異世界を制御魔法で切り開け

4434226738異世界を制御魔法で切り開け! 1 (アルファポリスCOMICS)
佐竹 アキノリ 藤沢 真行
アルファポリス 2016-12

by G-Tools


この世界の魔法は主に4つの系統から成り立っている。様々な物質を生み出す「生成魔法」、物質を一定の方向に押し出す「力場魔法」、空間および時間に変化を与える「時空魔法」、そして、主人公のエヴァンが使用する「制御魔法」が存在する。

エヴァンはハンフリー王国のダグラス家に生まれた。領主の息子だが、黒髪だったため、母は浮気を疑われて息子を憎むようになり、魔力が少なかったため、クズ兄貴にも虐められた。

エヴァンは屋敷の中でクズ兄貴に攻撃されて気を失うが、見た事無い高度な文明が、なにか(ロボ)を動かしている夢を見た。エヴァンは何も覚えていないが、これは前世記憶の一部の可能性が高いと思う。文明の遅れた世界で、自分が知らないのにロボットを制御するプログラムの夢なんて見ないからね。

幼少の頃、獣人のセラフィナがダグラス家に買われて来て、エヴァン専属のメイドとなった。両親に疎まれているエヴァンは、セラフィナとともに別居しているが、森でゴブリンに襲われた事で、制御魔法が使えるようになった。

それから4年。生息域からは離れているはずなのに、人里に魔熊が出て来て襲われる。エヴァンは自分の制御魔法と、セラフォナの時空魔法で魔熊を倒す事に成功する。

この世界の魔物は、生息する地に長留まると、より強大な力を有し、盟主と呼ばれる存在になる。盟主となった魔物は、その地に広大な侵食領域を形成し、範囲内の魔物を従えて強化してしまう、恐ろしい存在である。

スノーラビットが大量発生しているので、エヴァンが住んでいる場所にも、盟主が出現した可能性が高い。隣のアーベライン領にあるギルドから、腕利きが集まってきていた。

魔物討伐隊が結成されるが、部隊を前に演説をしていたのは、クズ兄貴のレスターだった。やたら絡んでくるクズ兄貴は要らないけど、エヴァンは、隊長とレスターの護衛を任されているブルーノにも声をかけられる。

森の中でスノーラビットの大群に囲まれるが、ゴブリンなど、他の魔物は見かけない。異変の元凶は、ホワイトオーガだった。馬鹿兄貴の指揮のせいで、討伐隊は危機に陥るが、ブルーノとエヴァン、セラフィナの連携プレイでなんとかホワイトオーガを仕留める。

だが、ホワイトオーガは一体ではなかった。群で襲ってくるホワイトオーガに、討伐隊のほうが次々に倒されて行く。その時、雪崩が発生して、双方が飲み込まれる。エヴァンが気づくと、ホワイトオーガも一体だけになっていたが、人間もほとんどやられてしまっていた。

倒れていたブルーノから剣を預かり、エヴァンとセラフィナは神職領域を同調し、魔力を共有してホワイトオーガを貫く。この功績で、エヴァンはセラフィナの売買証明書を譲ってもらった。エヴァンは父からダグラス家の剣を貰い、セラフィナと共に、旅に出る事になる。


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