俺と蛙さんの異世界放浪記

4434199366俺と蛙さんの異世界放浪記 1 (アルファポリスCOMICS)
くずもち 笠
アルファポリス 2014-12-24

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異世界のある国で魔法使いをしていた老人に死期が訪れた。せっかく様々な魔法を覚えたので、魔力を受け継ぐ資格のある者を探さないと勿体ないと思い、適性のある人間を選び出す。

平凡な大学生だった紅野太郎ーが講義中に居眠りしていたところ、この胡散臭い魔法使いの爺さんに後継者として選ばれてしまった。夢の中で爺さんに勧誘され、断ったのに強制的に異世界に呼び寄せられていた。


迷惑な話であるが、目が覚めると、そこは異世界だった。タローには魔法使いの爺さんが7つの魔法を吹き込んでおいたので、土、水、火、風、空、解析、創造魔法が使えるようになっていた。元素系はともかく、創造魔法がチートすぎる。

創造魔法は思いついた魔法を何でも使えるという万能魔法だが、膨大な魔力を必要とするという欠点があった。解析魔法で自分の能力値を見てみたところ、体力:10、魔力:8,001,000となっていた。爺さんが持っていてタローに受け継がせた魔力が1,000なので、残りの8,000,000はタローが元から持っていた魔力という事になる。

500年という生涯をかけて魔力を高めた爺さんが1,000しかなかったのに、何もせずに最初から8,000,000というのはチートすぎる。とりあえず創造魔法を試してみようとしたところ、頭の中が何かと繋がったが、出て来たのはGaagloという、グーグル先生にそっくりな検索エンジンだった。

依代があれば死者の復活すら可能だったので、とりあえず魔法使いの爺さんを、カエルを使って生き返らせてみた。元がカエルだから、どう頑張ってもカエル人間みたいなものにしかならなかったようである。

カエル男にされてしまった爺さんと喧嘩した後、自分の世界に戻ろうとするのだが、送還の魔法は1000万も必要なため、タローは日本に戻る事が出来なかった。

蛙師匠と異世界で暮らさなければならなくなるのだが、翻訳の不具合で、異世界人の名前が聞き取れなかった。仕方がないので、出会う人々には適当なニックネームをつける事にするのだが、本当にいい加減な名前を付けるのが笑える。

まず、師匠の名前はカワズさんである。カワズさんが仕えていた王様のところへ行ってはどうかと提案されるが、そんなところに行けば、良いように利用されるに決まっているとタローは拒否する。カワズさんが魔法に失敗した事にして、家を吹き飛ばして別の国に行こうとするのだが、タローはまだ慣れてないので、家を壊すどころか、山に穴を開けてしまった。

国境を越える時には、兵士の目を誤魔化すために、植物で驚かせようとしたところ、木が急成長して世界樹みたいな大きさになってしまった。

国境の向こうはアルヘイムと呼ばれる未開の地だった。アルヘイムは、開拓すれば自分の土地に出来るという場所だった。リントと言う開拓村に辿り着くが、宿屋の娘の名前が分からないので、リボンちゃんに決めた。翌日、リボンちゃんが怪我をした父親のために、薬草を取りに森に入ってしまったので、タロー達が探しに行く。

ケルベロスっぽい三つ首の犬に襲われていたリボンちゃんをを助け、薬草を採取して帰るのだが、リボンちゃんの父親も、チート回復魔法で一瞬で治してしまう。お礼として、リボンちゃんの父に鉄の剣を造ってもらったのだが、ごく普通の剣のはずなのに、どんな攻撃からも持ち主を守るオートガード、斬りたい形にカット出来るオートカット、さらに斬れないものはないというオプションまで付けたので、とんでもない魔剣になってしまった。

カワズさんと森の中に行くと、妖精がこっそりついて来たので、ホーミングレーザー(粘り)で捕獲する。名前はトンボにした。いつの間にか妖精の結界内に入っていたのだが、戦闘という名の交渉により、森に住んでも良い事になった。

タローはトンボちゃんがくっ付いているから認められたが、カワズさんは、妖精女王と戦って、ようやく住む事を認められた。結界の入り口にある広場に住んで良いという事になったが、見張り番をしろという事のようである。

