空色の小鳥

4396634757空色の小鳥
大崎梢
祥伝社 2015-09-01

by G-Tools

「おまえはちがうから。この家から出ていくことを考えろ」三年前に急逝した兄・雄一と最後に交わした言葉。兄は微笑を浮かべていた。大企業のオーナーである西尾木家に後妻の連れ子として入ったものの、疎外感の中で暮らしてきた弟の敏也は、いまだにその真意が分からずにいた。ある日、偶然兄に内縁関係の妻子がいることを知った敏也は、妻・千秋が末期癌であることを突き止める。千秋の死後、六歳になる娘の結希を引き取ることにした敏也。だがなぜか、兄を溺愛したワンマン社長の父や一族には、そのことを一切知らせずに暮らし始めた……。敏也の真意とは? 静かな感動が胸を打つ著者渾身の家族小説!


急逝した兄に妻子がいる事を知った敏也は、ある目的のため、兄の子を引き取って育て始める。探し出した時点で妻の千秋は末期癌になっていた。

主人公の敏也は大企業を経営する西尾木一族なのだが、再婚した母の連れ子なので完全に外様扱い。西尾木家の人間から散々な目に遭わされ、母も殺されてしまったので、兄の子を切り札にしようと目論んでいた。

兄の子の結希を引き取る事に成功した敏也は、義理の父には知らせず二人で暮らし始める。子育てが忙しくて会えなくなるからと別れたはずの亜沙子や、学生時代の友人でオカマちゃんになってしまった汐野も敏也のマンションに住み込むようになり、大人3人に幼女が1人という、よく分からん家庭になってしまう。

西尾木家の人間がクズだらけで酷かった。ラストでどんでん返しがあり、目論見通りに事が運ばないのは残念すぎる。


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