中村 航

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小学生のアキオ、大介、麻里は、夏の学童キャンプで、夜、ホタルを見るため、宿を抜け出し、川に向かう。ようやく川にたどり着いた3人は、偶然ラジオから流れる謎の深夜放送を耳にする。その後、中学で野球部に入ったアキオは、一学年先輩の放送部員・里崎さんを好きなるが、告白できないまま、時間が経過する。高校生になったアキオは、夏休みに、かつてのキャンプ場を訪れ、再び謎のラジオ番組を聞き、あることに気づく。そして、さらなる時間が流れ、アキオたちは大人になった。物語は、大きく動き始める――。


蛍を見たい麻里のために、夜中に学童キャンプの宿から抜け出し、川に向かう三人。偶然ラジオから流れてくる星空放送局の深夜放送。本編とは無関係に流れてくる謎の放送が、後で繋がってくる。

小学生時代には大介視点だったが、次の章ではアキオ視点になるので、登場人物が同じ連作短編かと思ったら、平行世界みたいな設定まで絡んできて少し不思議系になるのが素晴らしい。

星空放送局が流している宇宙に関する話も興味深いし、『星空放送局』の内容にも絡んでくる。大切なものを失ったおっさんのもとに現れる謎の女子中学生との接点が見えて来る部分は、切なすぎて全米が100回泣いた!


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