魔法で広場に家を建てると、どんな魔法も跳ね返すシールド外装と、どんな魔法実験でも耐えられる内装を施し、地下に広くて堅固な異空間工房を作った。缶詰状態で魔法の勉強をさせられたタローだが、いい加減飽きて来たので、パソコンを作る事にした。

自分で作った魔石を組み込んで、パソコンが完成したのだが、使ってくれる相手を求めて、竜の住む場所にやって来る。紹介したのは妖精女王だった。

聖地で出会った竜は、いきなりトンボをナンパして断られるようなスケベだったので、スケさんという名前を付けられてしまった。


4434229842俺と蛙さんの異世界放浪記 2 (アルファポリスCOMICS)
くずもち 笠
アルファポリス 2017-03-01

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竜の中には敵対する気満々な奴もいて、いきなり襲ってこようとするのだが、長老が出て来て指導されてしまった。長老の弟は、人間と交流するのが嫌なようであるが、パソコンを出したところ、長老の息子のスケさんは、物凄く興味を示す。

インターネット的なもので妖精の森と繋がっているので、妖精と仲良くするための道具だと思っているようである。やる気を出したスケさんは、反対するおじさんと戦って勝利する。見事な噛ませ犬状態だったので、おじさん竜の名前は、かませさんになった。

スケさんに負けたのに、パソコンを置かせてやるから何か寄越せと言い出すかませさんに、タローは酒で出来た池を用意してあげた。

竜と友好的な関係が築かれた。タローはミスリル、ヒヒイロカネ、オリハルコン、ダマスカスなどの希少金属を貰った。人間が持っていた魔剣なども貰って来たのだが、畑の柵代わりにされてしまった。

家に戻ったタローは、畑を作っている。世界最強クラスなのに、まったりスローライフを満喫している。カワズさんはサルでもできる太極拳入門に嵌っている。

カワズさんが太極拳を練習しているテレビは何も映らないはずだったが、ゴーレムの目に接続したので、監視カメラとして機能するようになっていた。ゴーレム視線で猫パンツが映っていたので、確認したところ、セーラー服の女の子が捕まっていた。

制服の上に革の鎧を装備していたので、セーラー戦士という名前にされてしまう。セーラー戦士は神聖ヴァナリアという国に召喚されてしまい、強制的に戦わされていたらしい。異世界で召喚すうような国には、ロクな場所が無いよな。

セーラー戦士の名前は天宮マガリだった。ちゃんと名前が聞こえた事に感動するタローだったが、やはりセーラー戦士という名前で呼ぶんだね。セーラー戦士には命令を強制するための呪いの腕輪が付けられていたが、タローが破壊してしまう。致死性の呪いを直接手で掴んで潰すなんて、タローがおかしすぎる。

通信が途絶えたため、勇者マガリは死んだことにされ、神聖ヴァナリアは次の召喚の準備に入ったようである。こういうクズ国家は滅ぼすべきだと思う。タローはやる気が無さそうだが。

セーラー戦士の居住許可を得るため、妖精女王のところに行くが、天宮マガリの容姿が気に入ったらしく、カワズさんみたいに戦わなくても許してもらえた。しかし、タローはその代償として、エルフの里に行かされることになった。

タロー達はエルフの隠れ里に向かうが、いきなり甲冑姿のエルフ? と戦闘になる。勇者であるセーラー戦士と互角に戦うくらいの強さだったため、セーラー戦士の剣が折れてしまう。タローが「剣の畑」と復唱させたところ、セーラー戦士の周囲に魔剣の囲いが出現した。

戦った相手は、片方は獣人とエルフのハーフだったため、トトロみたいな侍なのだが、もう片方はダークエルフの女の子だった! あまり友好的ではなさそうな男のエルフにやる気を無くしたタローだったが、いきなりテンションが上がった。

恒例の名前付けタイムに突入するが、ダークエルフのほうはナイトさんで、獣人ハーフのほうはクマ衛門になった。翌日、エルフ族と面会する事になるが、長老達はタローを封印しようとしていた。ほぼ無敵だとはいえ、敵対行動を取られたのに、のほほんとしすぎである。私なら、罰として全員をゴブリンに変えたりするところだが。

街の中では、エルフ達とセーラー戦士の戦いも始まっていた。剣の畑があるから、サーヴァントっぽくて恰好良い。


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