あいすべき憂鬱

440841431Xあいすべき憂鬱 (リュエルコミックス)
蟻子
実業之日本社 2017-01-20

by G-Tools

アイスの魅力と豆知識満載でお届けする、「アイスクリーム男子」と「女装男子」の純情ラブコメディ!! アイスクリームをこよなく愛する高校生の雁屋侑生。アイス一筋で恋愛にはまったく興味がないと思われた彼が、一目惚れした相手はまさかの男!? 小悪魔的な魅力あふれるマコとの出会いが、彼の人生を狂わせていく…。理性と本能の狭間でもだえ苦しみ導き出した答えは!?


雁屋侑生は生徒会の副会長である。氷の男と呼ばれているのだが、その由縁はアイスクリーム男子だったからである。生徒会に入ったのも、生徒会室に専用冷蔵庫があったからである。すっかり私物化して、アイスを入れているのだが、ちょっと食べすぎではないのか?

7個も食べたらお腹がピーピーになりそうな気がするが、女子と同じで別腹とかいう謎の臓器のほうに収納されるのだろうか。生徒会書記は、奈々原という眼鏡女子なのだが、駅前にあるメリークリームという店でバイトをする事になったから、生徒会は定例会の日にしか来ないらしい。

生徒会長の佐久間は怪しげな店ではないかと心配するのだが、雁屋に無理やり連れて行かれたところ、メリークリームはアイスクリーム専門店だった。ファッジとかリボンとか書いてあるので、これはアイスクリーム男子じゃないと、メニューの難易度が高すぎる。

ファッジはチョコやナッツ入りの牛乳・砂糖・バターでできた柔らかい飴の事で、リボンは果物やキャラメルのソースを練り込んであるという意味である。他にも、マシュマロ、ポッピングキャンディ、ケーキピースなど、雁屋の説明が続くが、もう佐久間にはサッパリ分からなくなっている。

店の前は長蛇の列だったが、メニューを渡している金髪の店員マコちゃんに、雁屋は一目惚れしてしまった。今までアイスにしか興味が無い男だったので、自分の身に何が起こっているのかすら、よく分かっていないようである。

それ以来、雁屋は腑抜け状態だったが、金髪でピンクのリボンの彼女の事が忘れられないと思ったら、何故か金髪でピンクのリボンのウィッグが、生徒会室に置いてあった。そして、取りに来たのは、いつも奈々原の後ろにいる下級生男子だった。雁屋の初恋相手は、女装男子だった。

マコちゃんの正体が雨宮誠という男子だという事を知ってしまった雁屋を慰めるべく、佐久間はソフトクリーム10段重ねの店に連れて行く。しかし雁屋は1、0段重ねの店エベレストでマコちゃんに再会し、デートに誘われてしまう。迷いつつも、雁屋は約束の場所に行ってしまう。男同士でアイスクリーム・デートとか……。

雁屋はアイスクリーム男子だが、チョコミントだけは嫌いである。チョコミント派のキミちゃんという女に絡まれて、チョコミント戦争が勃発するのだが、かえってメリークリームの売上が増えているではないか。

キミちゃんは、雨宮誠の姉だった。そして、弟を着せ替え人形にして女装させている仕掛け人でもあった。実は、雨宮誠は男が好きな訳でもなく、似合っているけど女装マニアでもなかった。姉に焚きつけられて、とある目的のために暴走していたのだが……。

雨宮が好きなのは奈々原だった。奈々原が先輩の事を好きなのではないかと思い、フラグ成立を阻止するために、雁屋に近づいているだけだった。雁屋にはマコちゃんの攻略フラグが立っていないではないか。

雁屋と雨宮が勘違いをしている間に、奈々原は佐久間とカップル成立してしまった。雁屋はマコちゃん(雨宮)が好きで、雨宮は奈々原が好き。そして奈々原は生徒会長の佐久間が好きだったのである。邪魔するべきターゲットを間違えたため、雨宮の妨害工作は無駄になってしまった。


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