ビブリア古書堂の事件手帖 3

4048866583ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
三上 延
アスキー・メディアワークス 2012-06-21

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鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれない―。これは“古書と絆”の物語。


業界内で商品を都合し合う市場で商品が盗まれる。やたらビブリア古書堂を敵視してくる同業のヒトリ書房のおっさんが、店主を疑って来るのだが、手元には盗まれたとされる『たんぽぽ娘』が!?

最初の話からSF者には堪らん作品が登場するが、本の読めない主人公に美人店主が内容を説明しちゃうので、かなりネタバレするのに注意。読む予定のある人は、先に『たんぽぽ娘』を読んでおいたほうが良い。今ならマニアックな絶版古書を探さなくても、河出書房の奇想コレクションで読めるから。

続いては、以前、自分の愛読書を売りに来たおっさんの妻から依頼されて、「たぬきとワニと犬が出て来る絵本みたいなの」を探す事になる。曖昧すぎる情報から、次第に捻じれてしまった人間模様が見えて来る。ちなみに、見たことも読んだ事も無い、全く知らない本だった\(^0^)/

その後は、身内に盗まれた本を取り戻したいという依頼が舞い込んでくる。なんか、どんどん古本屋じゃなくて便利屋みたいになって来るな。価値ある古書は絡んでくるけど。


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