七つの秘館

B00005OUSYKOEI The Best 七つの秘館
コーエー 1998-12-10

by G-Tools


主人公は金持ち一族の青年。ある日、一族が経営する大企業の社長となっている伯父に呼び出され、先祖が建てた七つの館の謎を解いてほしいと依頼される。

本館を含めた七つの館の謎が解けば、隠されている黄金が手に入るらしい。青年は恋人とともに七つの館に向かうのだが、そこにはお宝を狙う三人の悪党が住み着いていた。

知らずに敵地に迷い込んだのならともかく、犯罪者が潜んでいるのは予め分かっているのだから、警察に通報しろよ。なんでそのまま現地入りするの? 到着直後に恋人が攫われて人質となってしまったじゃないか! 上級国民案件なのだから、警察だってちゃんと仕事するだろ?

七つの館は順番に謎を解いていかないと先に進めないようになっている。謎解きが好きな人ならワクテカするかもしれないが、そうでなければ、ひたすら面倒な作業をする事になる。コマンド選択方式なので、机を見る→引き出しがある→引き出しを調べる→鍵がある→鍵を取る、みたいな感じで、いちいち見る、調べる、取る、使う、話す、などのコマンドを試さないといけない。

ホラー要素はほとんど無いので怖くはないのだが、宝を守るためにトラップがたくさん仕掛けられているので、ちゃんと手順を踏んでいかないと、体力が減ってしまう。試していないので、減り過ぎると死んじゃうのかどうかは分からない。後半は、一発でゲームオーバーになる仕掛けもあるので、セーブはこまめにしておいたほうが良い。

一度しか起動しないようなトラップが結構あるのだが、自分よりも先に全ての謎を解いた爺さんが、どうやって元に戻したのか謎すぎる。必要なアイテムも、元の場所に戻したのか? 謎解きよりも、原状復帰するほうが面倒だよな。

館の仕掛けは、中二病っぽいのが結構あって疲れる。特に、三番目の館で七つの漢字を押していく仕掛けは辛すぎて投げそうになった。50近くある漢字の札のうち、特定のものだけを押して行かなければならないのだが、このゲームの主人公は前しか見ない奴だから苦労した。進行方向じゃないところは表示してくれないので、押すべき漢字が分かっても、その札が何処にあるのか分かり難くてやる気が激減した。

このゲームは志茂田景樹が原作を担当しているのだが、自分より先に謎を解いた爺さん設定でゲーム内に登場するので笑える。志茂田景樹絡みの変なイベントが結構ある。

「今までのアドベンチャーゲームより7倍面白い!」という売り文句だが、謎解きが苦手な私にとっては7倍面倒くさいゲームだった。お宝に関する結末も、ちょっと残念だったし。



評価:★★★


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