デスマーチからはじまる異世界狂想曲

4040705769デスマーチからはじまる異世界狂想曲 (1) (ドラゴンコミックスエイジ)
あやめぐむ
KADOKAWA/富士見書房 2015-04-18

by G-Tools

デスマーチ真っ只中のプログラマー、”サトゥー”こと鈴木。仮眠を取っていたはずの彼は、気がつけば見たこともない異世界に放り出され、そして目の前には蜥蜴人の大軍? 夢か現実か、ここにサトゥーの旅が始まる!


休日出勤して、PC用ブラウザゲーム「WAR WORLD」の開発をしていたプログラマー鈴木は、仮眠していたはずが、ゲーム風の世界に転移していた。よくある、ゲームの中の異世界へ行くタイプである。主人公チートがついていて、いきなり強くなるのも、お約束である。

目覚めると、ゲームのテストプレイ用キャラ、サトゥーになっていたのだが、Lv1の状態である。佐藤じゃなくて鈴木なのに、サトゥーなのが気になるが。ちなみに、アラサーのサラリーマンだったはずが、高校1年生くらいの自分の容姿になっていた。

出現位置は荒野で、いきなりLv50前後の蜥蜴人族300名に襲われる。初期設定の救済技「流星雨」を使用したところ、敵軍は全滅する。大量撃破したため、Lv310はまで上昇していた。

流星雨3発で、竜の谷が壊滅したらしく、竜の谷の支配者となっていた。竜の谷にあった金貨や銀貨、宝石なども手に入り、一気に金持ちになる。竜の谷に置いてあったのだろうか、いつの間にか聖剣や聖槍や魔法銃もアイテムに加わっていた。この時はまだ気づいていないが、竜神アコンカグラまで殺していて、「神殺し」の称号が入っていた。

スキルポイントが3100も貯まっていたので、サトゥは戦闘系に使えそうなものと、耐性系スキルを最大にしておいた。マップの端に戦士の砦という場所があるので、そこへ向かってみるが、竜の谷の結界壁を越えると、表示がシガ王国セーリュー伯爵領に変わっていた。

この地域にはセーリュー市という場所があるらしいので、そこに向かうが、途中でワイバーンにぶつかってしまう。しかし、ワイバーンというよりは、角の生えたプテラノドンにしか見えない。牽制のために石をぶつけると、ダメージを受けたらしく、翼に穴が開いて、他の場所にいる人の集団に向かって、飛んで行ってしまった。

女騎士みたいな娘が撥ね飛ばされたので、落下するところを受け止めたところ、「救命者」の称号を得る。魔法兵ゼナと名乗る少女を抱えて飛んだところ、「運搬」のスキルも得る。他の兵士に怪しまれるが、「旅の行商人だけど隕石に驚いて荷馬が逃げた」と嘘をついたところ、「詐欺」「弁明」スキルを得る。

セーリュー市で、荷馬に積んでいたため無くしたという設定の身分証を、再発行して貰える事になるのだが、石版のようなものに手をかざすと、名前が出て来る。レベルがバレたら厄介だと思ったが、メニュー内にある交流欄で設定しているものが表示されたので、問題無かった。レベル1で表示されたから、箱入り息子だと思われたけど。

宿を探そうとしたら、宿屋の娘が寄って来て、おっぱいに釣られて泊る場所が決まってしまった。街中を歩いていると、獣人がクズに虐待されていた。なんで、獣人が差別される対象というのがお約束なのだろうか。初日は宿屋の娘に町を案内してもらうが、翌日はワイバンーン戦で助けたゼナに町を案内される。

今度は、悪の神官長がならず者と結託して、獣人を虐待するパフォーマンスで、投げつける石を市民に売りつけている現場に遭遇。宗教勢力がクズというお約束の展開も来たか。

悪党達も、目玉の魔族に利用されていた。魔族の罠で、サトゥは獣人奴隷の女の子達とともに、魔族の迷宮らしきところに飛ばされてしまった。


4040707842デスマーチからはじまる異世界狂想曲 (2) (ドラゴンコミックスエイジ あ 10-1-2)
あやめぐむ 愛七 ひろ
KADOKAWA/富士見書房 2015-12-05

by G-Tools



2巻は魔族の迷宮らしきところから始まる。救済用だったはずの魔法が、自分専用の魔法になってしまったので、全マップ探査を使ってみたところ、一気に迷宮の全体図が分かった。自分が飛ばされた場所には、奴隷3人娘しかいないが、他のところにゼナや、暴動の鎮圧部隊も飛ばされているようである。

