雨の降る日は学校に行かない

4087715523雨の降る日は学校に行かない
相沢 沙呼
集英社 2014-03-05

by G-Tools

昼下がりの保健室。そこは教室に居場所のないサエとナツのささやかな楽園だった。けれどサエが突然“自分のクラスに戻る”と言い出して―(『ねぇ,卵の殻が付いている』より)。“お父さん、お母さん、先立つ不孝をお許しください”。早朝の教室で毎日手帳に書いていた架空の遺書。その手帳を偶然にも人気者の同級生が拾ってしまう―(『死にたいノート』より)。揺れ動く6人の中学生の心を綴る6つのストーリー。


性格や容姿に問題を抱えていて、日の当たる人生を歩めない中学生達を主人公にした6編の物語。最初と最後が繋がっていてGJだったが、ここにもデモシカうんこ教師が登場して腸が煮えくりかえりそうになる。保健室の先生は素晴らしかった。

保健室登校、学校内カースト、顔面偏差値格差、虐め問題など、人間の暗部を抉っていて非リア充が読むには辛すぎる。自分が悪くなくてもターゲットになったらもう終了フラグだからな。

基本的に辞めるという選択肢が用意されていない分、学校という名の牢獄は社会人よりも過酷だよね。社会に出て云々言ってる馬鹿教師が出てくるけど、逃げるという選択肢が用意されている分、社会人のほうがまだ救いがあると思う。


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