猫は表情筋がとっても少ない

4091387594猫は表情筋がとっても少ない (フラワーコミックスアルファ)
星野 正美
小学館 2016-10-07

by G-Tools

処分させられそうな猫、元々飼っていた猫が新入り猫に馴染まない、老猫とどう向き合うか、動物を飼っている方なら他人事ではないハズ。でもそんな猫たちが時に人間を成長させ、時に人と人をつないでくれています。猫だけでなく動物を飼っている人には確実に胸に染みる1冊です。


猫絡みの話ばかりの短編集。

表題作「猫は表情筋がとっても少ない」は、隣の婆さんが大家に内緒で猫を飼っているのがバレ、保健所に連絡されそうになったので、隣に住む桐山が犬猫譲渡会に参加する。しかし、他の猫が子猫ばかりなので、大人猫は人気が無く、ほとんど誰も見てくれない。売れ残ってピンチだったところ、不愛想だったボランティアの兄さんが、里親募集の助けをしてくれる事になる。

「新入り猫は先生猫に遠慮しない」は、相手が転勤して遠距離恋愛になってしまった日向子が、会えないので上手く行かなくなり、事故で死にそうになっていた猫を彼氏代わりに拾ってしまうが、先に飼っていた猫と上手く行かなくて困る話。

「老猫はいつか虹を渡る」は、20歳の老猫モコを飼っている小林笑と、一見、効率厨で嫌味なイケメンが、猫で繋がる話。

「通い猫は幸せを運んでくる」は、馬鹿男に振られた後、よく遊びに来るトラ猫に癒されていたが、怪我したりしていて、放置されているっぽいので、飼い主を突き止めて譲って貰おうとする話。飼い主が施設に入ってしまい、もう戻れないので半分捨て猫状態になっていたらしく、アッサリと自分の猫にする事が出来て良かった。

「気配りの女王さま」は、会社で気配り女王と呼ばれる女性が、祖母が飼っていた猫のベンと一緒に住む事になるのだが、やたら威嚇してきて懐いてくれない話。付き合い始めた無表情の彼氏には、アッサリと懐いたのに。般若みたいな顔をするのに、本当の名前がラベンダーだったなんて。

「黒猫譲渡物語」は、作者の家に遊びに来るようになった黒猫の譲渡先を探す話。先に飼っている猫を威嚇して仲良くしないので、自分で飼うのは無理だったらしい。


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