とりあえず、奴隷獣人に名前を聞くが、ねこ、いぬ、とかげだった。そのままでは具合が悪いので、リザ、ポチ、タマになった。これはペット扱いではなく、その種族の発音しにくい正式な名前の一部から取っているらしいが。サトゥは奴隷達に武器を渡し、脱出口を探し始めるが、「指揮」「編成」スキルを獲得する。

通路の向こうには、Lv20くらいの大きな虫型モンスターがいた。サトゥ魔法銃で攻撃して倒すと、「射撃」「狙撃」「照準」のスキルと、「蟲殺し」の称号を得る。倒した蟲の脚で武器が作れないかともぎ取ったところ、「解体」「昆虫学」「魔物学」「武器作成」「革細工」「木工」スキルを獲得。

蟲の脚で作った槍をリザに渡し、短剣はタマに。本当にRPGのようである。自分が倒しただけでは、他の奴隷が成長しなかったので、一度だけ攻撃させた後、自分が倒すという、RPGにありがちな事を試してみる。ポチがパニックになって逃げたので叱ると、「調教師」の称号を獲得。

通路に生命吸収の罠が仕掛けられているのをタマが発見するが、敵をおびき寄せて罠に突っ込ませたところ、「罠解除」「罠利用」「罠発見」のスキルを獲得。

なんとか生き残りの領軍や市民と合流するが、若干クズも混ざっている。目玉の悪魔と激戦になるが、さらに、上級魔族が出現する。上級魔族は聖剣でしか倒せないが、勇者の称号も必要だった。勇者しか自分を倒せないと油断する上級魔族だったが、サトゥは聖剣だけでなく、神剣も持っていた。そして、知らないうちに神殺しの称号を持っていた為、神よりも格下扱いの上級魔族は、聖剣で殺せなくても、神剣なら殺せるのであった。



4040709918デスマーチからはじまる異世界狂想曲 (3) (ドラゴンコミックスエイジ あ 10-1-3)
あやめぐむ 愛七 ひろ
KADOKAWA/富士見書房 2016-08-09

by G-Tools



主を失った奴隷は、拾った者の所有物となるらしく、リザ、ポチ、タマは手続きの後、サトゥの奴隷となった。奴隷商に売れ残りの奴隷も見てくれと言われ、日本風美少女ルルと、何故か日本語が通じる幼女アリサも引き受ける事になる。べ、べつにサトゥはロリコンじゃないんだからねっ!

幼女アリサは元日本人だった。いや、元というよりは、前世が日本人だった。過去世記憶を持ったまま生まれてきたので、日本語が通じたらしい。アリサから聞いて、サトゥは自分のスキルポイントがおかしい事をしる。スキルポイントはレベルアップ毎に2~12ポイントしか貰えず、平均は7ポイントらしい。スキルを上げるために必要なポイントもレベルによって違う。

翌日、ゼナが遊びに来ると、サトゥのベッドの中には、全裸の幼女が! ロリコン疑惑を否定するため、サトゥは慌ててジナを追いかけて、一緒に町を歩くのだった。獣人奴隷と一緒だと、宿に泊まるのも難しいので、家を探す事になるのだが、持ち主が犯罪ギルドに暗殺された屋敷、娼館の立ち並ぶ通りの裏、幽霊が出る館と、全ていわくつきだった。特に、幽霊が出る館は、マップで確認したところ、地下が犯罪ギルドの巣窟となっていて危険だった。

ゼナと共に町をまわっていると、買い出しに行っていたアリサ達と合流し、デートではなくなってしまう。さらに、大羽蟻が街中に侵入してきたため、対応に追われる事になる。

リザ達が倒した大羽蟻の魔核を主計課の兵士が持って行こうとしたため、サトゥは受取証を発行させる。この取引で、「算術」「威圧」のスキルと「駆け出し商人」「灰色の商人」の称号を得る。

大羽蟻が片付いたと思ったら、サトゥは夜の路地で、も騒動に巻き込まれる。黒い影が誰かを襲っているのだが、近づいたところ、それは人間ではなかった。シャドウ・ストーカーという魔物と戦闘になるのだが、辺境の都市だからか、おかしな奴がやたらと侵入して来る。

