のんのんばあ おばけどろぼう

4580820193のんのんばあ おばけどろぼう (みるみる絵本)
水木 しげる
文研出版 2007-08

by G-Tools

「のんのんばあ」のもっている人魚の肉の干物をぬすもうと、ヨーロッパから悪魔と魔女が日本にやってきた。「のんのんばあ」対「悪魔と魔女」の対決はいかに!2007年アングレーム(仏)国際マンガフェスティバルで日本人初の最優秀コミック賞受賞作家の名作がよみがえった。


本書は、絵本になっている部分と、マンガになっている部分が、交互に出て来るようになっている。

日本に住んでいるのんのんばあが持っている人魚の肉を盗もうと、ヨーロッパから悪魔ペリカンと魔女バリカンがやってくる。思いっきり、怪しい恰好をしているのだが、コスプレ外国人だと思われたらしく、そのまま入国してしまった。

入国審査よりも、飛行機に乗る時点でドレスコード的なものに引っかかって降ろされそうな見た目なのだが、大丈夫だったようである。ちなみに、悪魔ペリカンのほうはフォースの暗黒面に落ちた邪悪な宣教師みたいな恰好で、魔女バリカンは魔女そのものである。

日本に入国した悪魔ペリカンと魔女バリカンは、ひとくち食べただけで800年もいきられるという人魚の肉を狙い、のんのんばあのところにたどり着いた。日本の気の毒な子供を助けに来たと言いながら、思いっきり田舎っぽい場所に住んでいるのんのんばあのところに来る時点で、思いっきり怪しい。

見た目だけではなく、言っている事まで怪しいのに、のんのんばあは信じてしまう。魔女バリカンがのんのんばあを連れ出している間に、悪魔ペリカンが人魚の肉を盗むという計画だったのだが……。

悪魔なのに、ペリカンがいきなり地獄落ちしているじゃないか。どうやら地獄と悪魔的なヘルは違う場所のようである。地獄で鬼に責められて、悪魔ペリカンは降参してしまう。

魔女バリカンのほうは、のんのんばあを襲うのだが、予めスズメに効く毒を塗っていたため、のんのんばあのスズメ攻撃は効果がなかった。逆に、のんのんばあがガマガエル攻撃でやられてしまう。舌切スズメがおみやげをくれるというので、魔女バリカンは大きい方を選ぶのだが、中には妖怪が入っていた!


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