コロボックル絵物語

4062189062コロボックル絵物語 (Colobockle Picture Book)
有川 浩 村上 勉
講談社 2014-04-16

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北海道に住む少女ノリコが、お母さんのお墓の近くで出会った「小さな生き物」。コロボックルの温かな物語の扉が、再び開く―。300万人が愛したコロボックル物語。最終巻刊行から27年、書き下ろし新シリーズ、スタート!


ノリコという少女が、母親の墓のそばで、姉と一緒にフキを摘んでいると、何かが目の前を横切った。コオロギかと思ったが、まだコオロギが出て来る季節ではなかった。姉に何か跳ねている事を言うと、コロボックルかもしれないと教えられる。

家に戻ると、姉が持っていたコロボックル・シリーズを渡され、夢中になって読むのだが、自分もコロボックルに会いたくなって、手紙を書き始める。コロボックルのために牛乳を用意したりするのだが、何も起こらず、そのうち諦めてしまう。やがて、大人になり、子供の頃の出来事は、ただの昔話になってしまった。

えっ!? なにも物語が始まらないまま、大人になって終わりだなんて、予想の斜め下方向すぎる結末で驚いた。姉の息子も、コロボックルに会いたくなって真似をするのだが、三日坊主で終わっているし。

『だれも知らない小さな国』関連の絵本なのだが、残念ながらこれは微妙だった。肝心のコロボックルが登場しないじゃないか。これでは、ただの公式二次創作小説にしかなっていない。とりあえず、村上勉の絵だけは良かったよ。


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