わがままちえちゃん

4047303151わがままちえちゃん (ビームコミックス)
志村 貴子
KADOKAWA/エンターブレイン 2015-03-25

by G-Tools

「ちえ」は、「さほ」とくらべられるのが、いやでした。ある雨の日。青蘭中学の入学式を待ちわびる「塙さほ」は、傘もささずに青蘭の制服を着て立っている少女と出会う。「あたしがみえるの?」と語りかけてきたその少女は、みつあみで、幽霊で、名前は「ちえ」。それを聞いた両親は、その子は、「さほ」の亡くなったお姉さんだという。だが、母のお腹の中で死んだはずの自分が、なぜ成長して、青蘭の制服を着ているのか? 疑問に思った「ちえ」が、あることに気がついた、そのとき……。「ちえ」と「さほ」、ある姉妹が遭遇した不思議なものがたり、その真実はどこに?


主人公のJKが、死んでしまった幽霊と出会うのだが、あまりにも嘘が多すぎて、どれが本当の出来事なのかよく分からなくて混乱する。ミルテリー物のミスリードといったレベルではなくて、本当に頭がおかしくなっているレベルで状況が180度変わってしまうので、何がなんだか分からなくなる。

幽霊と出会ったと思ったが、幽霊のほうが生きていて、出会ったほうが幽霊だったし、実は幽霊が見えていないし、親が片方を差別していたという過去の出来事すら頭がおかしくなった主人公による勝手な俺様設定だった。とりあえず、大切な相手が急に奪われてしまったがために頭がどうにかなるレベルで狂っているという状況だけは伝わって来るが、どこまでが真実なのかは本当に分からなくなってくる。


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