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読書電撃戦

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Riesling

Author:Riesling
あまり、電撃戦的な速度で攻略出来てないような気が……。図書館に無いから、電撃文庫は少なめです。

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■■■あおのじかん

4001112590あおのじかん
イザベル・シムレール
岩波書店 2016-06-29

by G-Tools

太陽がしずみ、あたりがまっくらになるまでのひととき、空の青色はだんだんと深まっていきます。水色から濃紺へうつりゆく空のしたでは、アオカケスやコバルトヤドクガエル、シロナガスクジラなど、さまざまな青い生き物たちが夜をむかえる準備中です。ながめていると心がしんとおだやかになる、とくべつな「時」を味わう美しい絵本。


青色で染められた絵本である。しかし、青一色ではなく、淡い色合いから次第に濃くなっていく。青の時間とは何なのかと思ったら、太陽が沈んでから夜が訪れるまでの時間だった。夕焼けが消えてから、夜になりきるまでの間に、様々な動植物が登場する。

アオカケスが青の時間の始まりを告げ、ホッキョクギツネが歩いていく。睡蓮の池でコバルトヤドクガエルが会議を開き、アオガラが合唱する。イワシが跳ね、フサホロチョウが鳴き、やがて青いベールに包まれて、静まり返る。

青に絡んだ生き物が次々と登場するが、夜が近づくにつれ、水色から群青へと変化して行くのが幻想的である。モルフォチョウ、やぐるまぎく、ほたるぶくろ、わすれなぐさ、すみれ、ブルーレーサー、ルリツグミ、ネコ、カタツムリ、ルリノジコ、シロナガスクジラ、アオミノウミウシ、ヒョウモンダコ、スミレサギ、ブルーモンキー……。

若干、本来は青くはない動物も混ざっているが、光の当たり具合で青く見えるようになっている。群青色のイトトンボがルリハツタケにとまる頃、青の時間は終わり、夜の闇が全ての青い生き物たちを包み込んで終わる。
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