黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない

4047340324黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない (ファミ通クリアコミックス)
黒龍眼 饗庭淵
KADOKAWA 2016-12-15

by G-Tools

「洋館での清掃、日当三万」。破格なバイト料が記載されたチラシを見た怜一は、胡散臭さを感じながらも、好奇心もあり洋館へと向かうのだった。しかし、面接に訪れた洋館には人の気配はなく、しかも“従僕”を自称する“先輩”が傍らにいた。洋館で次々に起こる奇怪な出来事。そしてなぜか必要以上に接近してくる先輩に、怜一はついついその美しい肢体に手を伸ばしてしまう。屋敷の闇とセクハラの誘惑、怜一は迷わずにいられるのだろうか……。


これは探索ホラー風セクハラゲームという噂のフリーゲームではないか! フリーゲームからノベライズ&コミカライズするなんて凄いな。

使っている自転車の調子が悪すぎるので、新しい自転車が欲しくなった怜一はバイトを探すのだが、コンビニでバイト情報誌を立ち読みして帰宅すると、郵便受けに破格なバイト募集のチラシが入っていた。

洋館での清掃など 経験不問 日当三万 週一からでも可 交通費全額支給
今時、日当三万も貰えるのが怪しすぎるのだが、お金に釣られて面接に行こうとする。

その時、2階から黒髪で黒セーラー服の先輩が降りて来た。自分の家なのに、何で先輩が勝手に侵入しているのか謎すぎるが、幽霊の類ではないかと思った怜一は、思わず先輩の脚を触ってしまう。思いっきりセクハラ状態であるが、先輩は怒るどころか怜一の手を掴むと、おっぱいの大きさまで確認させる。 

バイトの面接に行くと言うと、黒先輩は、欲しいものがあるなら7億までは出せると言い出す。適当に聞き流して自転車で面接先の洋館に向かうが、何故か黒先輩も同時に辿り着いていた。

無理やりついてきた黒先輩とともに怜一が洋館に入ると、いきなり入口に鍵がかけられ、中に閉じ込められてしまった。近づきすぎて離れてくれない黒先輩を相手に、適度にセクハラ攻撃をこなしつつ、食堂を見つける。そこには「王と相対する席で待て」とメモ書きが置いてあった。

食堂で黒先輩にセクハラをしていると、いつの間にか西洋甲冑の横に扉が出現していた。扉の向こうは中庭になっていたので、外には出られたが、脱出に成功したとは言い難い。周囲は高い壁で覆われているのである。怜一は、中庭の花壇で謎の鍵を拾った。

屋敷の中に戻ると、広間にあった石像が動いて、水瓶から水が落ちて来る。黒先輩を庇った怜一が濡れてしまうのだが、先ほど拾った鍵で、洗面所に進む事が出来た。古風な洋館だが、洗濯機や乾燥機などは新しかった。そして、巨大な風呂にはお湯が張ってあった。

黒先輩がさっさと服を脱ぎ始めたので、一緒に入る事になってしまうのだが、ちっとも恥じらいを見せないので、本当にどちらがセクハラをしているのか分からなくなってくる。

のぼせてしまった怜一は、夢の中で妹から黒先輩の噂を聞く。そして、学校で黒先輩と出会った時の事を思い出すのだが、相手が本当に先輩なのか、怜一は何も知らなかった。気がつくと、黒先輩が縛られていたりするのだが、すぐに気を失うので、夢の続きだったのか現実なのかは分からない。

今度こそ、本当に目が覚めるのだが、黒先輩はメイド部屋を見つけて、メイド服に着替えていた。その後も、置いてあった服を勝手に着替えてファッションショーみたいな事になるのだが、黒先輩に迫られた怜一が水差しをひっくり返してしまったところ、また別の鍵が現れる。

館の主らしき者の日記帳を読んだ後、図書室で鍵を探すのだが、重複した書籍の年代をヒントに金庫を開けると、次の鍵が入っていた。他にも金塊や札束などが入っていたが、小心者の怜一は無視した。

金庫の中から見つかった鍵で、何かが潜むという地下に行く。あまりにも都合の良い仕掛けやストーリー展開から、怜一は仕掛け人の正体が分かってしまう。しかし、壁が崩れて地下から出られなくなってしまった。怜一たちは、入ってはいけないとされている、閉鎖された地下領域へと進んで行くのだが……。


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