読書電撃戦

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■■■人類と気候の10万年史 過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか(ブルーバックス2004)

4065020042人類と気候の10万年史 過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか (ブルーバックス)
中川 毅
講談社 2017-02-15

by G-Tools

現代とはまるで似ていない気候激変の時代を生き延びてきた人類。福井県の水月湖に堆積する「年縞」。何万年も前の出来事を年輪のように1年刻みで記録し、現在、年代測定の世界標準となっている。その年縞が明らかにしたのが、現代の温暖化を遙かにしのぐ「激変する気候」だった。過去の精密な記録から気候変動のメカニズムに迫り、人類史のスケールで現代を見つめなおす。


2017年講談社科学出版賞受賞作。

10万年間の気候変動に関する地球の歴史について書かれた本かと思って借りてきたのだが、過去を研究するための手法を取り上げている、ほぼ現代の話だった。

大半は人類史よりも古い時代だから、文献など残っていないので、氷河を削ったり、海底や湖底の沈んだ堆積物を取り出して調査して行く。土砂が流れ込んだり、動物がかき回したりすると、他の年代の地層が混ざってしまうので、かなり限定された条件でないと、資料として使える年縞を採取する事は出来ない。

幸い、日本の水月湖は、手前に三方湖があるため、土砂が流れ込む事もなく、湖底に酸素が無いために動物がかき回す事も無かった。結果、水月湖には堆積物が年代ごとに地層のように積み重なる年縞が7万年分も形成された。

この年縞と呼ばれる地層を掘り出して調査するのだが、かなり地味で手間がかかる作業である。過去には、数年で平均気温が7度も上昇するような時期があった。人類の歴史が始まって以来、これほど急速に気温が上昇した事は無いが、これは東京が那覇くらい暑くなってしまう程の変動である。

気候変動の周期に法則性があるかについては意見の分かれるところであるが、ミランコビッチ・サイクルには説得力がある。歳差運動などによる日射量の変化だけでなく、火山の噴火や太陽の活動による影響など、気候変動には他の要因も絡んでくるのだろう。

ミランコビッチ・サイクル(Milankovitch cycle)とは、地球の公転軌道の離心率の周期的変化、自転軸の傾きの周期的変化、自転軸の歳差運動という3つの要因により、日射量が変動する周期である。(wikiより)

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