ゆめの未来日記

4091388698ゆめの未来日記 (ちゃおコミックス)
阿南 まゆき
小学館 2016-12-26

by G-Tools

もしも予知能力がある日記を手にしたら-? 主人公・ゆめの日課は毎日欠かさず日記をつけること。だがある日、ゆめが日記を書きかけの中寝てしまう。翌朝、目を覚ますと日記には何故か、自分が書いていない内容が記されていた…。不思議に思うゆめ。だが、1日を終えるころには、日記に書かれたことが全て現実に起きたことだと気付く。「この日記には、予知能力がある…?」そんな日記が、幼なじみ佐市が交通事故に遭うということを予知。「どうすればいいの…?」1人悩むゆめが佐市を守るために取った行動とは!?


宵森ゆめは、チビッ娘な女子中学生である。クラスメイトの佐市佑(さいちたすく)とは犬猿の仲だった。これ、後からフラグ立つんだろ? とか思っていたら、最初から相手のイケメンが好きになっているじゃないか。

家に帰って日記を書く途中で寝てしまったところ、自分では書いた覚えのない内容が記入されていた。しかも、まだ起こっていない未来の出来事で、きみちゃんがカッターで手を切るとか、英語の先生がお腹痛くなるとか、佐市が車に轢かれるとか、ロクでもない事ばかり書いてある。

翌日の朝、きみちゃんがカッターで怪我をし、英語の時間には先生が腹痛で倒れた。このままでは佐市も事故に遭うと思い、ゆめは必死で止めようとする。佐市は花屋の息子だったので、植物絡みで事故が起こるはずのところ、事前に気づいてそれを阻止する事に成功する。

少女マンガだから未来改変もヌルい感じで達成できるんだな。これが大人味だったりすると、未来が視えていても変えられなくて苦悩したりするところなんだが。

佐市の家が花屋だと知ったゆめは、こっそりと覗きに行くのだが、佐市に発見されてしまう。ヒマワリを買いに来たのだがと誤魔化すが、他の男の子にヒマワリを買われてしまった。

その日の夜、日記を書きかけで寝てしまったところ、ヒマワリを買った子が緑池公園でおぼれて死ぬという予言が書かれていた。書かれている内容が気になったので、佐市と一緒に緑池公園まで行く事に。

最終話は、庭野アザミと佐市が付き合い始めるという予言が書かれる。ゆめが素直じゃないうえに、佐市を狙う庭野アザミは腹黒い悪女だったから、面倒な事になりかける。


「赤いい糸ドラマチック」は、仕事をしない委員長の深森泉に、副委員長の山田芙紀が困る話。成績順で委員長が決まるという方法は良くないよな。資料室で整理をしていたところ、何故か深森が魔法のオルゴールを見つけてしまう。オルゴールを開けた男女が赤い糸で結ばれ、必ず恋に落ちると書かれてあったから、深森がふざけて開けてしまう。

「みにくいアヒルの子」は、アヒルそのものではなくて、養護施設に引き取られた子供達の物語だった。美しい院長エリザは美しい女の子を引き取っているのだが、1人だけみにくい女の子がいた。というか、醜いシビルという子が、ギャルゲーの顔無し男主人公みたいで、髪の毛で隠れているから、ブスかどうかも分からないじゃないか。顔が見えないのに、何でみにくい子だと分かっているのか謎である。

どうせ、髪の毛で見えない部分が見えたら美少女なんだろ? と思ったけど、ごめん。なんか、顔が吹き出物だらけで、せいぜい並女子くらいだった。

ある日、美しい子の一人ローリが裏庭で小さな穴だらけになって死んでいた。体内には血が残っていなかったため、近くの村人は吸血鬼の仕業だと噂している。翌日の夜、シビルは他の子からドレスを洗えと言われ、ローリが死んでいた場所まで行かなければならなくなるのだが、そこには旅人が行き倒れになりかけていた。

旅人は助けてくれたお礼にと、ボロ布をくれる。白鳥の羽根から織られた布に高名な魔術師がまじないをかけた布らしく、その布で毎日顔を洗うと心の美しい者はその美しさが顔にも表れるらしい。信じるかどうかは貴方次第(笑)。

シビルがボロ布で顔を洗う間にも、どんどん美少女達が殺されて行く。アンフェアな設定じゃない限り、もう犯人が誰なのかはバレバレな訳で……。そして、心が美しいと顔が綺麗になるボロ布で何が起こるかも、容易く予想出来てしまう。


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