襲われていたのは灰鼠人族の騎兵で、守っていたのはエルフの少女だった。



4040721144デスマーチからはじまる異世界狂想曲4 (ドラゴンコミックスエイジ あ 10-1-4)
あやめぐむ shri
KADOKAWA 2016-12-10

by G-Tools



意識を失ったエルフの少女と死にかけの灰鼠人族を抱え、なんでも屋に駆け込む。なんでも屋の店長はエルフで、名前を確認したところ、助けたエルフと苗字が同じだったからである。

目覚めたエルフ少女ミーアに、妙に懐かれてしまうのだが、エルフだから130歳を超えているし、セーフだよね? 称号には「ポルエナンの森の幼子」と書いてあるけど。ミーアと精霊について話をしたところ、「エルフ語」「暗号読解」を得る。地球でも、このくらい簡単に英語やドイツ語が使えるようになったら、楽なのに。

セーリュー市の近くに出現した新たなダンジョンは、封鎖されていて当分の間は、一般人が立ち入る事は許されない。仕方がないので、観光をしつつ、迷宮都市に向かおうかという流れになってくるのだが、移動すると野営もしなければいけない。サトゥは、奴隷達と一緒に野営の練習をするのだった。野営の準備で「草刈り」「耕作」「開拓」「採取」「石工」「野営」と、どんどんスキルが増える。

しかし、旅立つ前に、またもや厄介事に巻き込まれる。ミーアはエルフの森から魔術師に攫われたらしいのだが、相手がなんでも屋まで乗り込んでくる。魔術師は骸骨だった。多分、アンデッド最上位系の存在である。ミーアが攫われたので、サトゥは後を追って暗闇の空間へ飛び込む。

出た先は、主の間だったが、クレイドルを攻略した者だけが訪れる事が出来る部屋だと言われ、外に転移させられてしまう。正しいルートから、順番に攻略しないといけないなんて、結構面倒である。

クレイドルは、元はエルフの為の訓練施設らしい。世界樹のように見えるのだが、全部で200階層もあり、10階層を単位として、20個の巨大な螺旋階段で上層に繋がっているらしい。大階段から繋がる各階層には魔物我配置されていて、
上に行くほど配置された敵が強くなるようである。

それぞれの階にある宝玉を集めると、10層毎に存在する扉が開くようになっている。かなり面倒な事になったと思ったが、宝珠を嵌めずに入ると出現する扉の守護者を撃破するだけでも良いらしい。かなりRPG設定になっている。

だが、この方法でも階段を上がって20回も戦わないといけない。ゲーム風の設定になるなら、一気に上まで行くための、上級者用のショートカットがあるはずだと探したところ……。幼女型のドリアードが寝ていた。魔力をくれというのだが、その方法は、多分、ベロチューだった。

ドリアードのところから行ける隠し部屋で、この施設を造ったエルフについての詳細が分かるのだが、ショートカットについては100階までしか行けなかった。

100回に行くと、ホムンクルスが3人遊んでいたのだが、挑戦者が急に出現したので、準備が出来ておらず、「少し待て と宣言します」などと、どこかの別の作品の人みたいな口調で言われてしまう。ホムンクスル3人組とアイアンゴーレムの連携攻撃が来る予定だったのかもしれないが、ゴーレムのほうは魔法銃によって一撃で破壊されてしまう。

100回部屋にあった武器や薬などを勝手に貰い、壊れたゴーレムも回収する。ここにもショートカットがあって、出て来たドリアードに魔力を与えて、180階まで行く事に成功する。サトゥは190階の守護者もアッサリと倒し、主の間に戻って来る。「主の間よ! 私は戻ってきた!」(ガトー少佐風にお願いします。)

主の間にいるノーライフキングの望みは、死ぬことだった。神の祝福によって不死を得たため、前世でクズ貴族に妻が奪われ、無実の罪で自分も殺され、一族が皆殺しになり、その復讐のために最も権勢を誇った貴族を滅ぼしたあとも、この世界に留まる事になってしまった。

勇者でなければ不死者を殺す事は出来ないらしい。かつて勇者が使った聖剣を与えられ、ノーライフキングを倒すのだが、邪悪な何かが飛び出ていった。その後、クレイドルの自壊プログラムが発動してしまう。

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