異世界支配のスキルテイカー

4063906701異世界支配のスキルテイカー ゼロから始める奴隷ハーレム(1) (シリウスKC)
笠原 巴 蔓木 鋼音
講談社 2016-12-02

by G-Tools

高校生・近衛悠斗が召喚されたのは、奴隷が売買されるファンタジー異世界だった。幼き日から鍛えた武術の腕とチートスキル≪能力略奪(スキルテイカー)≫で、悠斗は召喚先で100人ハーレムをめざし、無双を始める……! 小説家になろう発、超人気ファンタジー開幕! ――これは1人の少年が後に異世界で≪支配者≫と呼ばれるまでの物語である。


近衛悠斗は、どこにでもいるごくごく普通の高校生だという事になっているが、それは嘘である。凡庸な高校生が異世界に飛ばされたらチート能力が貰えるという、よくある話かと思っていたら、最初からチート能力者だった。

帰宅途中の電車で居眠りをしている間に、謎の魔法陣が出現して異世界に飛ばされるのだが、呼び寄せたのは王女や高位神官などではなく、オーク族だった。

魔眼持ちのオークが鑑定したところ、近衛悠斗は無能力者だったので、ハズレを引いたオークが怒って首を刎ねようとする。しかし、近衛悠斗は近衛流體術の使い手だったので、残らず返り討ちにしてしまった。近衛流體術というのは、全ての格闘技の長所を「盗み」取り入れ最強をめざす異流武術らしい。

ただでさえ強い格闘技を身につけているのに、なにその北斗神拳奥義みたいな敵の技を盗むチート技は!? こんなものを使えるのに、よく普通の高校生(自称)なんて言えるよね。すでに、タイの国技ムエタイやロシアの一対多の戦闘術システマをはじめ、レスリング、ボクシング、サバット、合気道、柔道など、60種類以上をマスターしているらしい。1000年に1人の武術の逸材らしい。

オーク族を全滅させた近衛悠斗は、ゲームのウインドウ画面のようなものが見えるようになる。これは、魔眼持ちのオークを倒したからだった。自分の能力を見ると、能力略奪(スキルテイカー)というものがあった。どうやら無能力者ではなく、レアスキルすぎて魔眼持ちでも見えなかったらしい。

能力略奪(スキルテイカー)は倒した魔物の能力を奪うというチートスキルである。どうやら、近衛流體術の盗み取り能力が、このチートスキルに化けたらしい。

オーク族が貯め込んだお宝やお金も手に入れたので、異世界初日から生活に困らない。向かった先にあったのは、ロランド領王都エクスペインだった。アッサリと入れたようだが、都市の入り口で門番に絡まれるイベントはないのか。

とりあえず宿屋に行ってみるが、そこには猫耳少女のスピカ・ブルーネルが働いていた。400リアで一泊したあと、ギルドを紹介してもらい、登録しに行く。ギルド職員のエミリア・ガーネットから説明を聞くのだが、この人も破壊神という固有能力を持っているので、只者ではなさそうだ。

悠斗は受けられる分の依頼を全て受けるのだが、討伐した魔物の中に魔法を使う相手がいたらしく、風の魔法が使えるようになっていた。依頼をこなして宿に帰宅する途中、スピカが借金取りに捕まって、奴隷商人に売り飛ばされそうになっていたので、5万リアの借金を肩代わりした。

スピカにお願いされて、奴隷契約をする事になるのだが、隷属契約という固有能力まで増えているじゃないか。奴隷になった者は、主人の命令に逆らえなくなるスキルなのだが、互いの位置を把握出来るようになる。そして、契約後の最初の命令は、「パンツを見せてくれ」だった。

スピカが嗅覚でモンスターを見つけるので、依頼をこなす効率がさらにあがった。鑑定屋に渡していたオークの宝剣などが売れて、71万リアの大金が入って来たので、奴隷を買う事を勧められる。

シルフィア・ルーゲンベルクは王家に仕える騎士の家系なのに、奴隷商館で囚われの身となっていた。半年前の戦争で祖国のルーメルがローランドに敗れたため、捕えられて奴隷にされたらしい。女騎士は70万リアで入札されていたので、悠斗はは、ほぼ全財産の71万リアを突っ込んでしまう。

ギルドに行った時、10代女性を狙った連続誘拐事件の犯人を捕まえるクエストの事を聞いていたのだが、シルフィアを落札した事で、吸血鬼らしき敵と対峙する事になりそうである。


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