ぐるぐるまわるすべり台

ぐるぐるまわるすべり台 (文春文庫)ぐるぐるまわるすべり台 (文春文庫)
(2006/05)
中村 航

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僕は大学を辞め、塾講師をする傍ら、バンドのメンバーを募集した。“熱くてクール、馬鹿でクレバー。最高にして最低なメンバーを大募集”そんなうたい文句に集まったロックな面々。ボーカル志望の中浜に自らの分身を見た瞬間、僕の中で新たな物語が始まった。カップリング作「月に吠える」も収録。


第130回芥川賞候補作。

『話題沸騰の芥川賞受賞2作と並び熱い支持を得た、もうひとつの愛すべき傑作』とかキャッチがついているが、中村航の中でば微妙な気がする。大学に退学届けを提出した塾講師(アルバイト)が、生徒の名前でバンドのメンバーを募集する。だが、募集するだけで話が終わってしまい、バンド活動や発表シーンが……。

これなら、伊藤たかみの「ぎぶそん」のほうが面白い。他作品「リレキショ」のほうが出来も雰囲気も良いような気がするよ。この回は受賞作が金原&綿矢だったから、タイミングも相手も悪かった。

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