虹のくじら

虹のくじら

「ねえ。この席は魔法の席でしょう? 虹のくじらが、見えてるんでしょう?」「逃げたって、意味ない。逃げられないもの」 ――絵本にすがる彼女と、窓辺に縛られた私の、なんでもない数日間。 逃げたいけれど、逃げられない。二人の少女のビジュアルノベル。


上手く周囲に混ざる事が出来ずに窓の外を眺めているが、孤高を保つクールなキャラと認定されて平穏に過ごしている主人公と、妙な言動でいつも周囲を困らせている不思議ちゃんの話。

不思議ちゃんが窓際にある自分の席に座りたがり、窓の外にいる虹のくじらが見えているんでしょう? 自分も見たいと、訳の分からない絡み方をされて困惑する主人公。その常軌を逸した言動に反感を持たれて、不思議ちゃんはプチ虐め的な状況に。

雨が降る放課後の教室で、二人はあるモノを見てしまうのだが、その後の展開が不思議ちゃんBAD ENDな感じで憂鬱な気分になった。逃げ場の無い閉塞感のようなものはよく描かれていたが、この空気感はリア充達には分からないだろうな。


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