ワールド・カスタマイズ・クリエーター

4434198564ワールド・カスタマイズ・クリエーター 1 (アルファポリスCOMICS)
ヘロー天気 土方 悠
アルファポリス 2014-11-30

by G-Tools

4434210483ワールド・カスタマイズ・クリエーター 2 (アルファポリスCOMICS)
ヘロー天気 土方 悠
アルファポリス 2015-10-26

by G-Tools

ある日、突如異世界に召喚され、『災厄の邪神』となった平凡ゲーマー青年・田神悠介。そこで出会った人々と暮らすうち、次第に異世界の複雑な政情が明らかになっていく―武器強化・地形変動・味覚操作…何でもありの超チート性能を武器に、平凡青年が混沌とした異世界に大変革をもたらす!?ネットで人気の超チート系ファンタジー。


1
タガミユースケは神社で携帯ゲームをしていたのだが、カスタマイズするためのポイントが足りないので、チートを使ってデータを改造しようとする。その時、「…来タレ邪神ヨ――」と、謎の声が聞こえた。

――来タレ災厄ノ邪神ヨ

汝ノ望ム力ヲ示セ

汝ノ望ムチカラヲ与エヨウ


神社にいた自分が分裂しているようなのだが、コピーだけ異世界へ行くというやつか。宇宙空間のようなところで、何者かに聞かれたので、無限にアイテムをカスタマイズ出来る機能が欲しいと願う。気づけば、異世界にある邪神の祠に、全裸で飛ばされていた。

異世界カルツィオは炎の神ヴォルナー、水の神シャルナー、土の神ザッルナー、風の神フョルナーから加護を受けているらしい。そして、黒は邪神を象徴する色だった。

邪神の祠の近くにあるルフク村で医者をしているゼシャールドという老人に助けられ、面倒を見てもらう事になった。この世界では、魔法を使えない者は家畜扱いされたりする、酷い場所である。ユースケが魔法を使えるかどうかは分からないが、幸い、下手な魔法より遥かに役立つ、無限カスタマイズ能力が使えるので問題無かった。ゼシャールドのところには、スンという無技人の少女がいるのだが、クズな神技人に襲われ、父親を殺されていた。

この世界の貨幣は、晶貨と呼ばれる棒のようなものなのだが、赤いヴォルナー晶貨が一番価値が高く、緑色のフョルナー晶貨30本でヴォルナー晶貨1本の価値らしい。ユースケは、この晶貨も一瞬で赤にカスタマイズ出来るのだった。

ユースケはゼシャールドと共に、フォンクランク王国の首都サンクアディエットに向かう。買い物に来たのだが、退屈したヴォレット姫が城下に降りて来ていたため、見つかってしまう。ユースケの黒髪がバレたので、兵士に囲まれるが、ゼシャールドの機転により、無事だった。

フォンクランク王国は、隣国ブルガーデンから国境を脅かされており、かなりキナ臭い事になっている。ゼシャールドは国を裏切った形で、ブルガーデンに密偵として潜入するという。王都でのいざこざを見て、早速、敵方が接触してきたので、このままユースケとはお別れとなった。

ユースケは一人で村に戻るのだが、スンと二人暮らしになってしまったので、微妙な空気感が堪らない。村で農作業でもしようと思ったが、村人の青年に嫌がらせで畑を荒らされる。その頃、王都ではゼシャールドがいなくなった事で、スンの父親を殺したクズが、王女に良からぬ事を吹き込んでいた。

クズな殺人犯の企みは見破られたが、ユースケの能力がバレた事で、厄介な事になってしまう。国から招致状が届き、ユースケは王女の宮殿衛士にならなければいけなくなった。ユースケの所属は闇神隊だが、暫くは一人なので、神民衛士を部下につけるらしい。

いきなり隊長になってしまったが、国境付近の砦建設現場に向かう。しかし、そこには人が見当たらなかった。そして、敵国の精鋭が襲ってくる。カスタマイズ能力で壁を作りつつ、一時的に指揮系統を部下に委譲し、砦に籠るのだが、中に味方は見当たらなかった。気配から、何処かに敵が隠れているらしい事が判明した。

捕虜がいる部屋の敵を処理し、後から来た奴らは落とし穴をカスタマイズして殺す。砦に居た80人ほどが虐殺されて死体となっている部屋を見たユースケは、免罪符を得たと思った。ユースケは自分達がいる地下を強化し、砦ごとふっ飛ばして外にいる敵を全滅させる。




2

フォンクランクが英雄を祭り上げている頃、ブルガーデンの最高司令官イザップナーは歯ぎしりをして悔しがっていた。自分達から仕掛けているのだから、やられても当然なのだが、この国も一枚岩ではないようで、なかなか面倒な事になっている。

ブルガーデンは元々、山頂のシャルナー神殿に集まる信徒たちが街を形成し建国された小さな国だった。第一首都である山頂のコフタにはシャルナー神殿を居城に、国民から絶大な支持を集める女王が君臨していた。現在は第二首都である要塞都市パウラのイザップナー最高司令官がほぼすべての実権を握っているようだが。

ゼシャールドは隣国の神民兵を訓練しているが、その中に一人の少女がいた。姉は風の団にいるらしいのだが、それって落とし穴トラップで殺した敵兵じゃないのか? 色んなところで因果が飛び交っていく感じだよね。

ユースケは、下々の事が伝わらない王女の代わりに、色々なものを見て報告するという仕事をするのだが、隊に所属するイフョカの牧場に行った時、魔獣が襲ってくる。シンハと名乗る褐色の男が現れ、魔獣を倒すのだが剣が折れていたので、カスタマイズで超強化して修復してあげた。

ガゼッタ国のシンハ・トルイヤードは、いつか力になる事を約束するのだった。どうせこれも重要人物の出会いフラグで、王族とかだったりするんだろ?

ゼシャールドから手紙が届くのだが、女王側の勢力を拡大する事で、イザップナーを失脚させたいらしい。女王こそがブルガーデンの真の君主であることを印象付けるため、女王の権威を目に見える形にした道具を、ユースケに用意して欲しいようである。

収穫祭に合わせてパウラに戻ったゼシャールドは、ユースケのサークレットを女王陛下から賜りし神器と称し、女王直属の活動組織「水鏡」の設立を宣言した。イザップナーの政策や女王に対する扱いに不満を持っていた旧王党派が次々と加入を表明する。

ユースケは国境付近に行き、本来なら一年以上はかかるであろう巨大な砦を、一瞬で完成させる。パウラでは内戦が始まり、フォンクランク軍も水鏡に加勢するため進軍を開始する。戦闘が始まったが、後方から何かが迫ってくる。敵の隠密部隊かと思いきや、ガゼッタの白刃騎兵団が友軍として参戦してきた。


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