月光クロネコ屋

4088568052月光クロネコ屋 (りぼんマスコットコミックス)
彩原 その
集英社 2008-03-14

by G-Tools


とある街の片隅にクロネコ屋という古ぼけた小さな店がある。しかし、その店は悩みを抱えている者にしか見えないらしい。

主人公達が2週間前にボーリングに行った時の話で盛り上がっているが、逆に私はテンションが下がった。何でボウリングではなくボーリングに行くのか。本当にボーリングに行っている可能性も微粒子レベルで云々であるが。何処の地質を調査したのだろうか? 

ボーリング(英語:boring)
円筒状の穴を穿つこと。またドリルで開けられた穴を大きくする過程のこと。

ボウリング(英: bowling)
プレイヤーに対して頂点を向けて正三角形に並べられた、レーンにある10本のピンと呼ばれる棒をめがけてボールを転がし、ピンを倒すスポーツ。


可愛くていつもいい匂いがするユッキーは、中原の事が好きだった。主人公と好きな人被りか。そして、いつもいい匂いがするって、友達の匂いを嗅いでいるのか!?

ボーリング(何故かボウリングにしか見えない)に行った時、主人公の広瀬は、クジ運すら悪くてグループ分けまでハズレである。グループ分けでボッチとか軽く虐めじゃないのか? 普通、そこは3人チームにするところだろう。なんかこの話、色々とツッコミどころが多すぎる。

生きるのが辛い状態なので、みんなと遊ばず、先に帰るのだが、クロネコ屋という見慣れない店を見つけた。中には、ドーナツが食べたくて倒れている子がいたので、広瀬がドーナツを買ってきて食べさせる。広瀬はドーナツが食べられなくて死んだ子の霊だと思っているので、成仏するように拝み始める。

ドーナツが食べられなくて死んだ霊だと思った子供は、クロネコ屋の店主トアだった。クロネコ屋は、悩みがある人にしか見えない店だった。お礼に、匂いを嗅いだ人を魅了する香水を貸してもらうのだが、ちょっとチヤホヤされただけで終わってしまう。

第2話は、友人を見下しながら利用している腹黒いエリに復讐しようとした彩子が、クロネコ屋でドッペルゲンガーみたいな人形を借りるが、自分も人形相手に同じ目に遭う、アウターゾーンみたいなBAD ENDになる気持ち悪い話だった。自分に落ち度があって穴に落ちるのなら自業自得だけど、クロネコ屋の腹黒いペットが罠を仕掛けて自滅させるのは駄目だろう。

3話目は、双子なのにイケメンと凡庸男子なタケルとカケルの話。双子なのに、ここまで顔面格差が生じる事ってあるのだろうか? 弟のタケルはイケメンなのに、兄のカケルは虐められっ子系の凡庸男子になっている。

タケルは兄の事が邪魔で仕方がないのだが、ある日、クロネコ屋という店から妙な布が飛んでくる。その布を被せると、物を消す事が出来るので、兄を消してしまう。これこそどんでん返し系のBAD ENDで良い話なんじゃなにのか? 2話目があんない腹黒い結末なのに、この格差は不条理すぎるではないか。

4話目はドーナツ屋のクソガキがドーナツを捨てていたので、トアが貰おうとする。いつも窓の外を見つめている笑わない美少女ニナを笑わせる事が出来たら、ドーナツをくれるということになった。ニナは本当に笑わない子だったのだが、なんだこの病死物BAD ENDは!?

最終話は、三村という女子中学生が、偶々通りかかったというだけで、担任から卒アル委員を押し付けられる話だった。クラスはバラバラで纏まりがなく、ロクなアルバムになりそうにないのだが、そんな状況を放置したなんて、デモシカうんこ教師である。しかも、推薦をネタに、卒アル委員を無理やりさせるなんて、クズ教師である。

悩み事が出来たので、三村はクロネコ屋に迷い込むのだが、店主のトアに昔の写真が撮れる魔法のカメラを貸してもらえた。みんなが協力してくれないので、勝手に過去の意外な姿を撮りまくるのだが……。

最後の最後だけは、トア絡みでトゥルー・エンドな感じの話が混ざっていて救われた。




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