ダム

4840118043ダム
萩原 雅紀
メディアファクトリー 2007-02-16

by G-Tools

北海道や東北のダムなど、萩原雅紀がその後に撮りためた写真を加え、東日本のダムを中心に45基収録。水門からの怒涛の放流、山中にそびえたつ巨大な堤体、あふれる様式美、そしてどこにも同じものがない多種多様なデザイン。僕らの心を惹きつけてやまない巨大建造物――ダムの魅力を凝縮した一冊。


ダム・マニアのためのダム写真集。個人的にはダムは土建屋行政の象徴に思えて、あまり好きでは無いのだが、マニアには堪らないのだろう。これはダムの写真集であって、ダムの建設意義を問う書籍ではないので、その手の話はしない方向で。

個人的には巨大なコンクリートの塊にしか見えないのだが、マニアにとっては、その無骨さが堪らないのかもしれない。ダムには、重力式コンクリートダム、中空重力式コンクリートダム、アーチ式コンクリートダム、ゾーン式ロックフィルダム、表面遮水壁式ロックフィルダム、アースダムなど、様々な種類があるようだが、私には全く区別がつかない。

ロック式ダムというのは区別がつくのかもしれないが、これは現物を見た事が無い。基本的に、アウトドア派ではないので、ダムがあるようなところまで行かないというのが大きいのだが、本書に掲載されている富山県の黒部ダムは巨大で面白そうである。しかし、観光客も多いので、生きている人間が苦手な私が訪れる事は無いだろう。

埼玉県の二瀬ダムは東京から一番近いアーチダムである。マニアの指摘で、重力型アーチダムという珍しいタイプのダムである事が判明した。三峰神社方面に向かう県道として使われているため、夜間にライトアップされているのが幻想的で美しい。

北海道の笹流ダムは、6基しか現存しないバットレス式ダムという珍しいダムである。ダムというより、古城のような外観で、他のダムと比べて少しお洒落な感じなのが良いある。

アイヌの聖地を水没させた北海道の二風谷ダムは、あまりダムに見えない外見になっている。これは、反対運動対策で、威圧感のないデザインにしたためである。


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する