やさしいライオン

4577003023やさしいライオン (フレーベルのえほん 2)
やなせ たかし
フレーベル館 1982-01-01

by G-Tools

みなしごライオンの育ての親はやさしい犬。人間の都合で離れ離れにされても、消えることがなかった親子の強いきずなを描きます。


ある国の野外動物園に、孤児のライオンがいた。いつもぶるぶると震えていたから、ブルブルという名前になった。一匹の雌犬が、ライオンの母親の代わりをする事になった。むくむく太っていたので、ムクムクという名前だった。

ブルブルはムクムクに育てられ、やがて立派なライオンになった。ある日、ライオンは都会の動物園に移される事になった。数年後、ブルブルはサーカスで人気者になっていた。

都会の動物園に移されたはずなのに、サーカスにいる理由が分からない。サーカスに売られてしまったのだろうか。事情が分からないけど、民度の低そうな国である。

ブルブルが檻の中で眠っていると、遠くのほうでムクムクの懐かしい子守歌が聞こえた。ブルブルは檻を壊して脱走し、ムクムクの所へ走って行くが……。

ライオンは優しかったが、神が自分に似せて創り出したという噂の、とてつもなく邪悪な二足歩行生物のせいで、酷い結末が待っていた。全米の親が泣いた! しかし、私は泣けなかった。きっと、私の呪われた人生では、親になるようなリア充イベントが発生しなかったから、他人事の物語でしかなかったからであろう。


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