アラフォー男子の憂鬱(日経プレミアシリーズ219)

4532262194アラフォー男子の憂鬱 (日経プレミアシリーズ)
常見 陽平 おおたとしまさ
日本経済新聞出版社 2013-12-10

by G-Tools

ガンダムブーム、受験戦争、ウィンドウズとインターネットの登場、就職氷河期、金融危機…。団塊ジュニアで、ロスジェネでもある最後のマス世代も、いまやアラフォー。大きく変動した社会で、彼らは何を経験し、何を感じたか。そして、これからどこへ向かうのか。さまざまなテーマの「共通体験」をもとに、人気論者4人が自らの世代の「これまで」と「これから」を論じ尽くす。


アラフォー世代の愚痴なので、勝ち組団塊バブル世代や、技術革新でお金が無くても色々と楽しめるゆとり世代が読むと、上手くシンクロ出来ない可能性あり。

ガンダム、バンドブーム、インターネット、教育問題と、4人のアラフォー男子が好きな切り口で自分の世代を語っている。それぞれの世代に良し悪しはあれど、やはり氷河期世代って損をしている感が半端ないんだよなぁ。

ひたすら甘い果実を啜ったバブル世代からは「お前らだって親が豊かでファミコンとか買ってもらっただろう?」とか言われるが、たかがファミコンを買ってもらえた程度で、その後に続く苦難の人生全てを我慢しろというのは理不尽すぎないか? じゃあファミコンなんか要らないから、お前らみたいに偏差値60台でも名門大学に進学出来て、そこそこの名門大企業に入れてくれと……。

受験人口が急増しすぎて、偏差値70程度では早慶だってなかなか受からんし、偏差値60ではニッコマすら余裕で落ちる、偏差値50以下の大学なんか滅多に無い。偏差値70レベルの奴が東大京大早慶に落ちてMARCHレベルにしか引っかからず、しかも黒企業奴隷にしかなれない人が多数いた時代だった。ゆとり世代が厳しいとか言うけど、偏差値70の慶應でワタミとかアリにしか採用されない状況にはなっていないだろ? まだ派遣奴隷制度が無かったから、努力しない馬鹿でも何処かには入れた最後の世代ではあったかもしれないが。

仕事だけしていたら評価されて給料も上がった団塊と違って、育児もやって当たり前。ひたすら社畜として酷使されるが、使い捨てにされるだけ。自分達だってがむしゃらに働いていたと言うが、お前らみたいにちゃんとリターンが用意されていた時代とは状況が全然違うんだよ!!!1


引用

終身雇用と定期昇給に守られ、当たり前のように車や家や家族をゲットし、引退すれば僕たちが払う年金で海外旅行などと洒落込む始末。子どものころに脱脂粉乳を飲んでいた程度のわずかな苦労で、ここまでの贅沢三昧を当然のように肯定していいものだろうか? 一方で僕たちの世代は、子どもの頃に贅沢をしたのだから、一生苦労するのが当たり前らしい。(中略)いろいろなものを親から買い与えられたことは、大人になってから20年近く、そしてこれからもずっと、罰を受け続けなければならないほどの巨悪だったのだろうか? そして何より、僕たちは老人たちが言うほど、贅沢をしてきたのだろうか?


↑ほんと、コレ!!


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